明豊ファシリティワークス(株)
Meiho Facility Works Ltd.
最終更新日: 2026年3月24日
フェアネスと透明性で、建設業界に革新を。発注者に寄り添う独立系CMのパイオニア
CMの普及と進化を通じて、建設業界に「フェアネス」と「透明性」を実現する
この会社ってなに?
あなたの子どもが通う学校の建て替え、自治体の庁舎や図書館の建設、企業のオフィス移転。こうした大型建設プロジェクトで「ムダなコストを削り、品質を確保する」のが明豊ファシリティワークスの仕事です。建設業界特有の不透明な見積もりや工期遅延を防ぎ、発注者(施主)に寄り添うコンサルタントとして、近年は脱炭素化支援やDX推進にも事業領域を拡大しています。
明豊ファシリティワークスは2000年設立の独立系コンストラクション・マネジメント(CM)企業です。オフィス移転・学校建設・自治体施設などの建設プロジェクトにおいて、発注者側に立ち「フェアネス」と「透明性」をモットーに、コスト管理・品質管理・工程管理を支援しています。2025年3月期は売上高57.2億円(前年比+8.5%)、営業利益12.3億円と5期連続の増収増益で過去最高益を更新。営業利益率21.4%・ROE 16.3%と高収益体質が際立ちます。無借金経営で自己資本比率69.5%と財務基盤も盤石です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都千代田区平河町二丁目7番9号 JA共済ビル6階
- 公式
- www.meiho.co.jp
社長プロフィール
「フェアネス」と「透明性」を企業理念に、建設プロジェクトの発注者に寄り添い、品質・コスト・工程の最適化を実現します。CMとDXの融合で、持続可能な建設業界の未来を切り拓いてまいります。
この会社のストーリー
日本初の独立系CM(コンストラクション・マネジメント)企業として設立。建設プロジェクトの発注者を支援するという新しいビジネスモデルを開拓。
JASDAQに株式を上場。独立系CM企業として初の上場を果たし、事業基盤を強化。
自治体の庁舎・学校建設プロジェクトにCM方式を導入。公共事業のコスト削減と品質向上に貢献し、事業領域を拡大。
企業の不動産戦略を包括的に支援するCREM事業を本格展開。CMとファシリティマネジメントの融合で新たな価値を創出。
自然エネルギー大学リーグに加盟。自治体の脱炭素移行プロジェクトを支援し、サステナビリティ分野への展開を加速。
CM×DXの成長戦略が実を結び、売上高57.2億円・営業利益12.3億円と過去最高益を連続更新。さらなる成長を目指す。
注目ポイント
5期連続増配を達成し、配当性向55%を目安とした明確な株主還元方針。配当利回りは4.19%とスタンダード市場でもトップクラスの高配当水準です。
建設資材を自社で抱えないアセットライトモデルにより、営業利益率は常に20%超。ROE 16%超・無借金経営と、収益性・安全性ともに文句なしの優良企業です。
建設コスト高騰・人手不足・自治体の技術職員減少を背景に、発注者支援のCMサービスへの需要は拡大の一途。脱炭素化・DX支援など新たな成長領域も開拓中です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 10円 | 30.1% |
| FY2017/3 | 12.5円 | 33.1% |
| FY2018/3 | 13円 | 35.1% |
| FY2019/3 | 21円 | 44.4% |
| FY2020/3 | 21.5円 | 40.6% |
| FY2021/3 | 26円 | 49.7% |
| FY2022/3 | 28円 | 52.8% |
| FY2023/3 | 31.5円 | 55.7% |
| FY2024/3 | 37.5円 | 54.9% |
| FY2025/3 | 42.5円 | 54.4% |
株主優待制度はありません。
5期連続増配を達成し、FY2026/3は1株43.5円(増額修正後)を予定しています。配当性向は55%前後を目安としており、業績成長に連動した増配が期待できます。配当利回りは4.19%と高配当水準であり、無借金経営で安定したキャッシュフローを背景に、持続的な株主還元が見込まれます。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
明豊ファシリティワークスは5期連続の増収増益を達成し、FY2025/3で売上高57.2億円・営業利益12.3億円と過去最高益を更新しました。建設コスト高騰や長納期化を背景にCMサービスへの需要が拡大しており、FY2026/3も売上高58.9億円・営業利益12.6億円と堅調な成長の継続を見込んでいます。
事業ごとの売上・利益
企業のオフィス移転・リニューアルプロジェクトのCMサービスを提供。働き方改革を背景にオフィス戦略の見直し需要が拡大中。売上構成比約42%の主力セグメント。
学校・庁舎・図書館など公共施設の建設・改修プロジェクトを支援。自治体の技術職員不足を背景にCM方式の導入が加速。売上構成比約36%。
企業の不動産戦略(Corporate Real Estate Management)を包括的に支援。ファシリティマネジメントとCMを融合したサービスを展開。
建設プロジェクトのデジタル化を推進。自社開発システム「MPS」「AMS」による業務効率化支援を拡大中。成長セグメント。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 15.6% | 11.3% | - |
| FY2022/3 | 14.8% | 10.6% | - |
| FY2023/3 | 14.7% | 9.8% | - |
| FY2024/3 | 16.3% | 10.8% | 20.3% |
| FY2025/3 | 17.1% | 11.3% | 21.5% |
営業利益率は常に20%超を維持しており、コンサルティング型ビジネスモデルの高い収益性が際立ちます。ROEも14〜16%台と資本効率が非常に高く、ROAも10%超と総資産を効率的に活用した経営を実現しています。建設資材を自社で抱えないアセットライトなビジネスモデルが、この高い利益率の源泉です。
財務は安全?
有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は69〜75%と極めて健全な財務体質を維持しています。BPSは毎期着実に増加しており、FY2025/3には477.8円に到達。事業規模の拡大に伴い総資産も80億円を超えましたが、負債に頼らない堅実な経営姿勢が際立ちます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 5.9億円 | -1.4億円 | -8.5億円 | 4.5億円 |
| FY2022/3 | 9.7億円 | -1.7億円 | -3.1億円 | 8.1億円 |
| FY2023/3 | 2.1億円 | -2.1億円 | -3.4億円 | 0円 |
| FY2024/3 | 7.4億円 | -2.5億円 | -3.8億円 | 4.9億円 |
| FY2025/3 | -2.1億円 | -2.1億円 | -4.5億円 | -4.3億円 |
FY2025/3の営業キャッシュフローは一時的にマイナスとなりましたが、これは売上債権の増加や前受金の減少など運転資金の変動によるものです。財務CFのマイナスは配当金の支払いが主因であり、無借金経営のため返済負担はありません。FY2022/3には営業CF 9.7億円・FCF 8.1億円と高い現金創出力を発揮した実績があります。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.1億円 | 2.9億円 | 31.9% |
| FY2022/3 | 8.7億円 | 2.6億円 | 30.0% |
| FY2023/3 | 9.6億円 | 3.1億円 | 32.3% |
| FY2024/3 | 10.7億円 | 2.8億円 | 26.1% |
| FY2025/3 | 12.3億円 | 3.2億円 | 25.9% |
税引前利益は着実に成長しており、FY2025/3には12.3億円に到達しました。実効税率はFY2024/3以降26%前後に低下しており、賃上げ促進税制による税額控除の効果が反映されています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 1,118万円 | 200人 | - |
従業員の平均年収は1,118万円と非常に高水準で、上場企業全体でもトップクラスの給与水準です。従業員200名の少数精鋭体制で、建設プロジェクトマネジメントの高度な専門性を持つ人材が揃っています。平均年齢46.8歳、平均勤続年数10.3年と安定した雇用環境です。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は大貫氏・サカタホールディングス・明豊従業員持株会。
筆頭株主はサカタホールディングス(11.79%)で、創業者の坂田明氏(3.0%)と現社長の大貫美氏(1.53%)など経営陣が上位株主に名を連ねています。従業員持株会(3.18%)の保有も厚く、経営陣と従業員の一体感が感じられる株主構成です。個人投資家の保有比率が77.5%と高く、高配当銘柄として人気があります。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| オフィス事業 | 23.8億円 | 5.1億円 | 21.4% |
| CM事業(公共・教育施設) | 20.5億円 | 4.4億円 | 21.5% |
| CREM事業 | 7.3億円 | 1.5億円 | 20.5% |
| DX支援事業 | 6.1億円 | 1.3億円 | 21.3% |
オフィス事業(42%)とCM事業(36%)が売上の約8割を占める二本柱です。全セグメントで営業利益率20%超を確保しており、コンサルティング型ビジネスモデルの強みが発揮されています。DX支援事業はまだ規模は小さいものの、「CM×DX」の新たな価値創造として成長が期待される注力分野です。
この会社のガバナンスは?
取締役7名中、女性が1名(14.3%)を占めています。従業員200名・臨時従業員56名の少数精鋭体制で、一人当たり売上高2,858万円と高い生産性を実現しています。平均勤続年数10.3年と定着率も高く、専門性の高いCM人材を育成・確保しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 53億円 | — | 57億円 | +7.9% |
| FY2024 | 48億円 | — | 53億円 | +9.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
明豊ファシリティワークスは保守的な業績予想を掲げつつ、毎期上方修正するパターンが続いています。FY2025実績は当初予想を大きく上回り、FY2026予想の達成確度も高いと見られます。CM市場の拡大を追い風に、安定した成長軌道が継続しています。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
明豊ファシリティワークスのTSRは5年間で229.3%と、TOPIX(188.3%)を大幅にアウトパフォームしています。5期連続増収増益と連続増配による株主還元が評価され、配当込みの総合リターンが市場平均を上回る優れたパフォーマンスを実現しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 148.4万円 | +48.4万円 | 48.4% |
| FY2022 | 164.6万円 | +64.6万円 | 64.6% |
| FY2023 | 185.8万円 | +85.8万円 | 85.8% |
| FY2024 | 217.3万円 | +117.3万円 | 117.3% |
| FY2025 | 229.3万円 | +129.3万円 | 129.3% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは13.2倍とサービス業の平均(18.5倍)を大きく下回っており、高収益にもかかわらず割安な水準にあります。PBR 2.17倍はROE 16%の高収益を反映したもの。配当利回りは4.19%とセクター平均の2倍以上であり、高配当株としての存在感を示しています。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年3月期の期末配当を43.5円に増額修正。賃上げ促進税制の税額控除が想定を上回り、配当性向55%の方針に基づき増配。
3Q累計の経常利益は8%増益で着地。受注・売上ともに堅調に推移し、通期業績予想は据え置き。
上期の経常利益は11%増益。オフィス事業・CREM事業・DX支援事業の売上高が2ケタ伸長。
最新ニュース
明豊ファシリティワークス(株) まとめ
ひとめ診断
「フェアネスと透明性で建設プロジェクトを変革。発注者を支える独立系CMのパイオニア」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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