コプロ・ホールディングス
COPRO-HOLDINGS.Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月28日
人づくりで建設業界の未来を支える、急成長中の人財サービス企業
一人ひとりの心に点火する「人づくり」企業になる。
この会社ってなに?
あなたが普段街中で見かける高層ビルや新しい道路の建設現場。実はその裏側では、多くの専門技術者がプロジェクトを支えています。コプロ・ホールディングスは、そうした建設現場に対して「こんなスキルを持つ技術者が必要です」という企業の要望に応え、ピッタリの人材を派遣する会社です。人手不足が課題となっている建設業界で、プロジェクトが計画通りに進むよう「人の力」でサポートしています。あなたが利用する新しい施設や道路も、同社の派遣した技術者が関わっているかもしれません。
コプロ・ホールディングスは、建設技術者派遣を主力事業とし、業界の人手不足を背景に急成長を続けています。2025年3月期には売上高300.1億円、営業利益27.63億円を達成し、過去最高益を更新。さらに2026年3月期はM&A効果も加わり、売上高380.0億円、営業利益38.0億円と大幅な増収増益を見込んでいます。中期経営計画では目標を上方修正するなど、建設業界の構造変化を的確に捉え、事業拡大を加速させている点が投資家から注目されています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 愛知県名古屋市中村区名駅3丁目28番12号 大名古屋ビルヂング 25F
- 公式
- www.copro-h.co.jp
社長プロフィール

私たちは「最高の『働き方』と最高の『働き手』を。」をパーパスに掲げ、一人ひとりの心に点火する『人づくり』企業を目指します。建設業界をはじめとする各分野で付加価値の高い人財サービスを通じて社会に貢献し、企業価値の持続的な向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
愛知県名古屋市にて、建設エンジニアのアウトソーシング事業を主とする株式会社コプロ・エンジニアードを設立。
グループ経営の効率化を図るため、持株会社として株式会社コプロ・ホールディングスを設立。組織体制を強化し、さらなる成長基盤を築く。
創業から約13年で株式上場を果たす。公開価格2,090円に対し初値は2,395円となり、市場からの高い期待を集めた。
上場からわずか1年で東証一部・名証一部へと市場変更。企業の信頼性と成長性が認められ、事業拡大を加速させる。
東京証券取引所の市場再編に伴い、最上位であるプライム市場へ移行。日本を代表する企業の一つとして新たなステージに進む。
プラント業界に強みを持つトライトエンジニアリングを完全子会社化。M&Aを通じて事業領域を拡大し、建設技術者派遣で圧倒的No.1を目指す。
中期経営計画「Build the Future 2027」の最終年度。業績好調を受け目標を上方修正し、売上高470億円、Non-GAAP営業利益62億円を目指す。
注目ポイント
創業以来、増収を継続しており、上場後も連続で過去最高益を更新中。中期経営計画も上方修正するなど、力強い成長を続けています。
建設業界の働き方改革に伴う人材不足を背景に、技術者派遣の需要が拡大。社会課題を事業機会に変え、成長を加速させています。
業績拡大に合わせて増配を続けており、配当利回りは市場平均と比べても魅力的な水準。株主への利益還元に積極的な姿勢を示しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.75円 | 70.3% |
| FY2022/3 | 10円 | 39.2% |
| FY2023/3 | 12.5円 | 53.7% |
| FY2025/3 | 15円 | 62.9% |
現在、株主優待制度は実施していません。
同社は株主還元を経営の重要課題と位置づけ、配当による利益還元を基本方針としています。業績連動に加え、安定的かつ継続的な配当を意識した施策を講じています。今後も成長投資とバランスを取りながら、高い配当利回りの水準を維持することを目指しています。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
コプロ・ホールディングスは、建設・プラント業界向け技術者派遣を核として安定的な増収基調を維持しています。FY2025/3には売上高が約300億円に達し、FY2026/3にはさらなる成長を見込み売上高380億円、純利益24.7億円を予想しています。人材需給の逼迫を背景とした単価上昇と稼働率向上が、力強い業績拡大を支えています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 16.1% | 11.9% | 9.7% |
| FY2022/3 | 14.6% | 10.9% | 10.4% |
| FY2023/3 | 12.1% | 8.6% | 7.0% |
| FY2024/3 | 18.0% | 12.0% | 8.9% |
| FY2025/3 | 21.7% | 13.9% | 9.2% |
営業利益率は直近で約9%台を維持しており、技術者派遣という労働集約型ビジネスにおいて高い収益性を確保しています。ROEは20%を超える水準まで上昇しており、効率的な資本活用が実現されています。技術者教育を通じた付加価値の提供が、競合に対する差別化と高い利益率を両立させる要因となっています。
財務は安全?
自己資本比率は60%超を維持しており、強固な財務健全性を誇ります。有利子負債はゼロの「実質無借金」経営を継続しており、財務リスクは極めて限定的です。豊富なキャッシュポジションを活用し、トライトエンジニアリングの買収など、さらなる成長に向けた戦略的投資を推進しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.9億円 | -8,300万円 | -4.2億円 | 9.1億円 |
| FY2022/3 | 8.2億円 | -12.6億円 | -8.3億円 | -4.4億円 |
| FY2023/3 | 10.1億円 | -2.9億円 | -3.7億円 | 7.2億円 |
| FY2024/3 | 23.3億円 | -3.2億円 | -4.6億円 | 20.1億円 |
| FY2025/3 | 22.3億円 | -3.5億円 | -16.4億円 | 18.8億円 |
事業活動による営業キャッシュフローが安定してプラスを計上しており、強固な稼ぐ力を示しています。投資キャッシュフローは成長のための投資活動に伴い流出していますが、全体としてフリーキャッシュフローは高い水準で推移しています。借入に依存せず、稼ぎ出した資金で自社成長と株主還元をバランスよく行っているのが特徴です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 14.4億円 | 4.3億円 | 29.9% |
| FY2022/3 | 16.2億円 | 6.6億円 | 40.6% |
| FY2023/3 | 13.2億円 | 4.6億円 | 34.7% |
| FY2024/3 | 22.1億円 | 7.5億円 | 33.8% |
| FY2025/3 | 27.8億円 | 9.6億円 | 34.6% |
法人税等の支払額は、税引前利益の増加に連動して増加傾向にあります。概ね30%から35%程度の範囲内で推移しており、法的な税負担は標準的です。業績の拡大に伴い納税額も順調に増えており、企業としての社会的貢献を果たしています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 484万円 | 5,154人 | - |
従業員平均年収は484万円であり、人材派遣業としての業界水準に適正な範囲にあります。建設技術者という専門スキルを持つ人材を確保するため、育成体制の強化や付加価値向上を図ることで、競合他社に対する競争力を維持しようとしています。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はリタメコ。
大株主構成は、株式会社リタメコが44.11%、創業者である清川甲介氏が13.81%を保有しており、創業経営陣による強固な支配体制が構築されています。上位株主で過半数を占めるため、経営の安定性は高い反面、市場での浮動株比率は比較的限られる傾向にあります。
会社の公式開示情報
役員報酬
売上高の約9割を建設技術者派遣事業が占める建設・プラント業界特化型の事業構造です。深刻な建設現場の人手不足を背景に堅調に推移していますが、市場環境や法規制の変化による採用コストの増加を主要な経営リスクとして認識しています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%と発展途上ですが、取締役会の独立性・客観性を重視した指名・報酬委員会等の設置を進めています。連結子会社3社を擁する組織規模に対し、監査体制を適宜拡充することでガバナンスの実効性向上に努めています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 300億円 | — | 300億円 | +0.03% |
| FY2024 | 243億円 | — | 241億円 | -0.82% |
| FY2023 | 179億円 | — | 188億円 | +5.27% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 27億円 | — | 28億円 | +2.33% |
| FY2024 | 18億円 | — | 21億円 | +18.94% |
| FY2023 | 10億円 | — | 13億円 | +28.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は現行の中期経営計画「Build the Future 2027」において、最終年度(2027年3月期)の目標を売上高470億円、Non-GAAP営業利益62億円へと当初計画から大幅に引き上げています。これは主力の建設技術者派遣事業の好調さに加え、積極的なM&Aによる事業拡大が寄与する見込みのためです。過去の業績予想も、特に利益面で期初予想を上回る実績を出す傾向があり、経営陣の計画達成能力は高いと評価できます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
同社のTSR(株主総利回り)は、分析対象期間のほぼ全てでTOPIXを大幅にアウトパフォームしています。特にFY2024とFY2025は、TOPIXが210%台であるのに対し、同社はそれぞれ494.3%、457.7%と2倍以上のリターンを記録しました。これは、建設業界の人手不足という追い風を受けて連続最高益を更新し続けた高い成長性が、配当と株価上昇の両面で株主に還元された結果です。市場全体を大きく上回るパフォーマンスは、同社の事業戦略と成長力が高く評価されていることを示しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 189.2万円 | +89.2万円 | 89.2% |
| FY2022 | 144.2万円 | +44.2万円 | 44.2% |
| FY2023 | 194.9万円 | +94.9万円 | 94.9% |
| FY2024 | 494.3万円 | +394.3万円 | 394.3% |
| FY2025 | 457.7万円 | +357.7万円 | 357.7% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは13.6倍と業界平均の22.9倍に比べて割安な水準にありますが、PBRは4.08倍と資本効率の高さを評価され、業界平均を上回っています。配当利回りは4.52%と高く、株主還元への意識が強いことがうかがえます。信用買残が売り残を大きく上回る12.02倍となっており、将来の株価上昇を期待する買いが多い一方で、需給面での重さも意識されます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
トライトエンジニアリングを完全子会社化し、建設技術者派遣のシェア拡大を加速。
2025年度新卒内定式にて過去最多の201名を採用し、組織基盤を強化。
FY2025の売上高300.1億円、営業利益27.63億円を達成し連続最高益を更新。
最新ニュース
コプロ・ホールディングス まとめ
ひとめ診断
「建設業界の『2024年問題』を追い風に、技術者派遣とM&Aで急成長を遂げる人材ソリューション企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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