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SMK6798

SMK Corporation

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
低迷
赤字
配当
少なめ
1株 140円
安全性
普通
自己資本比率 47.6%
稼ぐ力
普通
ROE 2.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや自動車、家でくつろぐ時に使うテレビのリモコン。実はその内部には、SMKが作った『コネクター』という小さな部品がたくさん使われています。これは電気信号をつなぐ重要な役割を持っていて、電子機器が正しく動くための縁の下の力持ちなんです。普段は目にすることのない部品ですが、あなたの生活を支える多くの製品の裏側で、SMKの技術が活躍しています。最近では、声だけで病気の兆候を見つける新しい技術開発にも挑戦しています。

コネクターなど電子部品を手掛ける老舗メーカー。直近の2025期決算では売上高480.5億円に対し、営業損益は2.20億円の赤字と2期連続の赤字を計上しました。主力の車載向け部品の需要変動が響いていますが、会社は2026期に営業利益5.00億円への黒字転換を予想しています。創立100周年を記念し2025期配当を140円へ大幅増配したほか、PBR 0.66倍という割安さから市場の評価改善が待たれる状況です。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
東京都品川区戸越六丁目5番5号

サービスの実績は?

140
1株当たり配当金
2025期実績
+40円 YoY
3,985
従業員数(連結)
2024年3月時点
675万円
平均年間給与
2024年3月時点
20.0
平均勤続年数
2024年3月時点
1,206万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
2.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
1.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
1.3%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.9%3.8%-
2022/03期10.2%5.7%-
2023/03期4.2%2.4%-
2024/03期1.5%0.9%2.7%
2025/03期6.1%3.2%0.5%
3Q FY2026/32.7%(累計)1.3%(累計)1.3%

収益性は、原材料価格の高騰や開発コストの増加により、近年厳しい状況が続いています。2024/03期および2025/03期にかけて営業利益率がマイナスに転じるなど一時的な低迷が見られましたが、これは将来的な成長を見据えた先行投資や生産拠点の再編によるコストが要因です。今後は高付加価値製品へのシフトを進めることで、安定的な利益率の回復とROE(自己資本利益率)の改善を目指しています。

儲かってるの?

赤字です
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期486億円19.2億円297.9円-
2022/03期482億円29.9億円472.1円-0.7%
2023/03期548億円13.3億円209.1円+13.7%
2024/03期465億円12.4億円4.9億円-75.0円-15.2%
2025/03期481億円2.2億円18.8億円-297.4円+3.3%

当社の業績は、主要市場である電子部品業界の需要変動や、イノベーションセンターにおける新規事業開発の先行投資の影響を大きく受けています。2024/03期には車載向けを中心とした売上の減少と減損等の影響で約4.9億円の赤字を計上しましたが、2025/03期には事業構造の改善を進めつつ、通期での黒字化に向けた体質強化を図りました。現在はコネクタ事業やリモコン関連の収益性を高め、2026年3月期には売上高460億円、営業利益5億円の黒字転換を予想しています。 【3Q 2026/03期実績】売上352億円(通期予想比76%)、営業利益4.7億円(同94%)、純利益7.4億円(同123%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
2.7%(累計)
業界平均
7.7%
営業利益率下回る
この会社
1.3%
業界平均
8.1%
自己資本比率下回る
この会社
47.6%
業界平均
54.7%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

8,100万円
取締役3名の合計

コネクタやスイッチ等の電子部品事業を中心に展開しており、車載向けやゲーム機器市場への注力が業績を左右する構造です。原材料価格の変動や為替リスク、主要顧客の動向が事業リスクとして開示されており、これらを管理することが収益安定化の要となっています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
2期連続の営業赤字で計画は大幅ビハインド。予想精度も低く、信頼回復が急務。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2025期〜2027期
売上高: 目標 600億円 順調 (480.5億円)
80.1%
営業利益: 目標 21億円 大幅遅れ (-2.20億円)
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2022期5億円7億円+40.6%
2023期15億円11億円-24.8%
2024期11億円-12億円大幅未達
2025期-2億円-2億円-10.0%
FY2026 予想(予想)5億円進行中

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

SMKは2027期(2026年度)を最終年度とする中期経営計画で売上高600億円、営業利益21億円を掲げています。しかし、初年度の2025期実績は売上高480.5億円、営業利益は-2.20億円の赤字となり、目標達成への道のりは極めて厳しい状況です。過去の業績予想も、特に2024期は期初予想11億円の黒字から結果-12.4億円の赤字へと大幅に下振れしており、予想の信頼性にも課題を残しています。イノベーションセンターの新規事業立ち上げ遅れも言及されており、既存事業の立て直しと新規事業の収益化が計画達成の鍵となります。

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新規事業・提携30%
株価・市況20%
ESG・ガバナンス10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
14
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, 日刊工業新聞, PR TIMES
業界内ランキング
上位 35%
電気機器業界 1200社中 420位
報道のトーン
65%
好意的
20%
中立
15%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月黒字浮上

第3四半期累計で営業損益が4億7200万円の黒字となり、業績の改善が確認された。

2025年5月上方修正

2025年3月期において利益予想の上方修正を発表し、創立100周年記念配当の実施を公表した。

2024年11月技術提携

米Canary Speech社との連携による認知症診断支援アルゴリズムの開発プロジェクトが公表された。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率47.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
138億円
借金(有利子負債)
Net Assets
305億円
会社の純資産

財務健全性については、有利子負債が2024/03期以降に300億円規模まで増加したものの、自己資本比率は50%前後を維持しており、一定の安定性を保っています。この借入増加は、将来の成長投資や事業運営の柔軟性を確保するための資金調達によるものです。今後、収益性の回復に伴い、利益の内部留保を厚くすることで、強固な財務体質を再構築していく方針です。 【3Q 2026/03期】総資産580億円、純資産305億円、自己資本比率47.6%、有利子負債138億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+24.4億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-22.2億円
投資に使ったお金
Financing CF
+2.9億円
借入・返済など
Free CF
+2.2億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期46.5億円23.3億円39.0億円23.3億円
2022/03期24.3億円16.3億円9.7億円8.0億円
2023/03期35.9億円19.4億円8.6億円16.5億円
2024/03期37.2億円16.2億円4.8億円21.0億円
2025/03期24.4億円22.2億円2.9億円2.2億円

営業キャッシュフローは、継続的な事業活動からプラスを維持しており、強固な現金創出能力を証明しています。投資キャッシュフローは、コネクタや新技術開発のための設備投資に充てられており、将来の成長に向けた規律ある支出が続いています。フリーキャッシュフローも概ねプラスを確保しており、経営の独立性を支える安定したキャッシュ創出体制が整っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
6,000万円
連結子会社数
23
設備投資額
20.9億円
平均勤続年数(従業員)
20
臨時従業員数
1301

女性役員比率が0%である点は今後の多様性確保において改善の余地があります。一方で、連結子会社23社を擁する規模に対して監査体制を強化しており、適切なガバナンスとリスク管理を通じて企業価値の向上を目指しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主39%
浮動株61%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関23%
事業法人等16%
外国法人等4.4%
個人その他55.4%
証券会社1.3%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はSMK協力業者持株会・公益財団法人昭和池田記念財団・大日本印刷。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(624,000株)9.83%
SMK協力業者持株会(535,000株)8.43%
公益財団法人昭和池田記念財団(359,000株)5.66%
大日本印刷株式会社(320,000株)5.04%
日本生命保険相互会社(307,000株)4.85%
SMK社員持株会(276,000株)4.35%
株式会社みずほ銀行(167,000株)2.64%
株式会社日本カストディ銀行(146,000株)2.3%
池田 彰孝(140,000株)2.2%
明治安田生命保険相互会社(137,000株)2.17%

安定株主の比率が高く、信託銀行や取引先、協力業者持株会が上位を占める堅実な構成です。創業家関連の資産管理法人や個人株主も存在し、長期的な視点での経営を重視する安定的な資本関係が維持されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1海外展開当社グループは、主にアジア・北米・欧州で事業展開しており、それぞれの地域における経済・政治・社会情勢の変化が業績に影響を及ぼす可能性があります
2為替レートの変動当連結会計年度の売上高に占める海外売上高の割合は約7割であり、米国ドル建てを主として取引をしております
3事業提携・資本提携及び企業買収当社グループは、戦略的な事業提携・資本提携及び企業買収を推進し、提携先・買収先との相乗効果による企業価値の最大化に取り組んでおりますが、提携先・買収先の企業や対象事業などを取り巻く事業環境が悪化し、当初想定していた成果や相乗効果を得られない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
676万円
従業員数
3,985
平均年齢
45.9歳
平均年収従業員数前年比
当期676万円3,985-

平均年収676万円は、電子部品業界の平均水準に照らしても安定的な給与水準です。製造業として長年の実績があり、平均勤続年数が20年と長いことから、従業員への長期的な雇用安定と待遇維持が図られていることがうかがえます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、毎年TOPIXを大幅に下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、2024期、2025期と続いた営業赤字など、厳しい業績が株価の低迷に直結したことが主な要因です。配当は維持・増配傾向にあるものの、株価下落がそれを打ち消し、株主へのトータルリターンは市場平均に大きく劣後する結果となりました。TSRを改善するには、中期経営計画の達成に向けた着実な業績回復が不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
140
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期1436.9%
2017/03期1065.9%
2018/03期8-
2020/03期40-
2021/03期5016.8%
2022/03期7014.8%
2023/03期10047.8%
2024/03期100-
2025/03期140-
6期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施しておりません。

当社の配当方針は、安定的な利益還元を重視しつつ、将来の成長投資とのバランスを考慮した配分を基本としています。特に創立100周年記念配当などを通じて積極的に株主へ利益を還元する姿勢を見せており、配当利回りは高水準を維持しています。今後も持続的な成長を実現しながら、株主への長期的な還元強化を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 124.0万円 になりました (24.0万円)
+24.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期125.0万円25.0万円25.0%
2022期101.9万円1.9万円1.9%
2023期116.3万円16.3万円16.3%
2024期127.4万円27.4万円27.4%
2025期124.0万円24.0万円24.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残48,300株
売り残6,600株
信用倍率7.32倍
2026年3月20日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年7月下旬(予想)
第2四半期決算発表2026年10月下旬(予想)

マーケットデータを見ると、いくつかの特徴が浮かび上がります。信用倍率は7.32倍と買い残が多く、将来の株価上昇を期待する個人投資家が多い一方、需給面では将来的な売り圧力となる可能性があります。業界比較では、PBRが0.66倍と著しく低く、資産面での割安感が際立っています。一方でPERは赤字からの黒字転換期待で高めに出ており、創立100周年記念配当による高い配当利回りが株価を下支えしている構図です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期26.0億円6.8億円26.3%
2022/03期34.1億円4.2億円12.3%
2023/03期25.0億円11.7億円46.7%
2024/03期2.3億円7.2億円316.4%
2025/03期5.5億円24.3億円443.2%

近年の実効税率が著しく高くなっているのは、税引前利益が小幅な中で繰延税金資産の取り崩しなど、会計上の税務調整が一時的に発生したことが主な理由です。特に赤字や低利益の期には、恒常的な税金費用とのギャップが生じやすくなります。今後は営業利益の回復に伴い、実効税率も平準化していく見込みです。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

SMK まとめ

業績
低迷
赤字
配当
少なめ
1株 140円
安全性
普通
自己資本比率 47.6%
稼ぐ力
普通
ROE 2.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「コネクターの老舗、車載部品で苦戦しつつも音声AI診断など新規事業で再起を図る」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU