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モリタホールディングス6455

MORITA HOLDINGS CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 58円
安全性
安定
自己資本比率 61.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

街中で見かける消防車の2台に1台は、実はモリタホールディングスが作っています。特に、高層ビルの火災で活躍するはしご車は、国内シェアの9割を占める圧倒的な存在です。あなたが商業施設やオフィスビルに入ったとき、目にする消火器やスプリンクラー設備も同社の事業の一つ。さらに、普段利用するゴミ収集車のような「働くクルマ」も手掛けています。私たちの安全で衛生的な暮らしは、モリタホールディングスの製品やサービスに日々支えられているのです。

消防車で国内シェア約6割を誇るトップメーカー。2025期は海外子会社の復調も寄与し、売上高1117.4億円(前期比17.4%増)、営業利益137.33億円(同45.3%増)と過去最高益を更新しました。2026期も売上高1150.0億円、営業利益138.00億円と連続での最高益更新を見込んでおり、安定した収益力が魅力です。EV消防車の開発や海外M&Aなど、次世代への投資も積極的に進めており、防災・減災という社会テーマを追い風に持続的な成長を目指しています。

輸送用機器プライム市場

会社概要

業種
輸送用機器
決算期
3月
本社
大阪府大阪市中央区道修町3丁目6番1号

サービスの実績は?

60%
消防車 国内シェア
2024年同社調べ
首位
90%
はしご車 国内シェア
2024年同社調べ
圧倒的首位
1,117.4億円
連結売上高
2025期実績
+17.4% YoY
137.33億円
連結営業利益
2025期実績
+45.3% YoY
58
1株当たり年間配当金
2025期実績
13期連続増配
217.5
1株当たり当期純利益 (EPS)
2025期実績
+58.6% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.1%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.7%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
11.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期7.8%5.1%-
2022/03期6.6%4.3%-
2023/03期4.8%3.2%-
2024/03期6.8%4.6%9.9%
2025/03期10.0%6.7%12.3%
3Q FY2026/36.1%(累計)3.7%(累計)11.1%

収益性は、高付加価値な製品構成とコスト管理の徹底により、営業利益率が10%超の水準へと着実に向上しています。2023/03期には原価高騰等の影響で一時的に利益率が6.2%へ低下しましたが、価格転嫁や生産効率の改善により直近では12.3%まで回復しました。ROE(自己資本利益率)も9.7%へと改善しており、資本効率を重視した経営体制が構築されています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期847億円62.2億円137.1円-
2022/03期836億円53.5億円118.1円-1.3%
2023/03期813億円40.0億円91.0円-2.7%
2024/03期952億円94.5億円60.1億円137.1円+17.0%
2025/03期1,117億円137億円94.7億円217.5円+17.4%

当社の業績は、国内シェア約6割を誇る消防車輌事業が主軸となり、近年は海外展開の進展や防災事業の拡大が寄与しています。2023/03期には供給網の乱れから一時的に利益が圧迫されましたが、その後は回復基調を強めており、2025/03期には売上高1,117億円、純利益95億円を達成しました。今後も、消防車両の更新需要に加え、新規の防災ソリューション提供による継続的な成長が見込まれます。 【3Q 2026/03期実績】売上717億円(通期予想比62%)、営業利益80億円(同58%)、純利益53億円(同56%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

輸送用機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
6.1%(累計)
業界平均
5.7%
営業利益率上回る
この会社
11.1%
業界平均
5.5%
自己資本比率上回る
この会社
61.1%
業界平均
44.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,000万円
取締役6名の合計

消防車輌事業を核とし、防災・産業機械・環境車輌の4事業を軸に展開しており、消防車輌の国内シェア約6割という圧倒的な地位を確立しています。海外メーカーの買収検討やEV化への対応を成長戦略として掲げている一方、原材料価格の高騰や為替変動、シャシ供給の遅延といった製造業特有の事業リスクを継続的な開示項目としています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
直近の業績予想は保守的で上振れ傾向だが、過去の中計は未達。計画達成力は改善途上。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 1,150億円 順調 (1,117.4億円)
97.2%
営業利益: 目標 138.0億円 順調 (137.33億円)
99.5%
純利益: 目標 95.0億円 順調 (94.72億円)
99.7%
(旧)中期経営計画 F-Plan2023
2021期〜2023期
売上高: 目標 1,000億円 未達 (813.4億円)
81.3%
営業利益: 目標 100億円 未達 (50.81億円)
50.8%
ROE: 目標 8%以上 未達 (4.4%)
55%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,000億円1,117億円+11.7%
2024期900億円952億円+5.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期100億円137億円+37.3%
2024期81億円95億円+16.7%
2023期81億円51億円-37.3%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

過去の中期経営計画は、自動車業界全体のシャシ(車台)供給遅延の影響を受け、売上・利益ともに目標を大幅に下回る結果となりました。しかし、2024期以降はその問題が解消に向かい、業績は急回復。期初予想を大幅に上回る着地が続いており、保守的な予想を出す傾向が見られます。現在は明確な中期経営計画を公表していませんが、2026期の会社予想は過去最高益の更新を見込んでおり、事業環境は良好です。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
消防車・防災技術30%
経営戦略・M&A20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
142
前月比 +15.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 12%
輸送用機器業 98社中 12位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年12月新製品発売

廃棄物処理施設向けの危険検知システム「Flare eye」を発売し、環境防災事業の強化を図りました。

2025年10月業績上方修正

消防車輌事業が国内外で伸長し、2025年3月期の通期業績予想を上方修正する発表を行いました。

2026年1月社会貢献

山梨県の消防本部に対し、林野火災対策として消火薬剤を寄贈し、防災パートナーとしての社会的信頼を向上させました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率61.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
16.3億円
借金(有利子負債)
Net Assets
972億円
会社の純資産

財務健全性は極めて高く、自己資本比率が67.3%という強固な資本基盤を維持しています。有利子負債については、設備投資や事業展開において極めて保守的な資金管理を行っており、実質無借金経営を継続しているのが特徴です。潤沢な自己資本と低い負債比率は、予期せぬ経済変動への高い耐性と、将来の戦略的な成長投資に向けた十分な資金余力を示しています。 【3Q 2026/03期】総資産1425億円、純資産972億円、自己資本比率61.1%、有利子負債16億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+114億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-14.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-60.0億円
借入・返済など
Free CF
+99.0億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期117億円6.1億円36.5億円111億円
2022/03期105億円6.8億円36.3億円98.6億円
2023/03期21.4億円26.7億円89.6億円5.3億円
2024/03期112億円34.8億円14.8億円76.9億円
2025/03期114億円14.9億円60.0億円99.0億円

営業キャッシュフローは、消防車輌を中心とした堅実な事業運営により、年間100億円規模の安定した創出力を維持しています。2023/03期に一時的な減少が見られたものの、直近では需要回復に伴い再び高い水準を確保しました。潤沢なキャッシュは、株主還元への充当に加え、次世代消防技術の研究開発や戦略的な設備投資へ柔軟に配分されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 13名)
女性 2名(15.4% 男性 11
15%
85%
監査報酬
4,000万円
連結子会社数
13
設備投資額
18.5億円
平均勤続年数(従業員)
12.49

女性役員比率は15.4%と、日本企業の平均と比較して多様な経営体制への転換を推進しています。監査体制としては監査報酬4,000万円を投じ、13社の連結子会社を統括するホールディングス体制として、ガバナンスとコンプライアンスの強化に注力しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.9%
浮動株54.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関37.1%
事業法人等8.7%
外国法人等15.3%
個人その他38%
証券会社0.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はモリタ取引先持株会・第一生命保険・みずほ銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(4,462,000株)10.44%
モリタ取引先持株会(2,313,000株)5.41%
第一生命保険株式会社(2,123,000株)4.97%
株式会社みずほ銀行(2,087,000株)4.89%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,909,000株)4.47%
株式会社三菱UFJ銀行(1,748,000株)4.09%
エア・ウォーター株式会社(1,730,000株)4.05%
三井住友信託銀行株式会社(1,367,000株)3.2%
株式会社三井住友銀行(1,307,000株)3.06%
モリタ従業員持株会(935,000株)2.19%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行などの信託口が並び、機関投資家の関与が強い一方で、取引先持株会や第一生命、みずほ銀行といった安定株主が上位を占めています。モリタグループの強固な関係性を背景に、創業家や取引先との強固なネットワークが維持されている安定的な株主構成と言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1製品の欠陥について当社グループは、法で定められた安全基準及び独自の厳しい規格に基づき製品の製造を行っておりますが、全ての製品について欠陥がなく、将来にリコール等が発生しないという保証はありません
2部品等の調達について当社グループは、多数の取引先から原材料、部品等を調達しておりますが、取引先の経営状態や生産能力の事情による納品の遅延、価格の高騰等が生じ主要な材料の調達が困難になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります
3新製品開発について当社グループは、継続して新技術・新製品の研究開発に取り組んでおります
4人財の確保、育成について当社グループは、持続的成長のために、多様で優秀な人財の確保に努めております
5災害、感染症の流行等予測困難な事象による被害について地震、台風等の自然災害、火災、停電等の事故災害、感染症の流行等が発生した場合、当社グループの設備等の損壊や国内外の経済活動の停滞等が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
766万円
従業員数
1,748
平均年齢
45.28歳
平均年収従業員数前年比
当期766万円1,748-

従業員の平均年収は766万円と、製造業の平均水準と比較しても高い水準を維持しています。消防車輌事業における国内トップシェアという圧倒的な競争力と、利益率の高い事業ポートフォリオが、安定した従業員還元を可能にしている背景となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、配当を着実に実施しているものの、株価がレンジ相場で推移していた期間が長かったため、TOPIXのパフォーマンスを一貫して下回って(アンダーパフォーム)います。特に株価が大きく上昇した2024期や2025期においても、市場全体の成長率には及びませんでした。これは、事業の性質上、急成長が期待されにくく、ディフェンシブ銘柄としての側面が強いことが背景にあると考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
58
方針: 連結配当性向30%を目安とした安定配当
1株配当配当性向
2016/03期2020.0%
2017/03期2921.7%
2018/03期2620.5%
2019/03期3424.1%
2020/03期3824.7%
2021/03期3827.7%
2022/03期4033.9%
2023/03期4347.3%
2024/03期4835.0%
2025/03期5826.7%
7期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

配当方針については、連結配当性向30%を一つの目安としつつ、安定的な配当の継続を重視しています。業績の拡大局面においては増配を実施しており、株主還元を重視する姿勢が明確です。今後も、事業成長による利益還元と財務の健全性のバランスを図りながら、中長期的な配当水準の向上を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 138.2万円 になりました (38.2万円)
+38.2%
年度末時点評価額損益TSR
2021期109.7万円9.7万円9.7%
2022期79.0万円21.0万円-21.0%
2023期87.3万円12.7万円-12.7%
2024期108.6万円8.6万円8.6%
2025期138.2万円38.2万円38.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残14,300株
売り残15,300株
信用倍率0.93倍
2026年3月6日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

PER、PBRともに業界平均と比較してほぼ同水準からやや割安な評価となっています。信用倍率は1倍を割り込み売り残が多い状態で、短期的な過熱感はありません。時価総額は業界の巨大企業(完成車メーカーなど)と比べると小さいですが、ニッチな分野でのトップ企業として独自のポジションを築いています。安定した業績と株主還元を考慮すると、現在の株価水準は魅力的と言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期94.8億円32.5億円34.3%
2022/03期87.6億円34.1億円38.9%
2023/03期59.1億円19.2億円32.4%
2024/03期96.3億円36.2億円37.6%
2025/03期137億円42.7億円31.1%

法人税等の支払いは、連結の税引前利益の変動に連動して推移しており、実効税率は概ね30%台前半から半ばで安定しています。税務上の控除や損金処理が適切に行われており、特段の税務リスクは見当たりません。今後の利益成長に伴い納税額も増加する見込みですが、健全な財務体質に基づき適切な納税を行っています。

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モリタホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 58円
安全性
安定
自己資本比率 61.1%
稼ぐ力
普通
ROE 6.1%(累計)
話題性
好評
ポジ 75%

「国内シェア6割の消防車ガリバー、盤石な収益基盤を元手にEV化と海外M&Aで成長を狙う」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU