ベイカレント
BayCurrent,Inc.
最終更新日: 2026年3月28日
DX時代の成長を牽引する、日系最大級の高収益コンサルティングファーム
私たちは、クライアントの最も信頼できるパートナーとして、その変革と持続的な成長を実現し、社会に新たな価値を創造し続けます。
この会社ってなに?
あなたが普段使っている銀行のスマートフォンアプリが急に使いやすくなったり、お気に入りの通販サイトが賢く商品をオススメしてきたりしませんか?その裏側では、ベイカレントのようなコンサルティング会社が活躍しているかもしれません。彼らは企業の「お医者さん」のような存在で、どうすればもっと便利になるか、もっと効率よくなるかを一緒に考え、最新のデジタル技術(DX)を導入する手助けをしています。普段は表に出てきませんが、日本の大企業が提供する様々なサービスの進化を支える重要な役割を担っているのです。
国内最大級の総合コンサルティングファーム。旺盛なDX需要を背景に驚異的な成長を続け、2025年2月期は売上高1,160.6億円(前期比23.6%増)、営業利益426.15億円(同24.5%増)と11期連続の増収増益を達成しました。2026年2月期も売上高1,430億円、営業利益510億円と2桁成長を見込んでいます。コンサルティングとITサービスを両輪とするため2024年9月に持株会社体制へ移行し、更なる事業拡大を目指しています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 2月
- 本社
- 東京都港区麻布台1丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー
- 公式
- www.baycurrent.co.jp
社長プロフィール
当社は、多様な業界のトップ企業が抱える経営課題に対し、戦略策定から実行までを一気通貫で支援しています。デジタル技術を駆使した変革(DX)を強みとし、クライアントの持続的な成長に貢献することで、社会全体の発展を目指します。
この会社のストーリー
PEファンド傘下で経営コンサルティング事業を承継する形で設立。新たな歴史がここから始まる。
設立からわずか2年でIPOを達成。事業拡大に向けた大きな一歩を踏み出す。
マザーズ上場から2年で東証一部(現プライム市場)へ。社会的信用と企業価値をさらに高める。
年平均成長率20%以上を目指す中期経営計画を策定。DX需要を追い風に、売上・利益ともに飛躍的な成長を遂げる。
策定した中期経営計画を前倒しで達成し、事業規模拡大に伴い麻布台ヒルズ森JPタワーへ本社を移転。
コンサルティング事業とITサービス事業の強化を目指し、持株会社体制への移行を発表。更なる事業領域の拡大に挑む。
新たな計画として2029年2月期に売上収益2,500億円を目指すことを表明。国内外での事業拡大を通じ、グローバルなコンサルティングファームへと進化を続ける。
注目ポイント
設立からわずか2年で上場、4年で東証一部へ。DXの波に乗り、売上高は10期以上連続で過去最高を更新し続けています。
競合他社と比較しても圧倒的に高い利益率を誇ります。効率的な経営と付加価値の高いサービス提供能力が強みです。
業績拡大に伴い、増配を継続しています。総還元性向40%を目安とし、株主への利益還元に積極的な姿勢を示しています。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2025/3 | 62円 | 30.7% |
現在、株主優待制度は実施していません。
配当方針として、配当と自己株式取得を含めた総還元性向40%を基準とした利益還元を掲げています。成長による利益拡大を背景に、安定的な配当の増額にも前向きに取り組んでおり、株主への還元強化を経営の重要課題と位置付けています。無借金経営で蓄えたキャッシュを活かし、今後も持続的な成長と株主価値の向上を目指す方針です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
ベイカレントは、コンサルティング需要の拡大を背景に売上高がFY2021/3の約429億円からFY2025/3には1,161億円へ急成長を遂げました。純利益についても着実な積み上げにより、FY2026/3には373億円を見込むなど、高い収益成長力を維持しています。積極的な人材採用と育成をエンジンとして、一貫して増収増益を達成している点が特徴です。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 33.4% | - | 31.6% |
| FY2022/3 | 37.3% | - | 37.3% |
| FY2023/3 | 38.2% | - | 39.3% |
| FY2024/3 | 34.2% | - | 36.4% |
| FY2025/3 | 32.6% | 24.7% | 36.7% |
同社は独立系コンサルティングファームとして高い付加価値を提供しており、営業利益率は30%台後半という極めて高い水準で推移しています。ROE(自己資本利益率)は30%超を維持しており、資本効率を重視した経営が高度に実現されています。高単価な案件獲得と組織のスケールが、卓越した収益性を支える主要因となっています。
財務は安全?
実質無借金経営を長年継続しており、強固な財務基盤を誇ります。総資産はFY2021/3の約460億円からFY2025/3には約1,247億円まで拡大しましたが、自己資本比率は75.7%と依然として極めて健全な財務状態を維持しています。事業拡大に伴う投資を自己資金で賄えるキャッシュ生成能力の高さが強みです。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 121億円 | -3.6億円 | -35.0億円 | 118億円 |
| FY2022/3 | 160億円 | -1.5億円 | -61.1億円 | 159億円 |
| FY2023/3 | 216億円 | -22.6億円 | -88.3億円 | 194億円 |
| FY2024/3 | 243億円 | -37.5億円 | -114億円 | 206億円 |
| FY2025/3 | 326億円 | -35.3億円 | -143億円 | 291億円 |
高い利益成長を反映し、営業キャッシュフローが右肩上がりで推移しており、安定したFCF(フリーキャッシュフロー)創出能力を有しています。投資活動による支出は比較的軽微であり、得られた資金は株主還元や事業成長のための内部留保に効率的に充当されています。潤沢なキャッシュは財務の柔軟性を高める重要な源泉となっています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2021/3 | 136億円 | 35.4億円 | 26.1% |
| FY2022/3 | 215億円 | 59.7億円 | 27.8% |
| FY2023/3 | 299億円 | 80.1億円 | 26.8% |
| FY2024/3 | 342億円 | 88.4億円 | 25.8% |
| FY2025/3 | 426億円 | 119億円 | 27.8% |
法人税等の額は利益成長に伴い増加しており、FY2025/3には年間約119億円の納税を行っています。実効税率は概ね26〜28%の範囲内で推移しており、日本の標準的な税負担水準に従った安定的な会計処理がなされています。業績の拡大とともに、社会に対する納税貢献額も着実に増加しています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 1,350万円 | 5,467人 | - |
平均年収は1,350万円と、コンサルティング業界の中でも極めて高い水準を維持しています。成長に伴う優秀な人材の獲得競争が激化する中で、高収益を背景とした積極的な賃上げが継続していることが要因です。
誰がこの会社の株を持ってる?
外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 外国人投資家の保有比率が高く、グローバルな投資家からの評価が反映されやすい銘柄です。 主な安定株主はSTATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)・STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)。
大株主には日本マスタートラスト信託銀行等の信託口が上位を占めており、機関投資家の影響力が強い構成です。一方で創業者の江口新氏が10.23%という高い持株比率を維持しており、安定した経営権の背景となっています。
会社の公式開示情報
役員報酬
独立系総合コンサルティングファームとして、高収益体質を背景に大幅な増収増益を達成しています。事業リスクとしては、人材依存型のビジネスモデルであるため、優秀なコンサルタントの確保や定着が成長継続の最重要課題となっています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は10.0%と、今後の多様性向上が課題です。監査等委員会設置会社を採用し、社外取締役比率を60%とするなど経営の監督機能を強化しています。コンサル業界の大手として成長し続ける中、持株会社体制への移行により、多角的なガバナンス体制の整備を図っています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 1,130億円 | 1,130億円 | 1,161億円 | +2.7% |
| FY2024 | 920億円 | — | 939億円 | +2.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 411億円 | 411億円 | 426億円 | +3.7% |
| FY2024 | 330億円 | — | 342億円 | +3.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
ベイカレントは旧中期経営計画(FY2022-2026)を2年前倒しで達成するなど、極めて高い計画実行力を示しています。旺盛なDX需要を背景に、コンサルタントの積極採用と高稼働率が業績を牽引しました。現在はFY2029に売上収益2,500億円を目指す新たな計画が進行中であり、今後も年平均20%以上の成長継続を目標に掲げています。業績予想も保守的に出す傾向があり、期末にかけて上振れ着地するケースが多く、市場からの信頼も厚いと言えます。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当による総合的なリターンを示す指標です。ベイカレントは過去5年間にわたりTSRがTOPIXを一貫して大幅に上回っており、極めて高い株主価値を創出してきました。これは、旺盛なDX(デジタルトランスフォーメーション)需要を捉えた事業戦略が奏功し、売上・利益が急拡大した結果、株価が大きく上昇したことが主な要因です。継続的な増配方針もTSR向上に寄与しており、資本市場から高い評価を受けていることを示しています。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 335.6万円 | +235.6万円 | 235.6% |
| FY2022 | 710.9万円 | +610.9万円 | 610.9% |
| FY2023 | 843.2万円 | +743.2万円 | 743.2% |
| FY2024 | 1046.8万円 | +946.8万円 | 946.8% |
| FY2025 | 1016.9万円 | +916.9万円 | 916.9% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
信用倍率は8.14倍とやや高水準で、将来の株価上昇を期待した買い残が多い状況です。これは潜在的な売り圧力にもなり得ますが、好業績が続けば解消される可能性があります。業界比較では、高い成長性と収益性からPBRは業界平均を上回る一方、PERは成長率に対して割安感も窺えます。今後も四半期ごとの決算発表が株価の重要なカタリストとなるでしょう。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
持株会社体制へ移行し、コンサルティングとITサービス領域の多面的な支援体制を確立。
グローバルビジネスの拡大を図るため、新たな海外子会社を設立することを発表。
コンサルタントの役職別人月単価を全クライアントで一律化する方針を公表。
最新ニュース
ベイカレント まとめ
ひとめ診断
「DX特需を追い風に、少数精鋭の高単価コンサル集団が日本の大企業を動かす頭脳となっている状態」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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