JUMP

ポート7047

ポート株式会社

グロースUpdated 2026/06/15
01 / 5 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
普通
自己資本比率 32.7%
稼ぐ力
高い
ROE 28.5%
話題性
好評
ポジ 58%

この会社ってなに?

皆さんが就活で使う「キャリアパーク」「みん就」など、日常の「比較・選ぶ」を支えているのがポート株式会社です。2011年に春日博文氏が大学卒業と同時に創業した成長企業(2018年マザーズ上場)。2026/03期は売上291億円(+32.5%)・純利益27.2億円(+44.0%)と過去最高益。新中計で2030/03期売上800億・CAGR30%を目指し、系統用蓄電所など新領域にも参入中です。

ポート株式会社は2011年4月に春日博文氏(学習院大学卒業と同時に23歳で)が創業した東証グロース+福証上場の成約支援事業者です。「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに、エネルギー領域(電力・ガス成約支援、年間約90万件超で国内最大規模)と人材領域(就活会議・キャリアパーク・みん就で新卒層90%以上が会員)の2大領域を展開。2026/03期はIFRSベースで売上291億円(+32.5%)・営業利益40.73億円(+36.3%)・純利益27.17億円(+44.0%)・EPS 206.56円・ROE 28.5%と過去最高益を更新。2025年5月発表の新中計「PORT ODYSSEY800」では2030/03期売上800億円・EBITDA130億円・5ヵ年CAGR30%維持を目標に、3本柱(ストック利益転換・既存事業の地位確立・新領域M&A)を設定。2027/03期から系統用蓄電所事業へ本格参入し新たな成長軸を確立中。CEOは春日博文氏(筆頭株主で約31%保有)です。

サービス業グロース市場

注目ポイント

創業13年で売上291億円——国内最大級の成約支援事業者

ポートは2011年4月に春日博文氏が23歳で創業し、13年で2026/03期売上291億円(+32.5%)・営業40.7億円(+36.3%)の国内最大級の成約支援事業者へ成長。電力・ガス成約支援年間90万件超・新卒層90%以上カバレッジという圧倒的なポジションを確立し、創業者が筆頭株主(約31%)として長期視点での成長投資を主導しています。

新中計「PORT ODYSSEY800」——2030期売上800億円目標

2025年5月発表の新中計「PORT ODYSSEY800」は、2030/03期売上800億円・EBITDA130億円・5ヵ年CAGR30%維持を掲げ、①ストック利益への転換(2030/03期比率40%以上)、②既存事業の圧倒的地位確立、③新領域M&Aの3本柱で推進。2027/03期から系統用蓄電所事業へ本格参入し、再エネ時代の電力供給安定化を担う新たな成長軸を加えます。

急成長フェーズでの段階的な配当拡充——2026/03期は12円に大幅増配

ポートは2024年3月期に初配当2円を実施し、その後2025/03期 2.5円・2026/03期 12円(+9.5円の大幅増配・配当性向5.8%)・2027/03期予 13円と段階的に配当を拡充。新中計の成長投資・M&Aを優先しつつも、業績拡大に応じた株主還元拡充を志向。2024/03期〜2027/03期予で配当が6.5倍に増加し、成長と還元の両立を進めています。

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
公式
www.theport.jp

サービスの実績は?

291億円
連結売上収益
2026/03期実績・過去最高更新(29,100百万円)
+32.5% YoY
90万件超
電力・ガス成約支援
年間成約件数・国内最大規模の成約支援事業者
90%以上
新卒層会員カバレッジ
就活会議+キャリアパーク+みん就の合算
800億円
2030/03期 売上目標
新中計 PORT ODYSSEY800(CAGR30%維持)
EBITDA 130億円
02 / 5 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

成約支援事業(単一セグメント)
291億円100.0%)
成約支援事業(単一セグメント)291億円
利益: 40.73億円利益率: 14.0%

ポートは「成約支援事業」の単一セグメントで開示しています(短信「セグメント情報」記載省略)。実質的には「人材領域」と「エネルギー領域」の2つの事業領域で構成。エネルギー領域は電力・ガス事業者向けの販促活動・業務支援サービスで、年間総成約件数約90万件超と国内最大規模の電力・ガス成約支援事業者。人材領域は新卒採用企業向け人材紹介サービス、人材会社向けアライアンスサービスを提供し、「就活会議」「キャリアパーク!」「みん就」等で新卒層の90%以上が会員。2026/03期は両領域とも大幅増収増益を達成し、特にエネルギー領域はストック利益拡大、人材領域はHRteam連結子会社化のシナジーが寄与。2027/03期より系統用蓄電所事業へ本格参入し、「バーティカル支援構想」のもと電力事業者の事業運営を多角的に支える体制を強化中。(2026/03期通期実績・短信記載ベース)

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
28.5%
株主資本の利回り
ROA
9.3%
総資産の活用度
Op. Margin
14.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期12.1%3.7%8.6%
2023/03期30.6%9.9%15.0%
2024/03期27.0%10.6%14.2%
2025/03期24.7%9.7%13.6%
2026/03期28.5%9.3%14.0%
3Q FY2026/323.2%(累計)8.0%(累計)15.9%

2026/03期のROEは28.5%・営業利益率14.0%と、東証グロース市場の成長企業として極めて高い資本効率を維持しています。ROEは短信表記の「親会社所有者帰属持分当期利益率」を採用。創業から急成長を続けるなか、2023/03期にROEが12.1%→30.6%へ急上昇(売上+62.5%・営業利益+183.6%の大幅増益が主因)し、その後も2024/03期 27.0%・2025/03期 24.7%・2026/03期 28.5%と20%台後半の高水準を維持。営業利益率は2022/03期 8.6%→2026/03期 14.0%と利益体質も着実に改善しています。ROAは資産拡大(2025/03期 22,729→2026/03期 36,029百万円・+58.6%)の影響でやや低下傾向ですが、これはHRteam連結子会社化に伴うのれん3,680百万円増、無形資産1,842百万円増、有形固定資産1,112百万円増(系統用蓄電所事業含む)等のM&Aと新領域投資による分母拡大が主因。新中計「PORT ODYSSEY800」では資本効率を重視した経営による持続的な企業価値向上を方針として掲げ、ストック利益比率の引き上げ(2030/03期で40%以上)を通じた収益安定性の強化を志向しています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPS増収率
2022/03期69.9億円6.0億円3.3億円29.03円
2023/03期114億円17.0億円10.7億円96.57円+62.5%
2024/03期156億円22.2億円14.6億円118.23円+37.1%
2025/03期220億円29.9億円18.9億円142.50円+41.0%
2026/03期291億円40.7億円27.2億円206.56円+32.5%

ポートはIFRS基準(資本市場における国際的な比較可能性向上と海外投資家を含む新規投資家へのIR活動強化を目的に適用)で短信表に「営業利益」が直接表記される国際比較可能な開示形式。本テーブルのopProfit列は短信表記の営業利益、netIncome列は「親会社の所有者に帰属する当期利益」を採用しています。2026/03期(2025/4-2026/3)は売上収益291億円(+32.5%)・営業利益40.73億円(+36.3%)・親会社所有者帰属当期利益27.17億円(+44.0%)・基本EPS 206.56円と過去最高益で着地。エネルギー領域のストック利益拡大、人材領域の新卒採用回復、HRteam連結子会社化に伴うのれん再評価差益(その他の収益323百万円)が増益を後押ししました。2027/03期予想は売上390億円(+34.0%)・営業利益54億円(+32.6%)・親会社所有者帰属当期利益33.10億円(+21.8%)・基本EPS 252.33円と引き続き高成長を計画し、新中計「PORT ODYSSEY800」(2026/03期〜2030/03期)の2030/03期売上800億円・EBITDA130億円目標に向けた成長軌道を継続します。過去年度(2022/03期〜2024/03期)の数値は会社四季報・松井証券マーケット情報および各年度の決算短信ベースの公開データから取得しています。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
28.5%
業界平均
11.0%
営業利益率上回る
この会社
14.0%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
29.3%
業界平均
53.6%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

5,092万円
2名の合計
⚠️ 有報「役員の状況」の特定区分(2名分)の合計値。全取締役5名の総報酬額は有報の役員報酬欄を参照

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
成約支援事業(単一セグメント)291億円40.73億円14.0%

ポートは「成約支援事業」の単一セグメント開示のため、短信ではセグメント別の損益記載を省略しています(実質的には人材領域+エネルギー領域の2大事業領域+2027/03期本格参入予定の系統用蓄電所事業で構成)。2026/03期は両領域とも大幅増収増益——エネルギー領域は電力・ガス事業者の新規顧客獲得意欲増加・成約単価上昇・ストック利益拡大が貢献、人材領域は新卒採用意欲回復・HRteam連結子会社化のシナジー創出(のれん再評価差益323百万円)が寄与。リスク要因は新卒採用市場動向・電力ガス規制/価格変動・系統用蓄電所事業の運用ノウハウ蓄積・M&Aののれん減損・個人情報保護・競合激化・創業者依存・採用組織拡大が主要論点。新中計「PORT ODYSSEY800」の3本柱戦略(ストック利益転換・既存事業の地位確立・新領域参入M&A)が、これらリスクを克服しつつ2030/03期売上800億円・EBITDA130億円目標達成を牽引します。

会社の計画は順調?

S
総合評価
2025/03期・2026/03期とも期初予想(および期中上方修正後予想)を全項目で上振れ着地。エネルギー領域のストック利益拡大・人材領域の新卒採用回復・HRteam連結化シナジーが計画を超える成長を実現。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

2025/03期は売上+9.8%・営業利益+14.9%・純利益+17.9%と全項目で大幅上振れ着地2026/03期も期初予想(および第2次中計の上方修正後計画)を全項目で上振れ——売上+3.9%(280億→291億)・EBITDA+21.2%(44億→53.34億)・純利益はQ3上方修正後の26.7億をさらに上回る27.17億で着地。エネルギー領域では電力・ガス事業者の新規顧客獲得意欲増加と成約単価上昇、将来利益のストック利益化が貢献、人材領域では新卒採用市場の回復と2025年11月のHRteam連結子会社化に伴うのれん再評価差益323百万円がその他の収益に計上され利益を押し上げ。第2次中期経営計画(2024/03期〜2026/03期)は3年連続で計画達成・上方修正を繰り返し、最終的に当初計画250億→上方修正後280億→実績291億と着実に超過達成。新中計「PORT ODYSSEY800」の初年度として強固な業績基盤を確立しました。
第2次中期経営計画(旧中計・2024/3期〜2026/3期)
2024/03期〜2026/03期(3年)・2025/5/14に「PORT ODYSSEY800」へ承継
FY2026/3 売上収益(上方修正後): 目標 280億円 達成 (291億円)
104%
FY2026/3 EBITDA(上方修正後): 目標 44億円 達成 (53.34億円)
121%
3ヵ年CAGR(売上): 目標 約30% 達成 (約36%(FY2023/3 11,364→FY2026/3 29,100百万円))
120%
PORT ODYSSEY800(新中期経営計画・2025/5/14発表)
2026/03期〜2030/03期(5年)・最終年度2030年3月期
FY2030/3 売上収益: 目標 800億円(5ヵ年CAGR30%維持) 大幅遅れ (FY2026/3 実績291億円(初年度))
36%
FY2030/3 EBITDA: 目標 130億円 やや遅れ (FY2026/3 実績53.34億円(初年度))
41%
FY2030/3 ストック利益EBITDA比率: 目標 40%以上(FY2026/3時点で34.9%=YoY+11pt改善) 進行中
エネルギー領域: 目標 個人向け低圧電気の成約支援市場でシェアNo.1(成約件数ベース) 進行中
人材領域: 目標 新卒紹介市場でシェアNo.1(成約件数ベース) 進行中
FY2027/3 通期業績予想
2027/03期
売上収益: 目標 390億円(+34.0% YoY) 期初前
期首実績待ち
EBITDA: 目標 70億円(+31.2% YoY) 期初前
期首実績待ち
営業利益: 目標 54億円(+32.6% YoY) 期初前
期首実績待ち
親会社所有者帰属当期利益: 目標 33.10億円(+21.8% YoY) 期初前
期首実績待ち
1株当たり配当: 目標 13円(+1円) 期初前
期首実績待ち

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上収益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期200億円220億円+9.8%
2026/03期280億円(上方修正後)291億円+3.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期26億円30億円+14.9%
親会社所有者帰属当期利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025/03期16億円19億円+17.9%
2026/03期22.7億円→26.7億円(Q3上方修正後)27億円+1.8%
EBITDA
年度当初予想修正予想実績乖離
2026/03期44億円(上方修正後)53億円+21.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

ポートは2025年5月14日に第2次中期経営計画(2024/03期〜2026/03期)を完了し、新中期経営計画「PORT ODYSSEY800」(2026/03期〜2030/03期)を発表しました。forecastAccuracyは2025/03期・2026/03期とも全項目で大幅上振れ着地——売上・営業利益・純利益のすべてで期初予想を超過達成しており、計画達成度は極めて高い水準。第2次中計の3年間で売上収益CAGR約36%(11,364→29,100百万円)を実現し、当初目標CAGR30%を大幅に上回りました。新中計「PORT ODYSSEY800」は3本柱の成長戦略——①ストック利益への転換(2030/03期ストック利益EBITDA比率40%以上、2026/03期時点で34.9%=発表時23.9%からYoY+11pt改善)、②既存事業(人材・エネルギー)の圧倒的地位確立、③新領域参入を目指したM&A——のもと、2030/03期売上800億円・EBITDA130億円・5ヵ年CAGR30%維持を目標。2027/03期予想は売上+34.0%・営業+32.6%・純利益+21.8%と引き続き高成長を計画し、系統用蓄電所事業の本格参入が新たな成長軸として加わります。

最新ニュース

ポジティブ
ポート、2026/03期本決算で売上291億円(+32.5%)・営業利益40.7億円(+36.3%)・純利益27.2億円(+44.0%)と過去最高益
5/15 · 日経電子版
ポジティブ
ポート、2027/03期予想は売上390億円(+34.0%)・営業54億円・純利益33.1億円。年間配当13円(+1円)を計画
5/15 · 株探
ポジティブ
ポート、系統用蓄電所事業への本格参入を発表(2027年3月期より本格参入)
4/17 · TDnet
ポジティブ
ポート、株式会社HRteamの株式追加取得により連結子会社化。新卒採用支援市場でシェア拡大
2025/11 · PR TIMES
ポジティブ
ポート、新中期経営計画「PORT ODYSSEY800」発表。2030/03期売上800億円・EBITDA130億円目標
2025/5 · 日経電子版

どんな話題が多い?

業績・決算32%
新中計 PORT ODYSSEY80024%
系統用蓄電所・新領域18%
M&A・HRteam連結化14%
その他12%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「ポジティブ
報道件数(30日)
95
前月比 +38%
メディア数
32
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, ZUU online, PR TIMES, IRバンク
業界内ランキング
上位 12%
サービス業 中
報道のトーン
58%
好意的
32%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

2011
春日博文氏が23歳で創業

2011年4月18日、春日博文氏(当時23歳・学習院大学卒業と同時)がポート株式会社(旧社名 Social Recruiting株式会社)を創業。「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに、新卒・若者市場の課題解決を起点に事業を開始しました。

2018
東証マザーズ上場(春日氏30歳)

2018年12月21日、東証マザーズ(現グロース)に新規上場。創業者春日博文氏が30歳でIPOを実現し、若手起業家として注目されました。上場前に2014年・2016年の1:100分割と2018年9月の1:10分割を実施。人材領域とエネルギー領域の2大成約支援事業を主軸に、新興成長企業としての地位を確立しました。

2022
東証グロース移行・事業拡大期

2022年4月の市場区分再編で東証グロース市場へ移行。同時期から人材領域・エネルギー領域の両方で急成長期を迎え、2023/03期は売上+62.5%(69.9→113.6億円)・営業利益+183.6%(5.99→16.99億円)と過去最高の伸び率を達成。成約件数の拡大とマーケティング効率向上が業績を牽引し、株価も大きく上昇しました。

2024
楽天みん就承継・新卒層90%以上カバレッジ確立

2024年4月、楽天グループから「楽天みん就」事業を譲り受けて子会社化し、就活生コミュニティ「みん就」を運営開始。就活会議・キャリアパーク!と合わせて新卒層90%以上が会員となる強固な基盤を確立。なお、福岡証券取引所Q-Boardへの重複上場は2018年12月21日の東証マザーズ上場と同日に実施済みです。

2025
新中計「PORT ODYSSEY800」発表・HRteam連結化

2025年5月14日、新中計「PORT ODYSSEY800」を発表——2030/03期売上800億円・EBITDA130億円・5ヵ年CAGR30%維持を目標に、3本柱(ストック利益転換・既存事業地位確立・新領域M&A)を設定。同年11月にはHRteamを連結子会社化し新卒採用支援市場でのシェア拡大を加速しました。

2026
過去最高益・系統用蓄電所事業本格参入準備

2026年5月15日、2026/03期本決算で売上291億円(+32.5%)・営業40.7億円(+36.3%)・純利益27.2億円(+44.0%)と過去最高益。2027/03期予想は売上390億円(+34.0%)・純利益33.1億円と高成長を計画。2027/03期から系統用蓄電所事業へ本格参入し新たな成長軸を確立します。

2030-
PORT ODYSSEY800 達成・売上800億円企業へ

新中計「PORT ODYSSEY800」の最終年度2030/03期に売上800億円・EBITDA130億円・ストック利益比率40%以上を達成。エネルギー領域では個人向け低圧電気の成約支援市場シェアNo.1、人材領域では新卒紹介市場シェアNo.1(いずれも成約件数ベース)を実現し、テクノロジー×リアルで社会課題解決と企業価値向上を両立する持続的成長企業を構築します。

出来事の年表

2026年5月本決算・FY2027/3予想

2026/03期本決算発表。売上291億円(+32.5%)・営業益40.73億円(+36.3%)・純利益27.17億円(+44.0%)・EPS 206.56円と過去最高益。エネルギー領域は成約単価上昇+ストック利益拡大系統用蓄電所事業も初年度黒字人材領域は新卒採用回復と2025年11月HRteam連結子会社化のシナジー創出。2027/03期予想は売上390億円(+34.0%)・営業益54億円・純利益33.10億円・配当13円2027/03期より系統用蓄電所事業へ本格参入

2025年11月HRteam連結子会社化・みん就TECH開始

2025年11月、持分法適用関連会社だった株式会社HRteamを株式追加取得により連結子会社化(株式譲渡実行日2025年11月4日)。HRteamが持つ強力な営業・成約ノウハウと、当社グループの圧倒的な集客力を融合させ、新卒採用支援市場でのシェア拡大を加速。同年10月29日には「みん就TECH」サービスを開始し、就活生コミュニティ「みん就」のデジタル基盤を拡充。これらは新中計「PORT ODYSSEY800」の「既存事業の圧倒的地位確立」方針に直結する成長施策です。

2025年5月新中期経営計画「PORT ODYSSEY800」発表

2025年5月14日、新中期経営計画「PORT ODYSSEY800」を発表(2026/03期〜2030/03期)。2030/03期売上800億円・EBITDA130億円・5ヵ年CAGR30%維持を目標に、3本柱を設定——①ストック利益への転換(2030/03期ストック利益EBITDA比率40%以上、2026/03期時点34.9%=発表時23.9%からYoY+11pt改善)、②既存事業(人材・エネルギー)の圧倒的地位確立③新領域M&A。エネルギー領域は個人向け低圧電気成約支援シェアNo.1、人材領域は新卒紹介シェアNo.1(成約件数ベース)を目標。

2024年4月楽天みん就事業を承継

2024年4月、楽天グループから「楽天みん就」事業を譲り受け、就活生同士のコミュニティサイト「みん就」を運営開始(みん就株式会社を子会社化)。国内最大級就活生向け企業口コミ情報プロダクト「就活会議」・国内最大級の就活ノウハウ情報プロダクト「キャリアパーク!」と合わせて、新卒層の90%以上が当社グループの会員となる強固な会員基盤を構築。新卒採用支援市場での圧倒的なポジションを強化しました。

2018年12月東証マザーズ上場

2018年12月21日、東証マザーズ(現グロース)および福岡証券取引所Q-Boardに同時新規上場。創業者である春日博文氏が30歳でIPOを果たす形となりました。上場以前の株式分割として2014年5月23日付・2016年1月24日付の1:100分割と、2018年9月4日付の1:10分割を実施。上場後は人材領域・エネルギー領域の2大成約支援事業を主軸として急成長し、2022年4月の市場区分再編で東証グロース市場へ移行しています。

2011年4月ポート株式会社設立(春日博文創業)

2011年4月18日、春日博文氏(1988年生まれ・学習院大学卒業と同時に23歳)がポート株式会社(旧社名 Social Recruiting株式会社)を創業。「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに、就活・転職領域から事業を開始し、後にエネルギー・金融比較領域へと拡張。創業から7年8か月でマザーズ上場(2018年12月)を果たした若手起業家として注目されました。

社長プロフィール

春日 博文
代表取締役社長 CEO(創業者)
1988年生まれ・学習院大学卒業と同時の2011年4月に23歳でポート(旧Social Recruiting)を創業。新卒・若者市場から事業を開始し、エネルギー成約支援・系統用蓄電所まで領域を拡張する若手連続起業家。筆頭株主として約31%を保有し、長期視点での成長投資を主導。
私は2011年4月、学習院大学卒業と同時に23歳でポートを創業しました。「社会的負債を、次世代の可能性に。」をパーパスに、エネルギー・人材領域の国内最大級の成約支援事業者へと成長。2025年5月の新中計「PORT ODYSSEY800」では2030/03期売上800億円・EBITDA130億円を目標に、系統用蓄電所参入と既存事業のロールアップM&Aで社会課題解決と企業価値向上を両立します。
05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率29.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
113億円
借金(有利子負債)
Net Assets
108億円
会社の純資産

2026/03期は総資産が22,729→36,029百万円(+13,300百万円・+58.6%)に大幅拡大——これは①現金及び現金同等物の増加4,618百万円、②営業債権及びその他の債権の増加1,403百万円、③HRteam連結子会社化に伴うのれん3,680百万円増・無形資産1,842百万円増、④系統用蓄電所事業の有形固定資産1,112百万円増、⑤使用権資産(リース)1,108百万円増が複合的に作用した結果です。有利子負債(短信BS「社債及び借入金」流動+非流動)は7,128→11,306百万円(+4,178百万円・+58.6%)と増加(流動1,850→3,778百万円、非流動5,278→7,528百万円)。親会社所有者帰属持分比率は37.4%→29.3%へ△8.1ptの低下——M&Aとオーガニック投資による資産拡大が分母を膨らませた一方、当期利益2,808百万円・自己株式取得△695百万円等で分子の資本合計は8,506→10,829百万円(+27.3%)と着実に増加しています。本テーブルのnetAssets列は全期間「資本合計(純資産)」値で統一(IFRS基準で「親会社所有者に帰属する持分」と「資本合計=親会社所有者帰属持分+非支配持分」を明確区別)、equityRatio列は短信表記の「親会社所有者帰属持分比率」、bps列は短信表記の「1株当たり親会社所有者帰属持分」を採用。2022/03期〜2024/03期の有利子負債は会社四季報・各年度短信ベースの公開データから取得した参考値で、2025/03期・2026/03期は短信BS「社債及び借入金」流動+非流動の合計値を採用しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+57.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-45.3億円
投資に使ったお金
Financing CF
+34.1億円
借入・返済など
Free CF
+12.1億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2023/03期21.1億円▲18.5億円2.9億円2.5億円
2024/03期18.4億円▲28.0億円11.0億円▲9.6億円
2025/03期20.7億円▲50.5億円17.3億円▲29.9億円
2026/03期57.4億円▲45.3億円34.1億円12.1億円

2026/03期の営業CFは57.40億円(前期20.66億円から+36.74億円・+177.8%の大幅増)——これは①税引前当期利益40.04億円の計上、②営業債務及びその他の債務の増加20.94億円、③減価償却費及び償却費12.33億円が主因(一方、営業債権及びその他の債権の増加9.51億円は営業CFのマイナス要因)。投資CFは△45.34億円——①無形資産の取得△23.57億円(成約支援システム等の開発投資)、②連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得(HRteam追加取得)△12.91億円、③投資有価証券の取得△11.81億円(同売却+15.02億円と差引きでも純支出)、④有形固定資産の取得△10.94億円(系統用蓄電所設備等)が主因。財務CFは+34.12億円——①長期借入れによる収入+52.59億円、②短期借入れによる収入+25.32億円、③長期借入金の返済△18.71億円、④短期借入金の返済△12.49億円、⑤自己株式の取得△6.95億円が主な内訳。FCF(営業CF+投資CF)は+12.06億円とプラス化し、新中計「PORT ODYSSEY800」の成長投資原資を確保しつつ財務基盤を強化。期末現金及び現金同等物は71.61億円(前期25.43億円から+46.18億円・+181.6%)と大幅増加し、系統用蓄電所事業の本格参入・既存事業のロールアップM&A・新領域参入のための投資余力を確保しています。2022/03期〜2024/03期のCFは各年度短信ベースの公開データから取得した値です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 5名)
女性 1名(20.0% 男性 4
20%
80%
監査報酬
5,300万円
臨時従業員数
83

誰がこの会社の株を持ってる?

春日 博文(4,156,000株)31.19%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(923,000株)6.93%
丸山 侑佑(549,000株)4.12%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)(456,000株)3.43%
株式会社SBI証券(428,000株)3.21%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(378,000株)2.84%
新沼 吾史(303,000株)2.27%
野村證券株式会社(270,000株)2.03%
株式会社チェンジホールディングス(269,000株)2.02%
西村 裕二(215,000株)1.61%

ポートの株主構成は創業者である春日博文代表取締役社長CEOが筆頭株主(持株比率約31.2%=自己株式控除後ベース。発行済株式数14,054千株基準では約29.6%)として圧倒的な議決権を保有する創業者支配型構造が最大の特徴です。2011年創業から創業者が現役で経営を主導し、長期視点での成長投資・M&A実行を可能としています。2018年12月のマザーズ上場(現グロース)後も、創業者の高い持株比率を維持しながら、機関投資家・個人投資家へと株主層を拡大。2024年4月の楽天みん就事業承継、2025年11月のHRteam連結子会社化、2027/03期からの系統用蓄電所事業本格参入などの大型施策を、創業者主導のスピード経営で実行できる体制を背景に、機関投資家からの成長期待も高まっています。2026年5月15日決算発表で示された2026/03期配当12円→2027/03期予13円への増配計画は、成長投資を優先しつつも株主還元を段階的に拡充する姿勢を示すものです。なお、株式分割は2014年5月23日付・2016年1月24日付の1:100分割と、2018年9月4日付の1:10分割(いずれも上場前)を実施済で、上場後は株式分割を実施していません。本ページの過去年度EPS・BPSはすべて分割後ベースの短信表記値を採用しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1新卒採用市場の動向リスク。景気後退時の企業の新卒採用意欲減退や、就職活動の早期化・通年化に伴う成約タイミングの変動。
2電力・ガス市場の規制・価格変動リスク。卸電力市場価格の変動、地政学リスク(中東情勢)による資源価格高騰、電力事業者の新規顧客獲得抑制等。
3系統用蓄電所事業の市場・運用リスク。2027/03期本格参入予定の新規事業として、卸電力市場・需給調整市場・容量市場の価格変動と最適運用ノウハウ蓄積の途上。
4M&A・連結範囲変更に伴うのれん・無形資産の減損リスク。HRteam・みん就等の連結子会社化に伴うのれん8,234百万円、無形資産5,146百万円の管理。
5個人情報・データ保護リスク。新卒層90%以上の会員データを扱うため、情報セキュリティ・サイバー攻撃・プライバシー保護義務の徹底。
6競争激化リスク。リクルートHD・エン・ジャパン等の人材大手、エネチェンジ等のエネルギー比較サービスとの競争激化。
7創業者・経営陣依存リスク。創業者春日博文CEOの持株比率約31%と意思決定への影響度が大きく、経営継続性のリスクヘッジが課題。
8人材確保・採用組織拡大リスク。キャリアアドバイザー増員・地方拠点拡大に伴う採用コスト増大と組織マネジメントの複雑化。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
478万円
従業員数
677
平均年齢
28.5歳
平均年収従業員数前年比
当期478万円677-

平均年収478万円は有報の単体ベース(提出会社の平均給与)。表の従業員数677人は連結ベース(子会社含む)の可能性が高く、両者の母集団は異なる点に留意

06 / 3 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総合利回り、2022期基準=100)は約397%(+297%)とTOPIX(213.4% / +113.4%)を大幅に上回り、市場平均を圧倒的にアウトパフォームしました(評価額表記=基準100からの上昇を100ベースで表示、概算推定値)。2023期〜2024期に株価が急上昇(売上高CAGR約36%・営業利益+183.6%増益等の業績急拡大を背景に、時価総額が2022年3月末85.7億円→2024年3月末300.7億円へ約3.5倍に拡大)し、2025/03期は一時調整局面(期末時価総額243.5億円)を経て、2026/03期は再び最高値圏(期末時価総額約340億円)へ回復新中計「PORT ODYSSEY800」の発表(2025年5月14日)と2026/03期過去最高益(売上+32.5%・営業+36.3%・純利益+44.0%)を背景に、市場では引き続き高い成長期待が織り込まれています。今後は2027/03期予の売上+34.0%・営業+32.6%・純利益+21.8%の達成と、系統用蓄電所事業の本格参入による新たな成長軸の確立、HRteam連結子会社化のシナジー創出が、TOPIX対比超過リターン継続の鍵となります。

※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
12
方針: 新中計「PORT ODYSSEY800」(FY2026/3〜FY2030/3)のもとで成長投資・M&Aを優先しつつ、業績拡大に応じた段階的な株主還元拡充を志向。FY2024/3に初配当2円を実施し、FY2025/3 2.5円・FY2026/3 12円(+9.5円大幅増配・配当性向5.8%)・FY2027/3予 13円(配当性向5.2%)と段階的に拡充中。配当性向の明示的な目標は未開示で、利益成長と配当原資のバランスを取りながら還元水準を引き上げる方針。
1株配当配当性向
2022/03期0
2023/03期0
2024/03期21.7%
2025/03期2.51.8%
2026/03期125.8%
2027/03期(予想)135.2%
3期連続増配
株主優待
なし

ポートには現行で株主優待制度はありません(2025年3月権利分をもって、100株以上継続保有期間3ヶ月以上の株主に対する5,000円分のデジタルギフト株主優待制度(廃止前は年2回・3月末/9月末基準で配布)を廃止)。新中計「PORT ODYSSEY800」のもとで成長投資・M&Aを優先しつつ、配当(FY2024/3 2円→FY2025/3 2.5円→FY2026/3 12円→FY2027/3予13円)の段階的拡充により株主還元を進める方針です。

ポートは2011年創業の新興成長企業として、上場以来長く無配を継続し(2018/03期〜2023/03期まで配当ゼロ)、2024年3月期から初配当2円を実施。その後、2025/03期 2.5円・2026/03期 12円(+9.5円の大幅増配・配当性向5.8%)・2027/03期予想13円(+1円・配当性向5.2%)と段階的に配当を拡充しています。配当方針としては、新中計「PORT ODYSSEY800」のもとで成長投資・M&Aを優先しつつも、業績拡大に応じた段階的な株主還元の拡充を志向。第2次中期経営計画(2024/03期〜2026/03期)の3年連続上方修正・2026/03期純利益+44.0%増益という業績拡大を背景に、2026/03期に大幅増配(2.5円→12円)を実施しました。株主優待制度は2025年3月権利分をもって廃止(過去は100株以上3ヶ月以上保有で5,000円分のデジタルギフトを提供)し、配当による現金還元に集約。今後も新中計の最終年度2030/03期売上800億円・EBITDA130億円達成に向けた成長投資と並行して、段階的な配当拡充を継続する見通しです。

もし5年前に投資していたら?

+
2022期初めに100万円を投資した場合
100万円が 397.0万円 になりました (297.0万円)
+297.0%
年度末時点評価額損益TSR
2022期100.0万円0.0万円0.0%
2023期215.0万円115.0万円115.0%
2024期351.0万円251.0万円251.0%
2025期284.0万円184.0万円184.0%
2026期397.0万円297.0万円297.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

ポート まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
普通
自己資本比率 32.7%
稼ぐ力
高い
ROE 28.5%
話題性
好評
ポジ 58%

2011年創業の成約支援事業者。2026/03期売上291億円・純利益27.2億円と過去最高、新中計「PORT ODYSSEY800」で2030/03期売上800億円・CAGR30%維持を目指す

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/06/15 / データ提供: OSHIKABU