6088プライム

シグマクシス・ホールディングス

SIGMAXYZ Holdings Inc.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE29.1%
BPS170.5円
自己資本比率72.1%
FY2025/3 有報データ

コンサルティングと投資の力で、企業の未来価値を共創する変革パートナー

多様な才能が共創し、社会のあらゆる場面で価値創造を支援するプラットフォームとなること。

この会社ってなに?

あなたが普段利用する銀行のシステムが新しくなって使いやすくなったり、お気に入りのアパレル店が便利なオンラインサービスを始めたり、そんな変化の裏には企業の『困った』を解決する専門家がいます。シグマクシスはまさにそんな存在で、様々な会社のビジネスがもっと良くなるように、デジタル技術の導入や新しい事業の立ち上げをサポートしています。私たちの目に直接触れることは少ないですが、普段の生活をより便利で豊かにする企業の挑戦を、縁の下から支えている会社なのです。

企業のDX化を支援するコンサルティングを核に、投資事業も展開するユニークな企業。FY2025は売上高262.9億円、営業利益56.38億円と過去最高を更新し、続くFY2026も売上高300.0億円、営業利益69.5億円と2桁成長を見込むなど、業績は好調に推移しています。最近ではカメラEC大手のシュッピン社と資本業務提携を結ぶなど、コンサルティングの知見を活かしたM&Aや事業投資を加速させています。株価は52週高値から半値以下に調整しており、好調な業績と市場評価のギャップが今後の焦点です。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス
公式
www.sigmaxyz.com

社長プロフィール

太田 寛
太田 寛
代表取締役社長
ビジョナリー
私たちはコンサルティングと投資を事業の柱とし、グループのシナジーで価値の最大化を目指しています。多様なプロフェッショナルが企業の変革を支援し、お客様と共に新たな価値を社会に実装するパートナーであり続けます。

この会社のストーリー

2008
株式会社シグマクシス設立

三菱商事とRHJインターナショナルの共同出資により、ビジネスコンサルティング会社として事業を開始。企業の課題解決を支援するプロフェッショナルサービスを提供。

2013
東京証券取引所マザーズ市場へ上場

設立から約5年でIPOを達成し、株式市場からの資金調達によるさらなる事業拡大の基盤を築いた。

2014
東京証券取引所市場第一部へ市場変更

マザーズ上場からわずか1年で東証一部へとステップアップ。企業としての信頼性と成長性を市場に示した。

2020
新サービス「flappi」提供開始

企業の新規事業開発を支援するプラットフォームサービスを開始。コンサルティングの枠を超えた事業創造への取り組みを強化。

2021
持株会社体制へ移行、「シグマクシス・ホールディングス」に

コンサルティングと投資を両輪とする事業モデルを明確化するため、持株会社体制へ移行。グループシナジーによる価値創造を加速させる。

2023
子会社のMBO実施を発表

グループ戦略の一環として、子会社のMBO(経営陣による買収)による株式譲渡を実施。事業ポートフォリオの最適化を進める。

2024
シュッピン株式会社との資本業務提携

リユース事業を展開するシュッピンと提携。コンサルティングと投資のノウハウを活かし、新たなビジネスモデルとECプラットフォームの構築を目指す。

2030
株主還元の強化と持続的成長へ

2030年3月期までに配当性向50%を目指すという目標を掲げ、株主への利益還元を強化。企業価値の継続的な向上を目指す。

注目ポイント

コンサル×投資のハイブリッドモデル

従来のコンサルティングに加え、M&Aや事業投資も積極的に展開。企業の課題解決だけでなく、事業創造パートナーとして共に成長するユニークな立ち位置が強みです。

株主還元への積極姿勢

2030年3月期までに配当性向50%達成を目標に掲げています。業績に連動した利益還元と安定配当の両立を目指しており、株主を重視する姿勢が明確です。

時代に合わせた事業変革力

持株会社への移行や事業ポートフォリオの再編を積極的に実施。変化の激しい時代に対応し、常に最適な形で価値創造を追求するダイナミックな経営が魅力です。

サービスの実績は?

262.9億円
売上高
FY2025実績
+17.3% YoY
56.38億円
営業利益
FY2025実績
+33.2% YoY
27
1株当たり配当金
FY2024実績
+11円 YoY
35.2%
配当性向
FY2024実績
目標50%へ
2
M&A・業務提携
FY2023以降の主な公表分
成長戦略を加速
1
子会社MBO
2023年実施
事業ポートフォリオ最適化

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13.7円
安全性
安定
自己資本比率 72.1%
稼ぐ力
高い
ROE 29.1%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
13.7
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
FY2016/32.769.0%
FY2017/32.744.2%
FY2018/33.445.8%
FY2019/34.238.1%
FY2020/35.230.1%
FY2021/35.234.6%
FY2022/313.565.5%
FY2023/38.330.5%
FY2024/313.735.4%
1期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

同社は業績連動型の配当方針を基本としつつ、安定的な配当の維持に努めています。2030年3月期までに配当性向を50%まで引き上げる目標を掲げており、成長に伴う積極的な株主還元姿勢が明確です。株主優待は実施しておらず、利益を直接的に還元する配当と資本効率向上のための施策を重視しています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
29.1%
業界平均
12.3%
営業利益率上回る
この会社
21.4%
業界平均
11.8%
自己資本比率上回る
この会社
72.1%
業界平均
51.3%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3157億円
FY2023/3173億円
FY2024/3224億円
FY2025/3263億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/342.3億円
FY2025/356.4億円

シグマクシス・ホールディングスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を中心に安定した成長を遂げており、売上高はFY2021/3の約140億円からFY2025/3には約263億円へと大幅に拡大しました。コンサルティング案件の増加に加え、顧客企業のプロジェクト規模が大型化していることが寄与しています。FY2026/3も成長基調は維持されており、純利益は約49億円を見込む堅調な推移となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
29.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
22.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
21.4%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/324.1%11.8%-
FY2022/316.5%11.4%-
FY2023/319.1%15.2%-
FY2024/316.5%17.7%18.9%
FY2025/329.1%22.3%21.4%

収益性は非常に高く、営業利益率はFY2021/3の12.5%からFY2025/3には21.4%へと向上しており、専門性の高いコンサルティング提供による高い粗利が維持されています。ROE(自己資本利益率)も30.8%と資本効率は極めて優秀な水準です。これは、無駄な資産を抱えず、人的資本への投資が効率的に利益を生み出している結果といえます。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率72.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
143億円

財務健全性は非常に高く、有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しており、自己資本比率も72.3%と盤石な状態です。潤沢な手元資金を保有しているため、M&Aや新規事業への投資に対する柔軟性は極めて高いと言えます。強固な貸借対照表は、市場環境の変化に対する強力な耐性となっています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+53.9億円
営業CF
投資に使ったお金
-15.4億円
投資CF
借入・返済など
-40.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+38.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/316.0億円2.9億円-7.8億円18.8億円
FY2022/325.1億円-5.5億円4.7億円19.6億円
FY2023/320.9億円-500万円-27.0億円20.8億円
FY2024/331.2億円-10.3億円-20.2億円20.8億円
FY2025/353.9億円-15.4億円-40.7億円38.5億円

本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは順調に増加しており、FY2025/3には約54億円という高い水準を確保しました。得られた資金を将来の成長投資に回しつつ、余裕のある分は配当や自社株買いなどの株主還元に充てるサイクルが確立されています。投資キャッシュフローのマイナスは事業拡大のための投資を意味しており、健全な成長投資の姿勢が維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1マクロ経済環境に関するリスク 当社グループの主要顧客は、各業界におけるリーディングカンパニーであり、国内外に事業を展開する大企業が中心であります
2市場リスク 当社グループは、資金の運用として価格変動の影響を受ける債券等の資産を保有しております
3リーガルリスク 当社グループは、顧客やビジネスパートナーとの契約条件などの決定にあたり、社内規程に則り、過大な損害賠償等のリスクを負わないよう管理を行っております

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/318.0億円5.9億円32.7%
FY2022/327.6億円11.0億円39.8%
FY2023/332.6億円10.6億円32.5%
FY2024/343.4億円11.1億円25.5%
FY2025/358.8億円14.8億円25.2%

法人税等の支払額は利益の成長に伴い増加傾向にあります。FY2024/3以降は税効果の影響等により25%前後の水準で推移していますが、これは一般的な法人税率の範囲内です。業績見通しに応じて適正に納税を行っており、財務上の大きな懸念点はありません。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,208万円
従業員数
730
平均年齢
45.4歳
平均年収従業員数前年比
当期1,208万円730-

従業員平均年収は1,208万円とコンサルティング業界の水準に照らしても高い部類に属しています。専門的なスキルを持つ人材の獲得競争が激しい中で、高い報酬水準を維持することで優秀なコンサルタントを確保する戦略が背景にあると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50.1%
浮動株49.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.3%
事業法人等25.8%
外国法人等24.9%
個人その他21.7%
証券会社3.3%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は伊藤忠商事・インターネットイニシアティブ・インテック。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(10,134,400株)11.9%
伊藤忠商事株式会社(8,200,000株)9.63%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(8,044,520株)9.44%
株式会社インターネットイニシアティブ(7,920,000株)9.3%
株式会社インテック(6,585,000株)7.73%
JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,923,700株)2.26%
THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,835,968株)2.16%
シグマクシス従業員持株会(1,620,700株)1.9%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(1,207,000株)1.42%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,183,464株)1.39%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口が上位を占め、伊藤忠商事やインターネットイニシアティブといった事業会社が戦略的な資本関係に基づき主要株主として名を連ねています。経営の安定性が高い一方、機関投資家の動向が株価に影響を与えやすい構成といえます。

会社の公式開示情報

役員報酬

4億1,473万円
取締役5名の合計

経営コンサルティングを軸にIT戦略立案や実行支援を行う事業セグメントを展開しています。事業上のリスクとしては、競合他社との激しい人材獲得競争や手数料競争、および特定顧客への依存度やITプロジェクトの遂行能力が業績を左右する要因として開示されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 3名(30.0% 男性 7
30%
70%
監査報酬
3,300万円
連結子会社数
4
設備投資額
5.3億円
平均勤続年数(従業員)
8.9

女性役員比率30.0%を達成しており、ジェンダーダイバーシティと経営の多様性を重視したガバナンス体制を構築しています。監査報酬も適切に支払われており、適正な監査機能の維持とともに持株会社体制のもとで強固な経営監督機能の確保に努めています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期によってブレはあるが、総じてポジティブサプライズの傾向。ただし直近は未達。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧) FY2025 業績予想
FY2025
売上高: 目標 250.0億円 達成 (262.9億円)
100%
営業利益: 目標 50.50億円 達成 (56.38億円)
100%
当期純利益: 目標 36.00億円 達成 (43.94億円)
100%
FY2026 会社業績予想
FY2026
売上高: 目標 300.0億円 順調 (262.9億円)
87.6%
営業利益: 目標 69.5億円 順調 (56.38億円)
81.1%
当期純利益: 目標 49.0億円 順調 (43.94億円)
89.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025300億円300億円263億円-12.4%
FY2024192億円224億円+16.7%
FY2023172億円173億円+0.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202570億円70億円56億円-18.9%
FY202439億円42億円+10.0%
FY202332億円32億円+1.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な目標となります。過去3期を見ると、FY2024は売上高・利益ともに期初予想を10%以上超過して着地するなど、ポジティブな実績が目立ちます。一方で、FY2025は期初予想に対して売上高-12.4%、営業利益-18.9%と大幅な未達となりました。コンサルティング業界は案件の受注状況によって業績が変動しやすいため、投資家はガイダンスの前提条件を慎重に吟味する必要があります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価の値上がりを合算した総合的な投資リターンを示す指標です。FY2021からFY2025までの5年間、シグマクシスHDのTSRは一貫して市場平均であるTOPIXを上回っており、株主へのトータルリターン創出において優れた実績を上げています。特にFY2025では自社TSRが319.1%に達し、TOPIXの213.4%を100ポイント以上アウトパフォームしました。これは、継続的な増配と、期間を通した株価上昇が複合的に寄与した結果です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+219.1%
100万円 →319.1万円
219.1万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021151.6万円+51.6万円51.6%
FY2022189.2万円+89.2万円89.2%
FY2023188.9万円+88.9万円88.9%
FY2024292.2万円+192.2万円192.2%
FY2025319.1万円+219.1万円219.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残692,400株
売り残44,900株
信用倍率15.42倍
2025年8月15日時点
今後の予定
通期決算発表2026年5月中旬
第1四半期決算発表2026年8月上旬

信用倍率は15.42倍と非常に高く、将来の株価上昇を見込んだ信用買い残が積み上がっている状況です。これは株価が下落した際に、見切り売り(追証売り)による需給悪化を招くリスクをはらんでいます。業界比較では、PERはサービス業平均の約25倍に対し11.1倍と割安ですが、PBRは3.82倍と平均より高く評価されています。4%を超える高い配当利回りが株価の下支え要因となるか注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +5.2%
メディア数
12
日経電子版, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 35%
サービス業 2400社中 840位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績発表45%
資本業務提携25%
経営執行体制15%
新規書籍・レポート15%

最近の出来事

2026年2月業績好調

第3四半期決算にて経常利益が前年同期比3.3%増を達成し、堅調な業績推移を維持。

2025年5月レポート出版

GX領域の知見をまとめたレポートを日経BPから出版し、専門性の高さを市場へ訴求

2024年3月資本提携

シュッピンとの資本・業務提携を通じ、ECプラットフォーム開発等の新事業モデルを加速。

シグマクシス・ホールディングス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 13.7円
安全性
安定
自己資本比率 72.1%
稼ぐ力
高い
ROE 29.1%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「DXコンサルを軸に、M&Aや事業投資で自らも変革を仕掛ける実践派集団」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU