ミダックホールディングス
MIDAC HOLDINGS CO.,LTD.
最終更新日: 2026年3月28日
東海から地球の未来を守る、高収益な環境クリエイター
オーガニック成長とM&Aを両輪に、業界屈指の総合廃棄物処理企業へと進化し、持続可能な社会の実現をリードする存在となることを目指します。
この会社ってなに?
あなたが普段使っている製品を作る工場や、新しいビルが建つ工事現場では、たくさんの『産業のゴミ』が出ます。ミダックホールディングスは、そうした専門的な処理が必要な廃棄物を、安全に集めて、適切に処理し、最終的に埋め立てる場所まで一貫して管理している会社です。普段の生活で直接目にすることはありませんが、社会が活動する上で必ず発生する廃棄物を処理することで、私たちの生活環境や美しい自然を守る『縁の下の力持ち』のような存在なのです。
ミダックホールディングスは、東海地方を地盤とする産業廃棄物処理企業で、収集から最終処分まで一貫して手掛けることで高い収益性を誇ります。2025年3月期は売上高109.0億円、営業利益45.34億円と過去最高を更新する見込みで、連続増収増益を達成しています。近年は積極的なM&Aを通じて事業エリアを拡大しており、オーガニックな成長とM&Aの両輪で規模拡大を加速させている点が投資家からの注目を集めています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 3月
- 本社
- 静岡県浜松市中央区有玉南町2163番地
- 公式
- www.midac.jp
社長プロフィール

私たちは「水と大地と空気そして人、すべてが共に栄えるかけがえのない地球を次の世代に美しく渡す」という経営理念のもと、廃棄物の適正処理を通じて循環型社会の実現に貢献することを目指しています。今後も事業活動を通じて持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。
この会社のストーリー
静岡県浜松市にて前身となる会社が創業。地域の環境衛生を支える事業を開始する。
東京証券取引所JASDAQスタンダード及び名古屋証券取引所市場第二部に上場。社会的な信用を高め、成長を加速させる基盤を築く。
柳産業株式会社を子会社化するなど、積極的なM&A戦略を開始。事業エリアとサービスの多角化を推進し、成長を加速させる。
2032年までの10年を見据えた長期ビジョンと中期経営計画を策定。持続的な成長に向けた明確なロードマップを示す。
株式会社フレンドサニタリーや大平興産株式会社を子会社化。東海地方からさらに広範なエリアでの廃棄物処理ネットワークを強化する。
M&Aの効果と既存事業の好調が寄与し、売上高・利益ともに過去最高を更新。高い収益性を維持しながら成長を続ける。
第1次中期経営計画の最終年度目標である売上高100億円、経常利益50億円の達成を目指す。オーガニック成長とM&Aの両輪で、業界屈指の企業への進化を続ける。
注目ポイント
大手同業他社をしのぐ30%超の高い営業利益率を誇ります。効率的な運営と最終処分場まで持つ一貫体制が、安定した高収益を生み出す強みです。
近年、積極的にM&A(企業の合併・買収)を展開し、事業エリアとサービスを急速に拡大。オーガニックな成長に加えて、M&Aを両輪として企業価値向上を加速させています。
廃棄物の適正処理を通じて循環型社会の実現に貢献。環境問題という社会課題の解決がそのまま事業成長に繋がる、サステナブルなビジネスモデルです。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2021/3 | 5円 | 6.5% |
| FY2022/3 | 5円 | 10.3% |
| FY2023/3 | 5円 | 8.2% |
| FY2024/3 | 8円 | 11.6% |
| FY2025/3 | 14円 | 13.5% |
株主優待制度は廃止されています。
配当方針として利益還元を重視し、業績連動による配当金の増額を積極的に実施しています。近年の配当性向は10%台前半と低水準に留まっており、成長投資を優先しながらも増配余地は十分に確保されています。今後も利益成長に見合った還元が期待されます。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ミダックホールディングスは、産業廃棄物の収集運搬から中間処理、最終処分までを一貫して手掛ける強固な事業モデルにより、売上高がFY2021/3の約57億円からFY2025/3には約109億円へと大きく成長しました。積極的なM&Aや拠点展開により、廃棄物処理のネットワークを拡大させることで、継続的な増収増益を達成しています。2026年3月期もさらなる事業拡大が見込まれ、過去最高益を更新する堅調な業績推移を維持しています。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.4% | 7.2% | 33.0% |
| FY2022/3 | 13.6% | 6.5% | 35.5% |
| FY2023/3 | 15.3% | 7.8% | 35.5% |
| FY2024/3 | 14.9% | 7.1% | 37.1% |
| FY2025/3 | 18.5% | 10.0% | 41.6% |
本業の稼ぐ力を示す営業利益率は、FY2021/3の33.0%からFY2025/3には41.6%へと向上しており、業界内でも圧倒的な収益性を誇ります。廃棄物の最終処分という参入障壁の高い事業を中心に、収集運搬から一貫処理までを行うことでコスト競争力と高収益体質を維持しています。ROEもFY2025/3時点で18.5%と高い水準にあり、資本効率を意識した経営が成果を上げています。
財務は安全?
総資産は積極的な投資と買収によりFY2021/3の約142億円からFY2025/3には約285億円へと着実に拡大しています。一時的な有利子負債の増加が見られましたが、純資産の積み上げに伴い自己資本比率はFY2025/3には54.1%まで回復しており、財務健全性は極めて高い水準でコントロールされています。安定したキャッシュフローを生み出すビジネスモデルを背景に、成長投資と財務のバランスを適切に維持しています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 17.7億円 | -20.6億円 | 8.3億円 | -2.9億円 |
| FY2022/3 | 18.2億円 | -39.1億円 | 36.9億円 | -20.9億円 |
| FY2023/3 | 28.5億円 | -22.4億円 | 3,900万円 | 6.1億円 |
| FY2024/3 | 26.5億円 | -28.4億円 | 22.6億円 | -1.9億円 |
| FY2025/3 | 41.7億円 | -34.7億円 | -13.8億円 | 7.0億円 |
営業キャッシュフローは、高い営業利益率を反映してFY2025/3には約42億円を創出する安定した収益源となっています。一方で投資キャッシュフローは、処分場等の設備投資やM&Aを継続的に行っているため、常にマイナス水準で推移しています。成長のための投資を継続しつつ、経営の基礎体力が向上しており、安定したフリーキャッシュフローの創出が可能な構造へと進化しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 18.5億円 | 8.3億円 | 44.9% |
| FY2022/3 | 21.9億円 | 8.9億円 | 40.5% |
| FY2023/3 | 26.9億円 | 10.1億円 | 37.4% |
| FY2024/3 | 33.8億円 | 14.7億円 | 43.5% |
| FY2025/3 | 44.5億円 | 15.9億円 | 35.7% |
納税額は業績の拡大に伴い増加傾向にあり、FY2025/3には約16億円の法人税等を納付しています。実効税率は概ね35%から45%の間で推移しており、会計上の利益と税務上の課税所得の調整項目を含めた標準的な範囲に収まっています。今後も利益の増大とともに適正な納税を継続する見通しです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 596万円 | 351人 | - |
従業員平均年収は596万円であり、廃棄物処理業界の中でも高い収益性と高効率なオペレーションを背景に、堅実な給与水準を維持しています。業績の拡大とともに年々上昇傾向にあり、業績連動型の処遇が機能していると考えられます。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主はフォンスアセット マネジメント。
筆頭株主である株式会社フォンスアセットマネジメントが約3割の株式を保有しており、創業家である熊谷一族の影響力が依然として強い構造です。安定株主比率が高く、市場での流動性が限定的な一方、中長期的な視点での経営方針が維持されやすい体制となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業リスクとして、廃棄物処理に関連する許認可の取得状況や地域環境への影響、最終処分場の逼迫に伴う規制リスクが挙げられます。セグメントは廃棄物処理を中心に一貫体制を強みとしており、新規買収や拠点開発による収益源の多角化が収益安定の鍵となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は11.1%で、更なる登用が今後の課題です。連結子会社6社を統括する持株会社体制を採用しており、監査報酬を適切に支出することでガバナンス機能を担保しています。堅実な規模拡大を進める中で、透明性の高い経営体制を構築しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 104億円 | 109億円 | 109億円 | +4.9% |
| FY2024 | 85億円 | — | 96億円 | +13.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 38億円 | 45億円 | 45億円 | +17.8% |
| FY2024 | 30億円 | — | 35億円 | +17.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の「第1次中期経営計画」では、最終年度(2027年3月期)にオーガニック成長のみで売上高100億円、経常利益50億円を目標としています。2025年3月期予想時点で売上高は既に目標を超過し、利益も9割超の進捗と、計画を大幅に前倒しで達成する可能性が高い状況です。業績予想は期初時点で保守的に出す傾向があり、期中に増額修正されることが多く、経営の安定感を示しています。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
過去5年間のTSR(株主総利回り)は、全ての年でTOPIXを大幅に上回るアウトパフォームを記録しています。これは、安定した業績成長と増配傾向が株価にポジティブに反映されてきた結果です。特に、利益率の高いビジネスモデルとM&Aによる成長戦略が評価され、市場平均を大きく超える株主リターンを実現してきました。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 543.1万円 | +443.1万円 | 443.1% |
| FY2022 | 608.6万円 | +508.6万円 | 508.6% |
| FY2023 | 480.1万円 | +380.1万円 | 380.1% |
| FY2024 | 352.9万円 | +252.9万円 | 252.9% |
| FY2025 | 466.2万円 | +366.2万円 | 366.2% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRは業界平均より高く、市場から高い成長性を期待されていることがうかがえます。一方で配当利回りは平均を下回っており、株主還元よりも成長投資を優先するフェーズにあると見られます。信用倍率は1.70倍と落ち着いており、需給バランスは比較的良好で、過熱感はありません。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比4.0%増と安定的な増収増益を達成。
当社子会社に対する上告の棄却が決定し、法的懸念事項が適切に処理されました。
長期ビジョン「Challenge 80th」に向けた中期経営計画の進捗が公表され、事業成長への期待が高まりました。
最新ニュース
ミダックホールディングス まとめ
ひとめ診断
「『社会のゴミ問題』をM&Aと高収益モデルで解決する、環境インフラの優等生」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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