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デンヨー6517

Denyo Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 75円
安全性
安定
自己資本比率 65.9%
稼ぐ力
普通
ROE 5.2%(累計)
話題性
不評
ポジ 30%

この会社ってなに?

あなたが普段街で見かける工事現場、その機械を動かしているのは、デンヨーの発電機かもしれません。また、夏祭りや野外コンサートで使う大量の電気も、同社の発電機が支えています。実は、可搬型エンジン発電機では国内シェア約7割を誇るトップ企業です。災害時に停電した際、避難所や病院で明かりが灯るのも、デンヨーの非常用発電機のおかげ。目立たないけれど、私たちの生活の様々な場面で「電源」を供給している縁の下の力持ちなのです。

可搬形エンジン発電機・溶接機で国内トップシェアを誇るメーカー。2025期は売上高707.5億円、営業利益73.93億円と減収増益を達成しました。国内の堅調な建設・防災需要に加え、コスト削減が利益を押し上げています。現在は中期経営計画「Denyo2026」を推進中で、アメリカ市場の回復を織り込みながら、持続的な成長に向けた投資を進めており、今後の収益拡大が期待されます。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
東京都中央区日本橋堀留町二丁目8番5号

サービスの実績は?

70%
国内シェア(可搬形エンジン発電機)
2024年5月時点
国内トップ
707.5億円
連結売上高
2025期実績
-3.3% YoY
73.93億円
連結営業利益
2025期実績
+4.3% YoY
75
1株当たり配当金
2025期実績
+17.2% YoY
56.47億円
純利益
2025期実績
+10.8% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.3%4.9%-
2022/03期4.4%3.4%-
2023/03期5.5%4.3%-
2024/03期7.1%5.4%9.7%
2025/03期7.2%5.5%10.4%
3Q FY2026/35.2%(累計)3.4%(累計)9.4%

収益性は、高付加価値製品の販売増や生産効率の改善により、営業利益率は2025/03期期に10.4%まで向上しました。ROE(自己資本利益率)も緩やかな改善傾向にあり、資産効率の向上が着実に進んでいます。今後も主力の発電機・溶接機分野で効率的な事業運営を行い、収益性の維持・向上を目指す方針です。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期550億円38.6億円185.1円-
2022/03期552億円27.5億円132.0円+0.3%
2023/03期643億円36.3億円175.6円+16.6%
2024/03期731億円70.9億円51.0億円246.8円+13.7%
2025/03期708億円73.9億円56.5億円274.0円-3.3%

デンヨーは可搬形エンジン発電機で国内トップシェアを誇り、防災や建設需要を背景に売上高は2024/03期に過去最高水準の約731億円を達成しました。その後は微減となりましたが、利益面では高付加価値製品へのシフトやコスト管理が奏功し、営業利益は安定的な成長基調を維持しています。2026/03期期も引き続き堅調な需要を取り込み、高水準の利益を確保する計画です。 【3Q 2026/03期実績】売上513億円(通期予想比71%)、営業利益48億円(同66%)、純利益35億円(同70%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.2%(累計)
業界平均
7.6%
営業利益率上回る
この会社
9.4%
業界平均
8.0%
自己資本比率上回る
この会社
65.9%
業界平均
54.6%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億7,700万円
取締役7名の合計

主力である発電機・溶接機事業は震災や防災意識の高まりにより堅調な需要がありますが、海外市場の変動や原材料価格の高騰が主要なリスク要因として認識されています。安定した財務体質を持ちつつ、世界各地の生産拠点でグローバルな展開を推進しているのが特徴です。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上は保守的、利益は強気な予想を出す傾向があり、最終的に利益は上振れ着地することが多い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 業績予想
2026期
売上高: 目標 720億円 順調 (707.5億円)
98.3%
営業利益: 目標 73億円 順調 (73.93億円)
101.3%
純利益: 目標 51億円 順調 (56.47億円)
110.7%
(旧)中期経営計画
2021期〜2023期
売上高: 目標 610億円 達成 (643.1億円)
105.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期740億円708億円708億円-4.4%
2024期650億円731億円+12.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期67億円74億円74億円+10.3%
2024期50億円71億円+41.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「Denyo2026」では具体的な数値目標は限定的ですが、2026期の会社予想では売上720億円、営業利益73億円を目指しています。過去の業績予想を見ると、売上高は期初予想に対してやや未達になる傾向がある一方、営業利益は大幅に上振れするケースが目立ちます。これは、同社がコスト管理を徹底し、保守的な売上見通しの中から利益を最大化する戦略をとっていることを示唆しています。

最新ニュース

ポジティブ
デンヨー、中期経営計画(2024-2026)の策定に関するお知らせ
5/08 · 株探

どんな話題が多い?

決算・業績50%
株価・市場動向25%
経営戦略・IR15%
パートナーシップ10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
42
前月比 -12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, みんかぶ ほか
業界内ランキング
上位 35%
電気機器業界 250社中 88位
報道のトーン
30%
好意的
20%
中立
50%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月中計策定

中期経営計画を策定し、持続的な成長に向けた施策を公表しました。

2025年5月新規契約

音楽フェス「LuckyFes'24」と発電機パートナー契約を締結し、高品質な電力を供給しました。

2026年2月減益発表

第3四半期決算にて、連結経常利益が前年同期比7.5%減の53.9億円となる減益を発表しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率65.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
28.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
828億円
会社の純資産

デンヨーの財務基盤は極めて強固であり、自己資本比率は75.0%という高い水準を維持しています。近年は成長投資に伴い有利子負債を一部計上していますが、潤沢な現預金と比較しても財務健全性に懸念はありません。無借金経営に近い強固なバランスシートは、将来の成長投資や安定配当を支える重要な源泉となっています。 【3Q 2026/03期】総資産1047億円、純資産828億円、自己資本比率65.9%、有利子負債29億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+73.2億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-55.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-17.9億円
借入・返済など
Free CF
+17.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期49.4億円17.5億円10.9億円31.9億円
2022/03期26.9億円8.2億円16.4億円18.8億円
2023/03期20.3億円41.2億円9.4億円20.9億円
2024/03期41.8億円18.4億円8.2億円23.4億円
2025/03期73.2億円55.5億円17.9億円17.7億円

営業キャッシュフローは本業の好調により安定的にプラスで推移しており、2025/03期期には約73億円と大幅な稼ぎを生み出しました。投資キャッシュフローは工場の設備更新や成長投資に伴う支出が継続していますが、営業活動で得た資金の範囲内で賄われています。フリーキャッシュフローは変動があるものの概ね黒字を維持しており、健全なキャッシュ創出能力を示しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 2名(16.7% 男性 10
17%
83%
監査報酬
3,900万円
連結子会社数
11
設備投資額
60.9億円
平均勤続年数(従業員)
12.6
臨時従業員数
74

女性役員比率は16.7%と一定水準を確保しており、指名・報酬諮問委員会を設置するなど透明性の高い経営体制を構築しています。連結子会社11社を抱える堅実な企業規模に対し、監査等委員会設置会社として適切な監視機能が働いています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48.4%
浮動株51.6%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関25.9%
事業法人等22.4%
外国法人等22.4%
個人その他28.2%
証券会社1%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はザ エスエフピー バリュー  リアライゼーション マスター  ファンド エルティーディー (常任代理人 立花証券)・久栄。

ザ エスエフピー バリュー  リアライゼーション マスター  ファンド エルティーディー (常任代理人 立花証券株式会社)(1,926,000株)9.07%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,915,000株)9.02%
株式会社久栄(1,417,000株)6.67%
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託 みずほ銀行口 再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行(1,055,000株)4.96%
株式会社日本カストディ銀行 (信託E口)(729,000株)3.43%
デンヨー親栄会(689,000株)3.24%
第一生命保険株式会社(610,000株)2.87%
ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン スペシャル オムニバス エス エル アカウント (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(553,000株)2.6%
株式会社鶴見製作所(543,000株)2.55%
株式会社三菱UFJ銀行(540,000株)2.54%

上位株主には海外機関投資家や信託銀行の信託口が名を連ねており、安定的な運用ニーズが高い銘柄であることが伺えます。また、創業家関連の株式会社久栄や取引銀行などが一定の株式を保有しており、中長期的な視点での経営安定性が確保された構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財務状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
3(1)外部環境に関するリスク ① 主力販売先が建設関連市場であることについて 当社グループの製品は、販売店を経由して販売しておりますため、すべてのユーザーを把握することは困難ですが、主たる市場として建設関連分野に販売されているものが多数を占めていると推測されます
4このため、中長期的には国内外の経済状態の悪化により各国における民間・公共投資が抑制傾向になると、可搬形発電機等の建設関連分野向け製品の需要が減少し、経営成績にマイナスの影響を与える可能性があります
5このリスクに対して、当社グループは、中期経営計画「Denyo2026」の基本方針に従い、非常用発電機をはじめとする定置形発電機の拡販を目指すなど、建設関連以外の分野に注力し、環境変化に強い収益構造を目指しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
652万円
従業員数
1,377
平均年齢
38.4歳
平均年収従業員数前年比
当期652万円1,377-

従業員平均年収は652万円であり、製造業の平均水準と比較して安定した給与水準を維持しています。可搬形発電機での圧倒的な市場シェアという強固な収益基盤があり、継続的な利益還元が従業員の厚遇に繋がっていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)を見ると、2021期から2025期まで一貫してTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。これは、同社の安定した事業基盤や配当がありながらも、市場全体の成長率と比較すると株価の上昇が緩やかであったことを示しています。特に成長株が注目された市場環境では、同社のような安定志向のバリュー株は相対的に見劣りしがちだったと分析できます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
75
方針: 配当性向30%程度を目安とした成果配分
1株配当配当性向
2016/03期3020.4%
2017/03期3022.4%
2018/03期4030.8%
2019/03期4228.0%
2020/03期4623.7%
2021/03期4725.4%
2022/03期4735.6%
2023/03期5028.5%
2024/03期6425.9%
2025/03期7527.4%
9期連続増配
株主優待
あり
おこめ券
必要株数100株以上(約36万円)
金額相当1,000円相当
権利確定月3月

デンヨーは安定的な配当の継続を基本方針としつつ、業績連動型の増配を積極的に実施しています。配当性向は25%から35%程度を目安としており、収益成長に合わせて株主還元を強化しています。今後も強固な財務基盤を背景に、安定的かつ長期的な配当還元を図る姿勢です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 141.5万円 になりました (41.5万円)
+41.5%
年度末時点評価額損益TSR
2021期111.1万円11.1万円11.1%
2022期89.9万円10.1万円-10.1%
2023期95.8万円4.2万円-4.2%
2024期131.5万円31.5万円31.5%
2025期141.5万円41.5万円41.5%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残37,900株
売り残12,000株
信用倍率3.16倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月上旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月上旬

業界平均と比較してPER(14.4倍)とPBR(0.95倍)は割安な水準にあり、株価に出遅れ感があります。一方で配当利回りは2.78%と業界平均より高く、株主還元への意識が評価できます。信用倍率は3.16倍と標準的で、短期的な需給の偏りは見られません。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期56.5億円17.9億円31.6%
2022/03期40.3億円12.8億円31.7%
2023/03期51.8億円15.5億円29.9%
2024/03期73.8億円22.8億円30.9%
2025/03期80.0億円23.6億円29.4%

法人税等の支払額は税引前利益の変動に連動して推移しており、大きな特殊要因は見当たりません。実効税率は概ね30%前後で推移しており、標準的な税負担水準と言えます。今後も適正な納税を通じて企業の社会的責任を果たすとともに、税効果会計の影響を含めた適切な損益管理が行われます。

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デンヨー まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 75円
安全性
安定
自己資本比率 65.9%
稼ぐ力
普通
ROE 5.2%(累計)
話題性
不評
ポジ 30%

「『工事現場の黒子』が、防災・イベント需要で表舞台に立つ発電機の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU