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日本シイエムケイ6958

CMK CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20円
安全性
普通
自己資本比率 44.8%
稼ぐ力
普通
ROE 5.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが毎日乗っているかもしれない自動車。そのエンジン制御やカーナビ、衝突防止などの安全システムが正しく動くためには、電子部品同士を繋ぐ『神経回路』のようなものが必要です。日本シイエムケイは、まさにその『プリント配線板』という電子部品の神経回路を製造している会社です。特に自動車向けに強みを持っており、普段あなたが安全・快適にドライブできる裏側では、同社の高度な技術が活躍しているのです。

プリント配線板の国内最大手。売上の約8割を自動車向けが占めており、近年のCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)の潮流を追い風に成長を目指しています。2025期は売上高954.9億円、営業利益38.07億円を達成しました。次期2026期は売上高960億円、営業利益40億円と安定成長を見込みますが、株価はPBR0.52倍と解散価値を大きく下回っており、資本効率の改善が課題です。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー43F

サービスの実績は?

954.9億円
連結売上高
2025期実績
+5.4% YoY
38.07億円
連結営業利益
2025期実績
+7.9% YoY
37.89億円
連結純利益
2025期実績
-1.7% YoY
53.2
1株当たり純利益 (EPS)
2025期実績
-17.1% YoY
20
1株当たり配当金
2025期実績
+5.3% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
1.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期3.6%1.9%-
2022/03期5.3%2.8%-
2023/03期2.8%1.4%-
2024/03期5.9%3.1%3.9%
2025/03期4.9%2.7%4.0%
3Q FY2026/35.0%(累計)2.2%(累計)1.8%

収益性は2021/03期の営業利益率-2.4%を底として、その後は生産効率の改善と高付加価値製品の販売増により営業利益率は約4%水準まで回復しています。ROE(自己資本利益率)についても、赤字期を除けば4〜5%台で推移しており、資本効率は徐々に改善傾向にあります。今後は、さらなる利益率向上のため、高付加価値なリジッド・フレックス基板などへの投資効果を最大化することが重要です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期700億円18.7億円-31.6円-
2022/03期815億円27.9億円47.0円+16.5%
2023/03期838億円15.9億円26.8円+2.9%
2024/03期906億円35.3億円38.5億円64.2円+8.0%
2025/03期955億円38.1億円37.9億円53.2円+5.4%

当社の業績は、自動車向けプリント配線板が売上の約8割を占めるという事業構造から、自動車市場の動向に強く左右されます。2021/03期はコロナ禍や半導体不足の影響で営業赤字を計上しましたが、以降は自動車の電装化に伴う需要回復と高付加価値品へのシフトにより、直近2025/03期には売上高955億円、営業利益38億円まで成長しました。今後はCASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)対応の新規案件を軸に、さらなる収益拡大を目指しています。 【3Q 2026/03期実績】売上730億円(通期予想比76%)、営業利益13億円(同33%)、純利益32億円(同158%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.0%(累計)
業界平均
7.6%
営業利益率下回る
この会社
1.8%
業界平均
8.1%
自己資本比率下回る
この会社
44.8%
業界平均
54.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億7,900万円
取締役7名の合計

主な事業リスクとして、プリント配線板が主力であるため自動車産業の生産動向や原材料価格の変動が直接的な経営影響を及ぼす点が挙げられます。連結子会社11社を抱えるグローバル展開を進めていますが、地政学リスクや為替相場の変動を考慮したコスト管理が業績安定化の鍵となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
業績予想の精度にばらつきがあり、特に直近では未達が目立つため、計画達成力には課題が残る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

(旧)中期経営計画
2021期〜2023期
売上高: 目標 850億円 未達 (838.4億円)
98.6%
営業利益: 目標 30億円 未達 (26.05億円)
86.8%
FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 960億円 順調 (954.9億円)
99.5%
営業利益: 目標 40億円 順調 (38.07億円)
95.2%
純利益: 目標 20億円 順調 (37.89億円)
189.5%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期40億円38億円-4.8%
2024期27億円35億円+30.7%
2023期30億円26億円-13.2%
売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期960億円955億円-0.5%
2024期850億円906億円+6.6%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な中期経営計画を公表していませんが、毎期ごとに業績予想を開示しています。直近の2025期は期初予想に対して売上・利益ともに未達で着地しました。一方、2024期は大幅な上方修正を経て予想を上回るなど、外部環境の変化を受けやすい事業構造がうかがえます。2026期計画の達成には、自動車市場の動向、特にCASE関連の新規案件の受注が鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・組織再編25%
株価・市況20%
その他15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 電波新聞, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 35%
電気機器業 600社中 210位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月業績発表

2025期の営業利益38.07億円を達成し、安定的な収益基盤を市場に示した。

2025年8月組織再編

子会社シイエムケイ・プロダクツを吸収合併し、経営効率の向上を図る。

2026年2月業績修正

第3四半期の経常利益が前年同期比で大幅減益となるも、通期純利益予想を上方修正した。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
411億円
借金(有利子負債)
Net Assets
793億円
会社の純資産

財務健全性は安定しており、自己資本比率は50%前後で推移する健全な水準を維持しています。2024/03期以降は、成長投資に伴い有利子負債が増加していますが、総資産規模が1,485億円まで拡大する中でも強固な自己資本基盤を保っており、投資余力は十分に確保されているといえます。BPS(1株当たり純資産)も右肩上がりで推移しており、中長期的な企業価値向上に向けた足場は堅固です。 【3Q 2026/03期】総資産1442億円、純資産793億円、自己資本比率44.8%、有利子負債411億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+90.6億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-188億円
投資に使ったお金
Financing CF
+47.0億円
借入・返済など
Free CF
-96.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期34.2億円31.9億円11.6億円2.4億円
2022/03期24.8億円61.1億円15.7億円36.3億円
2023/03期62.5億円66.0億円69.1億円3.5億円
2024/03期94.4億円142億円53.8億円47.7億円
2025/03期90.6億円188億円47.0億円96.9億円

営業キャッシュフローは堅調に推移しており、2025/03期には約91億円のキャッシュを創出しました。一方で、将来の成長に向けた積極的な設備投資を継続しているため、投資キャッシュフローがマイナスとなっており、結果としてフリーキャッシュフローはマイナス基調です。この資金需要に対しては、外部調達を含めた財務活動によって手元流動性を確保し、事業拡大を支えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
6,600万円
連結子会社数
11
設備投資額
185.8億円
平均勤続年数(従業員)
19.55

女性役員比率は8.3%と依然として低水準ですが、監査体制を強化し連結子会社11社のガバナンス管理を徹底しています。プライム市場上場企業として資本効率と経営の透明性向上を最優先課題に掲げ、持続的な企業価値向上を目指す体制を整えています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48%
浮動株52%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関37.6%
事業法人等10.3%
外国法人等17.8%
個人その他30.4%
証券会社3.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はみずほ銀行・一般財団法人電子回路基板技術振興財団。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(10,596,000株)14.87%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(4,782,000株)6.71%
株式会社みずほ銀行(2,576,000株)3.62%
一般財団法人電子回路基板技術振興財団(2,500,000株)3.51%
第一生命保険株式会社(1,895,000株)2.66%
株式会社きらぼし銀行(1,745,000株)2.45%
株式会社三井住友銀行(1,613,000株)2.26%
佐藤商事株式会社(1,506,000株)2.11%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(1,300,000株)1.82%
JPモルガン証券株式会社(1,290,000株)1.81%

主要株主は日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が上位を占めており、機関投資家による保有比率が高い構造です。銀行や保険会社といった金融機関も名を連ねており、安定株主が一定割合を維持していますが、経営への直接的な支配力というよりも長期的な資産運用としての性質が強いと言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあり、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項と考えております
2なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年6月25日)現在において当社グループが判断したものであります
3(1) 経済環境に関するリスク ① 為替相場の変動に関するリスク <発生可能性:高、発生可能性のある時期:1年以内、影響度:大> 当社グループは日本・中国・東南アジア・欧米に事業展開しており、円・米ドル・ユーロ・人民元・タイバーツ等の為替相場の変動は当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
4このような為替変動リスクに対応するため、当社グループでは必要に応じた為替予約の活用や外貨建て金銭債権・債務の通貨バランス調整を実施しております
5具体的には、回収したドル建て等外貨建て債権を円に換算せずにそのままドル建て等外貨建て債務の支払いに充当することで、円転による換算差損益発生の機会を回避致します

社員の給料はどのくらい?

平均年収
607万円
従業員数
4,483
平均年齢
48.73歳
平均年収従業員数前年比
当期607万円4,483-

平均年収は607万円であり、電子部品・半導体業界の平均と比較しても一定の給与水準が確保されていると言えます。近年の業績は自動車向け需要の変動を受けやすく、それに伴い賞与等の報酬額が調整される傾向がありますが、長年培った技術力を背景にした堅実な雇用環境が維持されています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、ほぼ一貫してTOPIXをアンダーパフォーム(下回る)しています。これは、同社の利益成長が市場全体の成長期待に追いついておらず、株価が伸び悩んだことが主な原因です。特にPBRが1倍を大きく割り込んでいる状況は、資本効率の改善が喫緊の課題であることを示唆しており、株主価値向上に向けた具体的な施策が求められています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
20
方針: 安定配当と業績連動の両立
1株配当配当性向
2016/03期00.0%
2017/03期6.517.9%
2018/03期1016.3%
2019/03期1132.3%
2020/03期6-
2021/03期00.0%
2022/03期1429.8%
2023/03期8.531.7%
2024/03期1929.6%
2025/03期2037.6%
2期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として、業績に応じた適切な還元を重視しており、安定的な配当の継続と配当性向の向上を意識した分配を行っています。2021/03期の無配を経て、足元では収益改善に伴い増配傾向にあり、配当利回りは3%台後半を維持しています。今後は、将来の成長投資とバランスをとりながら、株主への利益還元を継続していく見込みです。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 106.0万円 になりました (6.0万円)
+6.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期109.2万円9.2万円9.2%
2022期144.5万円44.5万円44.5%
2023期108.9万円8.9万円8.9%
2024期150.0万円50.0万円50.0%
2025期106.0万円6.0万円6.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残1,824,600株
売り残165,300株
信用倍率11.04倍
2026年1月9日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬

業界平均と比較してPBRが0.52倍と著しく低く、市場から割安と評価されている一方、PERは平均的な水準です。信用買残が多く信用倍率が11.04倍と高いため、将来的な株価上昇を見込む個人投資家が多いものの、需給面での重さも懸念されます。配当利回りは比較的高水準と言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期-15.1億円0円-
2022/03期33.0億円5.2億円15.7%
2023/03期26.2億円10.3億円39.4%
2024/03期48.0億円9.4億円19.6%
2025/03期55.3億円17.4億円31.5%

実効税率は年度によって変動が大きく、税務上の繰越欠損金の活用や海外事業での課税関係、一時的な差異の影響を受けています。2023/03期や2025/03期には利益の増加に伴い納税額が拡大しました。2026/03期予想では高めの税率が見込まれていますが、これは業績予想の前提となる各国の税制や繰延税金資産の取り扱いによるものです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

日本シイエムケイ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 20円
安全性
普通
自己資本比率 44.8%
稼ぐ力
普通
ROE 5.0%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「自動車のCASE革命を裏側で支える、プリント配線板の老舗巨人」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU