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メイコー6787

Meiko Electronics Co.,Ltd.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 88円
安全性
注意
自己資本比率 28.6%
稼ぐ力
高い
ROE 16.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 85%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや、家族で乗る自動車、家で楽しむゲーム機。これらの電子機器が正しく動くためには、中に緑色の板に複雑な回路が描かれた「電子回路基板」という部品が不可欠です。メイコーは、この電子機器の"神経"や"血管"にあたる基板を設計・製造している会社です。普段、私たちが直接目にすることはありませんが、メイコーの作る高性能な基板が、世界中のハイテク製品の心臓部を支えているのです。

プリント基板製造大手。2025期は売上高2,068.1億円(前期比15.2%増)、営業利益190.8億円(同63.7%増)と大幅な増収増益を達成しました。主力の車載向け、スマートフォン向けが堅調な上、台湾企業との合弁によるベトナムでのAIサーバー向け基板生産や、M&AによるEMS事業の強化など、成長領域への投資を加速させています。株価もこれらの成長期待を背景に好調に推移しており、市場の注目度が高い状況です。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
神奈川県綾瀬市深谷上4丁目5番14号

サービスの実績は?

2,068.1億円
連結売上高
2025期実績
+15.2% YoY
190.8億円
連結営業利益
2025期実績
+63.7% YoY
88
1株当たり配当金
2025期実績
+29.4% YoY
64%
海外売上高比率
2025期時点
15.5%
配当性向
2025期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
16.8%(累計)
株主資本の利回り
ROA
5.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
10.2%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期11.4%3.3%-
2022/03期23.1%7.4%-
2023/03期12.4%4.8%-
2024/03期11.9%5.2%6.5%
2025/03期13.5%6.1%9.2%
3Q FY2026/316.8%(累計)5.1%(累計)10.2%

収益性については、高付加価値製品へのシフトや生産効率の改善により、営業利益率は2021/03期の5.6%から2025/03期には9.2%へと大きく向上しました。ROE(自己資本利益率)も二桁水準を維持しており、効率的な資産運用が行われていることを示しています。今後もAIサーバー向けなどの成長分野への投資を通じ、収益力の持続的な強化が期待される構造となっています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,193億円46.4億円177.3円-
2022/03期1,513億円115億円444.2円+26.8%
2023/03期1,673億円88.5億円338.9円+10.6%
2024/03期1,795億円117億円113億円428.7円+7.3%
2025/03期2,068億円191億円149億円569.5円+15.2%

メイコーはプリント配線板の製造において車載およびスマートフォン向けを主軸とし、過去5年間で売上高を約1,193億円から2,068億円まで大幅に伸長させました。特にEV(電気自動車)シフトに伴う車載需要の拡大や高付加価値な多層基板の売上増加が業績を牽引し、2025年3月期には営業利益が約191億円と成長軌道を描いています。2026年3月期も堅調な需要を背景に、売上高2,130億円および純利益155億円の増収増益を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上1720億円(通期予想比81%)、営業利益175億円(同88%)、純利益148億円(同95%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
16.8%(累計)
業界平均
7.5%
営業利益率上回る
この会社
10.2%
業界平均
8.0%
自己資本比率下回る
この会社
28.6%
業界平均
54.8%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億9,000万円
取締役7名の合計

主な事業はプリント配線板等の電子関連事業であり、車載向けおよびスマートフォン向けの需要が収益の柱となっています。開示資料では、為替変動や原材料価格の高騰を主要な事業リスクとして挙げており、グローバルな生産体制によるリスク分散と効率的な設備投資により、競争力を確保しています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
直近の業績予想は連続で上振れ着地しており、保守的な予想を上回る実行力が光る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(旧)
2023期〜2025期
売上高: 目標 2,250億円 未達 (2,068.1億円)
91.9%
2026年3月期 業績予想
2026期
売上高: 目標 2,130億円 順調 (2,068.1億円)
97.1%
営業利益: 目標 200億円 順調 (190.8億円)
95.4%
純利益: 目標 155億円 順調 (149.2億円)
96.3%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期1,950億円2,068億円+6.1%
2024期1,650億円1,795億円+8.8%
2023期1,700億円1,673億円-1.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期160億円191億円+19.3%
2024期90億円117億円+29.6%
2023期155億円96億円-38.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、明確な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想が実質的な目標となっています。特に2024期、2025期と2期連続で期初予想を大幅に上回る実績を叩き出しており、市場環境の変化への対応力と成長力の高さを示しています。2026期の予想も売上高2,130億円、営業利益200億円と過去最高を目指す強気な計画であり、AIサーバーやM&Aといった新領域が計画達成の鍵を握ります。

どんな話題が多い?

業績・上方修正40%
M&A・事業提携30%
株価・市況20%
技術・生産拠点10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
128
前月比 +24.5%
メディア数
45
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日経会社情報DIGITAL, 電波新聞
業界内ランキング
上位 12%
電気機器業種 600社中 72位
報道のトーン
85%
好意的
10%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月業績上方修正

第3四半期決算にて経常利益が前年同期比18.4%増となり、通期純利益予想を200億円へ上方修正しました。

2026年3月買収

電子機器受託製造(EMS)を手掛ける長野FCLコンポーネントの買収を発表し、製品ラインナップと技術基盤の拡充を図りました。

2026年3月業務提携

台湾ACCLと合弁会社を設立し、AIサーバー向け高多層基板の需要拡大に対応するためベトナムでの生産体制を強化しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務に不安があります
自己資本比率28.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
1,018億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,352億円
会社の純資産

財務健全性の面では、積極的な設備投資に伴い有利子負債が2024/03期以降で急増していますが、同時に自己資本の蓄積も進んでいます。直近の自己資本比率は42.2%を維持しており、盤石な財務基盤を背景に成長投資を継続できる状態です。豊富な総資産2,564億円を元手に、次世代通信や車載市場などの成長市場に向けた戦略的な生産体制の強化を加速させています。 【3Q 2026/03期】総資産3276億円、純資産1352億円、自己資本比率28.6%、有利子負債1018億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+217億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-243億円
投資に使ったお金
Financing CF
+41.4億円
借入・返済など
Free CF
-26.7億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期78.5億円94.9億円6.2億円16.4億円
2022/03期140億円118億円47.3億円21.9億円
2023/03期157億円290億円200億円133億円
2024/03期234億円216億円6.8億円17.7億円
2025/03期217億円243億円41.4億円26.7億円

営業キャッシュフローは、主力製品の販売拡大により2024/03期には約234億円を創出するなど安定的な稼ぐ力を示しています。一方で、AIサーバーや車載向け基盤の需要増に対応するための設備投資(投資CF)が年間200億円規模で継続しており、成長のための資金投下を優先しています。この積極投資を支えるため、借入金等の財務活動によるキャッシュフローも適切に活用し、事業成長の加速を図っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 2名(16.7% 男性 10
17%
83%
監査報酬
7,300万円
連結子会社数
15
設備投資額
297.5億円
平均勤続年数(従業員)
15.58
臨時従業員数
1117

女性役員比率は16.7%であり、多様な視点を取り入れるための登用が進められています。連結子会社15社を擁する大規模な体制を支えるため、監査報酬に7,300万円を投じるなど監査体制の強化に注力しており、プライム市場上場企業として高いガバナンス水準を維持しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主41.5%
浮動株58.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関35.7%
事業法人等5.8%
外国法人等22.8%
個人その他33.7%
証券会社2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。

名屋  佑一郎(4,704,000株)18.09%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,817,000株)14.68%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(3,216,000株)12.37%
CLEARSTREAM BANKING S.A.(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(975,000株)3.75%
名幸興産株式会社(608,000株)2.34%
BNP PARIBAS LUXEMBOURG/2S/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS/UCITS ASSETS(常任代理人 香港上海銀行東京支店カストディ業務部)(582,000株)2.24%
有限会社ユーホー(521,000株)2%
JP MORGAN CHASE BANK 385632(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(438,000株)1.69%
BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT(常任代理人 BOFA証券株式会社)(392,000株)1.51%
株式会社三井住友銀行(377,000株)1.45%

同社は創業家である名屋佑一郎氏が約18%を保有する筆頭株主であり、創業家の影響力が強固な経営体制を維持しています。機関投資家である信託銀行の保有比率も合計で25%を超えており、安定的な大株主層と国内外の金融機関による構成で、経営の安定と規律が保たれています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります
2なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります
3(1) 事業環境に関するリスク① 主要顧客とその業界動向等に関するリスク当社グループは、車載、スマートフォン、情報通信・モジュール基板、アミューズメント、スマート家電、産業機器等のセットメーカー等を主要な顧客とし、最終製品の中核機能を構成する部品として位置付けられる電子回路基板の製造及び販売を主要な事業としております
4更に、半導体パッケージ基板・電子機器事業を新たな柱として強化・推進し、影響の分散を図っておりますが、景気の動向・自然災害等により主要顧客又は顧客の属する業界の状況が悪化した場合、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります
5当社グループが実施する顧客とその業界の動向モニタリング及び影響の分散施策等によって、当該リスクを完全に排除できる性格のものではないことから、市況の急変等の場合においては、顕在化の時期・規模に応じた影響度をもって顕在化する可能性があると認識しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
659万円
従業員数
12,706
平均年齢
45.87歳
平均年収従業員数前年比
当期659万円12,706-

従業員平均年収は659万円となっており、電子回路基板という高度な技術を要する製造業の平均と比較しても堅調な水準を維持しています。業績連動型のインセンティブやグローバル展開に伴う事業拡大が、着実な給与の底上げに寄与していると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は5期連続でTOPIXを大幅にアウトパフォームしており、株主価値の創造に成功していることを明確に示しています。特に2025期には531.8%という極めて高い数値を記録しました。これは、継続的な業績成長と増配に加え、AIサーバーや宇宙関連事業への進出といった将来性への期待が株価を押し上げた結果です。優れた事業パフォーマンスが株価に反映される好循環が生まれています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
88
方針: 配当性向20%程度を目標としつつ、中長期的な業績成長に応じた利益還元
1株配当配当性向
2016/03期00.0%
2017/03期1018.5%
2018/03期2012.5%
2019/03期3513.6%
2020/03期3030.4%
2021/03期2011.3%
2022/03期4510.1%
2023/03期5516.2%
2024/03期6815.9%
2025/03期8815.5%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

メイコーは成長投資を最優先しつつ、利益成長に応じて配当額を増やす方針をとっています。過去数年間で配当額を20円から88円まで着実に引き上げており、成長と株主還元をバランス良く両立させる姿勢が鮮明です。今後も持続的な業績拡大をベースに、さらなる還元強化が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 531.8万円 になりました (431.8万円)
+431.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期202.3万円102.3万円102.3%
2022期307.9万円207.9万円207.9%
2023期227.4万円127.4万円127.4%
2024期419.1万円319.1万円319.1%
2025期531.8万円431.8万円431.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残N/A
売り残N/A
信用倍率12.47倍
2026年3月27日時点時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

PER・PBRともに業界平均を大きく上回っており、市場からの高い成長期待が伺えます。一方で配当利回りは低く、株主還元よりも成長投資を優先する方針が見て取れます。信用倍率は12.47倍と高く、個人投資家の買い意欲が強い状況ですが、将来的な売り圧力になる可能性も秘めています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期57.0億円10.6億円18.6%
2022/03期143億円28.4億円19.9%
2023/03期112億円23.6億円21.1%
2024/03期143億円29.6億円20.7%
2025/03期188億円38.4億円20.5%

税引前利益の推移に伴い、法人税等の支払額も増加傾向にあり、2025/03期期は約38億円となりました。実効税率は概ね20%前後で推移しており、法的に妥当な税負担が行われています。今後も業績拡大に伴い利益額の増大が見込まれるため、税負担額も並行して増加する見通しです。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

メイコー まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 88円
安全性
注意
自己資本比率 28.6%
稼ぐ力
高い
ROE 16.8%(累計)
話題性
好評
ポジ 85%

「プリント基板の老舗が、車載とスマホを両輪に、AIサーバーと宇宙開発という新エンジンを搭載した状態」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU