ツカダ・グローバルホールディング
TSUKADA GLOBAL HOLDINGS Inc.
最終更新日: 2026年3月30日
人生の特別な瞬間を彩る、世界最高のおもてなし企業
ブライダルの枠を超え、世界中の人々の心に残る感動を提供する『世界最高のおもてなし企業』となること。
この会社ってなに?
友人の結婚式に参列したとき、素敵なチャペルや緑あふれるガーデン付きの邸宅で感動した経験はありませんか?ツカダ・グローバルホールディングは、そのような『ゲストハウスウェディング』を日本に広めたパイオニアです。あなたが「素敵だな」と感じた結婚式場の多くを、実はこの会社が運営しているかもしれません。また、「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」といった、記念日などに利用するような特別なホテルも手掛けています。あなたが誰かの大切な日をお祝いしたり、非日常を味わったりする、その特別な瞬間の裏側で、同社が「最高のおもてなし」を提供しているのです。
ツカダ・グローバルホールディングは、コロナ禍からの回復が鮮明なブライダル・ホテル運営企業です。2025年12月期決算では、売上高731.0億円(前期比15.0%増)、営業利益95.40億円(同28.8%増)と大幅な増収増益を達成しました。主力のゲストハウスウェディング事業に加え、M&Aや提携で強化してきたホテル事業が成長を牽引し、収益性の改善が顕著です。2026年12月期も増収増益と増配を見込んでおり、リオープン需要を着実に捉えた成長戦略が投資家の注目を集めています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 港区海岸1丁目16番1号 ニューピア竹芝サウスタワー
- 公式
- www.tsukada-global.holdings
社長プロフィール

私たちは、日本初のゲストハウスウエディング施設を開設して以来、お客様の心に残る感動を創造することに情熱を注いできました。現在はブライダル事業で培ったおもてなしの心を軸に、ホテルやリラクゼーションへと事業を拡大しています。『世界最高のおもてなし企業』を目指し、これからも変化を恐れず挑戦を続け、企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
創業。女性の社会進出を背景に、日本初となる欧米風の邸宅を貸し切りにする『ゲストハウスウエディング』事業を開始し、新たな市場を切り拓いた。
ハワイに現地法人を設立し、海外ウエディング事業に進出。国内で培ったノウハウを活かし、グローバル展開の第一歩を踏み出した。
事業の成長を背景に、東京証券取引所マザーズ市場へ上場。さらなる事業拡大と社会的信用の向上に向けた基盤を固めた。
東京証券取引所第一部へ市場変更。株式会社ツカダ・グローバルホールディングに商号を変更し、新たなステージへと進んだ。
「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」などを運営する株式会社ベストグローバルを子会社化。ホテル事業を第二の柱として本格的に育成を開始した。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、主力のブライダル・ホテル事業が大きな影響を受ける。厳しい経営環境に直面し、事業の立て直しが急務となった。
行動制限の緩和と共に業績は急回復。ホテル事業が牽引し、売上・利益ともにコロナ禍前を上回り、過去最高益を更新するV字回復を遂げた。
好調な業績を背景に、さらなる成長を目指す。IHGとの連携強化などを通じてホテル事業の収益力を高め、企業価値の持続的な向上を目指す。
注目ポイント
コロナ禍の逆境を乗り越え、業績はV字回復。特にホテル事業が好調で、売上高・利益ともに過去最高を更新するなど、力強い成長を見せています。
日本で初めて「ゲストハウスウエディング」というスタイルを確立した業界の先駆者。特別な一日を演出する高い企画力とブランド力が強みです。
自社グループが運営するホテルやレストランで利用できる優待割引券を提供。同社の質の高いサービスを、株主としてお得に体験することができます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 10円 | 24.8% |
| FY2017/3 | 10円 | 21.6% |
| FY2018/3 | 10円 | 19.7% |
| FY2019/3 | 10円 | 18.6% |
| FY2020/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2021/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2022/3 | 5円 | 15.9% |
| FY2023/3 | 10円 | 10.1% |
| FY2024/3 | 11円 | 10.2% |
| FY2025/3 | 12円 | 11.9% |
| 必要株数 | 100株以上(約6万円) |
| 金額相当 | 利用回数等により変動 |
| 権利確定月 | 6月・12月 |
配当方針は、業績の成長に合わせた安定的な配当の実施を基本としています。配当性向は低水準を維持しており、成長投資を優先しつつも着実な増配を行う姿勢が鮮明です。株主還元策として優待制度も充実させており、トータルでの株主価値向上を目指しています。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
当社の業績は、婚礼事業の回復とホテル事業の成長により、FY2021/3のコロナ禍による赤字から力強く復活を遂げました。FY2025/3には売上高が約731億円、営業利益が約95億円に達し、積極的な事業拡大が収益を押し上げています。FY2026/3も成長基調が続き、売上高約778億円、純利益約60億円の過去最高水準を見込むなど好調を維持しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -21.2% | -6.8% | - |
| FY2022/3 | -4.4% | 1.7% | - |
| FY2023/3 | 4.9% | 5.1% | - |
| FY2024/3 | 2.6% | 4.6% | 11.7% |
| FY2025/3 | 10.2% | 3.4% | 13.1% |
収益性は、コロナ禍での一時的な落ち込みを経て大幅に改善しました。FY2025/3には営業利益率が13.1%に達しており、高付加価値なホテル・婚礼サービスの提供が利益率向上に寄与しています。ROE(自己資本利益率)も二桁水準を維持しており、資本効率を重視した経営が着実に成果を生んでいるといえます。
財務は安全?
財務状況は、積極的な設備投資と事業拡大に伴い有利子負債が増加傾向にあります。総資産はFY2025/3時点で約1,401億円に拡大しましたが、自己資本比率は約26.6%と一定の財務健全性を維持しています。今後は、拡大した資産を活用してさらなる収益成長と負債の適正化を両立できるかが注目されます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -9.0億円 | -19.2億円 | -29.8億円 | -28.1億円 |
| FY2022/3 | 79.6億円 | 20.8億円 | -54.2億円 | 100億円 |
| FY2023/3 | 80.8億円 | -118億円 | 11.7億円 | -36.9億円 |
| FY2024/3 | 104億円 | -111億円 | 27.3億円 | -7.4億円 |
| FY2025/3 | 103億円 | -72.6億円 | 36.0億円 | 30.8億円 |
営業キャッシュフローは、事業の回復に伴い年間100億円規模の安定した創出能力を確立しています。一方で、成長に向けた投資活動が継続しており、投資キャッシュフローはマイナスで推移しています。本業で稼いだ資金を新規施設や設備へ再投資する成長戦略が明確であり、強固な経営基盤を構築しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | -54.5億円 | 0円 | - |
| FY2022/3 | 47.6億円 | 32.6億円 | 68.5% |
| FY2023/3 | 57.4億円 | 10.1億円 | 17.6% |
| FY2024/3 | 77.3億円 | 25.8億円 | 33.4% |
| FY2025/3 | 74.9億円 | 27.3億円 | 36.4% |
税引前利益が赤字だったFY2021/3期は法人税等の負担はありませんでした。業績回復後の各期においては、実効税率は概ね標準的な範囲内で推移しています。将来の業績拡大に伴い、適切な納税と企業価値向上のバランスを考慮した経営が求められています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 564万円 | 2,365人 | - |
従業員平均年収は564万円であり、婚礼・ホテル・サービス業という業界の性質上、人材育成やサービス品質向上への投資を重視しつつ、業績連動性を考慮した賃金水準を維持しています。過去の業績回復に伴う賃金改善傾向が、従業員のエンゲージメント向上に寄与していると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。
同社はファインエクスパンド有限会社が44.33%、創業者である塚田正之氏が14.93%の株式を保有しており、創業家および資産管理会社が過半数超の議決権を掌握する極めて強固なオーナー企業体制です。市場への浮動株供給が限られる反面、中長期的な経営戦略の安定性が担保されています。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業の柱であるウエディング事業に加え、ホテル・ウェルネス事業を拡大しており、多様な顧客体験の提供によって収益源の多角化を進めています。設備投資に312.6億円を投じるなど積極的な拠点展開を行う一方、景気動向や人流の変化が業績リスクとして常に存在する構造です。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%と改善の余地があるものの、社外取締役を含む3名の業務執行取締役体制により経営の透明性と健全性の維持を図っています。27社の連結子会社を抱えるグループ経営において、強固な監査体制の構築は重要な経営課題となっています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 710億円 | — | 731億円 | +3.0% |
| FY2024 | 608億円 | — | 636億円 | +4.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 88億円 | — | 95億円 | +8.4% |
| FY2024 | 60億円 | — | 74億円 | +23.4% |
| FY2023 | 45億円 | — | 53億円 | +18.5% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想に対する達成度で経営の実行力を評価できます。コロナ禍後の需要回復を的確に捉え、FY2024、FY2025と2期連続で売上・利益ともに期初予想を上回って着地しており、ポジティブなサプライズが続いています。これは、主力の婚礼事業の単価上昇や、インバウンド需要を取り込んだホテル事業の好調が背景にあります。明確な数値目標がない点はやや物足りませんが、足元の業績は堅調に推移していると言えます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
同社のTSR(株主総利回り)は、FY2021からFY2025までの5年間、一貫してTOPIXを上回るパフォーマンスを記録しています。特にFY2025には240.6%と、TOPIX(164.1%)を大きくアウトパフォームしました。これは、コロナ禍からの急速な業績回復と、それに伴う株価の上昇、さらに増配傾向にある配当政策が株主に評価された結果です。経営陣が株主価値向上にコミットしている姿勢が、良好なTSRに繋がっています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 120.3万円 | +20.3万円 | 20.3% |
| FY2022 | 143.0万円 | +43.0万円 | 43.0% |
| FY2023 | 157.0万円 | +57.0万円 | 57.0% |
| FY2024 | 185.3万円 | +85.3万円 | 85.3% |
| FY2025 | 240.6万円 | +140.6万円 | 140.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
競合他社が含まれるサービス業の平均と比較して、PER4.9倍、PBR0.79倍と、株価は著しく割安な水準にあります。これは市場が同社の成長性や安定性をまだ完全には評価しきれていないことを示唆しています。信用倍率は36.90倍と高く、買い残が積み上がっているため、将来の株価上昇を見込む投資家が多い一方、需給面での重しとなる可能性も考えられます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2025年12月期決算にて営業利益95.40億円を達成し、2期ぶりの最高益を更新。
ホテル事業において名古屋地区の開業10周年記念プロモーションを開始。
青山セントグレース大聖堂にてデュアルスタイルラウンジを新規オープン。
最新ニュース
ツカダ・グローバルホールディング まとめ
ひとめ診断
「ゲストハウスウェディングの先駆者が、ホテル事業の強化でコロナ禍からV字回復を遂げたおもてなし企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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