6869プライム

シスメックス

SYSMEX CORPORATION

最終更新日: 2026年4月30日

ROE12.0%
BPS-円
自己資本比率69.7%
FY2025/3 有報データ

血液検査で世界の医療を支える、神戸発のグローバルヘルスケアリーダー

ヘルスケアの進化をデザインする。

この会社ってなに?

病院で血液検査を受けたことはありませんか?採血後に渡される検査結果の裏側で、血液中の赤血球・白血球・血小板の数を瞬時に数えている装置を作っているのがシスメックスです。世界190以上の国や地域の病院で使われており、検査装置を一度導入すると、継続的に試薬(検査に必要な薬品)を購入し続ける仕組みのため、プリンターのインクのように安定した収益を生み出しています。あなたの健康診断の結果も、シスメックスの技術が支えているかもしれません。

シスメックスは血球計数検査で世界シェア50%超を誇る検体検査機器・試薬のグローバルリーダーです。試薬・サービスが売上の約8割を占める安定収益モデルを持ち、FY2025/3期は売上高5,086億円(前期比+10.2%)、営業利益876億円(同+11.7%)と増収増益を達成しました。しかしFY2026/3期は中国政府の医療費抑制政策による同地域の販売不振が響き、通期予想を3度にわたり下方修正。売上高5,000億円(同-1.7%)、営業利益620億円(同-29.2%)と一転して大幅減益の見通しです。2026年4月には松井石根氏が新社長に就任し、「稼ぐ力を取り戻す」と宣言。日本電子の生化学検査事業買収(シスメックスBioMajesty)による事業領域拡大も始動しています。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号
公式
www.sysmex.co.jp

社長プロフィール

松井 石根
代表取締役社長
改革断行型
シスメックスの『稼ぐ力』が弱っていると感じています。これを取り戻すことが私の最大の使命です。これまでの事業の拡散路線から『極める』経営へ舵を切り、検体検査というコア領域での競争力を徹底的に磨き上げます。次なる飛躍に向けて、全社一丸となって挑戦してまいります。

この会社のストーリー

1968
東亜医用電子として神戸で創業

創業者・中谷太郎が血球計数装置の国産化を目指し設立。「検査の自動化で医療に貢献する」という志のもとスタート。

1978
初の海外販売拠点を開設

ドイツに初の海外拠点を設立し、グローバル展開の第一歩を踏み出す。以後、世界各地に販売・サービス網を拡大。

1995
東証一部上場

大阪証券取引所に続き東京証券取引所に上場。企業としての信頼性を大きく向上させ、グローバル展開を加速。

1998
社名をシスメックスに変更

グローバルブランドの統一を図り、東亜医用電子からシスメックスに社名変更。世界共通のブランドアイデンティティを確立。

2010
ヘマトロジーで世界シェアNo.1達成

血球計数検査分野でグローバルシェア首位を獲得。「日本発の世界No.1メーカー」としてのポジションを確立。

2020
手術支援ロボット「hinotori」発売

国産初の手術支援ロボットを上市し、治療領域への進出を果たす。検査から治療まで一貫した医療貢献を目指す新たな挑戦。

2024
株式3分割を実施

投資しやすい株価水準を実現するため1株を3株に分割。個人投資家層の拡大を図る。

2026
新社長就任・BioMajesty買収で新章へ

松井石根氏が新社長に就任し「稼ぐ力の再建」を宣言。日本電子から生化学検査事業を買収し、IVDフルラインナップ化を推進。

注目ポイント

血液検査で世界シェア50%超

ヘマトロジー(血球計数検査)分野でグローバルNo.1。世界190以上の国・地域で使われており、米国顧客満足度調査では18年連続首位の実績を誇ります。

試薬リカーリングモデルで安定収益

売上の約80%が試薬・サービスのリカーリング(継続的)収益。装置を一度導入すると試薬を継続購入する仕組みにより、景気変動に強い安定した収益基盤を構築しています。

累進配当と5期連続増配

FY2026/3期から配当性向40%目途の累進配当方針を導入。減益局面でも増配を継続する姿勢で、5期連続の増配を実現しています。

サービスの実績は?

5,086億円
連結売上高
FY2025/3実績
+10.2% YoY
17.2%
営業利益率
FY2025/3実績
FY2026/3予想: 12.4%
50%超
ヘマトロジー世界シェア
血球計数検査分野
18年連続 No.1
79.5%
試薬・サービス売上比率
リカーリング収益
安定的な収益基盤
190以上
展開国・地域数
グローバル展開
海外売上比率約80%

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 32円
安全性
安定
自己資本比率 69.7%
稼ぐ力
高い
ROE 12.0%
話題性
不評
ポジティブ 30%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
32
方針: 累進配当(配当性向40%目途)
1株配当配当性向
FY2016/317.229.8%
FY2017/319.229.7%
FY2018/321.935.0%
FY2019/323.335.5%
FY2020/323.943.0%
FY2021/32445.5%
FY2022/325.336.0%
FY2023/327.337.4%
FY2024/384106.0%
FY2025/33237.2%
株主優待
なし

株主優待制度は導入されていません。

FY2026/3期より配当性向40%目途の累進配当方針を導入。「減配しない」という累進方針のもと、FY2026/3期は減益にもかかわらず前期比+6円増配の年間38円を予想しています。配当性向は一時的に58%に上昇しますが、業績回復に伴い正常化する見通しです。5期連続増配を継続中であり、株主還元への強い姿勢が示されています。なお、2024年4月に株式3分割を実施しており、過去の配当額は分割後ベースに換算しています。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
12.0%
業界平均
7.6%
営業利益率上回る
この会社
17.2%
業界平均
8.0%
自己資本比率上回る
この会社
69.7%
業界平均
54.5%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/33,638億円
FY2023/34,105億円
FY2024/34,615億円
FY2025/35,086億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3784億円
FY2025/3876億円

FY2021/3からFY2025/3まで5期連続の増収を達成し、売上高は5,086億円に到達。しかしFY2026/3期は中国の医療費抑制策(VBP=集中購買政策)による同地域での販売不振が直撃し、通期予想を3度にわたり下方修正。営業利益は前期比29%減の620億円と大幅減益の見通しです。中国以外の地域は堅調に推移しており、中国依存度の低減と臨床化学分野への事業拡大が回復の鍵となります。

事業ごとの売上・利益

ヘマトロジー(血球計数検査)
約3,300億円64.8%)
凝固・尿・免疫検査
約1,500億円29.5%)
ライフサイエンス・その他
約290億円5.7%)
ヘマトロジー(血球計数検査)約3,300億円
利益: 約730億円利益率: 約22%

世界シェア50%超の主力事業。装置販売に加え、試薬・サービスのリカーリング収益が安定成長を支える。米国顧客満足度調査で18年連続1位

凝固・尿・免疫検査約1,500億円
利益: 約230億円利益率: 約15%

凝固検査は世界シェア1位。尿沈渣検査も同様。免疫検査は後発ながらシェア拡大中。臨床化学はBioMajesty買収で本格参入

ライフサイエンス・その他約290億円
利益: 約-80億円利益率: 約-28%

手術支援ロボット「hinotori」、再生細胞医療、遺伝子検査など成長投資領域。現在は先行投資フェーズで赤字だが、中長期の成長ドライバーとして位置づけ

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
12.0%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
8.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
17.2%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.9%7.5%-
FY2022/313.5%9.1%-
FY2023/312.4%8.6%-
FY2024/312.1%8.0%17.0%
FY2025/312.0%8.1%17.2%

営業利益率は17〜18%台で安定推移しており、検体検査という高い参入障壁を持つ事業の収益性の高さを示しています。ROEも10〜12%台と資本効率は良好です。ただしFY2026/3期は中国事業の不振で営業利益率が12.4%まで低下する見通しであり、新社長のもとで「稼ぐ力」の再建が急務となっています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率69.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
4,638億円

自己資本比率は約70%と極めて高水準を維持しており、実質無借金経営の堅牢な財務体質が特徴です。総資産は5年間で約56%成長し、6,652億円に拡大。純資産も着実に積み上がっており、BPS(1株純資産)は5年で約51%増加しています。2024年4月の株式3分割を反映し、BPSは分割後ベースに統一しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+882億円
営業CF
投資に使ったお金
-525億円
投資CF
借入・返済など
-243億円
財務CF
手元に残ったお金
+358億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/30円0円0円0円
FY2022/30円0円0円0円
FY2023/30円0円0円0円
FY2024/3639億円-550億円-90.1億円89.3億円
FY2025/3882億円-525億円-243億円358億円

営業キャッシュフローは一貫して500〜800億円台のプラスを維持しており、試薬・サービスのリカーリング収益モデルの強さを反映しています。FY2025/3期は882億円と過去最高水準を記録。一方、R&Dや設備投資への積極的な投資を継続しており、投資CFは毎期500億円前後の支出となっています。FCF(フリーキャッシュフロー)はFY2025/3期に358億円まで回復しました。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1中国政府の医療費抑制政策(VBP=集中購買政策)リスク。中国は同社売上の約15%を占める重要市場だが、政府の価格引き下げ圧力により検査機器・試薬の販売が大幅に鈍化。政策の方向転換が見通せず、中期的な収益圧迫要因となっている
2為替変動リスク。海外売上比率約80%のグローバル企業であり、円高は業績に直接的なマイナス影響。特にユーロ・ドル・人民元の変動は売上・利益の両面で影響が大きい
3競合激化リスク。アボットラボラトリーズ、ベックマン・コールター(ダナハー)、ロシュなどのグローバル大手との競争が激化。特に免疫検査・臨床化学分野では後発参入であり、シェア獲得に時間を要する可能性がある
4新規事業の収益化リスク。手術支援ロボット「hinotori」や再生細胞医療など新規事業への投資が拡大しているが、黒字化には時間がかかる見通し。投資回収の遅れが全体の利益率を押し下げるリスクがある
5地政学リスク・サプライチェーンリスク。世界190以上の国・地域で事業展開しており、紛争・制裁・貿易規制の影響を受けやすい。半導体不足や物流混乱により検査装置の部品調達に支障が出る可能性もある
6経営体制の移行リスク。2026年4月に松井石根氏が新社長に就任し、浅野前社長体制からの転換期にある。新経営陣のもとでの戦略遂行力と組織の求心力維持が課題

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3463億円143億円31.0%
FY2022/3643億円203億円31.5%
FY2023/3687億円229億円33.4%
FY2024/3746億円250億円33.5%
FY2025/3792億円256億円32.3%

実効税率は31〜35%の範囲で安定的に推移しています。グローバル展開による各国の税率差異を反映し、日本の法定実効税率(約30%)をやや上回る水準です。FY2026/3期は税引前利益が590億円に減少する見通しですが、税率自体は30.5%と安定しています。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
913万円
従業員数
10,533
平均年齢
42.3歳
平均年収従業員数前年比
当期913万円10,533-

平均年収は4年間で78万円上昇し913万円に到達。医療機器業界の中でもトップクラスの給与水準です。FY2025/3期には連結ベースでの従業員数が10,533名に拡大しており、グローバル展開に伴う積極採用が続いています。平均年齢42.3歳、平均勤続年数12.7年と安定した雇用環境が特徴です。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主51.4%
浮動株48.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22%
事業法人等19.6%
外国法人等15%
個人その他40%
証券会社3%

創業者・中谷家の財団法人・資産管理会社が合計17%超を保有し、安定的な株主基盤を形成。会長家族も大株主として名を連ねます。信託口経由の機関投資家保有も一定割合を占め、バランスの取れた株主構成です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(77,809,000株)12.39%
公益財団法人中谷財団(38,692,000株)6.16%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(37,606,000株)5.99%
公益財団法人神戸やまぶき財団(36,000,000株)5.73%
有限会社中谷興産(34,341,000株)5.47%
和田 妙子(21,709,000株)3.46%
家次 和子(20,909,000株)3.33%
ルソール株式会社(14,250,000株)2.27%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(13,500,000株)2.15%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) SUB A/C AMERICAN CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(12,529,000株)1.99%

シスメックスの株主構成は創業者・中谷家に関連する財団法人・事業法人が合計約17%を保有する安定的な構造です。中谷財団(6.16%)、神戸やまぶき財団(5.73%)、中谷興産(5.47%)が創業家関連の中核株主。家次和子氏(3.33%)は代表取締役会長・家次恒氏の親族であり実質的な安定株主です。信託口を通じた機関投資家の保有(日本マスタートラスト12.39%、日本カストディ5.99%)も大きく、国内外の機関投資家の関心が高い銘柄です。

会社の公式開示情報

役員報酬

8億600万円
取締役6名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
ヘマトロジー(血球計数検査)約3,300億円約730億円約22%
凝固・尿・免疫検査約1,500億円約230億円約15%
ライフサイエンス・その他約290億円約-80億円約-28%

シスメックスの事業の柱はヘマトロジー(血球計数検査)であり、世界シェア50%超のグローバルNo.1の地位を確立しています。装置を一度導入すると継続的に試薬を購入する「レーザープリンターモデル」により、売上の約80%が安定的なリカーリング収益です。2026年4月には日本電子から臨床化学事業を買収し、IVD(体外診断)のフルラインナップ化を推進。手術支援ロボット「hinotori」など新領域への投資も継続しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
1億6,000万円
連結子会社数
76
設備投資額
299.8億円
平均勤続年数(従業員)
12.7
臨時従業員数
984

取締役12名中、女性は1名(8.3%)とプライム市場企業としてはダイバーシティに課題が残ります。2026年4月には松井石根氏が新社長に昇格し、家次恒氏はCEO留任の体制に移行。監査報酬は1億6,000万円で、連結子会社76社を擁するグローバル企業として適正な監査体制を敷いています。設備投資は年間約300億円規模で、R&D投資と合わせて積極的な成長投資を継続しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
長期目標(FY2033 売上1兆円)の達成には年率約7%の成長が必要だが、FY2026/3期の減収で計画に黄信号。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

長期経営戦略(FY2033目標)
FY2024〜FY2033
売上高: 目標 1兆円 やや遅れ (5,086億円(FY2025/3))
50.9%
営業利益率: 目標 20% 順調 (17.2%(FY2025/3))
86%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026/35,350億円5,000億円-6.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026/3915億円620億円-32.2%
純利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026/3570億円410億円-28.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2023年5月に策定した長期経営戦略ではFY2033に売上高1兆円・営業利益率20%を目標としています。FY2025/3期は売上5,086億円と目標の約51%まで到達しましたが、FY2026/3期は中国事業の失速により一転減収となり、計画の進捗にブレーキがかかっています。同期の業績予想は3度にわたり下方修正され、営業利益は当初計画比32%減と大幅な乖離が生じました。新社長のもとで「拡散から極める」への方針転換が進められており、計画の信頼性回復が課題です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

直近5年間のTSR(株主総利回り)は113.7%と、TOPIXの213.4%を大幅に下回る「アンダーパフォーム」の状況です。FY2021期にはTOPIXを上回っていましたが、その後は成長鈍化と株価下落により差が拡大。特にFY2024以降、TOPIXが日本株全体の上昇に乗る中で同社株は低迷が続いており、中国リスクの顕在化が最大の要因です。配当を含めてもTOPIXに対し約100ポイントの劣後となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+13.7%
100万円 →113.7万円
13.7万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021152.9万円+52.9万円52.9%
FY2022115.6万円+15.6万円15.6%
FY2023113.1万円+13.1万円13.1%
FY2024105.8万円+5.8万円5.8%
FY2025113.7万円+13.7万円13.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残2,792,100株
売り残330,200株
信用倍率8.46倍
2026年3月27日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬
第59期定時株主総会2026年6月下旬

信用倍率は8.46倍と買い残が大幅に優勢で、個人投資家を中心に「底値圏での反発狙い」の買いが入っている構図です。PERは21.7倍と電気機器セクター平均並みですが、これは減益予想を反映した水準。PBRは1.92倍とグロース銘柄としてはやや割安な水準に調整されています。52週安値1,268円(実質約11年ぶり安値)をつけた後、やや回復して推移中です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
180
前月比 +25%
メディア数
42
日本経済新聞, 株探, 東洋経済, Yahoo!ファイナンス, 神戸新聞 ほか
業界内ランキング
上位 8%
電気機器 250社中 20位
報道のトーン
30%
好意的
35%
中立
35%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績修正40%
経営体制・人事20%
M&A・事業拡大20%
中国リスク15%
その他5%

最近の出来事

2026年4月社長交代・事業買収

松井石根氏が代表取締役社長に就任。同時に日本電子の生化学検査事業を子会社化し「シスメックスBioMajesty」として事業開始。

2026年2月3度目の下方修正

FY2026/3期Q3決算で通期予想を再度下方修正。営業利益は当初予想比32%減の620億円に。株価は実質ベースで約11年ぶりの安値を記録。

2025年11月Q2下方修正

中国地域の不振が鮮明化し、通期営業利益予想を915億円→760億円に下方修正。純利益予想も24%減に引き下げ。

2025年8月初回下方修正

Q1決算で通期業績予想を初めて下方修正。中国の医療費抑制政策による検査機器・試薬販売の鈍化が主因。

2025年5月FY2025/3決算

FY2025/3期は売上高5,086億円(+10.2%)、営業利益876億円(+11.7%)と増収増益を達成。過去最高売上を更新。

最新ニュース

ポジティブ
日本電子の生化学検査事業を子会社化、「シスメックスBioMajesty」として事業開始
04/01 · シスメックス
ネガティブ
FY2026/3期通期予想を再度下方修正、純利益410億円に。同時に松井石根氏の社長就任を発表
02/12 · 日本経済新聞
ネガティブ
シスメックスが急反落、実質ベースで約11年ぶりの安値水準に
02/12 · 東洋経済
ネガティブ
FY2026/3期Q2決算、中国不調で通期予想を下方修正。営業利益760億円に
11/05 · 日本経済新聞
ポジティブ
VetanicとiPS細胞由来動物再生医療で資本業務提携
01/15 · PR TIMES

シスメックス まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 32円
安全性
安定
自己資本比率 69.7%
稼ぐ力
高い
ROE 12.0%
話題性
不評
ポジティブ 30%

「血液検査のグローバル王者、中国失速と社長交代で稼ぐ力の再建を急ぐ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/30 / データ提供: OSHIKABU