ギグワークス(株)
GiG Works Inc.
最終更新日: 2026年3月25日
日本一のギグエコノミーのプラットフォーマーを目指し、10万人の力で労働市場に革命を起こす
日本一のGig Economyのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす!
この会社ってなに?
パソコンやプリンターの設定・修理で自宅に来てくれるスタッフ、企業のコールセンターで電話対応をするオペレーター、それらを支えているのがギグワークスです。ECサイト「日本直販」も同社グループが運営していました(2025年に譲渡)。最近ではイベント企画のspacetimesを子会社化し、NFT向けクレカ決済サービス「Piement」も手掛けるなど、人とテクノロジーをつなぐ事業領域を広げています。
ギグワークスは1977年設立のIT関連サービス企業で、10万人超の登録ギグワーカーを活用し、IT機器の導入・保守、コールセンター運営、オンデマンドサービスを展開しています。FY2025/10は売上高223億円・営業利益1,500万円と2期ぶりの黒字転換を果たしました。FY2024/10の赤字から回復途上にあり、2026年10月期は業績予想を上方修正し営業利益2.4億円を見込んでいます。spacetimesの子会社化やNFT関連サービスなど新規事業にも積極的です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 10月
- 本社
- 東京都港区西新橋二丁目11番6号 ニュー西新橋ビル3階
- 公式
- www.gig.co.jp
社長プロフィール
真価を発揮できる社会にしよう。ギグワークスは人とテクノロジーをつなぎ、一人ひとりの空いた時間やスキルを活かせるプラットフォームを提供することで、新しい働き方の創造と労働市場の変革に挑戦し続けます。
この会社のストーリー
家電製品の設置・修理サービス会社として設立。現場での技術サポートを原点とする事業が始まった。
スリープログループとして上場。IT機器のフィールドサポート事業を全国に拡大し、成長軌道に乗る。
ギグエコノミーの到来を見据え、社名をギグワークスに変更。10万人超のギグワーカーネットワークを軸にした事業モデルへ転換。
通販事業の不振や市場環境の変化により2期連続赤字に。不採算事業の整理と基幹事業への集中を決断。
日本直販の譲渡完了、spacetimes子会社化、NFT関連サービス開始。営業黒字に復帰し、新たな成長ステージへ。
注目ポイント
全国に10万人超の登録ギグワーカーを擁し、IT機器の設置・保守からコールセンターまで幅広いサービスを即座に提供できるプラットフォームを構築しています。
2期連続赤字からの黒字転換に成功し、FY2026/10は営業利益予想を4.8倍に上方修正。不採算事業の整理が完了し、収益改善の成果が出始めています。
有利子負債ゼロの実質無借金経営で、自己資本比率34.6%と安定した財務基盤を持っています。業績回復に向けた投資余力も十分です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 0円 | 0.0% |
| FY2017/3 | 1.6円 | 15.1% |
| FY2018/3 | 2.6円 | 17.1% |
| FY2019/3 | 4.6円 | 20.9% |
| FY2020/3 | 7.2円 | 22.3% |
| FY2021/3 | 8円 | 37.3% |
| FY2022/3 | 8円 | 67.6% |
| FY2023/3 | 4円 | - |
| FY2024/3 | 1円 | - |
| FY2025/3 | 2円 | 14.6% |
| 必要株数 | 100株以上(約2.1万円) |
| 金額相当 | 割引クーポン〜3,000円相当 |
| 権利確定月 | 10月 |
配当はFY2021〜2022の8円から業績悪化により大幅減配となり、FY2024/10は1円まで落ち込みました。FY2025/10は2円と底打ちからの回復の兆しを見せています。配当利回りは0.96%と低水準ですが、業績回復が進めば増配の余地があります。株主優待として日本直販の割引クーポンやデジタルギフトが提供されており、優待込みの総合還元に注目です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ギグワークスの業績はFY2023〜FY2024に2期連続の最終赤字を計上しましたが、不採算事業の整理(日本直販の譲渡等)を経てFY2025/10は黒字転換に成功しました。FY2026/10は当初予想の営業利益5,000万円から4.8倍の2.4億円に上方修正しており、基幹事業の回復が鮮明です。売上高はFY2023/10の264億円をピークに縮小傾向ですが、収益性重視の経営に舵を切っています。
事業ごとの売上・利益
IT機器の導入・保守サポート、フィールドサービスが主力。10万人超のギグワーカーを活用したオンサイトサービスを全国展開。売上構成比約80%を占める最大セグメント。
コワーキングスペースやワークブースの運営。全国1,100拠点以上を展開し、ギグワーカー・フリーランス向けのワークプレイスを提供。利益率が高い成長セグメント。
NFT関連サービス(GALLUSYS、Piement)、spacetimes(イベント企画・グッズ販売)など新規事業群。先行投資フェーズで赤字だが将来の成長ドライバー。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 7.6% | 3.8% | 2.3% |
| FY2017/3 | 8.4% | 3.1% | 2.8% |
| FY2018/3 | 10.8% | 4.3% | 3.7% |
| FY2019/3 | 13.6% | 5.7% | 4.5% |
| FY2020/3 | 16.7% | 6.3% | 5.1% |
| FY2021/3 | 10.2% | 4.1% | 4.3% |
| FY2022/3 | 5.9% | 2.2% | 1.9% |
| FY2023/3 | -23.2% | -7.8% | 0.4% |
| FY2024/3 | -28.4% | -8.8% | -1.6% |
| FY2025/3 | 9.7% | 3.5% | 0.1% |
FY2023〜FY2024は赤字によりROE・ROAともにマイナスとなりましたが、FY2025/10ではROE 9.7%、ROA 3.5%と大幅に回復しました。営業利益率は0.1%とまだ薄利ですが、不採算事業の切り離しが完了し、今後は基幹事業への集中により利益率の改善が期待されます。
財務は安全?
総資産はFY2021/10の106億円からFY2025/10の78億円へ縮小していますが、これは不採算事業の整理に伴う資産のスリム化によるものです。注目すべきは有利子負債がゼロの実質無借金経営で、自己資本比率もFY2025/10で34.6%に回復しています。BPSは136.4円で現在株価209円に対しPBR 1.53倍の水準です。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 2.7億円 | -9,800万円 | -6.0億円 | 1.7億円 |
| FY2017/3 | 3.6億円 | -9.3億円 | 6.0億円 | -5.7億円 |
| FY2018/3 | 5.4億円 | 7.6億円 | -2.0億円 | 13.0億円 |
| FY2019/3 | 4.0億円 | -3.7億円 | 9,400万円 | 3,000万円 |
| FY2020/3 | 9.4億円 | -3.9億円 | 7.3億円 | 5.5億円 |
| FY2021/3 | 9.6億円 | -11.6億円 | 5.5億円 | -2.0億円 |
| FY2022/3 | -3.7億円 | -8.4億円 | -6.2億円 | -12.1億円 |
| FY2023/3 | 11.3億円 | -3.9億円 | -5.8億円 | 7.4億円 |
| FY2024/3 | -4.5億円 | -2.6億円 | -3.0億円 | -7.1億円 |
| FY2025/3 | 3.6億円 | 8.4億円 | -4.4億円 | 12.0億円 |
FY2025/10は営業CF 3.6億円のプラスに転じ、投資CFも事業譲渡による収入で8.4億円のプラスとなりました。結果としてFCFは12億円と大幅に改善しています。日本直販の譲渡や事業再編による資金回収が寄与しており、今後は基幹事業への集中投資による成長が見込まれます。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 2.6億円 | 9,100万円 | 34.3% |
| FY2017/3 | 4.0億円 | 1.9億円 | 46.4% |
| FY2018/3 | 6.1億円 | 3.0億円 | 49.6% |
| FY2019/3 | 8.0億円 | 3.5億円 | 44.1% |
| FY2020/3 | 10.0億円 | 3.5億円 | 34.6% |
| FY2021/3 | 9.4億円 | 5.0億円 | 53.7% |
| FY2022/3 | 4.8億円 | 2.4億円 | 51.3% |
| FY2023/3 | 1.1億円 | 8.3億円 | 746.8% |
| FY2024/3 | -4.3億円 | 0円 | - |
| FY2025/3 | 500万円 | 0円 | 0.0% |
FY2023/10は税引前利益1.1億円に対して税額8.3億円と異常値を示していますが、これは繰延税金資産の取崩しや減損損失に伴う税効果の影響です。FY2025/10は繰越欠損金の活用により税負担がゼロとなっています。業績回復に伴い正常化が進む見込みです。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/10 | 483万円 | 66人 | - |
単体従業員数は66名と少数精鋭の体制で、平均年収は483万円です。サービス業の中では平均的な水準ですが、ギグワーカー(登録スタッフ)10万人超のネットワークを少人数で運営する効率的な事業モデルを反映しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
筆頭株主の村田HDが17%超を保有し、経営基盤を支えています。従業員持株会や事業法人(大塚商会)も安定株主として機能しています。信用買残が多く、個人投資家の関心が高い銘柄です。
筆頭株主の村田ホールディングスが17.31%を保有し、経営の安定性を支えています。SPRING INVESTMENTが8.50%、大塚商会が4.88%と事業法人の保有比率が高い構成です。コロンブス(従業員持株会)が2.90%を保有しており、従業員のエンゲージメントの高さがうかがえます。信用買残が86.7万株と多く、個人投資家の注目度が高い銘柄です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| オンデマンドエコノミー事業 | 177億円 | 3.6億円 | 2.0% |
| シェアリングエコノミー事業 | 25億円 | 1.2億円 | 4.8% |
| その他(新規事業等) | 21億円 | -0.4億円 | -1.9% |
オンデマンドエコノミー事業が売上の約80%を占める最大セグメントで、IT機器サポートを全国展開しています。シェアリングエコノミー事業は利益率4.8%と収益性が高く、ギグワーカー向けワークスペースの需要拡大が追い風です。新規事業はNFTやイベント領域で先行投資中ですが、基幹事業の安定収益が全体を支える構造です。
この会社のガバナンスは?
取締役4名で構成される小規模なボード体制です。女性取締役は不在で、ダイバーシティの観点では改善の余地があります。8社の連結子会社を擁し、ギグエコノミー領域での事業展開を推進しています。単体の平均勤続年数は6.5年で、IT・サービス業界では一般的な水準です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 5,000万円 | — | 2.4億円(修正後) | +380.0% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 249億円 | — | 223億円 | -10.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ギグワークスは不採算事業(日本直販等)の譲渡・整理を完了し、FY2025/10に営業黒字転換を果たしました。FY2026/10は1Q決算発表と同時に通期営業利益を5,000万円から2.4億円に4.8倍上方修正しており、基幹事業の回復が鮮明です。売上高は縮小傾向ですが、収益性重視の経営に転換しています。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
ギグワークスのTSRは5年間で37%と、TOPIXの213%を大幅に下回るパフォーマンスとなっています。FY2023〜FY2024の業績悪化に伴う株価下落が主因です。ただし、業績回復と上方修正の動きが出ており、ターンアラウンド銘柄としての反転に期待がかかります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 200.0万円 | +100.0万円 | 100.0% |
| FY2022 | 195.0万円 | +95.0万円 | 95.0% |
| FY2023 | 158.0万円 | +58.0万円 | 58.0% |
| FY2024 | 153.0万円 | +53.0万円 | 53.0% |
| FY2025 | 137.0万円 | +37.0万円 | 37.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER 418倍と極めて高い水準ですが、これはFY2025/10の純利益がわずか2.7億円と低水準であるためです。業績回復が進めばPERは正常化する見込みです。PBR 1.53倍はサービス業平均を下回っています。信用買残が86.7万株と非常に多く(信用倍率722倍)、個人投資家の期待が反映されています。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
2026年10月期の営業利益予想を4.8倍に上方修正。1Q経常利益が5.6倍増益と好調な滑り出し。
子会社GALLUSYSがXYZからNFT向けクレカ販売サービス「Piement」事業を取得。Web3領域を強化。
イベント企画・グッズ販売のspacetimesを51.6%取得で子会社化。エンタメ領域への事業拡大。
最新ニュース
ギグワークス(株) まとめ
ひとめ診断
「10万人超のギグワーカーを擁し、IT機器サポートからコンタクトセンターまで展開するギグエコノミーのプラットフォーマー」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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