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川崎重工業7012

Kawasaki Heavy Industries,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 150円
安全性
注意
自己資本比率 24.6%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが旅行で乗る新幹線『のぞみ』や『はやぶさ』、その車両を造っているのが川崎重工業です。また、街で目にする憧れのバイク『Ninja』や、休日に楽しむジェットスキーもカワサキブランドとして知られています。さらに、普段私たちが使う電気を生み出す発電所のガスタービンや、世界の物流を支える巨大なタンカー、空を飛ぶヘリコプターの裏側にも、同社の技術が生かされています。日常生活の様々な場面で、川崎重工業は社会インフラを支えているのです。

総合重機大手として、船舶、鉄道車両、航空宇宙、モーターサイクル、ガスタービン、ロボットなど多岐にわたる事業を展開。2025期には売上高2兆1293.2億円、純利益880.01億円を達成し、増収増益基調を維持しています。特に、次世代エネルギーとして注目される水素関連事業や、安定的な需要が見込める防衛分野への注力が鮮明で、企業価値向上への期待が高まっています。株価も好調に推移しており、株主還元強化の一環として株式分割も実施しました。

輸送用機器プライム市場

会社概要

業種
輸送用機器
決算期
3月
本社
兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番3号

サービスの実績は?

21,293億円
売上高
2025期実績
+15.1% YoY
880.01億円
純利益
2025期実績
+246.8% YoY
150
1株当たり年間配当金
2025期実績
+200% YoY
1,900億円
研究開発費(計画)
2026期-2028期 3ヵ年累計
9,000億円
設備投資(計画)
2026期-2028期 3ヵ年累計
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
5.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2022/03期2.6%0.6%-
2023/03期9.8%2.3%-
2024/03期4.2%1.0%-
2025/03期13.2%3.1%-
3Q FY2026/38.7%(累計)2.1%(累計)5.3%

収益性は、2021/03期の営業赤字から2022/03期には営業利益率3.1%を達成するまで着実なV字回復を実現しました。不採算プロジェクトの縮小や高付加価値製品へのシフトが功を奏し、ROAも1.1%まで改善しています。今後はDX投資の推進や生産効率のさらなる向上により、中期的な利益率の拡大が期待されます。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2022/03期1.5兆円0円126億円75.5円-
2023/03期1.7兆円0円530億円316.6円+15.0%
2024/03期1.8兆円0円254億円151.5円+7.2%
2025/03期2.1兆円0円880億円525.4円+15.1%

川崎重工業の業績は、航空宇宙やエネルギーなどの大型案件が寄与し、売上高は2021/03期の約1.5兆円から2025/03期には約2.1兆円へと順調に拡大しています。コロナ禍の影響を受けた2021/03期の赤字から一転、その後は事業構造改革や精密機械分野の好調さにより利益を確保する体質へと改善しました。2026/03期予想においてもさらなる増収を見込んでおり、強固な受注残を背景とした成長基調が続いています。 【3Q 2026/03期実績】売上1.6兆円(前年同期比10.9%)、営業利益824億円、純利益659億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

輸送用機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
8.7%(累計)
業界平均
5.6%
営業利益率下回る
この会社
5.3%
業界平均
5.6%
自己資本比率下回る
この会社
24.6%
業界平均
45.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億5,100万円
取締役4名の合計

総合重機メーカーとして航空宇宙、鉄道車両、モーターサイクル、プラント・ロボットなど多岐にわたる事業を展開しています。防衛省との大型契約や水素関連技術の先行投資が事業リスクおよび成長機会の両面で開示の焦点となっており、グローバルな需要変動の影響を受けやすい事業構造です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
過去の中計は未達も、足元の業績は急回復し、新計画は堅調な滑り出し。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

グループビジョン2030(フェーズⅡ)
2026期~2028期
事業利益: 目標 2,200億円 大幅遅れ (838.2億円)
38.1%
親会社株主帰属当期純利益: 目標 1,300億円 やや遅れ (880.01億円)
67.7%
ROIC: 目標 10%以上 順調 (7%)
70%
旧中期経営計画2021
2022期~2024期
事業利益: 目標 1,000億円 未達 (424億円)
42.4%
当期純利益: 目標 600億円 未達 (253.77億円)
42.3%
ROA: 目標 5.0% 未達 (2.0%)
40%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期780億円880億円+12.8%
2024期470億円254億円-46.0%
2023期290億円530億円+82.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期300億円458億円+52.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画では目標を達成できませんでしたが、2025期の業績は計画を上回る大幅な増益を達成し、回復基調が鮮明です。現在進行中の「グループビジョン2030(フェーズⅡ)」では、2028期に事業利益2,200億円を目指しており、水素関連や防衛事業が成長の牽引役として期待されます。業績予想の精度は年度による変動が大きいものの、直近ではポジティブな上振れ着地を見せており、経営環境の改善が伺えます。

最新ニュース

ポジティブ
2/09 · 川崎重工業公式サイト
ポジティブ
10/09 · 川崎重工業公式サイト
ポジティブ
9/29 · 川崎重工業公式サイト

どんな話題が多い?

業績・株主還元40%
水素・脱炭素技術30%
防衛・航空機20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
482
前月比 +12.5%
メディア数
84
日本経済新聞, 日刊工業新聞, Yahoo!ファイナンス, 株探 ほか
業界内ランキング
上位 5%
輸送用機器業界 120社中 6位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月増配決定

株主還元方針の変更に伴い、期末配当予想を1株当たり91円に増配することを決定しました。

2025年10月事業提携

NTTドコモビジネスと協業し、ロボット・モビリティ分野における社会課題解決のプラットフォーム構築を発表しました。

2025年9月製品引渡し

川崎重工グループとして初となるLNG燃料大型原油タンカー(VLCC)を無事竣工・引渡ししました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率24.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
8,751億円
会社の純資産

財務健全性は、総資産が2021/03期の約1.9兆円から2025/03期には約3兆円まで拡大し、事業規模の拡大を支える強固な基盤を維持しています。自己資本比率は23%前後で安定しており、適切な資本管理を行いながら成長投資を継続している点が特徴です。有利子負債は5,100億円規模となっていますが、強固な営業キャッシュフローを背景に安定した財務コントロールが行われています。 【3Q 2026/03期】総資産3.3兆円、純資産8751億円、自己資本比率24.6%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+1,489億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1,112億円
投資に使ったお金
Financing CF
+96.0億円
借入・返済など
Free CF
+377億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期346億円374億円231億円27.9億円
2022/03期1,444億円525億円1,023億円919億円
2023/03期970億円729億円73.5億円241億円
2024/03期317億円898億円129億円582億円
2025/03期1,489億円1,112億円96.0億円377億円

営業キャッシュフローは、主力事業の回復に伴い2025/03期には約1,489億円のプラスを創出しました。投資活動においては、次世代エネルギー技術や生産設備への戦略的な投資が続き、フリーキャッシュフローは事業環境に応じて柔軟にコントロールされています。大規模な資金需要が発生するフェーズにおいても、手元流動性を確保しつつ安定的かつ規律ある投資配分を実行しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 5名(38.5% 男性 8
38%
62%
監査報酬
4億700万円
設備投資額
1411.0億円
平均勤続年数(従業員)
15.4

女性役員比率が38.5%と東証プライム上場企業の中でも極めて高い水準を実現しており、多様性を重視した経営体制を構築しています。監査等委員会設置会社として監督機能を強化し、巨大な設備投資と技術開発を要する製造業として堅実なガバナンスを敷いています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主38.9%
浮動株61.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関33.1%
事業法人等5.8%
外国法人等30.9%
個人その他25.3%
証券会社4.9%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主は日本生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(25,208,000株)15.01%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(13,585,000株)8.09%
日本生命保険相互会社(5,751,000株)3.42%
川崎重工業従業員持株会(4,770,000株)2.84%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(4,635,000株)2.76%
川崎重工共栄会(4,069,000株)2.42%
JPモルガン証券株式会社(2,760,000株)1.64%
株式会社みずほ銀行(2,239,000株)1.33%
JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,060,000株)1.22%
GOLDMAN, SACHS & CO. REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(2,021,000株)1.2%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が上位を占めており、機関投資家による安定保有が中心です。また、従業員持株会や共栄会といった社内関連団体の保有も一定数見られ、企業の長期的な安定性を重視した株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という
2)の状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです
3これらのリスクは、経営会議等での審議等を経て抽出しており、取締役会において連結財務諸表での重要性、影響度、網羅性を確認した上で選定しています
4また、当社グループでは、事業等のリスクを、将来の経営成績等に与える影響の程度や発生の蓋然性等に応じて、「特に重要なリスク」「その他の重要なリスク」に分類しています
5文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです

社員の給料はどのくらい?

平均年収
793万円
従業員数
40,640
平均年齢
41.5歳
平均年収従業員数前年比
当期793万円40,640-

従業員平均年収は793万円であり、製造業の中でも高い水準を維持しています。重工業という高度な専門技術を要する産業構造に加え、近年の防衛関連需要や好調な業績を背景とした賃上げの影響が反映されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。川崎重工業は、2022期を除き、調査期間を通じてTOPIXを大幅に上回る優れたパフォーマンス(アウトパフォーム)を記録しています。特に2025期には自社TSRが590.1%に達し、TOPIXの213.4%を大きく超過しました。これは、防衛関連事業や水素エネルギー事業への期待感を背景とした株価の大幅な上昇と、増配による株主還元の強化が複合的に作用した結果です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
150
方針: DOE4%基準
1株配当配当性向
2016/03期1243.5%
2017/03期638.3%
2019/03期7042.6%
2020/03期3531.3%
2021/03期00.0%
2022/03期4030.7%
2023/03期9028.4%
2024/03期5033.0%
2025/03期15028.5%
1期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針としてDOE(株主資本配当率)4%を基準に導入しており、安定かつ持続的な利益還元を目指しています。業績の拡大局面では積極的に増配を実施し、2025/03期には年間150円の配当を行いました。今後も経営基盤の強化とバランスの取れた資本分配を重視する姿勢を継続します。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 590.1万円 になりました (490.1万円)
+490.1%
年度末時点評価額損益TSR
2021期174.8万円74.8万円74.8%
2022期144.4万円44.4万円44.4%
2023期192.7万円92.7万円92.7%
2024期336.3万円236.3万円236.3%
2025期590.1万円490.1万円490.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残3,470,000株
売り残339,100株
信用倍率10.23倍
2026年3月20日時点時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬

信用倍率は10.23倍と高く、信用買い残が積み上がっている状況は、将来の売り圧力への警戒が必要です。一方、PER・PBRは業界平均と比較して著しく割安な水準にあり、バリュエーション面での魅力が高いと評価できます。配当利回りも業界平均を大きく上回っており、高配当株としての側面も注目されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2022/03期277億円150億円54.3%
2023/03期703億円173億円24.6%
2024/03期320億円66.0億円20.6%
2025/03期1,075億円195億円18.2%

法人税等の支払額は、業績が黒字化した2022/03期より適切な税務処理により発生しています。赤字期には繰越欠損金の活用等により税負担が軽減される一方、収益力の向上とともに納税を通じた社会還元が増加する構造となっています。今後も業績連動型の納税額となる見込みです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

川崎重工業 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 150円
安全性
注意
自己資本比率 24.6%
稼ぐ力
普通
ROE 8.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「陸・海・空から水素社会まで、日本の『ものづくり』を背負う巨大コングロマリット」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU