(株)NJS
NJS Co.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月25日
水と環境のプロフェッショナル。70年以上にわたり、安全な水を届けるインフラを設計する企業
水と環境の未来を創造し、人々の安全で豊かな暮らしに貢献する
この会社ってなに?
私たちが毎日使う水道水や、トイレから流れる下水。これらを安全に届け、きれいにして自然に戻すための仕組みを設計しているのがNJSです。水道管の老朽化対策、豪雨による浸水対策、さらには海外の途上国における水インフラ整備まで、水と環境に関するあらゆる課題をコンサルティングで解決しています。2025年にはCDCアクアサービスを子会社化し、水道料金管理などのカスタマーサービスにも事業を拡大しています。
NJSは1951年創立の上下水道コンサルタントのリーディングカンパニーです。官公需を中心に、水インフラの調査・設計・施工監理まで一貫したサービスを提供。2025年12月期は売上高249億円(前年比+10.0%)、営業利益33億円と3期連続で過去最高益を更新しました。中期経営計画では2026年に売上高250億円・営業利益率10%以上を目標に掲げ、DX推進とカスタマーサービス強化を進めています。PER 18.2倍・PBR 1.56倍、4期連続増配中の成長株です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 東京都港区芝五丁目34番2号 ミタマチテラス6階
- 公式
- www.njs.co.jp
社長プロフィール
NJSは、水と環境に関するコンサルティングとDXサービスを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。上下水道インフラの老朽化対策、浸水対策、そしてデジタル技術を活用した水道事業の効率化を推進し、安全で安心な水環境を次世代へとつないでいきます。
この会社のストーリー
戦後の上下水道復興を目的に設立。日本の水インフラ整備を技術で支える企業としてスタートした。
アジア・アフリカの途上国における上下水道整備コンサルティングを開始。国際協力機関との連携を拡大。
JASDAQ市場に株式を上場。資本市場からの信頼を獲得し、事業拡大の資金基盤を整備した。
日本上下水道設計から株式会社NJSに改称。水と環境の総合コンサルタントとしてのブランドを確立。
3カ年中期経営計画をスタート。売上高250億円を目指し、DXサービスとカスタマーサービスの強化を加速。
上下水道の料金管理・カスタマーサービス事業に進出。コンサルティングからサービスまでの一貫体制を構築。
注目ポイント
70年以上の実績を持つ国内No.1の上下水道コンサルタント。官公需が中心で、安定した受注基盤を有しています。水道管の老朽化対策需要は今後も長期的に拡大が見込まれます。
自己資本比率81%、有利子負債ほぼゼロの極めて堅固な財務体質。現金保有は約178億円と潤沢で、景気変動に強い安定した経営基盤が大きな魅力です。
配当は4期連続増配中で配当性向40%超。さらにNJSプレミアム優待倶楽部で年間10,000円相当の商品が選べます。配当+優待の総合利回りは約4.5%と魅力的です。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 44円 | 136.3% |
| FY2017/3 | 40円 | 54.9% |
| FY2018/3 | 45円 | 22.8% |
| FY2019/3 | 50円 | 28.6% |
| FY2020/3 | 55円 | 30.8% |
| FY2021/3 | 65円 | 32.1% |
| FY2022/3 | 75円 | 41.4% |
| FY2023/3 | 85円 | 40.6% |
| FY2024/3 | 95円 | 42.8% |
| FY2025/3 | 105円 | 45.8% |
| 必要株数 | 100株以上(約47万円) |
| 金額相当 | 10,000円相当/年 |
| 権利確定月 | 6月・12月 |
配当は4期連続増配を達成しており、FY2026/12は1株110円(予想)と過去最高の配当額を計画しています。配当性向は40%超と株主還元に積極的です。さらにNJSプレミアム優待倶楽部による株主優待(年2回、計10,000円相当)と合わせた総合利回りが個人投資家にとって魅力的です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
NJSの業績は上下水道インフラ需要の堅調な伸びを背景に、FY2025/12で売上高249億円・営業利益33億円と3期連続で過去最高益を更新しました。FY2023/12は営業利益が一時的に低下しましたが、FY2024/12以降は回復基調に転じています。FY2026/12は売上高280億円・営業利益36億円を予想し、CDCアクアサービスの子会社化効果も加わり、成長の加速が期待されます。
事業ごとの売上・利益
上下水道インフラの調査・設計・施工監理を中心としたコア事業。官公需がほとんどを占め、国内の水インフラ老朽化対策需要を取り込む。売上構成比約76%を占める主力セグメント。
水道事業のデジタルトランスフォーメーション支援。管路情報のデジタル化、AI活用した漏水検知、スマートメーター関連ソリューションなど。成長セグメント。
東南アジアやアフリカを中心とした新興国の上下水道整備コンサルティング。JICAなど国際機関を通じた案件が多い。海外拠点を多数保有。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 9.0% | 7.0% | - |
| FY2022/3 | 7.0% | 6.1% | - |
| FY2023/3 | 8.7% | 6.8% | - |
| FY2024/3 | 8.3% | 6.8% | 13.2% |
| FY2025/3 | 8.2% | 6.2% | 13.1% |
営業利益率はFY2023/12に7.3%まで低下しましたが、FY2024/12以降は13%台に回復しており、コンサルティング業としての高い収益性を維持しています。ROEは7〜9%台で推移しており、無借金経営でありながら安定したリターンを実現しています。自己資本比率80%超の堅固な財務基盤が特徴です。
財務は安全?
総資産はFY2021/12の約275億円からFY2025/12には約351億円まで拡大しています。実質的に無借金経営(有利子負債ほぼゼロ)で、自己資本比率は80%超と極めて高い水準を維持。BPSも毎年着実に増加しており、財務の安全性は極めて高いと評価できます。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 2.3億円 | -5.5億円 | -5.6億円 | -3.2億円 |
| FY2022/3 | 19.5億円 | -9.5億円 | -8.7億円 | 10.0億円 |
| FY2023/3 | 15.5億円 | 24.2億円 | -7.7億円 | 39.7億円 |
| FY2024/3 | 17.9億円 | -3.7億円 | -9.6億円 | 14.2億円 |
| FY2025/3 | 20.8億円 | -9.5億円 | -9.7億円 | 11.2億円 |
営業キャッシュフローは安定的にプラスを維持しており、FY2025/12には約21億円を確保しました。FY2023/12の投資CFがプラスとなっているのは有価証券の売却益によるものです。フリーキャッシュフローは安定的にプラスを確保しており、堅実なキャッシュ創出力を示しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 28.6億円 | 9.3億円 | 32.5% |
| FY2022/3 | 20.1億円 | 2.9億円 | 14.2% |
| FY2023/3 | 17.0億円 | 0円 | 0.0% |
| FY2024/3 | 31.4億円 | 10.2億円 | 32.6% |
| FY2025/3 | 33.9億円 | 12.0億円 | 35.6% |
税引前利益はFY2025/12に約34億円に到達し過去最高を更新しました。FY2022〜2023の実効税率が低いのは、繰延税金資産の計上や税額控除の影響です。FY2024/12以降は通常の実効税率(32〜36%)に回帰しており、安定した税負担水準です。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 849万円 | 1,471人 | - |
従業員の平均年収は830万円と、サービス業界の中では高い水準です。平均年齢42歳・平均勤続年数15年と定着率も高く、専門性の高い技術者集団としての人材力が強みです。従業員数はFY2021/12の867名からFY2025/12には1,375名まで拡大し、積極的な採用を継続しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はNJS社員持株会氏・日本ヒューム。
筆頭株主は親会社の日本ヒューム(35.76%)で、圧倒的な安定株主です。信託銀行が15.8%を保有するほか、海外投資家も10.4%を保有しており、機関投資家からの評価も高いことがうかがえます。NJS社員持株会が2.37%を保有し、従業員の経営参画意識も高い構成です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| コンサルティング事業 | 189億円 | 25.6億円 | 13.5% |
| DX・ソフトウェア事業 | 35億円 | 4.8億円 | 13.7% |
| 海外事業 | 25億円 | 2.5億円 | 10.0% |
コンサルティング事業が売上の約76%を占める主力セグメントで、上下水道インフラの調査・設計・施工監理が中心です。DX・ソフトウェア事業は水道事業のデジタル化需要を取り込み成長中。海外事業は新興国の水インフラ整備需要を背景に拡大基調にあり、3事業がバランスよく成長しています。
この会社のガバナンスは?
取締役・監査役12名中、女性が1名(8.3%)を占めています。社外取締役比率は55%と高いガバナンス水準を確保。11社の連結子会社を統括するグループ経営体制を構築しており、平均勤続年数15年と専門技術者の定着率が高いことが特徴です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 236億円 | — | 249億円 | +5.3% |
| FY2024 | 225億円 | — | 226億円 | +0.4% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
NJSは中計「2026」のもと、FY2026に売上高250億円・営業利益率10%以上を最終目標に掲げています。FY2025実績は売上高249億円・営業利益率13.1%と目標をほぼ達成済み。FY2026/12予想では売上高280億円と目標を大幅に超過するペースで成長しており、CDCアクアサービスの子会社化効果も加わり、さらなる上振れが期待されます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
NJSのTSRは5年間で217.8%と、TOPIXの182.5%を大幅に上回るアウトパフォームを達成しています。特にFY2024〜2025にかけて大きくリターンが拡大しており、水インフラ需要の高まりと業績拡大が株主価値の向上に直結しています。中計目標の達成と増配継続が、さらなるTSR改善の鍵となります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 115.5万円 | +15.5万円 | 15.5% |
| FY2022 | 113.2万円 | +13.2万円 | 13.2% |
| FY2023 | 123.0万円 | +23.0万円 | 23.0% |
| FY2024 | 165.5万円 | +65.5万円 | 65.5% |
| FY2025 | 217.8万円 | +117.8万円 | 117.8% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
NJSの株価指標は、PER 18.2倍と同業他社(日水コン16.9倍)と同水準です。PBRは1.56倍と業界平均をやや下回る水準にあり、割高感はありません。配当利回り2.36%に加え、株主優待(年間10,000円相当)を含めた総合利回りは約4.5%と高水準です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
FY2025/12決算を発表。売上高249億円(+10%)、経常利益34億円と3期連続で過去最高益を更新。5円増配も発表。
CDCアクアサービスを子会社化。上下水道事業の料金管理・カスタマーサービス領域に進出し、ビジネスモデルを拡充。
中期経営計画「2026」を策定。2026年に売上高250億円・営業利益率10%以上を目標に掲げ、DX推進と海外拡大を加速。
最新ニュース
(株)NJS まとめ
ひとめ診断
「水と環境のプロフェッショナル。上下水道コンサルで国内トップ、海外展開も加速するプライム企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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