シグマクシス・ホールディングス
SIGMAXYZ Holdings Inc.
最終更新日: 2026年3月28日
コンサルティングと投資の力で、企業の未来価値を共創する変革パートナー
多様な才能が共創し、社会のあらゆる場面で価値創造を支援するプラットフォームとなること。
この会社ってなに?
あなたが普段利用する銀行のシステムが新しくなって使いやすくなったり、お気に入りのアパレル店が便利なオンラインサービスを始めたり、そんな変化の裏には企業の『困った』を解決する専門家がいます。シグマクシスはまさにそんな存在で、様々な会社のビジネスがもっと良くなるように、デジタル技術の導入や新しい事業の立ち上げをサポートしています。私たちの目に直接触れることは少ないですが、普段の生活をより便利で豊かにする企業の挑戦を、縁の下から支えている会社なのです。
企業のDX化を支援するコンサルティングを核に、投資事業も展開するユニークな企業。FY2025は売上高262.9億円、営業利益56.38億円と過去最高を更新し、続くFY2026も売上高300.0億円、営業利益69.5億円と2桁成長を見込むなど、業績は好調に推移しています。最近ではカメラEC大手のシュッピン社と資本業務提携を結ぶなど、コンサルティングの知見を活かしたM&Aや事業投資を加速させています。株価は52週高値から半値以下に調整しており、好調な業績と市場評価のギャップが今後の焦点です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス
- 公式
- www.sigmaxyz.com
社長プロフィール

私たちはコンサルティングと投資を事業の柱とし、グループのシナジーで価値の最大化を目指しています。多様なプロフェッショナルが企業の変革を支援し、お客様と共に新たな価値を社会に実装するパートナーであり続けます。
この会社のストーリー
三菱商事とRHJインターナショナルの共同出資により、ビジネスコンサルティング会社として事業を開始。企業の課題解決を支援するプロフェッショナルサービスを提供。
設立から約5年でIPOを達成し、株式市場からの資金調達によるさらなる事業拡大の基盤を築いた。
マザーズ上場からわずか1年で東証一部へとステップアップ。企業としての信頼性と成長性を市場に示した。
企業の新規事業開発を支援するプラットフォームサービスを開始。コンサルティングの枠を超えた事業創造への取り組みを強化。
コンサルティングと投資を両輪とする事業モデルを明確化するため、持株会社体制へ移行。グループシナジーによる価値創造を加速させる。
グループ戦略の一環として、子会社のMBO(経営陣による買収)による株式譲渡を実施。事業ポートフォリオの最適化を進める。
リユース事業を展開するシュッピンと提携。コンサルティングと投資のノウハウを活かし、新たなビジネスモデルとECプラットフォームの構築を目指す。
2030年3月期までに配当性向50%を目指すという目標を掲げ、株主への利益還元を強化。企業価値の継続的な向上を目指す。
注目ポイント
従来のコンサルティングに加え、M&Aや事業投資も積極的に展開。企業の課題解決だけでなく、事業創造パートナーとして共に成長するユニークな立ち位置が強みです。
2030年3月期までに配当性向50%達成を目標に掲げています。業績に連動した利益還元と安定配当の両立を目指しており、株主を重視する姿勢が明確です。
持株会社への移行や事業ポートフォリオの再編を積極的に実施。変化の激しい時代に対応し、常に最適な形で価値創造を追求するダイナミックな経営が魅力です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 2.7円 | 69.0% |
| FY2017/3 | 2.7円 | 44.2% |
| FY2018/3 | 3.4円 | 45.8% |
| FY2019/3 | 4.2円 | 38.1% |
| FY2020/3 | 5.2円 | 30.1% |
| FY2021/3 | 5.2円 | 34.6% |
| FY2022/3 | 13.5円 | 65.5% |
| FY2023/3 | 8.3円 | 30.5% |
| FY2024/3 | 13.7円 | 35.4% |
株主優待制度は実施していません。
同社は業績連動型の配当方針を基本としつつ、安定的な配当の維持に努めています。2030年3月期までに配当性向を50%まで引き上げる目標を掲げており、成長に伴う積極的な株主還元姿勢が明確です。株主優待は実施しておらず、利益を直接的に還元する配当と資本効率向上のための施策を重視しています。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
シグマクシス・ホールディングスは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を中心に安定した成長を遂げており、売上高はFY2021/3の約140億円からFY2025/3には約263億円へと大幅に拡大しました。コンサルティング案件の増加に加え、顧客企業のプロジェクト規模が大型化していることが寄与しています。FY2026/3も成長基調は維持されており、純利益は約49億円を見込む堅調な推移となっています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 24.1% | 11.8% | - |
| FY2022/3 | 16.5% | 11.4% | - |
| FY2023/3 | 19.1% | 15.2% | - |
| FY2024/3 | 16.5% | 17.7% | 18.9% |
| FY2025/3 | 29.1% | 22.3% | 21.4% |
収益性は非常に高く、営業利益率はFY2021/3の12.5%からFY2025/3には21.4%へと向上しており、専門性の高いコンサルティング提供による高い粗利が維持されています。ROE(自己資本利益率)も30.8%と資本効率は極めて優秀な水準です。これは、無駄な資産を抱えず、人的資本への投資が効率的に利益を生み出している結果といえます。
財務は安全?
財務健全性は非常に高く、有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しており、自己資本比率も72.3%と盤石な状態です。潤沢な手元資金を保有しているため、M&Aや新規事業への投資に対する柔軟性は極めて高いと言えます。強固な貸借対照表は、市場環境の変化に対する強力な耐性となっています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 16.0億円 | 2.9億円 | -7.8億円 | 18.8億円 |
| FY2022/3 | 25.1億円 | -5.5億円 | 4.7億円 | 19.6億円 |
| FY2023/3 | 20.9億円 | -500万円 | -27.0億円 | 20.8億円 |
| FY2024/3 | 31.2億円 | -10.3億円 | -20.2億円 | 20.8億円 |
| FY2025/3 | 53.9億円 | -15.4億円 | -40.7億円 | 38.5億円 |
本業で稼ぐ力を示す営業キャッシュフローは順調に増加しており、FY2025/3には約54億円という高い水準を確保しました。得られた資金を将来の成長投資に回しつつ、余裕のある分は配当や自社株買いなどの株主還元に充てるサイクルが確立されています。投資キャッシュフローのマイナスは事業拡大のための投資を意味しており、健全な成長投資の姿勢が維持されています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.0億円 | 5.9億円 | 32.7% |
| FY2022/3 | 27.6億円 | 11.0億円 | 39.8% |
| FY2023/3 | 32.6億円 | 10.6億円 | 32.5% |
| FY2024/3 | 43.4億円 | 11.1億円 | 25.5% |
| FY2025/3 | 58.8億円 | 14.8億円 | 25.2% |
法人税等の支払額は利益の成長に伴い増加傾向にあります。FY2024/3以降は税効果の影響等により25%前後の水準で推移していますが、これは一般的な法人税率の範囲内です。業績見通しに応じて適正に納税を行っており、財務上の大きな懸念点はありません。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 1,208万円 | 730人 | - |
従業員平均年収は1,208万円とコンサルティング業界の水準に照らしても高い部類に属しています。専門的なスキルを持つ人材の獲得競争が激しい中で、高い報酬水準を維持することで優秀なコンサルタントを確保する戦略が背景にあると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は伊藤忠商事・インターネットイニシアティブ・インテック。
大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口が上位を占め、伊藤忠商事やインターネットイニシアティブといった事業会社が戦略的な資本関係に基づき主要株主として名を連ねています。経営の安定性が高い一方、機関投資家の動向が株価に影響を与えやすい構成といえます。
会社の公式開示情報
役員報酬
経営コンサルティングを軸にIT戦略立案や実行支援を行う事業セグメントを展開しています。事業上のリスクとしては、競合他社との激しい人材獲得競争や手数料競争、および特定顧客への依存度やITプロジェクトの遂行能力が業績を左右する要因として開示されています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率30.0%を達成しており、ジェンダーダイバーシティと経営の多様性を重視したガバナンス体制を構築しています。監査報酬も適切に支払われており、適正な監査機能の維持とともに持株会社体制のもとで強固な経営監督機能の確保に努めています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 300億円 | 300億円 | 263億円 | -12.4% |
| FY2024 | 192億円 | — | 224億円 | +16.7% |
| FY2023 | 172億円 | — | 173億円 | +0.8% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 70億円 | 70億円 | 56億円 | -18.9% |
| FY2024 | 39億円 | — | 42億円 | +10.0% |
| FY2023 | 32億円 | — | 32億円 | +1.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な目標となります。過去3期を見ると、FY2024は売上高・利益ともに期初予想を10%以上超過して着地するなど、ポジティブな実績が目立ちます。一方で、FY2025は期初予想に対して売上高-12.4%、営業利益-18.9%と大幅な未達となりました。コンサルティング業界は案件の受注状況によって業績が変動しやすいため、投資家はガイダンスの前提条件を慎重に吟味する必要があります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、配当と株価の値上がりを合算した総合的な投資リターンを示す指標です。FY2021からFY2025までの5年間、シグマクシスHDのTSRは一貫して市場平均であるTOPIXを上回っており、株主へのトータルリターン創出において優れた実績を上げています。特にFY2025では自社TSRが319.1%に達し、TOPIXの213.4%を100ポイント以上アウトパフォームしました。これは、継続的な増配と、期間を通した株価上昇が複合的に寄与した結果です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 151.6万円 | +51.6万円 | 51.6% |
| FY2022 | 189.2万円 | +89.2万円 | 89.2% |
| FY2023 | 188.9万円 | +88.9万円 | 88.9% |
| FY2024 | 292.2万円 | +192.2万円 | 192.2% |
| FY2025 | 319.1万円 | +219.1万円 | 219.1% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は15.42倍と非常に高く、将来の株価上昇を見込んだ信用買い残が積み上がっている状況です。これは株価が下落した際に、見切り売り(追証売り)による需給悪化を招くリスクをはらんでいます。業界比較では、PERはサービス業平均の約25倍に対し11.1倍と割安ですが、PBRは3.82倍と平均より高く評価されています。4%を超える高い配当利回りが株価の下支え要因となるか注目されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
第3四半期決算にて経常利益が前年同期比3.3%増を達成し、堅調な業績推移を維持。
GX領域の知見をまとめたレポートを日経BPから出版し、専門性の高さを市場へ訴求。
シュッピンとの資本・業務提携を通じ、ECプラットフォーム開発等の新事業モデルを加速。
最新ニュース
シグマクシス・ホールディングス まとめ
ひとめ診断
「DXコンサルを軸に、M&Aや事業投資で自らも変革を仕掛ける実践派集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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