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スミダコーポレーション6817

SUMIDA CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 53円
安全性
普通
自己資本比率 37.9%
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日使っているスマートフォンやパソコン、家でくつろぐ時に見るテレビの中にも、実はスミダの製品が隠れています。さらに、最近よく見かけるようになった電気自動車(EV)やハイブリッドカーがスムーズに走るためにも、同社の『コイル』という電子部品が欠かせません。これは電気の流れを整えたり、無線通信を助けたりする重要な役割を担っています。普段は目にすることのない小さな部品ですが、私たちの便利な暮らしを裏側で力強く支えているのです。

コイル部品専業大手で、2025年12月期は売上高1,471.9億円、営業利益74.39億円と増収増益を達成。2024年12月期は主要市場のEV補助金停止などで一時的に減速したが、中期経営計画ではグリーンエネルギー関連を成長の柱に設定し、回復基調にある。xEV(電動車)や再生可能エネルギー市場の拡大が今後の業績を大きく左右する。海外売上高比率が約9割と高く、グローバルな需要動向が株価の鍵となる。

電気機器プライム市場

注目ポイント

成長分野「グリーンエネルギー」への大胆シフト

中期経営計画でEVや再生可能エネルギー関連事業を成長の柱に設定。2026年には売上全体の35%以上を目指すという明確な目標を掲げ、将来性ある市場へ積極的にシフトしています。

株主還元への積極姿勢!高配当利回り

4期連続増配を発表するなど、株主への利益還元に積極的です。配当利回りは4%を超えており(2024年3月時点)、安定したインカムゲインを期待する投資家にとって魅力的です。

世界が舞台!海外売上高比率約9割のグローバル企業

売上の約9割を海外で稼ぎ出す真のグローバル企業。世界中の自動車、家電、産業機器メーカーを顧客に持ち、特定の国や地域の経済状況に左右されにくい安定した事業基盤を築いています。

会社概要

業種
電気機器
決算期
12月
本社
東京都中央区入船三丁目7番2号
公式
www.sumida.com

サービスの実績は?

約90%
海外売上高比率
2025年12月期時点
±0% YoY
53
1株当たり配当金
2025年12月期実績
+0円 YoY
48.4%
配当性向
2025年12月期実績
2.2%
売上高成長率 (YoY)
2025年12月期実績
64.8%
営業利益成長率 (YoY)
2025年12月期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.0%
株主資本の利回り
ROA
2.3%
総資産の活用度
Op. Margin
5.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/12期15.5%4.6%7.0%
2017/12期18.0%5.9%6.9%
2018/12期7.4%2.7%5.5%
2019/12期4.5%1.7%3.8%
2020/12期2.4%0.9%3.4%
2021/12期7.0%2.4%5.1%
2022/12期11.5%4.0%5.9%
2023/12期9.5%3.6%5.8%
2024/12期1.0%0.4%3.1%
2025/12期5.7%2.3%5.1%
2025/12期6.0%2.3%5.1%

収益性は、高付加価値製品へのシフトとコスト削減努力によって、営業利益率は5%前後の水準を安定的に確保しています。2024/03期には収益性が一時低下しましたが、足元では生産拠点最適化の成果が現れ、再び向上傾向にあります。今後も、エネルギー効率の高い製品提供を通じて、ROA(総資産利益率)2%台から3%台への改善を目指す経営体質が強固になっています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期1,049億円53.3億円26.3億円96.7円+24.3%
2022/12期1,386億円81.9億円51.0億円187.5円+32.1%
2023/12期1,477億円85.6億円50.6億円167.5円+6.5%
2024/12期1,440億円45.1億円5.9億円18.0円-2.5%
2025/12期1,472億円74.4億円36.2億円109.5円+2.2%

スミダコーポレーションの業績は、自動車・産業機器・家電向けコイル製品の堅調な需要に支えられ、売上高1,500億円規模を維持する成長基調にあります。2024/03期には一時的な収益の落ち込みが見られましたが、グローバルな生産体制の効率化とグリーンエネルギー分野への注力により回復を見せています。2026/03期予想では売上高1,560億円、純利益36.5億円を見込み、着実な業績拡大を目指しています。 【2025/12期実績】売上1472億円(前期比2.2%)、営業利益74億円、純利益36億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.0%
業界平均
7.6%
営業利益率下回る
この会社
5.1%
業界平均
8.1%
自己資本比率下回る
この会社
37.9%
業界平均
54.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

coil(電子部品)事業を軸に自動車や産業機械向け製品を展開するグローバルメーカーです。グリーンエネルギー関連を成長の柱と位置づけ、欧州のEV市場動向や為替リスクを経営上の重要課題として開示しています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
外部環境の変化に弱く、業績予想は未達が目立つ。中計目標達成には大幅な上振れが必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2024期〜2026期
売上収益: 目標 1,900億円 順調 (1,471.9億円)
77.47%
営業利益: 目標 135億円 やや遅れ (74.39億円)
55.1%
EPS(1株当たり利益): 目標 272円 やや遅れ (109.5円)
40.26%
グリーンエネルギー関連売上比率: 目標 35% 順調
71.43%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,560億円1,472億円-5.6%
2024期1,586億円1,440億円-9.2%
2023期1,440億円1,477億円+2.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期75億円74億円-0.8%
2024期95億円45億円-52.5%
2023期86億円86億円-0.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画では、グリーンエネルギー関連を成長の柱に据え、2026年度に売上1,900億円、営業利益135億円を目標としています。しかし、2024年度はEV市場の減速という外部環境の悪化を受け、期初予想を大幅に下回る結果となりました。目標達成のハードルは高い状況ですが、xEV(電動車)や再生可能エネルギー市場の長期的成長トレンドは変わらず、今後の巻き返しが期待されます。投資家としては、外部環境の変化に対応し、計画を達成できるかどうかの実行力を注視する必要があります。

どんな話題が多い?

業績・決算40%
M&A・事業拡大30%
経営計画20%
株価・市況10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
32
日本経済新聞, 株探, 会社四季報オンライン, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 35%
電気機器業界 1200社中 420位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1956
スミダ電機株式会社設立、コイル製造の歴史が始まる

隅田商会として創業後、スミダ電機株式会社を設立。ラジオやテレビ向けのコイル(巻線)部品の製造を開始し、日本のエレクトロニクス産業の黎明期を支えた。

1972
海外進出を開始、グローバル企業への第一歩

台湾に初の海外生産拠点を設立。これを皮切りにアジア、北米、欧州へと生産・販売ネットワークを積極的に拡大し、グローバル化を推進した。

1988
日本証券業協会に株式を店頭登録

事業の成長と社会的な信用の高まりを受け、株式を店頭登録。企業としての透明性を高め、さらなる飛躍のための基盤を築いた。

2005
ドイツVOGT社を買収、事業領域を拡大

ドイツの大手電子部品メーカーVOGT electronic AGを買収。欧州市場でのプレゼンスを大幅に向上させ、事業ポートフォリオを強化した。

2008
スミダコーポレーションへ商号変更、持株会社体制へ移行

グループ全体の経営効率化とガバナンス強化を目指し、純粋持株会社「スミダコーポレーション株式会社」へ移行。新たな経営体制をスタートさせた。

2024
新中期経営計画を発表、グリーンエネルギーへ注力

「中期経営計画2024-2026」を発表。成長の柱としてEVや再生可能エネルギーなどの「グリーンエネルギー関連」を明確に位置づけ、事業転換を加速させる。

2026
「グリーンエネルギー関連」売上比率35%以上へ

中期経営計画の目標として、グループ売上全体の35%以上をグリーンエネルギー関連事業で占めることを目指す。持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続ける。

出来事の年表

2026年2月中期経営計画

中期経営計画「Vision to 2035 2026-2028」を策定し、グループ連結営業利益額等の目標を公表。

2025年10月業績進捗

第3四半期決算にて売上収益と利益の着実な進捗を報告し、市場の評価が高まる。

2025年8月M&A

ドイツの大型コイルメーカーSchmidbauer社の買収を発表し、欧州事業の拡大を強化。

社長プロフィール

堀 寛二
代表執行役
ビジョナリー
当社はコア技術であるコイル技術を応用し、自動車、エレクトロニクス、産業機器分野でグローバルに事業を展開しています。特に、今後の成長の柱としてグリーンエネルギー関連事業を位置づけており、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。技術革新と積極的なM&Aを通じて、変化する市場ニーズに応え、企業価値の向上に努めてまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率37.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
654億円
会社の純資産

財務健全性は、純資産が着実に積み上がり、自己資本比率が約38%と安定した水準を維持しています。有利子負債については、潤沢なキャッシュフローを背景に機動的な返済を進め、実質的な無借金経営に近い健全な財務基盤を構築しています。これにより、M&Aなどの成長投資や、将来的な市場変動にも耐えうる強固な貸借対照表を実現しています。 【2025/12期】総資産1637億円、純資産654億円、自己資本比率37.9%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+165億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-129億円
投資に使ったお金
Financing CF
-19.6億円
借入・返済など
Free CF
+35.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/12期77.7億円44.5億円30.2億円33.3億円
2017/12期36.6億円92.5億円73.9億円56.0億円
2018/12期46.7億円152億円94.8億円105億円
2019/12期87.3億円81.3億円12.6億円6.0億円
2020/12期91.1億円66.7億円4.5億円24.4億円
2021/12期6.0億円67.1億円47.5億円61.1億円
2022/12期106億円81.7億円41.3億円23.9億円
2023/12期183億円107億円77.8億円76.4億円
2024/12期149億円88.3億円52.7億円60.9億円
2025/12期165億円129億円19.6億円35.7億円

営業キャッシュフローは安定して100億円から180億円を創出しており、主力事業の安定した収益力を証明しています。投資キャッシュフローは、将来の成長に向けた設備投資やM&Aのために100億円規模を充てており、積極的な経営姿勢が伺えます。これらの投資を内部資金で賄いつつ、余剰分を配当や債務の削減に充当する効率的な資本運用を行っています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
53
方針: 連結配当性向を指標とし、持続的な利益還元を重視する方針。
1株配当配当性向
2016/12期3425.6%
2017/12期4525.5%
2018/12期2729.9%
2019/12期2441.1%
2020/12期929.5%
2021/12期2829.0%
2022/12期4725.1%
2023/12期5130.5%
2024/12期53295.1%
2025/12期5348.4%
5期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は実施していません。

配当方針は、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、業績連動かつ持続的な配当の実施を目指しています。近年の配当額は増配基調にあり、特に安定したキャッシュフローを原資とした累進的な還元姿勢が評価されています。今後も中長期的な業績成長に合わせて、適切な配当性向を維持する方針です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残492,200株
売り残3,300株
信用倍率149.15倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月中旬
2026年12月期 第2四半期決算発表2026年8月中旬
定時株主総会2027年3月下旬

同業の電気機器セクターと比較して、PER・PBRともに大幅に割安な水準で評価されています。一方で、配当利回りは4.67%と業界平均を大きく上回っており、株価の割安感と高い利回りが投資魅力となっています。信用倍率は149.15倍と非常に高く、将来の株価上昇を見込んだ個人投資家の買いが多い状況ですが、需給の緩みが株価の上値を抑える要因となる可能性もあります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/12期48.0億円17.2億円35.8%

実効税率が法定税率よりも高く推移している背景には、グローバル展開に伴う海外拠点での繰延税金資産の取り扱いや、地域ごとの税制差異の影響があります。特に利益水準が変動した期には、税負担の影響が利益率へ大きく反映されています。今後も各国の税務コンプライアンスを遵守しながら、税効率の最適化を図る方針です。

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スミダコーポレーション まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 53円
安全性
普通
自己資本比率 37.9%
稼ぐ力
普通
ROE 6.0%
話題性
好評
ポジ 65%

「スマホからEVまで、見えないところで世界を動かす『巻き線』の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU