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エンプラス6961

ENPLAS CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 70円
安全性
安定
自己資本比率 78.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンやパソコン。その中には、情報を高速で処理するための心臓部「半導体」が入っています。エンプラスは、この半導体が正しく作られているか検査する工程で使われる、目に見えないほど小さなソケットという部品を作っています。また、インターネットの光回線で大容量のデータを瞬時に送受信するための超小型レンズも製造しており、普段私たちが意識しないところで、現代のデジタル社会を支える重要な役割を担っている会社です。

エンプラスは、超精密プラスチック加工技術を核に、半導体や光通信分野で不可欠な部品を供給する高収益企業です。2025期には売上高380.7億円、営業利益52.87億円と増収増益を達成しました。しかし、2026期の会社予想では、半導体市場の調整を背景に売上高380.0億円(前期比ほぼ横ばい)、営業利益25.00億円(前期比52.7%減)と大幅な減益を見込んでおり、短期的な業績変動への注意が必要です。中長期的にはAI関連の需要を取り込み、ROE12%超を目指す計画です。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
埼玉県川口市並木2丁目30番1号

サービスの実績は?

380.7億円
連結売上高
2025期実績
+0.7% YoY
52.87億円
連結営業利益
2025期実績
+13.8% YoY
13.9%
営業利益率
2025期実績
+1.7pt YoY
70
1株当たり配当金
2025期実績
+10円 YoY
1.16億円
従業員一人当たり売上高
2025期時点
+0.7% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.6%(累計)
株主資本の利回り
ROA
6.0%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
16.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期2.3%2.0%-
2022/03期6.4%5.5%-
2023/03期10.4%9.1%-
2024/03期6.9%6.0%12.3%
2025/03期7.2%6.4%13.9%
3Q FY2026/37.6%(累計)6.0%(累計)16.1%

収益性については、精密加工技術を武器とした高付加価値戦略により、営業利益率が一時20.9%に達するなど高い水準を誇っています。ROE(自己資本利益率)は概ね7%前後で推移しており、効率的な資産運用が行われています。今後は高成長が見込まれる半導体およびライフサイエンス分野への注力により、さらなる収益効率の向上が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期294億円8.9億円79.4円-
2022/03期329億円25.3億円287.1円+11.7%
2023/03期422億円46.2億円523.9円+28.4%
2024/03期378億円46.5億円34.4億円390.1円-10.5%
2025/03期381億円52.9億円39.4億円446.5円+0.7%

エンプラスは半導体デバイス向け高機能部品の需要拡大を追い風に、2023/03期には営業利益が88億円規模まで急成長しました。その後、市場の在庫調整の影響により一時的な減益を経験しましたが、高付加価値製品への転換により収益水準を維持しています。2026/03期期は、半導体市場の循環的な変動を反映しつつも、成長投資を継続する強固な体勢を整えています。 【3Q 2026/03期実績】売上324億円(通期予想比85%)、営業利益52億円(同208%)、純利益39億円(同185%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.6%(累計)
業界平均
7.6%
営業利益率上回る
この会社
16.1%
業界平均
8.0%
自己資本比率上回る
この会社
78.6%
業界平均
54.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億8,600万円
取締役4名の合計

半導体・光通信デバイスなどの高機能部品が中核事業であり、市場変化の影響を受けやすいリスクを抱えています。技術開発とニッチ市場でのシェア獲得により、収益力の維持を図る戦略が明確です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上目標は未達傾向だが、利益面では計画を上回ることも。市場環境への依存度が高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2026期〜2028期
売上高: 目標 500億円 順調 (380.7億円)
76.1%
ROE: 目標 12%超 順調 (8.8%)
73.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期50億円53億円+5.7%
2024期70億円46億円-33.6%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期410億円381億円-7.1%
2024期425億円378億円-11.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、最終年度(2028期)までに売上高500億円、ROE12%超を主要財務目標として掲げています。直近の2025期実績は売上高380.7億円であり、目標達成には年平均約9.6%の成長が必要です。過去の業績予想は、半導体市況の変動を受けやすく、特に売上高は未達となるケースが見られますが、コスト管理により利益は計画を上回ることもあります。AI関連事業の成長をドライバーに、目標達成を目指しています。

どんな話題が多い?

業績・上方修正45%
業務提携・M&A25%
株価・市況20%
その他IR情報10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
株探, 日本経済新聞, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 12%
電気機器業界 480社中 58位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月業務提携

Wellon Solutions社と外国人人材の住環境支援で業務提携を締結し、サービス拡充を図る。

2025年10月上方修正

2026年3月期の連結経常利益予想を上方修正し、併せて配当の増額を発表した。

2026年2月好決算

連結第3四半期累計の経常利益53.78億円を達成し、成長期待が高まる。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率78.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
606億円
会社の純資産

財務面では、自己資本比率が88.0%と非常に高く、実質無借金経営を継続する極めて強固な財務体質を構築しています。潤沢な手元資金を背景に、成長分野への積極的な設備投資と安定的な株主還元を両立させています。この盤石なバランスシートは、外部環境の不透明感に対しても高い耐性を発揮する基盤となります。 【3Q 2026/03期】総資産675億円、純資産606億円、自己資本比率78.6%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+71.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-68.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
-8.3億円
借入・返済など
Free CF
+2.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期39.2億円19.7億円128億円19.6億円
2022/03期40.5億円15.8億円20.5億円24.7億円
2023/03期87.6億円25.8億円7.7億円61.8億円
2024/03期82.3億円40.9億円9.7億円41.4億円
2025/03期71.3億円68.9億円8.3億円2.4億円

営業キャッシュフローは本業の好調により年間で70億円から80億円規模の創出能力を有しています。近年は成長投資として投資CFのマイナス幅が拡大傾向にあり、生産能力の増強や技術開発に資金を投下しています。財務CFは主に配当支払いや自己株式取得に充てられており、資本効率を重視した資金配分が明確です。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 8名)
女性 1名(12.5% 男性 7
13%
88%
監査報酬
5,300万円
設備投資額
63.7億円
平均勤続年数(従業員)
15
臨時従業員数
178

女性役員比率は12.5%ですが、社外役員を半数登用することで高い独立性と透明性を確保した監査体制を構築しています。企業規模に応じたガバナンス体制を整備し、持続的な企業価値向上を目指しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主30.8%
浮動株69.2%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関27.1%
事業法人等3.7%
外国法人等15.7%
個人その他47.4%
証券会社6%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は埼玉りそな銀行・公益財団法人エンプラス横田教育振興財団。

横田 大輔(1,423,000株)16.11%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(967,000株)10.95%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(531,000株)6.01%
横田 誠(518,000株)5.87%
株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(434,000株)4.92%
株式会社埼玉りそな銀行(432,000株)4.89%
公益財団法人エンプラス横田教育振興財団(300,000株)3.39%
INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)(249,000株)2.82%
鈴木 吉子(175,000株)1.98%
野村證券株式会社(170,000株)1.93%

創業家である横田家が主要株主として高い影響力を保持しており、教育振興財団や金融機関の持ち合いも確認されます。機関投資家の保有比率も高く、経営の安定と株主還元への関心が高い構成です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1カントリーリスク 当社グループの事業は北米、ヨーロッパ、アジア等グローバルに展開しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
656万円
従業員数
1,478
平均年齢
40.5歳
平均年収従業員数前年比
当期656万円1,478-

従業員平均年収は656万円であり、製造業の平均と比較して堅実な水準を維持しています。技術革新の速い半導体・光通信分野で専門的人材を確保するため、継続的な還元が行われています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。エンプラスは2021期から2025期までの5年間、一貫してTOPIXを上回るTSRを達成しており、特に2024期には356%とTOPIXを139.2ポイントもアウトパフォームしました。これは、半導体関連事業の好調な業績を背景とした株価の大幅な上昇が主な要因であり、株主に対して市場平均を大きく超える価値を提供してきたことを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
70
方針: 安定配当と業績連動の両立
1株配当配当性向
2016/03期8018.7%
2017/03期8019.9%
2018/03期8040.4%
2019/03期55211.3%
2020/03期3076.1%
2021/03期3037.8%
2022/03期47.516.5%
2023/03期6011.5%
2024/03期6015.4%
2025/03期7015.7%
5期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として、強固な財務体質を堅持しつつ、経営活動の成果を明確な形で株主へ還元することを基本としています。配当性向は低水準に留まる傾向がありますが、業績向上に合わせて配当金を増額する姿勢が見られます。今後はさらなる企業価値の向上を通じて、配当による直接的な利益還元の拡大が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 216.6万円 になりました (116.6万円)
+116.6%
年度末時点評価額損益TSR
2021期196.9万円96.9万円96.9%
2022期131.7万円31.7万円31.7%
2023期236.9万円136.9万円136.9%
2024期356.0万円256.0万円256.0%
2025期216.6万円116.6万円116.6%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残127,600株
売り残45,300株
信用倍率2.82倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬
第2四半期決算発表2026年10月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

PER(53.0倍)、PBR(2.01倍)ともに業界平均を上回っており、市場からの成長期待が高いことを示唆しています。一方で、配当利回りは0.56%と業界平均より低く、株価上昇によるキャピタルゲインを狙う投資家向けの銘柄と言えるでしょう。信用倍率は2.82倍とやや買い残が多い状況ですが、過熱感がある水準ではなく、今後の株価動向が注目されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期19.1億円10.1億円53.1%
2022/03期34.5億円9.2億円26.7%
2023/03期87.8億円41.6億円47.4%
2024/03期52.6億円18.2億円34.6%
2025/03期54.5億円15.0億円27.6%

実効税率は年度によって変動があり、過去には税務上の調整等で50%を超える年もありました。直近では概ね30%前後で推移しており、標準的な水準に落ち着いています。予想値である2026/03期期の税率は低めに見積もられていますが、これは将来の業績見通しに伴う税務判断を反映したものです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

エンプラス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 70円
安全性
安定
自己資本比率 78.6%
稼ぐ力
普通
ROE 7.6%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「ミクロン単位のプラスチック技術で、半導体の進化から遺伝子検査まで支える精密部品の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU