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(株)NJS

NJS Co.,Ltd.

最終更新日: 2026年3月25日

ROE8.2%
BPS2993.4円
自己資本比率74.5%
FY2025/3 有報データ

水と環境のプロフェッショナル。70年以上にわたり、安全な水を届けるインフラを設計する企業

水と環境の未来を創造し、人々の安全で豊かな暮らしに貢献する

この会社ってなに?

私たちが毎日使う水道水や、トイレから流れる下水。これらを安全に届け、きれいにして自然に戻すための仕組みを設計しているのがNJSです。水道管の老朽化対策、豪雨による浸水対策、さらには海外の途上国における水インフラ整備まで、水と環境に関するあらゆる課題をコンサルティングで解決しています。2025年にはCDCアクアサービスを子会社化し、水道料金管理などのカスタマーサービスにも事業を拡大しています。

NJSは1951年創立の上下水道コンサルタントのリーディングカンパニーです。官公需を中心に、水インフラの調査・設計・施工監理まで一貫したサービスを提供。2025年12月期は売上高249億円(前年比+10.0%)、営業利益33億円と3期連続で過去最高益を更新しました。中期経営計画では2026年に売上高250億円・営業利益率10%以上を目標に掲げ、DX推進とカスタマーサービス強化を進めています。PER 18.2倍・PBR 1.56倍、4期連続増配中の成長株です。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
12月
本社
東京都港区芝五丁目34番2号 ミタマチテラス6階
公式
www.njs.co.jp

社長プロフィール

村上 雅亮
代表取締役社長
技術志向の成長リーダー
NJSは、水と環境に関するコンサルティングとDXサービスを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。上下水道インフラの老朽化対策、浸水対策、そしてデジタル技術を活用した水道事業の効率化を推進し、安全で安心な水環境を次世代へとつないでいきます。

この会社のストーリー

1951
日本上下水道設計として創立

戦後の上下水道復興を目的に設立。日本の水インフラ整備を技術で支える企業としてスタートした。

1970
海外事業に進出

アジア・アフリカの途上国における上下水道整備コンサルティングを開始。国際協力機関との連携を拡大。

2002
東京証券取引所に上場

JASDAQ市場に株式を上場。資本市場からの信頼を獲得し、事業拡大の資金基盤を整備した。

2018
NJSに社名変更

日本上下水道設計から株式会社NJSに改称。水と環境の総合コンサルタントとしてのブランドを確立。

2024
中計「2026」始動・DX推進

3カ年中期経営計画をスタート。売上高250億円を目指し、DXサービスとカスタマーサービスの強化を加速。

2025
CDCアクアサービスを子会社化

上下水道の料金管理・カスタマーサービス事業に進出。コンサルティングからサービスまでの一貫体制を構築。

注目ポイント

上下水道コンサルのトップ企業

70年以上の実績を持つ国内No.1の上下水道コンサルタント。官公需が中心で、安定した受注基盤を有しています。水道管の老朽化対策需要は今後も長期的に拡大が見込まれます。

実質無借金の鉄壁財務

自己資本比率81%、有利子負債ほぼゼロの極めて堅固な財務体質。現金保有は約178億円と潤沢で、景気変動に強い安定した経営基盤が大きな魅力です。

4期連続増配+充実の株主優待

配当は4期連続増配中で配当性向40%超。さらにNJSプレミアム優待倶楽部で年間10,000円相当の商品が選べます。配当+優待の総合利回りは約4.5%と魅力的です。

サービスの実績は?

110
1株当たり配当金
FY2026予想
+4.8% YoY
+10.0%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
+9.2%
営業利益成長率
FY2025実績 (YoY)
1,375
連結従業員数
2025年12月時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 105円
安全性
安定
自己資本比率 74.5%(実質無借金経営で自己資本比率81%超。現金保有も178億円と潤沢で財務安全性は極めて高い)
稼ぐ力
普通
ROE 8.2%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
105
方針: 配当性向40%以上を目安とした安定配当
1株配当配当性向
FY2016/344136.3%
FY2017/34054.9%
FY2018/34522.8%
FY2019/35028.6%
FY2020/35530.8%
FY2021/36532.1%
FY2022/37541.4%
FY2023/38540.6%
FY2024/39542.8%
FY2025/310545.8%
8期連続増配
株主優待
あり
NJSプレミアム優待倶楽部(5,000ポイント×年2回)
必要株数100株以上(約47万円)
金額相当10,000円相当/年
権利確定月6月・12月

配当は4期連続増配を達成しており、FY2026/12は1株110円(予想)と過去最高の配当額を計画しています。配当性向は40%超と株主還元に積極的です。さらにNJSプレミアム優待倶楽部による株主優待(年2回、計10,000円相当)と合わせた総合利回りが個人投資家にとって魅力的です。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.2%
業界平均
12.4%
営業利益率上回る
この会社
13.1%
業界平均
11.9%
自己資本比率上回る
この会社
74.5%
業界平均
51.3%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3192億円
FY2023/3220億円
FY2024/3226億円
FY2025/3249億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/329.9億円
FY2025/332.7億円

NJSの業績は上下水道インフラ需要の堅調な伸びを背景に、FY2025/12で売上高249億円・営業利益33億円と3期連続で過去最高益を更新しました。FY2023/12は営業利益が一時的に低下しましたが、FY2024/12以降は回復基調に転じています。FY2026/12は売上高280億円・営業利益36億円を予想し、CDCアクアサービスの子会社化効果も加わり、成長の加速が期待されます

事業ごとの売上・利益

コンサルティング事業
189億円75.9%)
DX・ソフトウェア事業
35億円14.1%)
海外事業
25億円10.0%)
コンサルティング事業189億円
利益: 25.6億円利益率: 13.5%

上下水道インフラの調査・設計・施工監理を中心としたコア事業。官公需がほとんどを占め、国内の水インフラ老朽化対策需要を取り込む。売上構成比約76%を占める主力セグメント。

DX・ソフトウェア事業35億円
利益: 4.8億円利益率: 13.7%

水道事業のデジタルトランスフォーメーション支援。管路情報のデジタル化、AI活用した漏水検知、スマートメーター関連ソリューションなど。成長セグメント。

海外事業25億円
利益: 2.5億円利益率: 10.0%

東南アジアやアフリカを中心とした新興国の上下水道整備コンサルティング。JICAなど国際機関を通じた案件が多い。海外拠点を多数保有。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.2%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.2%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
13.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/39.0%7.0%-
FY2022/37.0%6.1%-
FY2023/38.7%6.8%-
FY2024/38.3%6.8%13.2%
FY2025/38.2%6.2%13.1%

営業利益率はFY2023/12に7.3%まで低下しましたが、FY2024/12以降は13%台に回復しており、コンサルティング業としての高い収益性を維持しています。ROEは7〜9%台で推移しており、無借金経営でありながら安定したリターンを実現しています。自己資本比率80%超の堅固な財務基盤が特徴です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率74.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
100万円
会社の純資産
286億円

総資産はFY2021/12の約275億円からFY2025/12には約351億円まで拡大しています。実質的に無借金経営(有利子負債ほぼゼロ)で、自己資本比率は80%超と極めて高い水準を維持。BPSも毎年着実に増加しており、財務の安全性は極めて高いと評価できます。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+20.8億円
営業CF
投資に使ったお金
-9.5億円
投資CF
借入・返済など
-9.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+11.2億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/32.3億円-5.5億円-5.6億円-3.2億円
FY2022/319.5億円-9.5億円-8.7億円10.0億円
FY2023/315.5億円24.2億円-7.7億円39.7億円
FY2024/317.9億円-3.7億円-9.6億円14.2億円
FY2025/320.8億円-9.5億円-9.7億円11.2億円

営業キャッシュフローは安定的にプラスを維持しており、FY2025/12には約21億円を確保しました。FY2023/12の投資CFがプラスとなっているのは有価証券の売却益によるものです。フリーキャッシュフローは安定的にプラスを確保しており、堅実なキャッシュ創出力を示しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1官公需への依存度が高く、公共投資の動向に影響を受けるリスク
2技術者の確保・育成が困難になるリスク
3海外事業における地政学リスク・為替変動リスク
4情報セキュリティに関するリスク(サイバー攻撃等)
5自然災害や感染症拡大による業務遂行リスク
6M&Aに関するのれん減損リスク

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/328.6億円9.3億円32.5%
FY2022/320.1億円2.9億円14.2%
FY2023/317.0億円0円0.0%
FY2024/331.4億円10.2億円32.6%
FY2025/333.9億円12.0億円35.6%

税引前利益はFY2025/12に約34億円に到達し過去最高を更新しました。FY2022〜2023の実効税率が低いのは、繰延税金資産の計上や税額控除の影響です。FY2024/12以降は通常の実効税率(32〜36%)に回帰しており、安定した税負担水準です。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
849万円
従業員数
1,471
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
当期849万円1,471-

従業員の平均年収は830万円と、サービス業界の中では高い水準です。平均年齢42歳・平均勤続年数15年と定着率も高く、専門性の高い技術者集団としての人材力が強みです。従業員数はFY2021/12の867名からFY2025/12には1,375名まで拡大し、積極的な採用を継続しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主56.5%
浮動株43.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.5%
事業法人等36.6%
外国法人等10.4%
個人その他35.2%
証券会社0.4%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はNJS社員持株会氏・日本ヒューム。

日本ヒューム株式会社(3,420,000株)35.76%
NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-M AGAIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社)(600,000株)6.27%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(596,000株)6.23%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(407,900株)4.27%
USB AG SG-05460017(常任代理人  シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(265,800株)2.78%
ブルーブルームキャピタル株式会社(251,400株)2.63%
株式会社MAプラットフォーム(251,300株)2.63%
NJS社員持株会(202,400株)2.12%
重田 康光(140,900株)1.47%
大迫 英子(102,400株)1.07%

筆頭株主は親会社の日本ヒューム(35.76%)で、圧倒的な安定株主です。信託銀行が15.8%を保有するほか、海外投資家も10.4%を保有しており、機関投資家からの評価も高いことがうかがえます。NJS社員持株会が2.37%を保有し、従業員の経営参画意識も高い構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億6,113万円
取締役5名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
コンサルティング事業189億円25.6億円13.5%
DX・ソフトウェア事業35億円4.8億円13.7%
海外事業25億円2.5億円10.0%

コンサルティング事業が売上の約76%を占める主力セグメントで、上下水道インフラの調査・設計・施工監理が中心です。DX・ソフトウェア事業は水道事業のデジタル化需要を取り込み成長中。海外事業は新興国の水インフラ整備需要を背景に拡大基調にあり、3事業がバランスよく成長しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
4,000万円
連結子会社数
13
設備投資額
6.4億円
平均勤続年数(従業員)
15
臨時従業員数
415

取締役・監査役12名中、女性が1名(8.3%)を占めています。社外取締役比率は55%と高いガバナンス水準を確保。11社の連結子会社を統括するグループ経営体制を構築しており、平均勤続年数15年と専門技術者の定着率が高いことが特徴です。

会社の計画は順調?

A
総合評価
中計2年目にして売上高は目標250億円にほぼ到達。営業利益率も13%台と目標を大幅に上回っており、最終年度の目標達成は確実視される。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2026(2024〜2026)
FY2024〜FY2026
売上高: 目標 250億円 順調 (249億円 (FY2025))
99.4%
営業利益率: 目標 10%以上 順調 (13.1% (FY2025))
100%
ROE: 目標 8%以上 順調 (7.6% (FY2025))
95%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025236億円249億円+5.3%
FY2024225億円226億円+0.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

NJSは中計「2026」のもと、FY2026に売上高250億円・営業利益率10%以上を最終目標に掲げています。FY2025実績は売上高249億円・営業利益率13.1%と目標をほぼ達成済み。FY2026/12予想では売上高280億円と目標を大幅に超過するペースで成長しており、CDCアクアサービスの子会社化効果も加わり、さらなる上振れが期待されます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

NJSのTSRは5年間で217.8%と、TOPIXの182.5%を大幅に上回るアウトパフォームを達成しています。特にFY2024〜2025にかけて大きくリターンが拡大しており、水インフラ需要の高まりと業績拡大が株主価値の向上に直結しています。中計目標の達成と増配継続が、さらなるTSR改善の鍵となります。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+117.8%
100万円 →217.8万円
117.8万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021115.5万円+15.5万円15.5%
FY2022113.2万円+13.2万円13.2%
FY2023123.0万円+23.0万円23.0%
FY2024165.5万円+65.5万円65.5%
FY2025217.8万円+117.8万円117.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残71,500株
売り残44,700株
信用倍率1.60倍
2025/07/25時点
今後の予定
2026年12月期 第2四半期決算発表2026年8月中旬(予定)
定時株主総会2026年3月27日

NJSの株価指標は、PER 18.2倍と同業他社(日水コン16.9倍)と同水準です。PBRは1.56倍と業界平均をやや下回る水準にあり、割高感はありません。配当利回り2.36%に加え、株主優待(年間10,000円相当)を含めた総合利回りは約4.5%と高水準です。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
45
前月比 +8.5%
メディア数
20
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, みんかぶ, 会社四季報
業界内ランキング
上位 25%
サービス業 上位グループ
報道のトーン
60%
好意的
35%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算35%
水インフラ・DX30%
M&A・事業拡大20%
その他15%

最近の出来事

2026年2月3期連続最高益

FY2025/12決算を発表。売上高249億円(+10%)、経常利益34億円と3期連続で過去最高益を更新。5円増配も発表。

2025年3月M&A

CDCアクアサービスを子会社化。上下水道事業の料金管理・カスタマーサービス領域に進出し、ビジネスモデルを拡充。

2024年2月中計策定

中期経営計画「2026」を策定。2026年に売上高250億円・営業利益率10%以上を目標に掲げ、DX推進と海外拡大を加速。

(株)NJS まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 105円
安全性
安定
自己資本比率 74.5%(実質無借金経営で自己資本比率81%超。現金保有も178億円と潤沢で財務安全性は極めて高い)
稼ぐ力
普通
ROE 8.2%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「水と環境のプロフェッショナル。上下水道コンサルで国内トップ、海外展開も加速するプライム企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU