2659プライム

サンエー

SAN-A CO.,LTD.

最終更新日: 2026年3月27日

ROE7.2%
BPS2433.9円
自己資本比率78.7%
FY2025/3 有報データ

沖縄県民の暮らしを支える、地域密着の総合小売企業

地域社会の発展に貢献し、お客様から最も信頼される企業グループであり続けることを目指します。

この会社ってなに?

沖縄へ旅行に行ったことはありますか?現地の人が「とりあえずサンエーに行けば何でもそろうよ」と言うのを耳にするかもしれません。それもそのはず、サンエーは沖縄県内でスーパーマーケットから大型ショッピングセンター、レストラン、ドラッグストア、家電量販店まで、生活に必要なあらゆるお店を運営している会社です。あなたが沖縄で立ち寄ったコンビニ「ローソン」や、お土産を買ったスーパーも、実はサンエーが手がけているかもしれません。まさに、沖縄の人々の暮らしと経済を裏側で支える「インフラ」のような存在なのです。

沖縄県内流通最大手のサンエーは、FY2025に売上高2371.6億円、営業利益169.23億円と安定した成長を継続しています。特にFY2024は営業利益が前年比47.1%増の164.64億円と大幅に伸長し、高い収益力を証明しました。観光需要の回復に加え、540億円を投資する食品加工センター新設による商品力・効率向上で、沖縄経済における圧倒的な優位性をさらに盤石なものにしようとしています。

小売業プライム市場

会社概要

業種
小売業
決算期
2月
本社
沖縄県宜野湾市大山7-2-10
公式
www.san-a.co.jp

社長プロフィール

豊田 沢
代表取締役社長
堅実派
私たちは沖縄県に根ざし、お客様の毎日の暮らしを豊かにすることを使命としています。商品力の向上と社員が働きやすい環境整備を進め、地域社会の発展に貢献し続けることで、持続的な成長を目指します。

この会社のストーリー

1970
株式会社サンエー設立

沖縄県でスーパーマーケット事業を開始。地域に根ざした小売業の第一歩を踏み出す。

1990
初の大型ショッピングセンター「那覇メインプレイス」開業構想

沖縄県内最大級の商業施設開発に着手し、総合小売業としての地位を確立する大きな一歩となる。

2002
東京証券取引所市場第二部に上場

安定した経営基盤を背景に株式を上場。企業の信頼性を高め、さらなる成長への足がかりを築く。

2003
東京証券取引所市場第一部に指定

上場からわずか1年で東証一部へ。沖縄の企業として確固たる地位を築き、全国的な知名度を獲得した。

2019
「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」オープン

パルコとの共同事業で県内最大級の商業施設を開業。新たな顧客層を開拓し、沖縄の商業シーンをリードする存在となる。

2024
食品加工センター新設と本社移転を発表

約540億円を投じ、商品力強化と働きやすい環境整備を目指す大規模投資を決定。将来の事業拡大を見据える。

2026
新たな成長ステージへ

3年半ぶりとなる新規出店を計画。強固な顧客基盤を活かし、変化する市場ニーズに応えながら持続的な成長を目指す。

注目ポイント

23期連続の増配実績!安定した株主還元

長期間にわたり増配を続けており、株主への利益還元に積極的です。安定した経営基盤と株主を重視する姿勢が魅力です。

沖縄県民に嬉しい株主優待

沖縄県在住の株主にはサンエー商品券、県外在住者には全国共通商品券が贈られます。保有株式数に応じて金額がアップするのも嬉しいポイントです。

沖縄No.1の流通企業

スーパーを中心に、レストランや家電量販店など多角的に事業を展開。沖縄の経済と暮らしに深く根付いた、圧倒的なブランド力と顧客基盤を誇ります。

サービスの実績は?

2,371.6億円
連結売上高
FY2025実績
+4.2% YoY
169.23億円
連結営業利益
FY2025実績
+2.8% YoY
80
1株当たり配当金
FY2025実績
23期連続増配
1,740
従業員数
2025年2月時点
1.36億円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 80円
安全性
安定
自己資本比率 78.7%
稼ぐ力
普通
ROE 7.2%
話題性
好評
ポジティブ 55%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
80
方針: 安定配当と業績連動
1株配当配当性向
FY2017/323.515.4%
FY2018/32515.4%
FY2019/32617.7%
FY2020/326.522.0%
FY2021/327.528.9%
FY2022/33028.4%
FY2023/33730.2%
FY2024/35531.8%
FY2025/38043.1%
8期連続増配
株主優待
あり
権利確定月2月

長期にわたる安定配当と業績に応じた利益還元を基本方針としています。配当性向は概ね30%から40%を目安としており、株主への積極的な利益還元を意識した姿勢が見て取れます。今後も収益拡大を通じた配当原資の確保と、株主優待制度の継続により、総合的な利回りの向上を維持する見通しです。

同業比較(収益性)

小売業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
7.2%
業界平均
5.0%
営業利益率上回る
この会社
7.7%
業界平均
5.9%
自己資本比率上回る
この会社
78.7%
業界平均
49.8%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31,905億円
FY2023/31,973億円
FY2024/32,102億円
FY2025/32,186億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3165億円
FY2025/3169億円

沖縄県を地盤とする小売大手として、スーパーや飲食店などの多角展開により売上高は右肩上がりの成長を維持しています。特に2024年3月期以降は営業利益が160億円を超え、収益基盤が一段と強固になりました。今後も食品加工センターへの積極投資などの成長戦略を推進し、安定した収益拡大を見込んでいます。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.0%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
7.7%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/34.8%3.5%-
FY2022/35.3%4.0%-
FY2023/35.2%4.4%-
FY2024/37.0%5.7%7.8%
FY2025/37.2%6.0%7.7%

徹底した地域密着戦略と効率的な店舗運営により、営業利益率は4%台から7%超へと着実に改善しています。ROE(自己資本利益率)も7%台に上昇しており、資本効率を重視した経営体制が定着しています。今後は既存店強化と新規出店効果により、さらなる収益性の向上が期待されます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率78.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
1,545億円

有利子負債がゼロであることからも分かる通り、極めて強固な財務体質を維持しています。潤沢な自己資本を背景に、無借金経営を継続しながら積極的な設備投資を行う余力を備えています。自己資本比率も概ね70%台後半を維持しており、長期的な安定性は非常に高い水準です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+150億円
営業CF
投資に使ったお金
-62.0億円
投資CF
借入・返済など
-37.9億円
財務CF
手元に残ったお金
+87.8億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3197億円-64.3億円-21.3億円133億円
FY2022/340.9億円-63.5億円-62.7億円-22.6億円
FY2023/3147億円-50.7億円-19.6億円96.7億円
FY2024/3212億円-31.3億円-25.1億円181億円
FY2025/3150億円-62.0億円-37.9億円87.8億円

本業で稼ぐ営業キャッシュフローが安定しており、潤沢なキャッシュを生み出す構造が確立されています。投資キャッシュフローは店舗改装や食品加工センターへの投資により恒常的な支出がありますが、本業の稼ぎの範囲内で十分に賄えています。借入金への依存度も極めて低く、財務面での懸念はほとんどありません。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1重要事象等提出会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況その他提出会社の経営に重要な影響を及ぼす事象はありません

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/395.5億円34.8億円36.4%
FY2022/3102億円34.9億円34.4%
FY2023/3116億円39.9億円34.5%
FY2024/3169億円62.1億円36.8%
FY2025/3175億円60.0億円34.3%

税引前当期純利益に対して、法人税等は概ね34%から36%台で推移しています。これは日本の標準的な実効税率の水準に合致しており、税務上の特異な変動は見られません。安定した利益計上に伴い、年間60億円前後の納税を行っています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
551万円
従業員数
1,819
平均年齢
36.1歳
平均年収従業員数前年比
当期551万円1,819-

従業員の平均年収は551万円と、沖縄県内の賃金水準と比較して高く、安定した地域経済への貢献を反映しています。小売業全体では標準的な水準ですが、独自のプライベートブランド展開や多角的な事業構造が、堅実な給与維持の原資となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主24.8%
浮動株75.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関15.4%
事業法人等9.5%
外国法人等19.3%
個人その他52.1%
証券会社3.8%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は公益財団法人折田財団・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行)。

折田 富子(6,782,000株)10.97%
金城 和子(6,609,000株)10.69%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,709,000株)7.62%
公益財団法人折田財団(4,000,000株)6.47%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,724,000株)4.41%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)(2,157,000株)3.49%
JPモルガン証券株式会社(1,310,000株)2.12%
金城 弘道(1,228,000株)1.99%
折田 公仁(961,000株)1.56%
折田 典久(957,000株)1.55%

沖縄県を地盤とする創業家(折田家・金城家)による安定的な株式保有が目立ち、経営陣と密接な関係にある個人や財団が上位を占めています。機関投資家比率も一定水準ありますが、創業家の影響力が強い構造は、地域密着型経営を維持する安定剤として機能しています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,300万円
取締役5名の合計

事業リスクとして、沖縄特有の気象条件による物流への影響や、人口動態および観光客の消費動向が挙げられます。スーパーマーケット事業を主軸に、ドラッグストアや外食、家電量販店など多角的な収益基盤を築いており、特定の事業不振を他セグメントでカバーできる安定性があります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 3名(33.3% 男性 6
33%
67%
監査報酬
3,200万円
連結子会社数
3
設備投資額
58.9億円
平均勤続年数(従業員)
13.9
臨時従業員数
6886

女性役員比率が33.3%と高く、多様な視点を取り入れたガバナンス体制が構築されています。連結子会社3社を擁し、監査体制も適正に運用されており、沖縄県内の流通最大手として非常に強固かつ透明性の高い経営基盤を有しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
業績予想は堅実かつ上振れ傾向。利益面での大幅な計画超過が目立つ。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第2次5ヵ年計画
FY2021〜FY2026
プライベートブランド商品売上構成比: 目標 30% 順調 (25.8%)
86%
FY2026 会社業績予想
FY2026
売上高: 目標 2478.8億円 順調 (2371.6億円)
95.7%
営業利益: 目標 172.27億円 順調 (169.23億円)
98.2%
純利益: 目標 110.05億円 順調 (114.69億円)
104.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20252,361億円2,372億円+0.4%
FY20242,222億円2,276億円+2.4%
FY20232,110億円2,135億円+1.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025167億円169億円+1.5%
FY2024117億円165億円+40.9%
FY2023101億円112億円+10.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

サンエーは具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していませんが、プライベートブランドの売上構成比30%といった定性的な目標を掲げています。業績予想については、期初予想を上回る実績を出す傾向が強く、特にFY2024は営業利益が予想を40%以上も上回るなど、堅実かつ保守的な計画を立てる企業文化がうかがえます。540億円を投じる食品加工センターの新設が今後の成長をさらに後押しするか注目されます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

サンエーのTSR(株主総利回り)は、過去5年間(FY2021~FY2025)にわたり、一貫してTOPIXのパフォーマンスを下回っています(アンダーパフォーム)。これは、同社の安定した業績成長や増配にもかかわらず、株価が2015年の高値から長期的な調整局面にあることが主な要因です。沖縄経済という地域性に特化しているため、全国規模の企業に比べて成長期待が株価に反映されにくく、市場全体のモメンタムから取り残される傾向があったと考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+65.5%
100万円 →165.5万円
65.5万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021107.3万円+7.3万円7.3%
FY2022111.9万円+11.9万円11.9%
FY2023112.1万円+12.1万円12.1%
FY2024125.3万円+25.3万円25.3%
FY2025165.5万円+65.5万円65.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残36,200株
売り残8,700株
信用倍率4.16倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年2月期 第1四半期決算発表2026年7月上旬
2027年2月期 第2四半期決算発表2026年10月上旬

サンエーのPER(17.2倍)およびPBR(1.26倍)は、小売業の業界平均と比較して割安な水準にあります。一方で、配当利回りは2.61%と業界平均を上回っており、株主還元への意識の高さがうかがえます。信用倍率は4.16倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する投資家が多いものの、需給面ではやや上値が重くなる可能性も示唆しています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンスほか
業界内ランキング
上位 15%
小売業 1200社中 180位
報道のトーン
55%
好意的
35%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

新規出店・店舗開発40%
決算・財務情報30%
設備投資・移転20%
株主還元・優待10%

最近の出来事

2026年1月新店オープン

那覇市内にサンエー銘苅店を新規オープンし、地域密着型のドミナント戦略を加速。

2026年2月大規模投資

宜野湾市における540億円規模の食品加工センター新設および本社移転計画を発表。

2026年2月一時的減益

店舗解体費用の計上により、中間決算では純利益が前年同期比1%減となる影響が発生。

サンエー まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 80円
安全性
安定
自己資本比率 78.7%
稼ぐ力
普通
ROE 7.2%
話題性
好評
ポジティブ 55%

「沖縄経済の縮図、県民の生活を丸ごと支えるリテールコングロマリット」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU