明豊ファシリティワークス(株)1717
Meiho Facility Works Ltd.
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたの子どもが通う学校の建て替え、自治体の庁舎や図書館の建設、企業のオフィス移転。こうした大型建設プロジェクトで「ムダなコストを削り、品質を確保する」のが明豊ファシリティワークスの仕事です。建設業界特有の不透明な見積もりや工期遅延を防ぎ、発注者(施主)に寄り添うコンサルタントとして、近年は脱炭素化支援やDX推進にも事業領域を拡大しています。
明豊ファシリティワークスは2000年設立の独立系コンストラクション・マネジメント(CM)企業です。オフィス移転・学校建設・自治体施設などの建設プロジェクトにおいて、発注者側に立ち「フェアネス」と「透明性」をモットーに、コスト管理・品質管理・工程管理を支援しています。2025年3月期は売上高57.2億円(前年比+8.5%)、営業利益12.3億円と5期連続の増収増益で過去最高益を更新。営業利益率21.4%・ROE 16.3%と高収益体質が際立ちます。無借金経営で自己資本比率69.5%と財務基盤も盤石です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 東京都千代田区平河町二丁目7番9号 JA共済ビル6階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
事業ごとの売上・利益
企業のオフィス移転・リニューアルプロジェクトのCMサービスを提供。働き方改革を背景にオフィス戦略の見直し需要が拡大中。売上構成比約42%の主力セグメント。
学校・庁舎・図書館など公共施設の建設・改修プロジェクトを支援。自治体の技術職員不足を背景にCM方式の導入が加速。売上構成比約36%。
企業の不動産戦略(Corporate Real Estate Management)を包括的に支援。ファシリティマネジメントとCMを融合したサービスを展開。
建設プロジェクトのデジタル化を推進。自社開発システム「MPS」「AMS」による業務効率化支援を拡大中。成長セグメント。
稼ぐ力はどのくらい?
FY2025/3実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/03期 | 15.6% | 8.8% | 8.7% |
| 2017/03期 | 16.4% | 10.3% | 10.9% |
| 2018/03期 | 14.4% | 9.2% | 10.0% |
| 2019/03期 | 16.4% | 10.2% | 13.8% |
| 2020/03期 | 16.4% | 11.4% | 20.7% |
| 2021/03期 | 15.3% | 11.2% | 21.4% |
| 2022/03期 | 14.7% | 10.8% | 20.3% |
| 2023/03期 | 14.6% | 10.6% | 20.1% |
| 2024/03期 | 16.3% | 11.3% | 20.3% |
| 2025/03期 | 17.0% | 11.9% | 21.4% |
| 3Q FY2026/3 | 13.2%(累計) | 9.4%(累計) | 22.1% |
営業利益率は常に20%超を維持しており、コンサルティング型ビジネスモデルの高い収益性が際立ちます。ROEも14〜16%台と資本効率が非常に高く、ROAも10%超と総資産を効率的に活用した経営を実現しています。建設資材を自社で抱えないアセットライトなビジネスモデルが、この高い利益率の源泉です。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 42.4億円 | 9.1億円 | 6.2億円 | 52.3円 | -2.6% |
| 2022/03期 | 42.6億円 | 8.7億円 | 6.1億円 | 53.0円 | +0.5% |
| 2023/03期 | 47.6億円 | 9.6億円 | 6.5億円 | 56.5円 | +11.8% |
| 2024/03期 | 52.7億円 | 10.7億円 | 7.9億円 | 68.3円 | +10.6% |
| 2025/03期 | 57.2億円 | 12.3億円 | 9.1億円 | 78.2円 | +8.5% |
明豊ファシリティワークスは5期連続の増収増益を達成し、2025/03期で売上高57.2億円・営業利益12.3億円と過去最高益を更新しました。建設コスト高騰や長納期化を背景にCMサービスへの需要が拡大しており、2026/03期も売上高58.9億円・営業利益12.6億円と堅調な成長の継続を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上46億円(通期予想比78%)、営業利益10億円(同81%)、純利益7.5億円(同82%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| オフィス事業 | 23.8億円 | 5.1億円 | 21.4% |
| CM事業(公共・教育施設) | 20.5億円 | 4.4億円 | 21.5% |
| CREM事業 | 7.3億円 | 1.5億円 | 20.5% |
| DX支援事業 | 6.1億円 | 1.3億円 | 21.3% |
オフィス事業(42%)とCM事業(36%)が売上の約8割を占める二本柱です。全セグメントで営業利益率20%超を確保しており、コンサルティング型ビジネスモデルの強みが発揮されています。DX支援事業はまだ規模は小さいものの、「CM×DX」の新たな価値創造として成長が期待される注力分野です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 53億円 | — | 57.2億円 | +7.9% |
| 2024期 | 48億円 | — | 52.7億円 | +9.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
明豊ファシリティワークスは保守的な業績予想を掲げつつ、毎期上方修正するパターンが続いています。2025期実績は当初予想を大きく上回り、2026期予想の達成確度も高いと見られます。CM市場の拡大を追い風に、安定した成長軌道が継続しています。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年3月期の期末配当を43.5円に増額修正。賃上げ促進税制の税額控除が想定を上回り、配当性向55%の方針に基づき増配。
3Q累計の経常利益は8%増益で着地。受注・売上ともに堅調に推移し、通期業績予想は据え置き。
上期の経常利益は11%増益。オフィス事業・CREM事業・DX支援事業の売上高が2ケタ伸長。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも3Q FY2026/3末時点
有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は69〜75%と極めて健全な財務体質を維持しています。BPSは毎期着実に増加しており、2025/03期には477.8円に到達。事業規模の拡大に伴い総資産も80億円を超えましたが、負債に頼らない堅実な経営姿勢が際立ちます。 【3Q 2026/03期】総資産80億円、純資産59億円、自己資本比率73.7%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/03期 | 5,700万円 | 9,800万円 | ▲1.5億円 | 1.6億円 |
| 2017/03期 | 2.4億円 | 700万円 | ▲9,400万円 | 2.5億円 |
| 2018/03期 | 10.3億円 | ▲2,200万円 | ▲1.2億円 | 10.1億円 |
| 2019/03期 | 2.4億円 | ▲1.1億円 | ▲1.5億円 | 1.3億円 |
| 2020/03期 | ▲1.5億円 | ▲1.4億円 | ▲2.5億円 | ▲2.9億円 |
| 2021/03期 | 5.9億円 | ▲1.4億円 | ▲8.5億円 | 4.5億円 |
| 2022/03期 | 9.7億円 | ▲1.7億円 | ▲3.1億円 | 8.1億円 |
| 2023/03期 | 2.1億円 | ▲2.1億円 | ▲3.4億円 | 0円 |
| 2024/03期 | 7.4億円 | ▲2.5億円 | ▲3.8億円 | 4.9億円 |
| 2025/03期 | ▲2.1億円 | ▲2.1億円 | ▲4.5億円 | ▲4.3億円 |
2025/03期の営業キャッシュフローは一時的にマイナスとなりましたが、これは売上債権の増加や前受金の減少など運転資金の変動によるものです。財務CFのマイナスは配当金の支払いが主因であり、無借金経営のため返済負担はありません。2022/03期には営業CF 9.7億円・FCF 8.1億円と高い現金創出力を発揮した実績があります。
この会社のガバナンスは?
取締役7名中、女性が1名(14.3%)を占めています。従業員200名・臨時従業員56名の少数精鋭体制で、一人当たり売上高2,858万円と高い生産性を実現しています。平均勤続年数10.3年と定着率も高く、専門性の高いCM人材を育成・確保しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 1,118万円 | 200人 | - |
従業員の平均年収は1,118万円と非常に高水準で、上場企業全体でもトップクラスの給与水準です。従業員200名の少数精鋭体制で、建設プロジェクトマネジメントの高度な専門性を持つ人材が揃っています。平均年齢46.8歳、平均勤続年数10.3年と安定した雇用環境です。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、市場平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
明豊ファシリティワークスのTSRは5年間で229.3%と、TOPIX(188.3%)を大幅にアウトパフォームしています。5期連続増収増益と連続増配による株主還元が評価され、配当込みの総合リターンが市場平均を上回る優れたパフォーマンスを実現しています。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 10円 | 30.1% |
| 2017/03期 | 12.5円 | 33.1% |
| 2018/03期 | 13円 | 35.1% |
| 2019/03期 | 21円 | 44.4% |
| 2020/03期 | 21.5円 | 40.6% |
| 2021/03期 | 26円 | 49.7% |
| 2022/03期 | 28円 | 52.8% |
| 2023/03期 | 31.5円 | 55.7% |
| 2024/03期 | 37.5円 | 54.9% |
| 2025/03期 | 42.5円 | 54.4% |
株主優待制度はありません。
5期連続増配を達成し、2026/03期は1株43.5円(増額修正後)を予定しています。配当性向は55%前後を目安としており、業績成長に連動した増配が期待できます。配当利回りは4.19%と高配当水準であり、無借金経営で安定したキャッシュフローを背景に、持続的な株主還元が見込まれます。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 148.4万円 | 48.4万円 | 48.4% |
| 2022期 | 164.6万円 | 64.6万円 | 64.6% |
| 2023期 | 185.8万円 | 85.8万円 | 85.8% |
| 2024期 | 217.3万円 | 117.3万円 | 117.3% |
| 2025期 | 229.3万円 | 129.3万円 | 129.3% |
※ 配当込みで算出したTSR(株主総利回り)です。配当は再投資すると仮定しています。各期の値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」の株主総利回りです。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PERは13.2倍とサービス業の平均(18.5倍)を大きく下回っており、高収益にもかかわらず割安な水準にあります。PBR 2.17倍はROE 16%の高収益を反映したもの。配当利回りは4.19%とセクター平均の2倍以上であり、高配当株としての存在感を示しています。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/03期 | 5.7億円 | 2.0億円 | 34.4% |
| 2017/03期 | 5.9億円 | 1.7億円 | 28.0% |
| 2018/03期 | 6.1億円 | 1.8億円 | 29.3% |
| 2019/03期 | 7.8億円 | 2.2億円 | 28.1% |
| 2020/03期 | 9.1億円 | 2.7億円 | 29.5% |
| 2021/03期 | 9.1億円 | 2.9億円 | 31.9% |
| 2022/03期 | 8.7億円 | 2.6億円 | 29.9% |
| 2023/03期 | 9.6億円 | 3.1億円 | 32.2% |
| 2024/03期 | 10.7億円 | 2.8億円 | 26.2% |
| 2025/03期 | 12.3億円 | 3.2億円 | 26.0% |
税引前利益は着実に成長しており、2025/03期には12.3億円に到達しました。実効税率は2024/03期以降26%前後に低下しており、賃上げ促進税制による税額控除の効果が反映されています。
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「フェアネスと透明性で建設プロジェクトを変革。発注者を支える独立系CMのパイオニア」
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