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マブチモーター6592

MABUCHI MOTOR CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 106円
安全性
安定
自己資本比率 72.5%
稼ぐ力
高い
ROE 10.0%
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段、車のパワーウィンドウを開け閉めしたり、ドアミラーの角度を調整したりするとき、その裏側ではマブチモーターの小さなモーターが力強く動いています。実は、自動車の快適な機能の多くを、この会社の製品が支えているのです。それだけでなく、家庭で使う電動歯ブラシやドライヤー、オフィスで使うプリンターの中にもマブチモーターが隠れているかもしれません。私たちの生活の様々な場面で「動かす力」を提供している、まさに縁の下の力持ちのような会社です。

小型DCモーターで世界シェアトップを誇るメーカー。2025期決算は売上高2,004.2億円、営業利益254.67億円と堅調に推移しました。主力である自動車向けモーター事業の安定性を基盤としつつも、成長戦略として「3つのM領域(Medical, Mobility, Machinery & Measurement)」を掲げています。近年は日本パルスモーターの買収などM&Aを積極化し、産業機械や医療分野への事業ポートフォリオ転換を加速させており、この「脱・自動車依存」の成否が今後の株価を左右する最大の焦点です。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
12月
本社
千葉県松戸市松飛台430

サービスの実績は?

150
製品平均単価
2024年推定値
汎用品中心
22,061
グループ従業員数
2025年時点
+M&A
106
1株当たり配当金(年間)
2025期実績
DOE 3-4%目標
3.0-4.0%
株主資本配当率(DOE)目標
配当政策
安定配当重視
9,076百万円
従業員一人当たり売上高
2025期
生産性向上
10.0%増
売上高成長率(YoY)
2024期実績
成長継続
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.0%
株主資本の利回り
ROA
7.2%
総資産の活用度
Op. Margin
12.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期5.5%5.0%-
2022/12期5.3%4.8%-
2023/12期6.6%6.0%-
2024/12期4.1%3.7%11.0%
2025/12期8.0%7.2%12.7%
2025/12期10.0%7.2%12.7%

売上原価の低減と生産自動化により、営業利益率は2024/03期の11.0%から2025/03期には12.7%へと改善傾向にあります。効率的な資産活用を進めたことで、ROA(総資産利益率)も2025/03期には7.1%まで回復しました。今後はさらなる高付加価値製品へのシフトを通じた収益性の向上が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期1,346億円143億円54.2円-
2022/12期1,567億円143億円55.2円+16.4%
2023/12期1,787億円194億円75.3円+14.0%
2024/12期1,962億円216億円128億円50.5円+9.8%
2025/12期2,004億円255億円263億円105.9円+2.1%

当社の売上高は、自動車電装機器用モーターのグローバル展開により、2021/03期の約1,346億円から2025/03期には約2,004億円へと順調に拡大を続けています。2025/03期にはM&Aの寄与もあり最終利益が約263億円と大幅な増益を達成しました。今後は市場環境の変化を見据え、売上高2,130億円規模の成長を見込んでいます。 【2025/12期実績】売上2004億円(前期比2.1%)、営業利益255億円、純利益263億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.0%
業界平均
7.6%
営業利益率上回る
この会社
12.7%
業界平均
8.0%
自己資本比率上回る
この会社
72.5%
業界平均
54.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

4億4,600万円
取締役5名の合計

車載用および民生用小型モーターを主軸とするセグメント構成で、M&Aを通じた精密機器分野へのポートフォリオ拡充が重要なリスク分散戦略となっています。為替変動の影響を受けやすい事業構造である一方、徹底した生産効率化で高い利益率を確保しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
業績予想は比較的堅実だが、長期ビジョンの目標達成にはM&Aによる上積みが不可欠。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

経営計画2030(長期ビジョン)
2026期〜2030期
売上高: 目標 3,000億円 順調 (2,130億円 (FY26会社予想))
71%
営業利益率: 目標 15.0%以上 順調 (12.2% (FY26会社予想))
81.3%
ROIC: 目標 12.0%以上 順調 (9.0% (推定))
75%
FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 2,130億円 順調 (2,004.2億円 (FY25実績))
94.1%
営業利益: 目標 260億円 順調 (254.67億円 (FY25実績))
98%
純利益: 目標 215億円 順調 (262.72億円 (FY25実績))
122.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2,130億円2,004億円-5.9%
2024期1,880億円1,962億円+4.4%
2023期1,730億円1,787億円+3.3%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期260億円255億円-2.1%
2024期188億円216億円+15.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

マブチモーターは現在、2030年を見据えた長期ビジョン「経営計画2030」を推進中です。売上高3,000億円、営業利益率15%以上という高い目標を掲げており、オーガニックな成長に加え、M&Aによる事業拡大が計画達成の鍵となります。業績予想の精度は比較的安定していますが、2025期は売上・利益ともに期初予想を若干下回りました。長期目標達成に向け、買収した事業の収益貢献を早期に実現できるかが問われます。

どんな話題が多い?

M&A・事業拡大40%
新製品開発30%
決算・財務20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +15.4%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES ほか
業界内ランキング
上位 12%
電気機器 600社中 72位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月買収完了

日本パルスモーターの全株式を取得し、産機・医療向け事業の強化を完了。

2025年10月事業提携

京都ヒューマノイドアソシエーションと連携し、国産ロボット向けモノづくり体制を構築。

2025年7月新製品

高分解能レゾルバセンサー搭載の移動体用ブラシレスモーター「IR-74BZA」を販売開始。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率72.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
2.0億円
借金(有利子負債)
Net Assets
3,342億円
会社の純資産

自己資本比率は2025/03期時点で90.3%と極めて高く、極めて強固な財務体質を維持しています。有利子負債は微増傾向にあるものの、潤沢な現預金を背景に実質無借金経営に近い健全性を保っています。この厚い自己資本を活かした積極的な成長投資や株主還元が可能な体制です。 【2025/12期】総資産3702億円、純資産3342億円、自己資本比率72.5%、有利子負債2.0億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+354億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-105億円
投資に使ったお金
Financing CF
-174億円
借入・返済など
Free CF
+248億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期87.4億円130億円113億円42.3億円
2022/12期102億円105億円101億円2.6億円
2023/12期317億円156億円118億円161億円
2024/12期401億円158億円162億円244億円
2025/12期354億円105億円174億円248億円

営業キャッシュフローは、主力製品の販売伸長により2024/03期には約401億円に達し、安定した稼ぐ力を確立しています。投資キャッシュフローは工場の自動化設備やM&Aに伴う支出を継続していますが、フリーキャッシュフローは過去3年でプラス転換し定着しました。強固なキャッシュ創出力は、継続的な株主還元を支える重要な基盤となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 11名)
女性 3名(27.3% 男性 8
27%
73%
監査報酬
5,800万円
連結子会社数
35
設備投資額
102.6億円
平均勤続年数(従業員)
15.9
臨時従業員数
230

女性役員比率が27.3%と高く、多様性を重視した経営体制を構築しています。監査報酬5,800万円を投じた厳格な監査体制と35社の連結子会社を管理する強固なガバナンスにより、グローバル製造業としてのリスク管理を徹底しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主41.9%
浮動株58.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.7%
事業法人等17.2%
外国法人等20.8%
個人その他34.7%
証券会社2.6%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は公益財団法人マブチ国際育英財団。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(15,056,000株)12.2%
馬渕 隆一(10,001,000株)8.1%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(7,362,000株)5.96%
公益財団法人マブチ国際育英財団(6,165,000株)4.99%
有限会社プルミエ(4,137,000株)3.35%
馬渕 喬(4,021,000株)3.26%
馬渕 保(4,000,000株)3.24%
株式会社レイ・コーポレーション(3,492,000株)2.83%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 日置 貴史)(2,697,000株)2.18%
株式会社三菱UFJ銀行(2,021,000株)1.64%

創業家である馬渕一族や関連会社で一定の議決権を保有しており、創業者の強いガバナンスと経営の安定性が特徴です。一方で、日本マスタートラスト信託銀行をはじめとした機関投資家の保有比率も高く、長期的な株式安定保有と市場の評価がバランスよく両立しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当社グループの事業その他に関するリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を記載しております
2また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資家の判断上重要と思われる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点からこれを記載しております
3なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります
4(1)経済状況の変化 顧客の製品に搭載される当社製品の需要は、当社グループが販売している多様な市場における経済状況の影響を受けます
5したがって、日本、北米、欧州、アジアを含む当社グループの主要市場における景気後退及びそれに伴う需要の縮小等は、当社グループの業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
764万円
従業員数
17,408
平均年齢
43.3歳
平均年収従業員数前年比
当期764万円17,408-

電気機器業界の平均的な水準と比較しても高水準な給与体系を維持しています。世界シェアの高い小型モーター事業の収益性を基盤とし、グローバル展開による安定した利益創出が従業員の好待遇を支える構造となっています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫してTOPIXをアンダーパフォームしています。これは、同社の株価が長期にわたり低迷し、市場全体の成長から取り残されていたことを示唆します。主力である自動車業界の構造変化に対する懸念や、成長ドライバーの不在が株価の重しとなってきました。今後は、M&Aによる非自動車分野の成長がTSRを改善させるための重要な鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
106
方針: DOE 3.0-4.0%基準
1株配当配当性向
2016/12期12039.9%
2017/12期12040.0%
2018/12期13539.6%
2019/12期13563.1%
2020/12期13599.5%
2021/12期11553.1%
2022/12期13561.1%
2023/12期15099.7%
2024/12期7675.2%
2025/12期106100.1%
1期連続増配
株主優待
あり
権利確定月12月

当社は株主資本配当率(DOE)3.0〜4.0%を配当の目安として掲げ、安定的な利益還元を重視した方針をとっています。2025/03期の配当額は106円と水準を維持しており、高い配当利回りが投資家の注目を集めています。今後もキャッシュフローの状況を踏まえ、資本効率を意識した持続的な還元を目指しています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 145.0万円 になりました (45.0万円)
+45.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期87.1万円12.9万円-12.9%
2022期88.7万円11.3万円-11.3%
2023期113.0万円13.0万円13.0%
2024期112.2万円12.2万円12.2%
2025期145.0万円45.0万円45.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残328,300株
売り残43,900株
信用倍率7.48倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026/04/28 (予定)
2026年12月期 第2四半期決算発表2026/08/14 (予定)
第85回定時株主総会2026/03/27

信用倍率は7.48倍と買い残が多く、短期的な需給面では上値が重くなる可能性があります。PER・PBRともに業界平均と比較して割安な水準にあり、バリュエーション面での割高感は限定的です。一方、配当利回りは6%を超えており、安定したインカムゲインを狙う投資家にとっては魅力的と言えるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期196億円53.2億円27.2%
2022/12期215億円71.8億円33.4%
2023/12期270億円75.8億円28.1%
2024/12期324億円196億円60.5%
2025/12期351億円88.1億円25.1%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、2024/03期は特殊要因により税負担率が一時的に上昇しました。通常期の実効税率は概ね25〜33%の範囲で推移しています。2026/03期予想では、税効果や事業環境の変化により税負担率の低下を見込んでいます。

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マブチモーター まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 106円
安全性
安定
自己資本比率 72.5%
稼ぐ力
高い
ROE 10.0%
話題性
好評
ポジ 65%

「『モーター界の巨人』が自動車市場の変革期を乗り越えるべく、M&Aで事業ポートフォリオを再構築中」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU