スミダコーポレーション6817
SUMIDA CORPORATION
どんな会社?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが毎日使っているスマートフォンやパソコン、家でくつろぐ時に見るテレビの中にも、実はスミダの製品が隠れています。さらに、最近よく見かけるようになった電気自動車(EV)やハイブリッドカーがスムーズに走るためにも、同社の『コイル』という電子部品が欠かせません。これは電気の流れを整えたり、無線通信を助けたりする重要な役割を担っています。普段は目にすることのない小さな部品ですが、私たちの便利な暮らしを裏側で力強く支えているのです。
コイル部品専業大手で、2025年12月期は売上高1,471.9億円、営業利益74.39億円と増収増益を達成。2024年12月期は主要市場のEV補助金停止などで一時的に減速したが、中期経営計画ではグリーンエネルギー関連を成長の柱に設定し、回復基調にある。xEV(電動車)や再生可能エネルギー市場の拡大が今後の業績を大きく左右する。海外売上高比率が約9割と高く、グローバルな需要動向が株価の鍵となる。
会社概要
- 業種
- 電気機器
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都中央区入船三丁目7番2号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
2025/12期実績
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/12期 | 15.5% | 4.6% | 7.0% |
| 2017/12期 | 18.0% | 5.9% | 6.9% |
| 2018/12期 | 7.4% | 2.7% | 5.5% |
| 2019/12期 | 4.5% | 1.7% | 3.8% |
| 2020/12期 | 2.4% | 0.9% | 3.4% |
| 2021/12期 | 7.0% | 2.4% | 5.1% |
| 2022/12期 | 11.5% | 4.0% | 5.9% |
| 2023/12期 | 9.5% | 3.6% | 5.8% |
| 2024/12期 | 1.0% | 0.4% | 3.1% |
| 2025/12期 | 5.7% | 2.3% | 5.1% |
| 2025/12期 | 6.0% | 2.3% | 5.1% |
収益性は、高付加価値製品へのシフトとコスト削減努力によって、営業利益率は5%前後の水準を安定的に確保しています。2024/03期には収益性が一時低下しましたが、足元では生産拠点最適化の成果が現れ、再び向上傾向にあります。今後も、エネルギー効率の高い製品提供を通じて、ROA(総資産利益率)2%台から3%台への改善を目指す経営体質が強固になっています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 1,049億円 | 53.3億円 | 26.3億円 | 96.7円 | +24.3% |
| 2022/12期 | 1,386億円 | 81.9億円 | 51.0億円 | 187.5円 | +32.1% |
| 2023/12期 | 1,477億円 | 85.6億円 | 50.6億円 | 167.5円 | +6.5% |
| 2024/12期 | 1,440億円 | 45.1億円 | 5.9億円 | 18.0円 | -2.5% |
| 2025/12期 | 1,472億円 | 74.4億円 | 36.2億円 | 109.5円 | +2.2% |
スミダコーポレーションの業績は、自動車・産業機器・家電向けコイル製品の堅調な需要に支えられ、売上高1,500億円規模を維持する成長基調にあります。2024/03期には一時的な収益の落ち込みが見られましたが、グローバルな生産体制の効率化とグリーンエネルギー分野への注力により回復を見せています。2026/03期予想では売上高1,560億円、純利益36.5億円を見込み、着実な業績拡大を目指しています。 【2025/12期実績】売上1472億円(前期比2.2%)、営業利益74億円、純利益36億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
電気機器の同業他社平均(自社を除く当サイト掲載銘柄より算出)と比べると…(自社は直近の年次実績で比較)
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
coil(電子部品)事業を軸に自動車や産業機械向け製品を展開するグローバルメーカーです。グリーンエネルギー関連を成長の柱と位置づけ、欧州のEV市場動向や為替リスクを経営上の重要課題として開示しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 1,560億円 | — | 1,472億円 | -5.6% |
| 2024期 | 1,586億円 | — | 1,440億円 | -9.2% |
| 2023期 | 1,440億円 | — | 1,477億円 | +2.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 75億円 | — | 74.4億円 | -0.8% |
| 2024期 | 95億円 | — | 45.1億円 | -52.5% |
| 2023期 | 86億円 | — | 85.6億円 | -0.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画では、グリーンエネルギー関連を成長の柱に据え、2026年度に売上1,900億円、営業利益135億円を目標としています。しかし、2024年度はEV市場の減速という外部環境の悪化を受け、期初予想を大幅に下回る結果となりました。目標達成のハードルは高い状況ですが、xEV(電動車)や再生可能エネルギー市場の長期的成長トレンドは変わらず、今後の巻き返しが期待されます。投資家としては、外部環境の変化に対応し、計画を達成できるかどうかの実行力を注視する必要があります。
最新ニュース
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メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
中期経営計画「Vision to 2035 2026-2028」を策定し、グループ連結営業利益額等の目標を公表。
第3四半期決算にて売上収益と利益の着実な進捗を報告し、市場の評価が高まる。
ドイツの大型コイルメーカーSchmidbauer社の買収を発表し、欧州事業の拡大を強化。
代表者プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
※ 有利子負債・純資産はいずれも2025/12期末時点
財務健全性は、純資産が着実に積み上がり、自己資本比率が約38%と安定した水準を維持しています。有利子負債については、潤沢なキャッシュフローを背景に機動的な返済を進め、実質的な無借金経営に近い健全な財務基盤を構築しています。これにより、M&Aなどの成長投資や、将来的な市場変動にも耐えうる強固な貸借対照表を実現しています。 【2025/12期】総資産1637億円、純資産654億円、自己資本比率37.9%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/12期 | 77.7億円 | ▲44.5億円 | ▲30.2億円 | 33.3億円 |
| 2017/12期 | 36.6億円 | ▲92.5億円 | 73.9億円 | ▲56.0億円 |
| 2018/12期 | 46.7億円 | ▲152億円 | 94.8億円 | ▲105億円 |
| 2019/12期 | 87.3億円 | ▲81.3億円 | ▲12.6億円 | 6.0億円 |
| 2020/12期 | 91.1億円 | ▲66.7億円 | ▲4.5億円 | 24.4億円 |
| 2021/12期 | 6.0億円 | ▲67.1億円 | 47.5億円 | ▲61.1億円 |
| 2022/12期 | 106億円 | ▲81.7億円 | ▲41.3億円 | 23.9億円 |
| 2023/12期 | 183億円 | ▲107億円 | ▲77.8億円 | 76.4億円 |
| 2024/12期 | 149億円 | ▲88.3億円 | ▲52.7億円 | 60.9億円 |
| 2025/12期 | 165億円 | ▲129億円 | ▲19.6億円 | 35.7億円 |
営業キャッシュフローは安定して100億円から180億円を創出しており、主力事業の安定した収益力を証明しています。投資キャッシュフローは、将来の成長に向けた設備投資やM&Aのために100億円規模を充てており、積極的な経営姿勢が伺えます。これらの投資を内部資金で賄いつつ、余剰分を配当や債務の削減に充当する効率的な資本運用を行っています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 34円 | 25.6% |
| 2017/12期 | 45円 | 25.5% |
| 2018/12期 | 27円 | 29.9% |
| 2019/12期 | 24円 | 41.1% |
| 2020/12期 | 9円 | 29.5% |
| 2021/12期 | 28円 | 29.0% |
| 2022/12期 | 47円 | 25.1% |
| 2023/12期 | 51円 | 30.5% |
| 2024/12期 | 53円 | 295.1% |
| 2025/12期 | 53円 | 48.4% |
株主優待制度は実施していません。
配当方針は、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、業績連動かつ持続的な配当の実施を目指しています。近年の配当額は増配基調にあり、特に安定したキャッシュフローを原資とした累進的な還元姿勢が評価されています。今後も中長期的な業績成長に合わせて、適切な配当性向を維持する方針です。
株の売買状況と今後の予定
同業の電気機器セクターと比較して、PER・PBRともに大幅に割安な水準で評価されています。一方で、配当利回りは4.67%と業界平均を大きく上回っており、株価の割安感と高い利回りが投資魅力となっています。信用倍率は149.15倍と非常に高く、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買いが多い状況ですが、需給の緩みが株価の上値を抑える要因となる可能性もあります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/12期 | 48.0億円 | 17.2億円 | 35.8% |
実効税率が法定税率よりも高く推移している背景には、グローバル展開に伴う海外拠点での繰延税金資産の取り扱いや、地域ごとの税制差異の影響があります。特に利益水準が変動した期には、税負担の影響が利益率へ大きく反映されています。今後も各国の税務コンプライアンスを遵守しながら、税効率の最適化を図る方針です。
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。