2418スタンダード

ツカダ・グローバルホールディング

TSUKADA GLOBAL HOLDINGS Inc.

最終更新日: 2026年3月30日

ROE10.2%
BPS786.0円
自己資本比率25.2%
FY2025/3 有報データ

人生の特別な瞬間を彩る、世界最高のおもてなし企業

ブライダルの枠を超え、世界中の人々の心に残る感動を提供する『世界最高のおもてなし企業』となること。

この会社ってなに?

友人の結婚式に参列したとき、素敵なチャペルや緑あふれるガーデン付きの邸宅で感動した経験はありませんか?ツカダ・グローバルホールディングは、そのような『ゲストハウスウェディング』を日本に広めたパイオニアです。あなたが「素敵だな」と感じた結婚式場の多くを、実はこの会社が運営しているかもしれません。また、「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」といった、記念日などに利用するような特別なホテルも手掛けています。あなたが誰かの大切な日をお祝いしたり、非日常を味わったりする、その特別な瞬間の裏側で、同社が「最高のおもてなし」を提供しているのです。

ツカダ・グローバルホールディングは、コロナ禍からの回復が鮮明なブライダル・ホテル運営企業です。2025年12月期決算では、売上高731.0億円(前期比15.0%増)、営業利益95.40億円(同28.8%増)と大幅な増収増益を達成しました。主力のゲストハウスウェディング事業に加え、M&Aや提携で強化してきたホテル事業が成長を牽引し、収益性の改善が顕著です。2026年12月期も増収増益と増配を見込んでおり、リオープン需要を着実に捉えた成長戦略が投資家の注目を集めています。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
12月
本社
港区海岸1丁目16番1号 ニューピア竹芝サウスタワー
公式
www.tsukada-global.holdings

社長プロフィール

塚田 正之
塚田 正之
代表取締役社長
挑戦者
私たちは、日本初のゲストハウスウエディング施設を開設して以来、お客様の心に残る感動を創造することに情熱を注いできました。現在はブライダル事業で培ったおもてなしの心を軸に、ホテルやリラクゼーションへと事業を拡大しています。『世界最高のおもてなし企業』を目指し、これからも変化を恐れず挑戦を続け、企業価値の向上に努めてまいります。

この会社のストーリー

1995
創業とゲストハウスウエディングの誕生

創業。女性の社会進出を背景に、日本初となる欧米風の邸宅を貸し切りにする『ゲストハウスウエディング』事業を開始し、新たな市場を切り拓いた。

2001
海外への進出

ハワイに現地法人を設立し、海外ウエディング事業に進出。国内で培ったノウハウを活かし、グローバル展開の第一歩を踏み出した。

2005
東証マザーズへの上場

事業の成長を背景に、東京証券取引所マザーズ市場へ上場。さらなる事業拡大と社会的信用の向上に向けた基盤を固めた。

2012
東証一部への市場変更と社名変更

東京証券取引所第一部へ市場変更。株式会社ツカダ・グローバルホールディングに商号を変更し、新たなステージへと進んだ。

2013
ホテル事業への本格参入

「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」などを運営する株式会社ベストグローバルを子会社化。ホテル事業を第二の柱として本格的に育成を開始した。

2020
コロナ禍という試練

新型コロナウイルス感染症の拡大により、主力のブライダル・ホテル事業が大きな影響を受ける。厳しい経営環境に直面し、事業の立て直しが急務となった。

2023
V字回復と過去最高益の達成

行動制限の緩和と共に業績は急回復。ホテル事業が牽引し、売上・利益ともにコロナ禍前を上回り、過去最高益を更新するV字回復を遂げた。

2024
さらなる成長へ

好調な業績を背景に、さらなる成長を目指す。IHGとの連携強化などを通じてホテル事業の収益力を高め、企業価値の持続的な向上を目指す。

注目ポイント

コロナ禍からのV字回復!ホテル事業が牽引し過去最高益

コロナ禍の逆境を乗り越え、業績はV字回復。特にホテル事業が好調で、売上高・利益ともに過去最高を更新するなど、力強い成長を見せています。

ゲストハウスウエディングのパイオニア

日本で初めて「ゲストハウスウエディング」というスタイルを確立した業界の先駆者。特別な一日を演出する高い企画力とブランド力が強みです。

魅力的な株主優待制度

自社グループが運営するホテルやレストランで利用できる優待割引券を提供。同社の質の高いサービスを、株主としてお得に体験することができます。

サービスの実績は?

15.0%
売上高成長率
2025年12月期実績 (YoY)
+28.8% (営業利益成長率)
12
1株当たり配当金
2025年12月期実績
+1円 YoY
2,365
連結従業員数
2025年12月31日時点
3,091万円
従業員一人当たり売上高
2025年12月期
403万円
従業員一人当たり営業利益
2025年12月期

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
注意
自己資本比率 25.2%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
12
方針: 安定配当
1株配当配当性向
FY2016/31024.8%
FY2017/31021.6%
FY2018/31019.7%
FY2019/31018.6%
FY2020/300.0%
FY2021/300.0%
FY2022/3515.9%
FY2023/31010.1%
FY2024/31110.2%
FY2025/31211.9%
3期連続増配
株主優待
あり
自社グループ施設(ホテル・レストラン等)優待利用割引券
必要株数100株以上(約6万円)
金額相当利用回数等により変動
権利確定月6月・12月

配当方針は、業績の成長に合わせた安定的な配当の実施を基本としています。配当性向は低水準を維持しており、成長投資を優先しつつも着実な増配を行う姿勢が鮮明です。株主還元策として優待制度も充実させており、トータルでの株主価値向上を目指しています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
10.2%
業界平均
12.4%
営業利益率上回る
この会社
13.1%
業界平均
11.9%
自己資本比率下回る
この会社
25.2%
業界平均
51.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3517億円
FY2023/3575億円
FY2024/3635億円
FY2025/3731億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/374.1億円
FY2025/395.4億円

当社の業績は、婚礼事業の回復とホテル事業の成長により、FY2021/3のコロナ禍による赤字から力強く復活を遂げました。FY2025/3には売上高が約731億円、営業利益が約95億円に達し、積極的な事業拡大が収益を押し上げています。FY2026/3も成長基調が続き、売上高約778億円、純利益約60億円の過去最高水準を見込むなど好調を維持しています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
3.4%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
13.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/3-21.2%-6.8%-
FY2022/3-4.4%1.7%-
FY2023/34.9%5.1%-
FY2024/32.6%4.6%11.7%
FY2025/310.2%3.4%13.1%

収益性は、コロナ禍での一時的な落ち込みを経て大幅に改善しました。FY2025/3には営業利益率が13.1%に達しており、高付加価値なホテル・婚礼サービスの提供が利益率向上に寄与しています。ROE(自己資本利益率)も二桁水準を維持しており、資本効率を重視した経営が着実に成果を生んでいるといえます。

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率25.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
1,770億円
会社の純資産
398億円

財務状況は、積極的な設備投資と事業拡大に伴い有利子負債が増加傾向にあります。総資産はFY2025/3時点で約1,401億円に拡大しましたが、自己資本比率は約26.6%と一定の財務健全性を維持しています。今後は、拡大した資産を活用してさらなる収益成長と負債の適正化を両立できるかが注目されます。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+103億円
営業CF
投資に使ったお金
-72.6億円
投資CF
借入・返済など
+36.0億円
財務CF
手元に残ったお金
+30.8億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/3-9.0億円-19.2億円-29.8億円-28.1億円
FY2022/379.6億円20.8億円-54.2億円100億円
FY2023/380.8億円-118億円11.7億円-36.9億円
FY2024/3104億円-111億円27.3億円-7.4億円
FY2025/3103億円-72.6億円36.0億円30.8億円

営業キャッシュフローは、事業の回復に伴い年間100億円規模の安定した創出能力を確立しています。一方で、成長に向けた投資活動が継続しており、投資キャッシュフローはマイナスで推移しています。本業で稼いだ資金を新規施設や設備へ再投資する成長戦略が明確であり、強固な経営基盤を構築しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替変動の影響について当社グループは、外貨建子会社貸付金等の外貨建債権、また、借入金等において外貨建債務を保有しており、これらは為替変動の影響を受けます

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3-54.5億円0円-
FY2022/347.6億円32.6億円68.5%
FY2023/357.4億円10.1億円17.6%
FY2024/377.3億円25.8億円33.4%
FY2025/374.9億円27.3億円36.4%

税引前利益が赤字だったFY2021/3期は法人税等の負担はありませんでした。業績回復後の各期においては、実効税率は概ね標準的な範囲内で推移しています。将来の業績拡大に伴い、適切な納税と企業価値向上のバランスを考慮した経営が求められています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
564万円
従業員数
2,365
平均年齢
43.5歳
平均年収従業員数前年比
当期564万円2,365-

従業員平均年収は564万円であり、婚礼・ホテル・サービス業という業界の性質上、人材育成やサービス品質向上への投資を重視しつつ、業績連動性を考慮した賃金水準を維持しています。過去の業績回復に伴う賃金改善傾向が、従業員のエンゲージメント向上に寄与していると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.5%
浮動株54.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関1.5%
事業法人等43.9%
外国法人等5.9%
個人その他44.6%
証券会社4.1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

ファインエクスパンド有限会社(20,988,300株)44.33%
塚田 正之(7,067,700株)14.93%
塚田 啓子(1,224,400株)2.59%
中尾 隆友(1,000,000株)2.11%
塚田 健斗(777,200株)1.64%
大田 宜明(580,700株)1.23%
野村證券株式会社(常任代理人 株式会社三井住友銀行)(543,257株)1.15%
株式会社SBI証券(449,341株)0.95%
JPLLC-CL JPY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(424,814株)0.9%
ヨシダ トモヒロ(417,300株)0.88%

同社はファインエクスパンド有限会社が44.33%、創業者である塚田正之氏が14.93%の株式を保有しており、創業家および資産管理会社が過半数超の議決権を掌握する極めて強固なオーナー企業体制です。市場への浮動株供給が限られる反面、中長期的な経営戦略の安定性が担保されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

3億2,200万円
取締役3名の合計

事業の柱であるウエディング事業に加え、ホテル・ウェルネス事業を拡大しており、多様な顧客体験の提供によって収益源の多角化を進めています。設備投資に312.6億円を投じるなど積極的な拠点展開を行う一方、景気動向や人流の変化が業績リスクとして常に存在する構造です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
4,000万円
連結子会社数
27
設備投資額
312.6億円
平均勤続年数(従業員)
7.9
臨時従業員数
540

女性役員比率は11.1%と改善の余地があるものの、社外取締役を含む3名の業務執行取締役体制により経営の透明性と健全性の維持を図っています。27社の連結子会社を抱えるグループ経営において、強固な監査体制の構築は重要な経営課題となっています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
正式な中計はないが、業績予想を上回る着地が続いており、経営の確度は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2026年12月期 業績予想
FY2026
売上高: 目標 778.0億円 順調 (731.0億円)
93.96%
営業利益: 目標 100.95億円 順調 (95.40億円)
94.5%
親会社株主に帰属する当期純利益: 目標 60.14億円 順調 (47.68億円)
79.28%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025710億円731億円+3.0%
FY2024608億円636億円+4.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202588億円95億円+8.4%
FY202460億円74億円+23.4%
FY202345億円53億円+18.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は正式な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想に対する達成度で経営の実行力を評価できます。コロナ禍後の需要回復を的確に捉え、FY2024、FY2025と2期連続で売上・利益ともに期初予想を上回って着地しており、ポジティブなサプライズが続いています。これは、主力の婚礼事業の単価上昇や、インバウンド需要を取り込んだホテル事業の好調が背景にあります。明確な数値目標がない点はやや物足りませんが、足元の業績は堅調に推移していると言えます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、FY2021からFY2025までの5年間、一貫してTOPIXを上回るパフォーマンスを記録しています。特にFY2025には240.6%と、TOPIX(164.1%)を大きくアウトパフォームしました。これは、コロナ禍からの急速な業績回復と、それに伴う株価の上昇、さらに増配傾向にある配当政策が株主に評価された結果です。経営陣が株主価値向上にコミットしている姿勢が、良好なTSRに繋がっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+140.6%
100万円 →240.6万円
140.6万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021120.3万円+20.3万円20.3%
FY2022143.0万円+43.0万円43.0%
FY2023157.0万円+57.0万円57.0%
FY2024185.3万円+85.3万円85.3%
FY2025240.6万円+140.6万円140.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,195,700株
売り残32,400株
信用倍率36.90倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
定時株主総会2026年3月30日

競合他社が含まれるサービス業の平均と比較して、PER4.9倍、PBR0.79倍と、株価は著しく割安な水準にあります。これは市場が同社の成長性や安定性をまだ完全には評価しきれていないことを示唆しています。信用倍率は36.90倍と高く、買い残が積み上がっているため、将来の株価上昇を見込む投資家が多い一方、需給面での重しとなる可能性も考えられます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 15%
サービス業 450社中 67位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
サービス開発30%
株価・市況20%
イベント・その他10%

最近の出来事

2026年2月最高益達成

2025年12月期決算にて営業利益95.40億円を達成し、2期ぶりの最高益を更新。

2025年12月10周年企画

ホテル事業において名古屋地区の開業10周年記念プロモーションを開始。

2025年11月施設拡充

青山セントグレース大聖堂にてデュアルスタイルラウンジを新規オープン。

最新ニュース

ツカダ・グローバルホールディング まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
注意
自己資本比率 25.2%
稼ぐ力
高い
ROE 10.2%
話題性
好評
ポジティブ 75%

「ゲストハウスウェディングの先駆者が、ホテル事業の強化でコロナ禍からV字回復を遂げたおもてなし企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU