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(株)成学社2179

SEIGAKUSHA CO.,LTD.

スタンダードUpdated 2026/03/25
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 19円
安全性
普通
自己資本比率 40.2%(FY2024/3以降の有利子負債はリース会計基準変更によるもので、実質的には健全な財務体質を維持)
稼ぐ力
高い
ROE 13.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

この会社ってなに?

お子さんが通う塾として見かける「フリーステップ」や「開成教育セミナー」を運営しているのが成学社です。個別指導から集団指導、代ゼミサテライン予備校まで幅広い学習ニーズに対応。最近はオンライン個別指導「フリーステップLinkOne」にプロ講師コースを新設するなど、デジタル教育にも力を入れています。保育園「かいせい保育園」や日本語学校も運営しており、教育を総合的に支援する企業です。

成学社は1987年設立の学習塾運営企業で、「開成教育グループ」として個別指導学院フリーステップ・開成教育セミナーを中心に近畿圏と首都圏で約300教室を展開しています。2025/03期は売上高143億円(前年比+9.0%)、営業利益7.8億円と過去最高を更新。2024年には医学部受験に強い一会塾を子会社化し、事業領域を拡大中です。PER 10.6倍・4期連続増配と、堅実な成長を続ける教育銘柄です。

サービス業スタンダード市場

注目ポイント

PER 10.6倍+配当優待で実質利回り3.9%

PER 10.6倍と業界平均を大きく下回る割安水準。4期連続増配に加え、QUOカード1,000円相当の株主優待で実質利回り約3.9%。8万円台から投資できる手軽さも魅力です。

4期連続増収増益の成長力

コロナ禍からの回復を経て、2025/03期は売上高143億円・営業利益7.8億円と過去最高を更新。一会塾の買収やオンライン事業拡大により、さらなる成長が見込まれます。

創業者が47%保有のオーナー企業

創業者・太田明弘氏と関連会社で約47%を保有。長期的な視点での経営が行われ、無借金体質から堅実な財務運営を維持。教育業界の社会的意義の高さも安心材料です。

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
大阪府大阪市北区中崎西三丁目1番2号 開成梅田ビル
公式
www.kaisei-group.co.jp

サービスの実績は?

22
1株当たり配当金
2026期予想
+15.8% YoY
+9.0%
売上高成長率
2025期実績 (YoY)
約300教室
教室数
近畿圏・首都圏
804
正社員数
2025年3月時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

事業ごとの売上・利益

学習塾事業
138億円96.6%)
その他事業
4.9億円3.4%)
学習塾事業138億円
利益: 7.3億円利益率: 5.3%

「個別指導学院フリーステップ」「開成教育セミナー」「代ゼミサテライン予備校」等を近畿圏・首都圏で約300教室展開。売上構成比97%を占める主力事業。

その他事業4.9億円
利益: 0.5億円利益率: 10.2%

「かいせい保育園」の運営、「開成アカデミー日本語学校」、学校法人への講師派遣事業を展開。教育の多角化を推進。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
13.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
8.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.2%1.2%-
2022/03期12.4%3.9%-
2023/03期14.1%5.0%-
2024/03期13.1%5.0%5.4%
2025/03期12.6%5.0%5.4%
3Q FY2026/313.6%(累計)5.5%(累計)8.2%

コロナ禍の2021/03期を除けば、ROEは11〜13%台と高い資本効率を維持しています。営業利益率は5%台で安定しており、学習塾業界の中では堅実な収益性を確保。ROAも約5%と総資産に対する稼ぐ力も十分で、無借金経営から適度なレバレッジ活用への転換とともに効率的な経営が行われています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期116億円1.1億円-19.2円-
2022/03期123億円6.4億円3.3億円59.8円+5.9%
2023/03期127億円7.1億円4.2億円76.0円+2.7%
2024/03期131億円7.0億円4.3億円78.2円+3.4%
2025/03期143億円7.8億円4.6億円83.2円+9.0%

成学社の業績はコロナ禍の影響を受けた2021/03期を底に4期連続の増収増益を達成しています。2025/03期は売上高143億円・営業利益7.8億円と過去最高を更新。2026/03期は売上高152億円・営業利益8.3億円を計画し、一会塾の連結効果やオンライン指導の拡大による成長継続が見込まれます。なお、純利益予想がやや減少するのは税負担増の影響です。 【3Q 2026/03期実績】売上113億円(通期予想比75%)、営業利益9.3億円(同113%)、純利益5.6億円(同130%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
13.6%(累計)
業界平均
11.2%
営業利益率下回る
この会社
8.2%
業界平均
9.6%
自己資本比率下回る
この会社
40.2%
業界平均
53.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億185万円
取締役7名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
学習塾事業138億円7.3億円5.3%
その他事業4.9億円0.5億円10.2%

成学社の事業は学習塾事業が売上の97%を占める集中型の構成です。個別指導のフリーステップが中核ブランドで、集団指導の開成教育セミナー、代ゼミサテライン予備校と合わせて幅広い受験ニーズに対応。2024年には一会塾を子会社化し医学部・難関大受験分野にも進出。その他事業では保育園・日本語学校等で教育領域の多角化を進めています。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
教育サービス・新コース25%
M&A・事業拡大20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
28
前月比 +8.5%
メディア数
12
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, PR TIMES
業界内ランキング
上位 45%
学習塾・教育関連 15社中 7位
報道のトーン
60%
好意的
35%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1987
大阪で学習塾を創業

太田明弘氏が大阪市で学習塾を創業。「一隅を照らす教育」を掲げ、生徒一人ひとりに向き合う教育を開始した。

2000
個別指導学院フリーステップ開設

主力ブランド「個別指導学院フリーステップ」を開設。1対2の個別指導スタイルで、きめ細かな学習指導を実現した。

2008
JASDAQ市場に上場

JASDAQ市場(現・東証スタンダード)に株式を上場。教育事業の信頼性と成長基盤を強化した。

2020
コロナ禍を乗り越え

新型コロナウイルスで教室運営が困難に。オンライン授業の導入を加速し、ピンチをチャンスに変えた。

2024
一会塾を子会社化

医学部・難関大学受験に特化した一会塾を買収。首都圏での事業領域を拡大し、教育グループとしての総合力を強化した。

2026
オンライン教育の新展開

フリーステップLinkOneにプロ講師コースを新設。対面×オンラインのハイブリッド教育で次の成長ステージへ。

出来事の年表

2026年3月プロ講師コース新設

オンライン個別指導フリーステップLinkOneにプロ講師コースを新設。社会人講師による質の高い指導体制を強化。

2026年2月3Q好決算

第3四半期累計で経常利益9.2億円(前年同期比+16%)と通期計画を超過。2期連続最高益更新へ。

2024年4月一会塾を子会社化

医学部・難関大学受験に特化した一会塾を買収・子会社化。首都圏での事業領域を拡大。

社長プロフィール

太田 明弘
代表取締役会長
創業者・教育者
「一隅を照らす教育」の理念のもと、一人ひとりの生徒に寄り添い、その可能性を最大限に引き出す教育を提供してまいります。個別指導のフリーステップを核に、あらゆる学びのニーズに応える教育グループとして成長を続けます。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率40.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
15.8億円
借金(有利子負債)
Net Assets
43.0億円
会社の純資産

自己資本比率は2021/03期の29.0%から2025/03期には40.7%へと着実に改善しており、財務基盤が年々強化されています。2024/03期からリース債務等で有利子負債が計上されていますが、BPS(1株あたり純資産)は453円→696円と5年で53%増加しており、着実な資産蓄積が進んでいます。 【3Q 2026/03期】総資産107億円、純資産43億円、自己資本比率40.2%、有利子負債16億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+10.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-3.4億円
投資に使ったお金
Financing CF
-1.7億円
借入・返済など
Free CF
+6.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期2.6億円3.8億円1.3億円1.2億円
2022/03期10.4億円1.9億円7.5億円8.5億円
2023/03期8.0億円4.2億円4.4億円3.8億円
2024/03期10.4億円5.4億円2.3億円5.0億円
2025/03期10.1億円3.4億円1.7億円6.7億円

営業キャッシュフローは2022/03期以降毎年8〜10億円台を安定的に創出しており、塾事業のキャッシュ創出力の高さを示しています。フリーキャッシュフローも2022/03期以降は一貫してプラスを維持。2025/03期は営業CF 10.1億円、FCF 6.7億円と過去最高水準のキャッシュ創出を達成しました。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 0名(0.0% 男性 10
100%
監査報酬
2,580万円
連結子会社数
6
設備投資額
6.0億円
平均勤続年数(従業員)
7.5
臨時従業員数
915

取締役・監査役10名は全員男性で、女性役員の登用が今後の課題です。連結子会社6社(一会塾、成学社コリア、成学社ベトナム等)を通じてグループ経営を展開。平均勤続年数7.5年は塾業界として一般的な水準で、設備投資6.0億円は教室の開設・改装に充てられています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主73.2%
浮動株26.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関0.3%
事業法人等38.9%
外国法人等0.1%
個人その他60.7%

経営者・創業家が34.1%を保有するオーナー経営企業です。 金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主は太田氏・太田氏・オーシャス。

太田 明弘(1,471,200株)26.51%
株式会社オーシャス(1,176,000株)21.19%
学校法人高宮学園(277,000株)4.99%
株式会社くふうカンパニー(249,900株)4.5%
成学社従業員持株会(247,100株)4.45%
太田 貴美子(174,000株)3.13%
株式会社さなる(159,000株)2.86%
株式会社仙台進学プラザ(114,300株)2.06%
永井 博(100,241株)1.8%
有限会社日本作文指導協会(58,600株)1.05%

筆頭株主は創業者・代表取締役会長の太田明弘氏(26.51%)で、関連会社オーシャス(21.19%)と合わせると約48%を創業者一族が保有するオーナー企業です。学校法人高宮学園(代ゼミグループ)やくふうカンパニー、さなる、仙台進学プラザなど教育業界の提携先が上位株主に名を連ねるのが特徴的です。従業員持株会も4.45%と高い水準で、組織的な結束力の強さがうかがえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1少子化の進行による生徒数減少リスク
2講師人材の確保・育成に関するリスク
3教室の賃貸借契約に関するリスク(好立地確保の困難化)
4競合他社との競争激化リスク(個別指導塾・オンライン学習サービス)
5感染症等による教室運営への影響リスク
6情報セキュリティリスク(生徒・保護者の個人情報管理)

社員の給料はどのくらい?

平均年収
485万円
従業員数
804
平均年齢
38.4歳
平均年収従業員数前年比
当期485万円804-

従業員の平均年収は485万円で、平均年齢38.4歳・平均勤続年数7.5年です。教育業界としては標準的な給与水準ですが、正社員講師として安定した雇用環境を提供しています。臨時従業員は915名おり、講師のアルバイト・パートを含めた実質的な教育スタッフ体制は充実しています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

成学社のTSRは5年間で114.3%と元本をやや上回る水準ですが、TOPIX(213.4%)を大きく下回るパフォーマンスとなっています。小型株のため市場の注目度が低く、株価の割安放置が続いている状況です。ただし業績は着実に改善しており、増配の継続と業績拡大により今後のTSR改善が期待されます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
19
方針: 安定配当を基本とし、業績に応じた利益還元を実施
1株配当配当性向
2016/03期9.829.8%
2017/03期10.142.2%
2018/03期10.456.2%
2019/03期10.714.9%
2020/03期8.5140.5%
2021/03期6-
2022/03期8.313.9%
2023/03期1722.4%
2024/03期1823.0%
2025/03期1922.8%
4期連続増配
株主優待
あり
QUOカード1,000円相当
必要株数100株以上(約8.2万円)
金額相当1,000円相当
権利確定月3月

配当は2021/03期の6円から2026/03期予想の22円へと4期連続増配を実現しています。配当性向は約22〜28%と余裕があり、今後も増配余地が十分。さらに100株保有でQUOカード1,000円相当の株主優待があり、配当+優待の総合利回りは約3.9%と魅力的です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 114.3万円 になりました (14.3万円)
+14.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期114.4万円14.4万円14.4%
2022期107.0万円7.0万円7.0%
2023期99.4万円0.6万円-0.6%
2024期108.2万円8.2万円8.2%
2025期114.3万円14.3万円14.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残12,200株
売り残0株
信用倍率-
3/21時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

成学社のPER 10.6倍はサービス業の業界平均(約15倍)を大きく下回る割安水準です。配当利回り2.69%も業界平均を上回っており、株主優待を加えた実質利回りは約3.9%に達します。信用買残は12,200株と少なく、需給面での圧迫要因は限定的です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期4,800万円1.6億円322.9%
2022/03期6.6億円3.2億円49.4%
2023/03期7.3億円3.1億円42.0%
2024/03期7.1億円2.8億円39.0%
2025/03期7.6億円3.0億円39.3%

2021/03期は赤字に近い低利益のため実効税率が異常値となりましたが、2022/03期以降は39〜50%の範囲で推移しています。税引前利益は毎年着実に増加し2025/03期で7.6億円に到達。2026/03期は8.3億円を見込んでいますが、実効税率が高めに見積もられており純利益はやや減少の予想です。

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(株)成学社 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 19円
安全性
普通
自己資本比率 40.2%(FY2024/3以降の有利子負債はリース会計基準変更によるもので、実質的には健全な財務体質を維持)
稼ぐ力
高い
ROE 13.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

「個別指導フリーステップと開成教育セミナーで関西・首都圏に約300教室。教育で未来を照らすスタンダード上場企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU