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トピー工業7231

TOPY INDUSTRIES,LIMITED

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 103円
安全性
普通
自己資本比率 40.8%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日乗っている乗用車や、街で見かけるバスやトラック。そのタイヤを支える頑丈な鉄の輪っか(ホイール)は、実はトピー工業が作っているかもしれません。同社は特に、トラックやバスなど商用車向けホイールで国内トップシェアを誇ります。また、工事現場で活躍するショベルカーやブルドーザーが力強く地面を捉えるためのキャタピラー部分(履板)も主力製品です。普段は意識しないけれど、私たちの移動や社会インフラの整備を『足元』から支えている、縁の下の力持ちのような存在です。

自動車ホイールと建設機械用部品で国内首位を誇る鉄鋼メーカー。2025期は売上高3,006.1億円(前期比10.0%減)、営業利益53.0億円(同49.2%減)と減収減益で着地。しかし、2026期には営業利益70.0億円への回復を見込んでいます。現在は中国事業の再編や政策保有株の売却など構造改革を断行中で、収益性改善が急務です。PBR0.5倍台という株価水準からの脱却を目指し、資本コストを意識した経営に舵を切れるかが最大の焦点となります。

輸送用機器プライム市場

会社概要

業種
輸送用機器
決算期
3月
本社
東京都品川区大崎1丁目2番2号

サービスの実績は?

3,006.1億円
連結売上高
2025期実績
-10.0% YoY
53.0億円
連結営業利益
2025期実績
-49.2% YoY
103
1株当たり配当金
2025期実績
+15.7% YoY
1
商用車用ホイール国内シェア
会社四季報より
1
建設機械用履板国内シェア
会社四季報より
22.11%
筆頭株主(日本製鉄)持株比率
2025年9月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
2.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期0.5%0.2%-
2022/03期0.3%0.1%-
2023/03期5.4%2.2%-
2024/03期3.6%1.6%3.1%
2025/03期4.6%2.2%1.8%
3Q FY2026/36.9%(累計)2.7%(累計)2.7%

過去数年間は厳しい環境が続いていましたが、売上原価の改善と価格転嫁の進展により収益性が大幅に向上しました。特に2023/03期以降は営業利益率がプラスに転じ、コスト効率の改善が利益を押し上げています。しかし、依然として営業利益率は低い水準で推移しており、更なる高付加価値製品へのシフトが利益率改善の鍵となります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期2,251億円5.8億円24.7円-
2022/03期2,712億円3.9億円16.6円+20.5%
2023/03期3,345億円63.2億円276.5円+23.3%
2024/03期3,340億円104億円46.8億円204.9円-0.2%
2025/03期3,006億円53.0億円63.9億円281.1円-10.0%

トピー工業は自動車・産業機械用ホイールや鉄鋼製品を主力とする企業であり、構造改革や製品の値上げ効果により、直近では安定した収益体制を築いています。2023/03期以降、販売価格の適正化が進んだことで営業利益は大きく改善し、2024/03期には営業利益104.4億円を計上しました。2025/03期は減収となりましたが、政策保有株の売却益などの寄与により、純利益は63.8億円と高い水準を維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上2198億円(通期予想比73%)、営業利益59億円(同84%)、純利益77億円(同99%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

輸送用機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.9%(累計)
業界平均
5.8%
営業利益率下回る
この会社
2.7%
業界平均
5.7%
自己資本比率下回る
この会社
40.8%
業界平均
44.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億6,700万円
取締役9名の合計

スチールホイールや建設機械用履板などの輸送用機器事業を柱としており、電炉メーカーとしての鉄鋼製造技術を強みとしています。事業リスクとしては、原材料価格の高騰や主要取引先である自動車メーカーの減産リスク、ならびに政策保有株式の縮減に伴う市場環境の変化などが挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
近年の業績予想精度は高いが、中計目標(営業利益130億円)の達成ハードルは非常に高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「TOPY Active & Challenge 2027」
2026期〜2028期
連結営業利益: 目標 130億円 やや遅れ (53.0億円 (FY2025実績))
40.8%
ROE(自己資本当期純利益率): 目標 8%以上 やや遅れ (4.4% (FY2025実績))
55%
DOE(株主資本配当率): 目標 3%以上 順調 (3.6% (FY2025実績))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期53億円53億円+0.0%
2024期95億円104億円+9.9%
2023期66億円72億円+8.7%
2022期35億円-17億円大幅未達
2021期N/A-29億円N/A

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

新中期経営計画「TOPY Active & Challenge 2027」では、最終年度(2028期)に営業利益130億円という高い目標を掲げています。これは2025期実績(53.0億円)の2倍以上であり、達成には事業構造改革の加速が不可欠です。株主還元目標であるDOE3%以上は既に達成しており、株主還元への意識は評価できます。しかし、本業の収益性改善を示すROE8%以上の目標達成には、まだ道半ばです。業績予想は堅実ですが、計画自体のハードルは高く、今後の進捗が注目されます。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
構造改革・M&A25%
株価・資本政策20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.4%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 松井証券, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 30%
輸送用機器セクター 120社中 35位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月事業再編

農業機械用ホイール事業の事業譲渡を実施し、スチールホイール事業の構造改革を加速。

2026年2月好決算

第3四半期累計の経常利益が前年同期比75.3%増と大幅な増益を達成。

2025年11月特別利益

政策保有株式の売却を進め、28.69億円の特別利益を計上。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
579億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,409億円
会社の純資産

財務健全性は着実に向上しており、自己資本比率は2025/03期時点で48.0%まで改善しました。一方で、設備投資等の資金調達により有利子負債は約1,242億円と一定規模残存しているため、返済計画の進捗が重要となります。総資産は2,817億円規模で推移しており、盤石な資産基盤を背景に事業構造の再編を進めています。 【3Q 2026/03期】総資産2779億円、純資産1409億円、自己資本比率40.8%、有利子負債579億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+154億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-19.7億円
投資に使ったお金
Financing CF
-108億円
借入・返済など
Free CF
+134億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期57.3億円89.3億円36.7億円32.0億円
2022/03期55.3億円26.1億円35.3億円81.4億円
2023/03期151億円83.6億円46.8億円67.0億円
2024/03期223億円94.0億円126億円129億円
2025/03期154億円19.7億円108億円134億円

営業キャッシュフローは、業績改善を反映して2023/03期以降に力強いプラスへと転換しました。潤沢な営業キャッシュフローによりフリーキャッシュフローも黒字基調が定着しており、これが有利子負債の削減や配当原資に充てられています。今後は投資キャッシュフローの抑制と併せ、財務体質の更なる強化が期待されます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
1億100万円
連結子会社数
27
設備投資額
97.7億円
平均勤続年数(従業員)
17.7
臨時従業員数
756

女性役員比率は8.3%となっており、多様性確保に向けて改善の余地がある段階です。連結子会社27社を擁する大規模なグループ体制のもと、監査報酬1億100万円を投じてガバナンス体制の強化を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50.4%
浮動株49.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.9%
事業法人等25.5%
外国法人等11.8%
個人その他36.9%
証券会社0.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は日本製鉄・トピー工業グループ社員持株会。

日本製鉄株式会社(4,818,264株)21.8%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,059,000株)9.32%
トピーファンド(1,198,410株)5.42%
明治安田生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(975,134株)4.41%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(787,802株)3.56%
トピー工業グループ社員持株会(757,231株)3.43%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(474,334株)2.15%
株式会社りそな銀行(413,605株)1.87%
INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(293,300株)1.33%
株式会社横浜銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(255,919株)1.16%

筆頭株主の日本製鉄が約21.8%を保有しており、経営に対する強力な影響力を持っています。その他、信託銀行などの機関投資家やトピーファンドが上位に名を連ねており、安定株主の比率が比較的高い構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原材料調達 当社グループが消費する主要原材料である鋼材、鉄スクラップ、燃料などの価格は国際的な経済状況の動きを反映して、大幅に変動する可能性があります
2為替リスク 当社グループの事業には、日本から北米・アジア向けを中心とした輸出と、同地域における製品の生産・販売が含まれています
3金利の変動、有利子負債依存度 当社グループは、有利子負債の圧縮に努めておりますが、総資産に占める有利子負債の比率は依然として高い水準にあります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
713万円
従業員数
5,340
平均年齢
41.6歳
平均年収従業員数前年比
当期713万円5,340-

従業員平均年収は713万円であり、製造業および自動車部品業界の中では堅実な水準を維持しています。近年の構造改革による収益性の改善や、原材料価格の転嫁などが、従業員の処遇維持・向上を支える背景にあると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、ほぼ一貫して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。2024期には株価上昇でTOPIXに肉薄しましたが、2025期には再び差が拡大しました。これは、長らくPBR1倍を大きく下回る株価が低迷し、株価上昇によるリターンが市場平均に及ばなかったことが主な要因です。増配による配当利回りの貢献はあったものの、キャピタルゲインの不足を補うには至りませんでした。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
103
方針: 配当性向30%以上を目安とした安定的配当
1株配当配当性向
2016/03期683.6%
2018/03期8034.2%
2019/03期9029.7%
2020/03期40-
2021/03期2081.0%
2022/03期20120.4%
2023/03期8831.8%
2024/03期10350.3%
2025/03期10336.6%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月9月

トピー工業は、持続的な成長に向けた投資を確保しつつ、株主還元を重視する配当方針を掲げています。業績回復に伴い配当額を引き上げており、株主還元への意欲が見られます。安定的な収益基盤の構築を通じ、中長期的な還元レベルの維持を目指す姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 178.8万円 になりました (78.8万円)
+78.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期102.8万円2.8万円2.8%
2022期79.2万円20.8万円-20.8%
2023期152.9万円52.9万円52.9%
2024期213.7万円113.7万円113.7%
2025期178.8万円78.8万円78.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残120,100株
売り残60,400株
信用倍率1.99倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
第2四半期決算発表2026年11月上旬(予定)
第132回定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PER・PBRともに業界平均を下回り、特にPBRは解散価値の半分程度の0.51倍と、典型的なバリュー株(割安株)と評価されています。配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への姿勢が見られます。信用倍率は1.99倍と均衡しており、短期的な需給の偏りは大きくありません。市場からは「資本効率の改善」を強く求められている状況と言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期-5.8億円0円-
2022/03期-14.0億円0円-
2023/03期80.4億円17.2億円21.4%
2024/03期105億円57.9億円55.3%
2025/03期62.5億円0円0.0%

過去数年の赤字期には法人税の支払いは発生しませんでしたが、業績回復に伴い納税負担が発生する傾向にあります。2024/03期には一時的な要因で高い税率となりましたが、それ以外の期では繰越欠損金の利用や税効果会計の調整により、実質的な税負担額が低く抑えられています。今後、安定的な利益創出フェーズに入れば、法的な税率水準への回帰が見込まれます。

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もっと知る

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トピー工業 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 103円
安全性
普通
自己資本比率 40.8%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「『社会の足元』を支える鉄の巨人、自動車ホイールから建機まで一貫生産で国内首位を走る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU