カーブスホールディングス7085
CURVES HOLDINGS Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたのお母さんやおばあさんが「最近、体操教室に通い始めたの」と話していたら、それは「カーブス」かもしれません。カーブスは、全国のショッピングセンターや駅の近くにある、主に50代以上の女性を元気にするためのフィットネスクラブです。たった30分で気軽に運動できる手軽さが人気で、多くの女性が健康維持のために利用しています。普段何気なく通りかかるあの紫色の看板の裏側で、日本のシニア世代の健康を支える大きなビジネスが動いているのです。
カーブスホールディングスは、女性専用30分フィットネス「カーブス」を全国展開し、安定した収益基盤を築いています。2025期決算では売上高375.7億円、営業利益63.42億円と堅調に推移し、増収増益を継続。会員数の回復と物販事業の好調が業績を牽引しており、今後は男性向け「メンズ・カーブス」やオンラインサービスを新たな成長ドライバーとして育成する方針です。配当も9期連続で増配予定であり、株主還元への意識も高い企業です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 8月
- 本社
- 東京都港区芝浦3-9-1 芝浦ルネサイトタワー11F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2020/08期 | 9.4% | 2.1% | 4.7% |
| 2021/08期 | 13.0% | 3.1% | 6.6% |
| 2022/08期 | 20.9% | 6.0% | 10.0% |
| 2023/08期 | 18.6% | 6.6% | 12.8% |
| 2024/08期 | 20.7% | 8.9% | 15.4% |
| 2025/08期 | 21.7% | 10.7% | 16.9% |
| 2Q FY2026/8 | 13.5%(累計) | 5.6%(累計) | 19.2% |
効率的なフランチャイズ運営モデルの確立により、収益性は着実に向上しています。営業利益率は2021/03期の6.6%から2025/03期には16.9%まで改善しており、店舗運営の効率化とスケールメリットが利益率を押し上げています。ROEも21.3%と高い水準を維持しており、限られた資本で効率的に利益を生み出す体質が強化されています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/08期 | 247億円 | 16.2億円 | 11.3億円 | 12.0円 | -1.6% |
| 2022/08期 | 275億円 | 27.4億円 | 22.5億円 | 24.2円 | +11.5% |
| 2023/08期 | 300億円 | 38.5億円 | 25.5億円 | 27.7円 | +9.1% |
| 2024/08期 | 355億円 | 54.6億円 | 35.7億円 | 38.8円 | +18.1% |
| 2025/08期 | 376億円 | 63.4億円 | 43.0億円 | 46.8円 | +5.9% |
カーブスホールディングスは、女性専用フィットネスクラブ「カーブス」の全国展開により、継続的な増収増益を達成しています。2021/03期の売上高約247億円から2025/03期には約376億円まで成長し、店舗数と会員数の拡大が収益を強力に牽引しています。2026/03期も売上高413億円、純利益47億円を見込むなど、堅調な拡大基調が続いています。 【2Q 2026/08期実績】売上200億円(通期予想比48%)、営業利益38億円(同53%)、純利益22億円(同47%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINETによる開示情報では、主力の女性専用フィットネスクラブ「カーブス」のフランチャイズ事業が売上の大半を占めており、会員数や店舗数の推移が重要なリスク・成長要因として明示されています。無形固定資産を多く抱えるビジネスモデルであるため、のれん等の減損リスクを伴いつつも、地域コミュニティを核とした会員基盤の拡大に注力する姿勢が財務諸表から読み取れます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 63億円 | — | 63億円 | +0.7% |
| 2024期 | 47億円 | — | 55億円 | +16.1% |
| 2023期 | 37億円 | — | 39億円 | +4.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 380億円 | — | 376億円 | -1.1% |
| 2024期 | 340億円 | — | 355億円 | +4.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は「中期ビジョン2030・2035」を掲げ、営業利益の年平均10%以上の成長を目標としています。具体的な数値計画としては単年度の業績予想を開示する形をとっていますが、過去数年の実績を見ると、特に営業利益が期初予想を大幅に上回る傾向にあります。これは、堅実な会員基盤とコスト管理能力の高さを示唆しており、投資家にとってはポジティブなサプライズが期待できる経営体質と言えるでしょう。
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メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年8月期第1四半期において経常利益17.5億円を達成し、成長基調を維持。
2030年・2035年に向けた成長戦略・事業計画を公表し、長期的な企業価値向上を目指す。
2025年8月期通期決算で純利益43.03億円を計上し、過去最高を更新。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は飛躍的に向上しており、実質無借金経営の維持と自己資本比率の改善が際立っています。純資産は2021/03期の約92億円から2025/03期には約202億円へと増加し、有利子負債ゼロを維持しながら強固な財務基盤を構築しました。自己資本比率は51.4%に達し、将来の成長投資や株主還元を支える高い安全性を確保しています。 【2Q 2026/08期】総資産406億円、純資産229億円、自己資本比率42.5%、有利子負債23億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2020/08期 | 18.8億円 | 4.6億円 | 27.6億円 | 14.2億円 |
| 2021/08期 | 32.4億円 | 7.3億円 | 23.1億円 | 25.1億円 |
| 2022/08期 | 32.7億円 | 9.4億円 | 42.2億円 | 23.3億円 |
| 2023/08期 | 49.2億円 | 8.9億円 | 40.9億円 | 40.3億円 |
| 2024/08期 | 54.3億円 | 9.7億円 | 43.3億円 | 44.6億円 |
| 2025/08期 | 62.1億円 | 7.3億円 | 48.9億円 | 54.8億円 |
事業活動による営業キャッシュフローは増益に伴い約62億円まで拡大しており、潤沢なキャッシュを生み出しています。投資活動は店舗展開やシステム開発に限定的であるため、フリー・キャッシュ・フローは年々増加傾向にあります。財務キャッシュフローでは、稼ぎ出した資金を活用して積極的な配当支払いなど還元を強化していることが特徴です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2020/08期 | 5円 | 57.3% |
| 2021/08期 | 5円 | 41.5% |
| 2022/08期 | 7円 | 28.9% |
| 2023/08期 | 10円 | 36.1% |
| 2024/08期 | 15円 | 38.7% |
| 2025/08期 | 17円 | 36.4% |
| 権利確定月 | 8月 |
同社は安定的な配当の継続を基本方針としつつ、成長投資と株主還元の両立を目指しています。配当金は2021/03期の5円から2025/03期には17円まで増配しており、増配傾向を維持している点が強みです。今後も持続的な業績成長を背景に、さらなる還元強化が期待されます。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は2.17倍と均衡しており、過熱感は見られません。業界平均と比較すると、PERは割安な水準にある一方、PBRは資本効率の高さから評価されていることを示唆します。配当利回りは業界平均を上回っており、インカムゲイン狙いの投資家にとっても魅力的と言えるでしょう。次回の決算発表は4月13日に予定されています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2020/08期 | 11.7億円 | 4.0億円 | 34.4% |
| 2021/08期 | 17.2億円 | 5.9億円 | 34.2% |
| 2022/08期 | 33.1億円 | 10.6億円 | 32.1% |
| 2023/08期 | 38.4億円 | 12.9億円 | 33.6% |
| 2024/08期 | 54.7億円 | 19.1億円 | 34.8% |
| 2025/08期 | 64.8億円 | 21.8億円 | 33.6% |
法人税等の支払額は、業績拡大に伴う税引前利益の増加に比例して順調に増加しています。実効税率は概ね33%〜35%の範囲内で安定して推移しており、法的な税率水準に準拠した適切な納税が行われています。2026/03期予想においても利益成長を前提とした税負担を織り込んでおり、税務上の大きな懸念点はありません。
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