サイバー・バズ
CyberBuzz,Inc.
最終更新日: 2026年4月30日
SNS時代の潮流を掴み、AI×コマースで新しい常識を生み出すコミュニケーション・カンパニー
「SMMの会社」から「SMM+新たなプロダクト」を提供する会社へ進化し、持続的な成長を実現する。
この会社ってなに?
InstagramやTikTokで活躍するインフルエンサーを起用して企業の商品・サービスをPRする「SNSマーケティング」が主力事業です。化粧品やスキンケア用品のPR投稿、企業の公式SNSアカウント運用代行などを手がけており、日常的にSNSで目にするPR投稿の裏側にはサイバー・バズの仕組みが使われていることがあります。最近ではTikTok Shopの導入支援や、SNSを活用したアフィリエイト広告サービス「WESELL」、AI検索対策コンサルティング「AI Buzz Engine」の提供も開始しており、SNSでモノが売れる仕組みづくりに取り組んでいます。
サイバー・バズはSNSマーケティング支援を主力とし、化粧品・トイレタリー領域に強みを持つ企業です。FY2024/9は営業利益-17.2億円の大幅赤字を計上しましたが、FY2025/9では営業利益3.5億円へとV字回復を達成。FY2026/9は売上高77億円(前年比+8.0%)・営業利益3億円を計画し、第1四半期は経常利益が前年同期比50%増と好発進しています。セレスとの資本業務提携によるアフィリエイト事業「WESELL」、Queue社との「AI Buzz Engine」、TikTok Shop販促支援など、SMM(ソーシャルメディアマーケティング)に加えた新プロダクト群での収益基盤拡大が今後の焦点です。2026年4月に創業20周年を迎え、「コミュニケーションを価値に変え、世の中を変える」というビジョンのもと次の成長ステージへ向かいます。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都渋谷区桜丘町12-10 住友不動産渋谷インフォスアネックス
- 公式
- www.cyberbuzz.co.jp
社長プロフィール
「脱スタンダード」で新しい常識を生み出し、常に「己超え」をしていく。2026年に創業20周年を迎え、「Link〜つながりを忘れない〜」をテーマに、これまでのパートナーやクリエイターとの絆を大切にしながら、AI×SNSコマースという新たな領域に果敢に挑戦してまいります。
この会社のストーリー
サイバーエージェントグループとしてインターネット広告やソーシャルメディアマーケティング事業を目的に創業。
現代表取締役社長の高村彰典氏が取締役に就任し、経営体制を強化。
9月19日に東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)へ上場。公募価格を大きく上回る初値4,000円を記録。
アフィリエイト広告取引関連で多額の損失を計上し、営業赤字17.2億円を記録。役員報酬の自主返納を決定。
FY2025/9は営業利益3.5億円へV字回復。セレスとの資本業務提携を締結し、アフィリエイト事業「WESELL」での協業を開始。
TikTok Shop本格始動に合わせた販促型SNSマーケティング支援を開始。SNS特化型エージェント「Be One Agent」も展開。
2026年4月に創業20周年を迎え、Queue社との「AI Buzz Engine」や米Dwilarへの出資など、AI×コマース領域での成長を加速。
注目ポイント
SNS特化型エージェント「Be One Agent」を展開し、Z世代に人気のクリエイターを多数抱える。化粧品・トイレタリー領域での実績は業界トップクラス。
TikTok Shop支援、アフィリエイト「WESELL」、AI検索最適化「AI Buzz Engine」、CVC子会社による海外投資など、新領域へ積極投資中。
毎年9月末に100株以上保有でPayPayポイント1,000円分を贈呈。約7.6万円から投資可能で、優待込み利回りは約1.3%。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2019/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2023/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2025/3 | 0円 | 0.0% |
| 必要株数 | 100株以上(約7.6万円) |
| 金額相当 | 約1,000円相当 |
| 権利確定月 | 9月 |
当社は事業成長を最優先とし上場以来無配を継続しています。自己資本比率が18.8%と低水準であり、内部留保の充実が急務であるため、当面は配当実施の可能性は低い状況です。一方、株主優待としてPayPayポイントコード(1,000円相当)を毎年贈呈しており、優待込み利回りは約1.3%と個人投資家にとって一定の魅力があります。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
FY2021/9〜FY2023/9は売上高が年率30%超で成長していましたが、FY2024/9にアフィリエイト広告取引関連で約17.2億円の営業赤字を計上しました。FY2025/9には事業の選択と集中で営業利益3.5億円へとV字回復を遂げ、FY2026/9は売上高77億円(前年比+8.0%)を見込んでいます。第1四半期の営業利益進捗率は58.6%と好調で、新規事業「WESELL」「AI Buzz Engine」による収益多角化の成否が今後の成長を左右します。
事業ごとの売上・利益
インフルエンサー起用によるSNS広告運用、企業のSNSアカウント運用代行、口コミマーケティングが主力。化粧品・トイレタリー業界に強み。
TikTok Shop導入支援、アフィリエイト広告サービス「WESELL」、AI検索対策「AI Buzz Engine」、SNS特化型エージェント「Be One Agent」など。成長投資フェーズ。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2019/3 | 15.9% | 12.5% | 14.7% |
| FY2020/3 | 8.4% | 7.1% | 7.2% |
| FY2021/3 | -4.0% | -3.3% | 0.1% |
| FY2022/3 | 4.3% | 3.2% | 3.4% |
| FY2023/3 | 9.1% | 4.0% | 6.8% |
| FY2024/3 | - | - | -23.0% |
| FY2025/3 | 51.2% | 12.4% | 4.9% |
FY2023/9に営業利益率6.8%まで改善していましたが、FY2024/9にアフィリエイト関連損失で-23.0%に急落。FY2025/9は4.9%へ回復しました。ROE51.2%は純資産が大幅毀損した後の回復期特有の高数値であり、正常水準ではありません。FY2026/9は売上拡大と新規事業の投資フェーズが重なるため、利益率の維持と向上が経営課題となっています。
財務は安全?
FY2023/9まで自己資本比率42〜81%と健全な財務を維持していましたが、FY2024/9の大幅赤字で純資産が約3.5億円まで毀損し、自己資本比率は7.3%に急低下しました。FY2025/9には純利益3.9億円の計上で純資産7.5億円、自己資本比率18.8%まで回復。有利子負債ゼロを継続しており、利益の積み上げによる自己資本回復が最優先課題です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2019/3 | 2.3億円 | -2,000万円 | 7.8億円 | 2.1億円 |
| FY2020/3 | 1.4億円 | -1.0億円 | 9,000万円 | 4,000万円 |
| FY2021/3 | -7,300万円 | -1.2億円 | -1.3億円 | -1.9億円 |
| FY2022/3 | 2.3億円 | -1.6億円 | 6,800万円 | 6,900万円 |
| FY2023/3 | -7,000万円 | -4.7億円 | 4.5億円 | -5.4億円 |
| FY2024/3 | -9.3億円 | -6.5億円 | 7.5億円 | -15.8億円 |
| FY2025/3 | 2.7億円 | 4.3億円 | 4,200万円 | 7.0億円 |
FY2024/9は営業赤字により営業CFが-9.3億円、FCFは-15.9億円と大幅なマイナスを記録しましたが、FY2025/9には営業CFの黒字転換によりFCF+7.1億円へ劇的に改善しました。投資CFのプラスは子会社・関連会社株式の売却等によるものです。本業からのキャッシュ創出能力が回復したことで財務的な安全性は大きく改善しており、今後の成長投資への余力が生まれています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2019/3 | 4.1億円 | 1.4億円 | 32.8% |
| FY2020/3 | 2.0億円 | 3,600万円 | 17.6% |
| FY2021/3 | 400万円 | 7,700万円 | 1925.0% |
| FY2022/3 | 1.7億円 | 8,600万円 | 50.3% |
| FY2023/3 | 4.1億円 | 2.1億円 | 50.2% |
| FY2024/3 | -17.1億円 | 0円 | - |
| FY2025/3 | 3.4億円 | 0円 | 0.0% |
FY2024/9の赤字で生じた繰越欠損金の活用により、FY2025/9は税負担ゼロで着地しました。これがFY2025/9の純利益(3.9億円)が営業利益(3.5億円)を上回る要因です。FY2026/9予想では欠損金の使い切りに伴い実効税率38.3%へ正常化し、純利益は1.85億円にとどまる見込みです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 596万円 | 202人 | - |
従業員の平均年収は596万円と、インターネット広告業界の中堅・ベンチャー企業としては標準からやや高水準な推移を見せています。若手主体の組織であり、SNSマーケティングの成長に伴う成果報酬的な側面も加味されていると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
CEO高村氏が約30%、セレス・サイバーエージェント・マイナビなど事業法人が約38%を保有し、安定株主比率は高水準。浮動株は約32%と限定的です。
社長の高村氏が約30%を保有するオーナー経営企業。2025年6月にセレス(3696)が19.14%を取得し第2位株主に。サイバーエージェントが約15%、マイナビが約4%を保有し、大手企業の支援を受けた安定的な株主構成です。CVC子会社Buzz Innovationによる米国スタートアップへの出資も開始しています。
会社の公式開示情報
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| ソーシャルメディアマーケティング(SMM) | 約65億円 | 約4億円 | 6.2% |
| 新規プロダクト・その他 | 約6億円 | 赤字 | - |
主力のSMM(ソーシャルメディアマーケティング)事業が売上の約9割を占め、化粧品・トイレタリー業界向けのインフルエンサーマーケティングに強みがあります。FY2024/9にアフィリエイト広告取引で多額の損失を計上し役員報酬の自主返納を行うなど、ガバナンス面の課題も顕在化しました。現在は「SMM+新規プロダクト」への事業転換を図り、AI検索対策やSNSコマースなど新領域への投資を進めています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2024 | 5億円 | — | -17億円 | 大幅未達 |
| FY2025 | 2億円 | 3億円 | 3億円 | +74.5% |
| FY2026 1Q | 1億円 | — | 2億円 | +60.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 77億円 | — | — | 進行中 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
FY2024/9は過去最大の赤字を計上しましたが、役員報酬返納と事業見直しを経て、FY2025/9は営業利益予想(2億円)を74.5%上回る3.49億円で着地。FY2026/9も第1四半期時点で営業利益1.76億円(進捗率58.6%)と計画を大幅に上回るペースです。「SMM+新たなプロダクト」を掲げ、WESELL・AI Buzz Engine・TikTok Shop支援など新規事業の収益化が今後の計画達成の鍵となっています。
株の売買状況と今後の予定
時価総額31億円の小型グロース株であり、PER16.5倍はグロース市場の同業比で割安感があります。一方PBR5.23倍はFY2024/9の大幅赤字で純資産が毀損した結果の高水準です。信用取引は買い残のみで売り残がなく、将来的な売り圧力となるリスクがある点に留意が必要です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年4月3日に創業20周年を迎え、「Link〜つながりを忘れない〜」をテーマに記念特設サイトを公開。
Queue社との業務連携により、AI検索最適化コンサルティングサービス「AI Buzz Engine」の提供を開始。
FY2026/9 第1四半期決算にて経常利益が前年同期比50.4%増を達成し、高い進捗率を記録。
「SMM」に加え新たなプロダクト提供を柱とする中長期の成長戦略を市場へ提示。
セレス(3696)との資本業務提携を締結。アフィリエイト事業「WESELL」での協業を推進。
最新ニュース
サイバー・バズ まとめ
ひとめ診断
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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