日本トリム
NIHON TRIM CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月28日
水から始まる健康革命。電解水素水で世界をリードするパイオニア企業
グローバルなウォーター・ヘルス・カンパニーとして、水素を活用した先進医療分野へ挑戦し、人類の健康増進に貢献することを目指します。
この会社ってなに?
毎日飲むお水、もっと体に良いものにしたいと思ったことはありませんか?日本トリムは、水道の蛇口に取り付けるだけで胃腸症状の改善効果が認められた「電解水素水」をつくる機械(整水器)のトップ企業です。皆さんが家庭で手軽に健康的な水を使えるようにするだけでなく、病院での人工透析や、農作物を育てる水など、普段は目に触れない場所でも「水」の力で社会を支えています。もしかしたら、あなたの健康や食生活を支える水も、日本トリムの技術から生まれているかもしれません。
電解水素水整水器の国内トップメーカー。主力のウォーターヘルスケア事業が安定的に成長し、2025年3月期は売上高224.6億円、営業利益32.85億円を達成しました。近年は血液透析や農業分野など医療・産業領域への応用も進めており、事業の多角化を推進しています。業績連動を意識した配当方針を掲げ、安定的な株主還元も魅力の一つです。
会社概要
- 業種
- 電気機器
- 決算期
- 3月
- 本社
- 大阪府大阪市北区梅田2丁目2-22ハービスENTオフィスタワー 22F
- 公式
- www.nihon-trim.co.jp
社長プロフィール

当社は創業以来、「快適で健康なヒューマンライフの創造に貢献する」という企業理念のもと、電解水素水の機能に着目し研究開発を続けてまいりました。これからも「ウォーターヘルスケア」という新しい市場を創造し、医療や農業分野への応用も推進することで、世界中の人々の健康に貢献していきます。
この会社のストーリー
創業者・森澤紳勝が家庭用電解水生成器の将来性に着目し、株式会社日本トリムを設立。人々の健康に貢献するという挑戦が始まる。
電解水透析の研究開発を開始。家庭用だけでなく、医療分野での電解水の活用という新たな可能性を切り拓く。
社会的な信頼性を獲得し、事業拡大を加速させるための大きな一歩を踏み出す。株式公開により、さらなる成長ステージへ。
JASDAQ上場からわずか3年で東証二部へ市場変更。翌年には東証一部に指定替えとなり、企業としての地位を確立。
農業分野での事業展開や業績への期待感から、株価が大きく上昇。市場からの注目度が飛躍的に高まる。
世間の水素水への懐疑的な見方が広がり、業績に影響。試練を乗り越え、科学的根拠に基づいた事業展開をより一層強化するきっかけとなる。
子会社トリムメディカルホールディングスを吸収合併し、グループ経営の効率化を推進。次の成長に向けた組織基盤を固める。
主力のウォーターヘルスケア事業が堅調に推移し、第3四半期時点で連結売上高が過去最高を更新。持続的な成長力を証明。
注目ポイント
ただの浄水器ではなく、胃腸症状の改善効果が認められた医療機器「電解水素水整水器」を製造販売。水で健康をケアする新市場を開拓しています。
家庭用整水器で培った技術を応用し、人工透析などの「医療関連事業」や、作物の収量・品質向上を目指す「農業事業」にも展開。成長ポテンシャルは無限大です。
自己資本比率が60%超と財務基盤は盤石。安定した配当を継続しており、自社製品の割引が受けられる株主優待も魅力です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 60円 | 30.7% |
| FY2022/3 | 60円 | 23.9% |
| FY2023/3 | 120円 | 55.9% |
| FY2024/3 | 85円 | 30.3% |
| FY2025/3 | 130円 | 44.5% |
| 権利確定月 | 3月 |
配当方針として安定的な利益還元を重視しており、業績動向に応じた配当を実施しつつ、長期的な成長投資とのバランスを考慮しています。配当性向は30%から50%の間で柔軟に推移しており、株主還元への意識が見て取れます。今後も業績拡大に伴い、株主への利益配分を適切に行う姿勢を堅持するものと考えられます。
同業比較(収益性)
電気機器の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
日本トリムの業績は、電解水素水整水器の堅調な販売により、FY2021/3の売上高約149億円からFY2025/3には約225億円まで右肩上がりで成長を続けています。この間、営業利益も着実に積み上がり、FY2026/3には過去最高水準となる35億円超を見込むなど、安定した収益基盤を構築しています。独自の技術を核とした製品展開が功を奏し、主力のウォーターヘルスケア事業がグループ全体の成長を力強く牽引しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 8.5% | 6.1% | 14.7% |
| FY2022/3 | 9.3% | 7.3% | 12.3% |
| FY2023/3 | 7.4% | 5.7% | 13.2% |
| FY2024/3 | 9.1% | 6.8% | 15.1% |
| FY2025/3 | 8.8% | 6.3% | 14.6% |
同社は独自の技術力を背景に高い粗利率を維持しており、営業利益率は12%から15%前後で推移する高い収益性を誇ります。ROE(自己資本利益率)も概ね8%から9%台と資本効率を重視した経営が行われており、株主資本を効率的に活用して利益を生み出す体制が整っています。競争優位性の高い製品ラインナップにより、同業他社と比較しても安定して高い収益体質を維持している点が特徴です。
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、自己資本比率はFY2025/3時点でも約68%と強固な資本基盤を維持しています。長年にわたり有利子負債を実質ゼロで運営してきた無借金経営の歴史があり、FY2025/3に約31億円の有利子負債が発生したものの、依然として盤石な財務状態です。厚い純資産により急激な市場変動にも耐えうる、安全性の高いバランスシートを構築しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 26.8億円 | -8.9億円 | 1.1億円 | 17.9億円 |
| FY2022/3 | 11.4億円 | 4.3億円 | 5.7億円 | 15.8億円 |
| FY2023/3 | 19.4億円 | -5.5億円 | -5.0億円 | 13.9億円 |
| FY2024/3 | 29.7億円 | -8.8億円 | -10.0億円 | 20.9億円 |
| FY2025/3 | 26.8億円 | -18.9億円 | 5.5億円 | 7.9億円 |
営業活動によるキャッシュフローは安定してプラスを維持しており、事業活動を通じて恒常的に現金を生み出す高い収益構造が確立されています。FY2025/3には積極的な投資活動により投資CFがマイナス18.9億円となりましたが、これは将来の成長を見据えた先行投資によるものです。フリーキャッシュフローもプラス基調が続いており、事業運営における資金流動性は非常に健全な水準にあります。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 23.6億円 | 8.3億円 | 35.4% |
| FY2022/3 | 20.9億円 | 1.5億円 | 7.2% |
| FY2023/3 | 25.1億円 | 8.7億円 | 34.6% |
| FY2024/3 | 32.3億円 | 10.8億円 | 33.4% |
| FY2025/3 | 35.4億円 | 12.9億円 | 36.6% |
法人税等の支払いは、概ね法定実効税率に近い30%から36%程度の水準で推移しており、税務上の大きな歪みは見られません。FY2022/3期のみ税率が一時的に低下していますが、これは税効果会計や繰越欠損金の活用、あるいは一時的な税制上の要因によるものと考えられます。基本的には税引前利益の変動に比例して、適正に納税が行われている状況です。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 711万円 | 735人 | - |
従業員の平均年収は711万円であり、製造業の中でも比較的高い水準を維持しています。これは電解水素水整水器という高付加価値なニッチ製品を主力としており、高い収益性を背景に従業員への還元が一定程度行われていることが示唆されます。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はプレミアムウォーターホールディングス。
創業者の森澤紳勝氏が40.42%の株式を保有する筆頭株主であり、創業家による強固な経営支配力が維持されています。機関投資家(信託口)や事業法人(プレミアムウォーターHD等)も上位に名を連ねていますが、創業者個人の影響力が非常に大きく、安定した経営体制が構築されている点が特徴です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業の柱は電解水素水整水器を中心としたウォーターヘルスケア事業であり、近年では医療分野への展開も強化しています。一方で、主力製品への依存度や景気動向による個人消費の減速が事業リスクとして懸念されており、多角化戦略が今後の持続的な成長を占う鍵となります。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率が25.0%と、日本の製造業の中では女性の登用が比較的進んでいるガバナンス体制を有しています。監査体制についても監査報酬4,700万円を投じて実効性を確保しており、連結子会社8社を抱える企業規模に見合った統治が図られています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 228億円 | — | 225億円 | -1.5% |
| FY2024 | 198億円 | — | 204億円 | +3.1% |
| FY2023 | 181億円 | — | 180億円 | -1.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 36億円 | — | 33億円 | -8.0% |
| FY2024 | 27億円 | — | 31億円 | +13.2% |
| FY2023 | 25億円 | — | 24億円 | -4.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は具体的な中期経営計画を公表していません。投資家は、単年度の会社業績予想を計画達成能力の判断材料とする必要があります。直近3期を見ると、FY2024は売上・利益ともに会社予想を上回って着地しましたが、FY2023とFY2025は未達となりました。特に利益面での下方乖離が目立ち、外部環境の変化に対する業績の安定性には課題が残ります。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合算した総合的な投資リターンを示す指標です。FY2022以降、日本トリムのTSRは市場平均であるTOPIXを継続して下回る「アンダーパフォーム」の状態が続いています。これは、増配を続けているものの、それを上回る市場全体の株価上昇ペースにキャッチアップできていないことを示唆しています。今後の成長戦略によって株価が再評価されるかが、TSR向上の鍵となります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 146.4万円 | +46.4万円 | 46.4% |
| FY2022 | 94.7万円 | -5.3万円 | -5.3% |
| FY2023 | 115.0万円 | +15.0万円 | 15.0% |
| FY2024 | 146.3万円 | +46.3万円 | 46.3% |
| FY2025 | 151.5万円 | +51.5万円 | 51.5% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
競合他社が含まれる電気機器業界の平均PER(約24倍)やPBR(約1.9倍)と比較すると、日本トリムの株価は比較的割安な水準にあると評価できます。配当利回りが業界平均を上回っている点も魅力的です。一方で、信用倍率は0.39倍と売り残が買い残を上回っており、短期的な需給面では株価の上値が重くなる可能性も示唆されています。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
完全子会社である株式会社トリムメディカルホールディングスを吸収合併し、経営効率化を推進。
コンパクトでストレスフリーな新モデルの電解水素水整水器の販売を開始。
第3四半期累計期間において売上高は過去最高を更新するも、経常利益は前年同期比で減益となった。
最新ニュース
日本トリム まとめ
ひとめ診断
「『水』を科学し、家庭の蛇口から医療・農業までを変える健康ソリューション企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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