ダブルエー7683
WA,Inc.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがショッピングモールや駅ビルで「デザインが可愛いのに、手頃な価格だな」と感じて手に取るレディースシューズ、それは「ORiental TRaffic」かもしれません。このブランドを展開しているのがダブルエーです。さらに、百貨店の婦人靴売り場で見かける少し高級な「卑弥呼」や、フェミニンな洋服ブランド「MISCH MASCH」も、今では同じグループの一員。あなたの「おしゃれをしたい」という気持ちに、様々な価格帯やジャンルで応えようとしている会社です。
婦人靴「ORiental TRaffic」を主力とする製造小売企業。近年はM&Aを積極的に行い、老舗ブランド「卑弥呼」やアパレル「MISCH MASCH」を傘下に収め、事業ポートフォリオを拡大しています。2026期(2026年1月期)の売上高は233.3億円ですが、営業利益は10.66億円と減益となり、M&A後の収益性改善が課題です。株価は2019年のIPO時から大きく下落しており、成長戦略の成果が問われる局面を迎えています。
会社概要
- 業種
- 小売業
- 決算期
- 1月
- 本社
- 東京都渋谷区恵比寿1-20-18 7F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
FY2026/1実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2020/01期 | 10.6% | 8.2% | 9.7% |
| 2021/01期 | 3.3% | 2.6% | 2.3% |
| 2022/01期 | 9.1% | 7.4% | 6.6% |
| 2023/01期 | 8.2% | 6.6% | 6.7% |
| 2024/01期 | 12.4% | 10.0% | 8.3% |
| 2025/01期 | 9.6% | 7.8% | 7.3% |
| 2026/01期 | 6.3% | 5.2% | 4.6% |
| 2026/01期 | 6.5% | 5.2% | 4.6% |
収益性は2024/03期のROE 11.7%をピークに、足元では2026/03期のROE 6.2%へと低下傾向にあります。これはブランド拡大のための戦略的投資による販売費及び一般管理費の増加が主因であり、営業利益率も前期の8.3%から一時的に4.6%まで圧縮されました。今後は収益性の高い卑弥呼ブランドとの連携や経営効率の改善による利益率の向上が重要な局面です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022/01期 | 157億円 | 10.4億円 | 7.1億円 | 37.1円 | +20.0% |
| 2023/01期 | 176億円 | 11.9億円 | 6.9億円 | 36.1円 | +12.1% |
| 2024/01期 | 213億円 | 17.6億円 | 11.6億円 | 61.0円 | +20.8% |
| 2025/01期 | 228億円 | 16.7億円 | 10.0億円 | 52.3円 | +7.2% |
| 2026/01期 | 233億円 | 10.7億円 | 6.9億円 | 36.1円 | +2.3% |
ダブルエーは婦人靴ブランド「ORiental TRaffic」を展開し、売上高は2022/03期の約157億円から2027/03期予の約247億円まで一貫した成長を維持しています。一方で、営業利益は前期の投資費用や市場環境の影響を受け2026/03期には約11億円まで低下しましたが、今後はブランド強化により約15億円への回復を見込んでいます。積極的な店舗展開とオンラインストアのシナジー強化が業績拡大の主なドライバーとなっています。 【2026/01期実績】売上233億円(前期比2.3%)、営業利益11億円、純利益6.9億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
小売業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
婦人靴「ORiental TRaffic」や子会社「卑弥呼」を通じた製造小売業(SPA)モデルによる収益化が中心です。中国生産拠点の活用によるコスト管理が強みですが、原材料価格の高騰や競争激化が事業上の主要なリスク要因として開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2023期 | 174億円 | — | 176億円 | +1.1% |
| 2024期 | 207億円 | — | 213億円 | +2.7% |
| 2026期 | 265億円 | — | 233億円 | -12.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2023期 | 9.0億円 | — | 11.9億円 | +31.6% |
| 2025期 | 23.8億円 | — | 16.7億円 | -29.8% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2026期を最終年度とする中期経営計画では、営業利益40億円という高い目標を掲げています。しかし、直近の2026期実績は10.66億円と、進捗率はわずか26.7%に留まります。売上高はM&A効果で伸長しているものの、利益創出が追いついておらず、計画の大幅な未達が濃厚です。過去には予想を上回る着地もありましたが、近年は下方修正も散見され、成長投資と収益性のバランスに課題を抱えています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
リーガルコーポレーションと業務提携し、高いブランド力と商品提案力を活かした新規顧客獲得へ。
婦人靴「ニカル」の企画・販売を連結子会社の卑弥呼へ移管し、グループ内の収益効率化を図る。
通期業績の利益予想を下方修正し、収益性の見直しを伴う市場競争の激化が意識された。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれもFY2026/1末時点
同社は自己資本比率が80%を超える非常に高い財務健全性を維持しており、実質的な無借金経営を継続しています。潤沢な自己資本を背景に事業投資を加速させており、2026/03期時点で純資産は110億円を超えて盤石な経営基盤を形成しました。安定した資産構成により、将来の不透明な市場環境においても柔軟な成長戦略が可能な体制です。 【2026/01期】総資産135億円、純資産111億円、自己資本比率80.1%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2020/01期 | 17.2億円 | ▲4.0億円 | 11.7億円 | 13.2億円 |
| 2021/01期 | ▲3.0億円 | ▲4.6億円 | ▲4.5億円 | ▲7.6億円 |
| 2022/01期 | 14.6億円 | ▲1.4億円 | ▲3.5億円 | 13.3億円 |
| 2023/01期 | 3.1億円 | ▲5.5億円 | ▲4.2億円 | ▲2.4億円 |
| 2024/01期 | 6.0億円 | ▲4.3億円 | ▲4.4億円 | 1.8億円 |
| 2025/01期 | 9.2億円 | ▲6.5億円 | ▲6.2億円 | 2.6億円 |
| 2026/01期 | 9.7億円 | ▲4.7億円 | ▲6.8億円 | 5.0億円 |
営業キャッシュフローは本業の成長に伴い安定的な流入を確保しており、堅調な営業活動によるキャッシュ創出能力を示しています。投資キャッシュフローは出店やブランド開発に伴う支出が継続していますが、FCF(フリーキャッシュフロー)は2026/03期には約5億円のプラスへと改善しました。借入金がないため財務CFは主に配当や自己資本充実へ充てられ、健全な循環を保っています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2020/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2021/01期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/01期 | 6.2円 | 16.7% |
| 2023/01期 | 6.2円 | 17.2% |
| 2024/01期 | 8.7円 | 14.3% |
| 2025/01期 | 34円 | 65.0% |
| 2026/01期 | 17円 | 47.1% |
| 権利確定月 | 1月・7月 |
ダブルエーは成長のための内部留保を優先しつつ、安定的な配当の継続を基本方針としています。近年の配当性向は年度により変動していますが、強固な財務基盤と株主還元を両立させる方針を掲げています。株主優待制度の充実を図ることで、総合利回りを高める還元姿勢が投資家から評価されています。
株の売買状況と今後の予定
信用取引では、売り残に対して買い残が極端に多い「1,144.0倍」となっており、将来的な株価下落圧力への警戒が必要です。これは、株価が下がると予想する投資家が少なく、短期的な値上がりを期待した買いが多い状況を示唆しています。業界平均と比較するとPER・PBRともに割高感があり、市場からの成長期待が依然として高いことが伺えますが、その期待に応えられるかが焦点となります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2020/01期 | 13.9億円 | 6.3億円 | 45.5% |
| 2021/01期 | 3.1億円 | 7,200万円 | 23.2% |
| 2022/01期 | 10.3億円 | 3.2億円 | 31.4% |
| 2023/01期 | 10.8億円 | 4.0億円 | 36.4% |
| 2024/01期 | 16.9億円 | 5.3億円 | 31.3% |
| 2025/01期 | 15.9億円 | 5.9億円 | 37.2% |
| 2026/01期 | 11.9億円 | 5.0億円 | 42.0% |
実効税率は概ね30%から40%台で推移しており、日本国内の法人税制度に則った妥当な納税水準です。利益の変動に伴い法人税額も連動していますが、税務上の特筆すべき繰延税金資産の取り崩し等は発生していません。安定した事業収益を背景に適切な税務コンプライアンスを維持しています。
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まとめと、関連情報・似た会社へ
ダブルエー まとめ
「『靴のSPA』を武器にM&Aを重ね、百貨店ブランドからアパレルまで手中に収める野心的なファッション企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。