1717スタンダード

明豊ファシリティワークス(株)

Meiho Facility Works Ltd.

最終更新日: 2026年3月24日

ROE17.1%
BPS477.8円
自己資本比率69.5%
FY2025/3 有報データ

フェアネスと透明性で、建設業界に革新を。発注者に寄り添う独立系CMのパイオニア

CMの普及と進化を通じて、建設業界に「フェアネス」と「透明性」を実現する

この会社ってなに?

あなたの子どもが通う学校の建て替え、自治体の庁舎や図書館の建設、企業のオフィス移転。こうした大型建設プロジェクトで「ムダなコストを削り、品質を確保する」のが明豊ファシリティワークスの仕事です。建設業界特有の不透明な見積もりや工期遅延を防ぎ、発注者(施主)に寄り添うコンサルタントとして、近年は脱炭素化支援やDX推進にも事業領域を拡大しています。

明豊ファシリティワークスは2000年設立の独立系コンストラクション・マネジメント(CM)企業です。オフィス移転・学校建設・自治体施設などの建設プロジェクトにおいて、発注者側に立ち「フェアネス」と「透明性」をモットーに、コスト管理・品質管理・工程管理を支援しています。2025年3月期は売上高57.2億円(前年比+8.5%)、営業利益12.3億円と5期連続の増収増益で過去最高益を更新。営業利益率21.4%・ROE 16.3%と高収益体質が際立ちます。無借金経営で自己資本比率69.5%と財務基盤も盤石です。

サービス業スタンダード市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
東京都千代田区平河町二丁目7番9号 JA共済ビル6階
公式
www.meiho.co.jp

社長プロフィール

大貫 美
代表取締役社長
堅実改革者
「フェアネス」と「透明性」を企業理念に、建設プロジェクトの発注者に寄り添い、品質・コスト・工程の最適化を実現します。CMとDXの融合で、持続可能な建設業界の未来を切り拓いてまいります。

この会社のストーリー

2000
明豊ファシリティワークス設立

日本初の独立系CM(コンストラクション・マネジメント)企業として設立。建設プロジェクトの発注者を支援するという新しいビジネスモデルを開拓。

2004
JASDAQ上場

JASDAQに株式を上場。独立系CM企業として初の上場を果たし、事業基盤を強化。

2010
公共セクターへ本格参入

自治体の庁舎・学校建設プロジェクトにCM方式を導入。公共事業のコスト削減と品質向上に貢献し、事業領域を拡大。

2018
CREM事業を強化

企業の不動産戦略を包括的に支援するCREM事業を本格展開。CMとファシリティマネジメントの融合で新たな価値を創出。

2022
脱炭素化支援に参入

自然エネルギー大学リーグに加盟。自治体の脱炭素移行プロジェクトを支援し、サステナビリティ分野への展開を加速。

2025
5期連続増収増益・過去最高益を更新

CM×DXの成長戦略が実を結び、売上高57.2億円・営業利益12.3億円と過去最高益を連続更新。さらなる成長を目指す。

注目ポイント

配当利回り4.19%の高配当株

5期連続増配を達成し、配当性向55%を目安とした明確な株主還元方針。配当利回りは4.19%とスタンダード市場でもトップクラスの高配当水準です。

営業利益率20%超の高収益体質

建設資材を自社で抱えないアセットライトモデルにより、営業利益率は常に20%超。ROE 16%超・無借金経営と、収益性・安全性ともに文句なしの優良企業です。

CM市場の拡大が追い風

建設コスト高騰・人手不足・自治体の技術職員減少を背景に、発注者支援のCMサービスへの需要は拡大の一途。脱炭素化・DX支援など新たな成長領域も開拓中です。

サービスの実績は?

43.5
1株当たり配当金
FY2026予想(増額修正後)
+2.4% YoY
21.4%
営業利益率
FY2025実績
16.3%
ROE
FY2025実績
200
従業員数
2025年3月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 42.5円
安全性
安定
自己資本比率 69.5%(有利子負債ゼロの完全無借金経営。自己資本比率69.5%と極めて健全な財務体質)
稼ぐ力
高い
ROE 17.1%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
42.5
方針: 配当性向55%程度を目安とした安定的な利益還元
1株配当配当性向
FY2016/31030.1%
FY2017/312.533.1%
FY2018/31335.1%
FY2019/32144.4%
FY2020/321.540.6%
FY2021/32649.7%
FY2022/32852.8%
FY2023/331.555.7%
FY2024/337.554.9%
FY2025/342.554.4%
9期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度はありません。

5期連続増配を達成し、FY2026/3は1株43.5円(増額修正後)を予定しています。配当性向は55%前後を目安としており、業績成長に連動した増配が期待できます。配当利回りは4.19%と高配当水準であり、無借金経営で安定したキャッシュフローを背景に、持続的な株主還元が見込まれます。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
17.1%
業界平均
12.4%
営業利益率上回る
この会社
21.5%
業界平均
11.8%
自己資本比率上回る
この会社
69.5%
業界平均
51.3%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/342.6億円
FY2023/347.6億円
FY2024/352.7億円
FY2025/357.2億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/310.7億円
FY2025/312.3億円

明豊ファシリティワークスは5期連続の増収増益を達成し、FY2025/3で売上高57.2億円・営業利益12.3億円と過去最高益を更新しました。建設コスト高騰や長納期化を背景にCMサービスへの需要が拡大しており、FY2026/3も売上高58.9億円・営業利益12.6億円と堅調な成長の継続を見込んでいます。

事業ごとの売上・利益

オフィス事業
23.8億円41.2%)
CM事業(公共・教育施設)
20.5億円35.5%)
CREM事業
7.3億円12.7%)
DX支援事業
6.1億円10.6%)
オフィス事業23.8億円
利益: 5.1億円利益率: 21.4%

企業のオフィス移転・リニューアルプロジェクトのCMサービスを提供。働き方改革を背景にオフィス戦略の見直し需要が拡大中。売上構成比約42%の主力セグメント。

CM事業(公共・教育施設)20.5億円
利益: 4.4億円利益率: 21.5%

学校・庁舎・図書館など公共施設の建設・改修プロジェクトを支援。自治体の技術職員不足を背景にCM方式の導入が加速。売上構成比約36%。

CREM事業7.3億円
利益: 1.5億円利益率: 20.5%

企業の不動産戦略(Corporate Real Estate Management)を包括的に支援。ファシリティマネジメントとCMを融合したサービスを展開。

DX支援事業6.1億円
利益: 1.3億円利益率: 21.3%

建設プロジェクトのデジタル化を推進。自社開発システム「MPS」「AMS」による業務効率化支援を拡大中。成長セグメント。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
17.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
11.3%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
21.5%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/315.6%11.3%-
FY2022/314.8%10.6%-
FY2023/314.7%9.8%-
FY2024/316.3%10.8%20.3%
FY2025/317.1%11.3%21.5%

営業利益率は常に20%超を維持しており、コンサルティング型ビジネスモデルの高い収益性が際立ちます。ROEも14〜16%台と資本効率が非常に高く、ROAも10%超と総資産を効率的に活用した経営を実現しています。建設資材を自社で抱えないアセットライトなビジネスモデルが、この高い利益率の源泉です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率69.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
56.0億円

有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は69〜75%と極めて健全な財務体質を維持しています。BPSは毎期着実に増加しており、FY2025/3には477.8円に到達。事業規模の拡大に伴い総資産も80億円を超えましたが、負債に頼らない堅実な経営姿勢が際立ちます。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-2.1億円
営業CF
投資に使ったお金
-2.1億円
投資CF
借入・返済など
-4.5億円
財務CF
手元に残ったお金
-4.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/35.9億円-1.4億円-8.5億円4.5億円
FY2022/39.7億円-1.7億円-3.1億円8.1億円
FY2023/32.1億円-2.1億円-3.4億円0円
FY2024/37.4億円-2.5億円-3.8億円4.9億円
FY2025/3-2.1億円-2.1億円-4.5億円-4.3億円

FY2025/3の営業キャッシュフローは一時的にマイナスとなりましたが、これは売上債権の増加や前受金の減少など運転資金の変動によるものです。財務CFのマイナスは配当金の支払いが主因であり、無借金経営のため返済負担はありません。FY2022/3には営業CF 9.7億円・FCF 8.1億円と高い現金創出力を発揮した実績があります。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1建設投資の景気変動リスク(公共投資・民間設備投資の減少)
2人材確保・育成リスク(専門性の高いCM人材の獲得競争)
3建設コスト変動リスク(資材価格高騰による顧客の投資抑制)
4特定顧客への依存リスク(公共セクター・大手企業への偏り)
5情報セキュリティリスク(顧客の機密情報の管理)
6競合他社の参入リスク(CM市場の拡大に伴う競争激化)

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/39.1億円2.9億円31.9%
FY2022/38.7億円2.6億円30.0%
FY2023/39.6億円3.1億円32.3%
FY2024/310.7億円2.8億円26.1%
FY2025/312.3億円3.2億円25.9%

税引前利益は着実に成長しており、FY2025/3には12.3億円に到達しました。実効税率はFY2024/3以降26%前後に低下しており、賃上げ促進税制による税額控除の効果が反映されています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,118万円
従業員数
200
平均年齢
46.8歳
平均年収従業員数前年比
当期1,118万円200-

従業員の平均年収は1,118万円と非常に高水準で、上場企業全体でもトップクラスの給与水準です。従業員200名の少数精鋭体制で、建設プロジェクトマネジメントの高度な専門性を持つ人材が揃っています。平均年齢46.8歳、平均勤続年数10.3年と安定した雇用環境です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主21.3%
浮動株78.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関3.8%
事業法人等12.8%
外国法人等3.6%
個人その他77.5%
証券会社2.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は大貫氏・サカタホールディングス・明豊従業員持株会。

株式会社サカタホールディングス(1,431,000株)11.79%
株式会社日本カストディ銀行(信託E口)(470,000株)3.88%
明豊従業員持株会(386,000株)3.18%
坂田 明(364,000株)3%
大貫 美(186,000株)1.53%
大島 和男(161,000株)1.33%
伊秩 滋(143,000株)1.18%
小松 信弘(135,000株)1.12%
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(125,000株)1.03%
藤井 竜平(123,000株)1.02%

筆頭株主はサカタホールディングス(11.79%)で、創業者の坂田明氏(3.0%)と現社長の大貫美氏(1.53%)など経営陣が上位株主に名を連ねています。従業員持株会(3.18%)の保有も厚く、経営陣と従業員の一体感が感じられる株主構成です。個人投資家の保有比率が77.5%と高く、高配当銘柄として人気があります。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億7,500万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
オフィス事業23.8億円5.1億円21.4%
CM事業(公共・教育施設)20.5億円4.4億円21.5%
CREM事業7.3億円1.5億円20.5%
DX支援事業6.1億円1.3億円21.3%

オフィス事業(42%)とCM事業(36%)が売上の約8割を占める二本柱です。全セグメントで営業利益率20%超を確保しており、コンサルティング型ビジネスモデルの強みが発揮されています。DX支援事業はまだ規模は小さいものの、「CM×DX」の新たな価値創造として成長が期待される注力分野です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 7名)
女性 1名(14.3% 男性 6
14%
86%
設備投資額
1.7億円
平均勤続年数(従業員)
10.3
臨時従業員数
56

取締役7名中、女性が1名(14.3%)を占めています。従業員200名・臨時従業員56名の少数精鋭体制で、一人当たり売上高2,858万円と高い生産性を実現しています。平均勤続年数10.3年と定着率も高く、専門性の高いCM人材を育成・確保しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
5期連続の増収増益を達成し、業績予想を2期連続で上方修正。保守的な予想に対して実績が上振れる傾向があり、経営の堅実さと成長力を両立しています。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

CM×DX 中長期成長戦略
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 59億円 順調 (57.2億円 (FY2025))
96.9%
営業利益: 目標 12.6億円 順調 (12.3億円 (FY2025))
97.5%
配当性向: 目標 55%程度 達成 (54.4% (FY2025))
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202553億円57億円+7.9%
FY202448億円53億円+9.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

明豊ファシリティワークスは保守的な業績予想を掲げつつ、毎期上方修正するパターンが続いています。FY2025実績は当初予想を大きく上回り、FY2026予想の達成確度も高いと見られます。CM市場の拡大を追い風に、安定した成長軌道が継続しています。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

明豊ファシリティワークスのTSRは5年間で229.3%と、TOPIX(188.3%)を大幅にアウトパフォームしています。5期連続増収増益と連続増配による株主還元が評価され、配当込みの総合リターンが市場平均を上回る優れたパフォーマンスを実現しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+129.3%
100万円 →229.3万円
129.3万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021148.4万円+48.4万円48.4%
FY2022164.6万円+64.6万円64.6%
FY2023185.8万円+85.8万円85.8%
FY2024217.3万円+117.3万円117.3%
FY2025229.3万円+129.3万円129.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残133,200株
売り残-
信用倍率-
3/14時点
今後の予定
2026年3月期 通期決算発表2026年5月中旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

PERは13.2倍とサービス業の平均(18.5倍)を大きく下回っており、高収益にもかかわらず割安な水準にあります。PBR 2.17倍はROE 16%の高収益を反映したもの。配当利回りは4.19%とセクター平均の2倍以上であり、高配当株としての存在感を示しています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
35
前月比 +8.5%
メディア数
15
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 25%
サービス業(建設コンサル系) 上位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算45%
配当・株主還元25%
脱炭素・DX20%
その他10%

最近の出来事

2026年3月増配修正

2026年3月期の期末配当を43.5円に増額修正。賃上げ促進税制の税額控除が想定を上回り、配当性向55%の方針に基づき増配。

2026年2月3Q決算

3Q累計の経常利益は8%増益で着地。受注・売上ともに堅調に推移し、通期業績予想は据え置き。

2025年11月上期決算

上期の経常利益は11%増益。オフィス事業・CREM事業・DX支援事業の売上高が2ケタ伸長。

明豊ファシリティワークス(株) まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 42.5円
安全性
安定
自己資本比率 69.5%(有利子負債ゼロの完全無借金経営。自己資本比率69.5%と極めて健全な財務体質)
稼ぐ力
高い
ROE 17.1%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「フェアネスと透明性で建設プロジェクトを変革。発注者を支える独立系CMのパイオニア」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU