ヤーマン
YA-MAN LTD.
最終更新日: 2026年3月28日
美のプロフェッショナル!5年連続シェアNo.1の実力派美容機器メーカー
革新的な技術と科学的根拠に基づいた製品を通じて、世界中の人々の「美しくありたい」という願いを叶え、グローバル市場で愛されるブランドになること。
この会社ってなに?
自宅で手軽に本格的なスキンケアをしたいと思ったことはありませんか?ヤーマンは、まさにそんな願いを叶える会社です。あなたが家電量販店の美容コーナーで見かける「メディリフト」シリーズのEMS美顔器や、エステサロンのような本格ケアができる「フォトプラス」シリーズのRF美顔器は、実はヤーマンの製品です。これらの製品は、肌のハリや潤いを保つ手助けをしてくれます。普段何気なく目にしている美容家電の裏側で、ヤーマンは「美しくありたい」という多くの人々の想いを技術で支えているのです。
美容健康機器メーカーのヤーマンは、主力の中国市場における需要減退と競争激化の直撃を受け、業績が大きく悪化しています。2025年12月期(決算期変更後の8ヶ月決算)は売上高172.5億円、営業損益は7.18億円の赤字に転落しました。この状況を受け、同社は中期経営計画を下方修正し、国内事業の再強化と中国に次ぐ海外市場の開拓を急いでいます。2026年12月期は売上高275億円、営業利益4.5億円への回復を見込んでいますが、本格的なV字回復への道のりは依然として不透明です。
会社概要
- 業種
- 電気機器
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都江東区古石場1丁目4番4号
- 公式
- www.ya-man.co.jp
社長プロフィール

当社は「美顔器といえばヤーマン」の地位を再確立し、日本発の技術でグローバルに通用する製品とブランドを創造することを目指しています。革新的な美容技術を通じて、世界中の人々の美しくありたいという願いに応え続けます。
この会社のストーリー
半導体製造装置の輸入・販売を目的としてヤーマン株式会社を設立。精密電子機器の分野で事業をスタートさせた。
日本初の体脂肪測定器を開発・販売。これがヒット商品となり、美容・健康機器メーカーとしての道を歩み始める。
創業から約30年、美容健康機器メーカーとしての地位を確立し、さらなる成長を目指してジャスダック市場に株式を上場した。
和コスメブランド「まかないこすめ」を子会社化するなど、M&Aを積極的に活用。海外市場への展開も本格化させる。
化粧品大手の資生堂と合弁会社を設立し、新ブランド「EFFECTIM」を立ち上げる。異業種との連携で新たな価値創造に挑む。
主力製品である美顔器カテゴリにおいて、5年連続で国内マーケットシェアNo.1を獲得。ブランド力の高さを証明した。
中国市場の需要減退や競争激化により業績が一時的に低迷。上海に販売子会社を設立し、市場の再攻略に乗り出す。
「『美顔器といえばヤーマン』の復活」と「グローバル展開」を掲げ、売上高500億円、営業利益50億円以上を目指す新たな成長戦略を始動。
注目ポイント
主力製品である美顔器は、国内市場で5年連続マーケットシェアNo.1を獲得。多くのユーザーから支持される高い品質とブランド力が魅力です。
保有株式数や継続保有期間に応じて、自社オンラインストアなどで使える優待割引券がもらえます。ヤーマン製品をお得に試せる魅力的な制度です。
資生堂との提携や中国での子会社設立など、国内トップブランドから「日本発のグローバルブランド」へと飛躍を目指しています。今後の海外展開に期待が高まります。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 8.1円 | 12.0% |
| FY2022/3 | 8.5円 | 8.4% |
| FY2023/3 | 13円 | 18.3% |
| FY2024/3 | 9円 | 124.3% |
| FY2025/3 | 9円 | 0.1% |
| 必要株数 | 100株以上(約7万円) |
| 金額相当 | 約5,000円相当 |
| 権利確定月 | 12月 |
配当方針として安定的な還元を志向していますが、業績変動の影響を大きく受けています。直近のFY2025/3においては赤字決算にもかかわらず配当を維持しており、株主還元への強い姿勢が示されています。今後は業績の回復に合わせて配当性向を最適化し、中長期的な利益成長を通じた株主価値の向上を目指す方針です。
同業比較(収益性)
電気機器の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ヤーマンはFY2021/3からFY2023/3にかけて美容家電の堅調な需要により売上高を拡大させましたが、FY2024/3以降は競争激化や中国市場の需要減退が直撃し、業績が急激に悪化しました。特にFY2025/3には売上高が約172億円まで縮小し、営業損益および当期純損益が赤字転落するという厳しい局面を迎えています。現在は構造改革を進め、FY2026/3予想では売上高約275億円への回復と黒字転換を見込んでいます。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 22.1% | 14.4% | 16.7% |
| FY2022/3 | 25.3% | 18.3% | 16.8% |
| FY2023/3 | 15.4% | 12.6% | 14.3% |
| FY2024/3 | 1.6% | 1.4% | 1.3% |
| FY2025/3 | -4.9% | -4.3% | -4.2% |
収益性はFY2022/3まで営業利益率が16%を超える高水準を維持していましたが、直近では売上減少と固定費負担が重くのしかかり、収益性が急速に低下しました。FY2024/3には営業利益率が1.3%まで急落し、FY2025/3には赤字に陥ったことでROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)といった効率性指標もマイナスへ転じました。黒字確保に向けて、不採算事業の見直しやコスト構造の適正化が急務となっています。
財務は安全?
同社は無借金に近い非常に強固な財務基盤を築いてきましたが、近年は業績の悪化に伴い利益剰余金が減少し、純資産額に微減が見られます。自己資本比率は87.4%と依然として極めて高い水準を維持しており、一時的に有利子負債が発生したものの財務上の安全性には懸念がありません。今後は収益の再構築を通じて、再び安定的な資産成長を実現できるかが重要です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 40.2億円 | -10.7億円 | 23.0億円 | 29.4億円 |
| FY2022/3 | 46.5億円 | -6.2億円 | -10.9億円 | 40.3億円 |
| FY2023/3 | 9.9億円 | -6.3億円 | -12.2億円 | 3.5億円 |
| FY2024/3 | 19.3億円 | -9.5億円 | -13.5億円 | 9.8億円 |
| FY2025/3 | -14.1億円 | -1.8億円 | -9.6億円 | -15.9億円 |
過去数年間は営業活動によるキャッシュフロー(CF)が安定してプラスを維持していましたが、FY2025/3には業績低迷の影響を直接受け、営業CFが約14億円のマイナスに転落しました。これに伴いフリーキャッシュフローも大幅なマイナスとなり、現預金の取り崩しや資金管理が必要な状況です。成長に向けた投資や株主還元を継続するためには、本業の収益力を取り戻し、営業CFを早期に黒字化させることが不可欠です。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 61.0億円 | 23.8億円 | 38.9% |
| FY2022/3 | 80.6億円 | 24.8億円 | 30.7% |
| FY2023/3 | 59.2億円 | 20.0億円 | 33.9% |
| FY2024/3 | 10.1億円 | 6.1億円 | 60.6% |
| FY2025/3 | -6.4億円 | 0円 | - |
利益が出ている期間は法定実効税率に近い水準で納税が行われてきましたが、FY2024/3には利益が急激に縮小したことで税負担率が一時的に高まりました。FY2025/3は赤字計上に伴い法人税等の負担は発生しておりません。今後は収益の回復見通しに基づき、税務上の損益通算などを活用しながら適切な納税管理が進められる見込みです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 470万円 | 420人 | - |
従業員平均年収は470万円となっており、美容家電業界の平均と比較しても標準的な水準です。業績の変動が激しい美容機器市場において、固定費を抑制しつつ利益率を維持しようとする経営姿勢が給与水準にも反映されている側面がありますが、持続的な成長に向けた人材投資のバランスが今後の課題といえます。
誰がこの会社の株を持ってる?
浮動株比率が高く、株式の流動性が高い反面、株価変動が大きくなりやすい傾向があります。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はVictoria Yamazaki(常任代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券)・山﨑 知美(常任代理人 三菱UFJモルガン・スタンレー証券)。
同社は創業家である山﨑家が発行済株式の過半数近くを保有するオーナー企業であり、盤石な経営権の維持と安定した長期戦略の遂行が可能な構造です。一方で一般社団法人や資産管理会社を通じた保有も目立ち、市場の浮動株比率は比較的限られているため、株価形成には大株主の動向や経営方針が強く反映される傾向があります。
会社の公式開示情報
役員報酬
売上高の大部分を美容健康機器および化粧品事業が占めており、特に中国市場を含む海外展開が重要な成長ドライバーとなっています。しかし、美容家電の競争激化や中国需要の減退による業績の不確実性が顕在化しており、収益基盤の多角化と市場環境への適応力がリスク管理上の焦点となっています。
この会社のガバナンスは?
同社は女性役員比率が40.0%と高く、多様な視点を経営に取り入れる先進的なガバナンス体制を構築しています。監査体制についても独立性を重視しており、連結子会社5社を統括する中で、グローバル展開を見据えた透明性の高い経営監視が求められています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 400億円 | — | 409億円 | +2.4% |
| FY2023 | 500億円 | — | 430億円 | -14.0% |
| FY2024 | 450億円 | — | 320億円 | -28.8% |
| FY2025/12 | 180億円 | 165億円 | 173億円 | -4.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025/12 | 5億円 | -8億円 | -7億円 | 大幅未達 |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ヤーマンは中国市場の急激な悪化と競争激化を受け、進行中だった中期経営計画の大幅な見直しを迫られました。当初の計画は未達となり、最終年度を2028年12月期とする新計画では売上高500億円、営業利益50億円を目標に再スタートを切っています。しかし、直近の業績は赤字に転落しており、目標達成への道のりは極めて険しい状況です。近年の業績予想の乖離が非常に大きく、ガイダンスの信頼性回復が当面の課題となっています。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXを大幅に下回るアンダーパフォームとなっています。FY2021には自社83.6%に対しTOPIXは100.1%でしたが、その差は年々拡大し、FY2025には自社54.3%に対しTOPIXは179.6%と大きく水をあけられました。これは、中国市場の失速という外部要因と競争激化による業績悪化が株価の長期低迷を招き、増配も株価下落をカバーできなかったことが主な要因です。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 83.6万円 | -16.4万円 | -16.4% |
| FY2022 | 79.8万円 | -20.2万円 | -20.2% |
| FY2023 | 65.7万円 | -34.3万円 | -34.3% |
| FY2024 | 59.8万円 | -40.2万円 | -40.2% |
| FY2025 | 54.3万円 | -45.7万円 | -45.7% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
現在のPERは111.5倍と、赤字転落前の利益水準で計算されているため参考値です。実質的には将来の利益回復を織り込む水準にあり、業界平均と比較して割高感は否めません。PBRは1.60倍と業界平均に近いですが、時価総額414億円は同業他社に比べ小規模です。信用倍率は1.56倍と拮抗しており、株価の方向性については強弱感が対立している様子がうかがえます。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
中国市場の需要減退およびテレビ通販の不調により、最終赤字11億円となる業績を発表。
中国市場での販売強化を狙い、ECプラットフォームのBtoC事業を運営する販売子会社を上海に設立。
美容家電の主力カテゴリにてマーケットシェアの維持と、コラボ企画による販路拡大を推進。
最新ニュース
ヤーマン まとめ
ひとめ診断
「『美顔器のヤーマン』復活を賭け、中国市場の不振から国内・グローバル展開へと舵を切る美容家電のパイオニア」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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