イーサポートリンク2493
E-SUPPORTLINK,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段イオンなどのスーパーマーケットで新鮮なレタスやリンゴを手に取るとき、その裏側でイーサポートリンクのシステムが活躍しています。この会社は、野菜や果物がどの農家からいつ出荷され、どの店舗にいくつ配送されるべきか、といった複雑な情報を管理するITシステムを提供しているのです。つまり、私たちが毎日おいしい生鮮食品を買える「当たり前」を、見えないところで支えている縁の下の力持ちのような存在です。また、青森県では自らリンゴ農園を運営し、農業の未来にも取り組んでいます。
生鮮青果の流通システム開発を手掛けるIT企業。主力であるイオングループ向け事業が安定収益源となる一方、地場野菜調達支援サービス「es-Marché」など新規事業の育成を急ぐ。2025期は売上高64.7億円、営業利益1.41億円を達成。2026期は売上高70.3億円(前期比8.7%増)、営業利益2.21億円(同56.7%増)と大幅な利益改善を見込んでおり、システム投資フェーズから収益回収フェーズへの移行が期待される。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 11月
- 本社
- 東京都豊島区高田二丁目17番22号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/11期 | 7.8% | 5.5% | 8.5% |
| 2017/11期 | 5.7% | 4.1% | 4.0% |
| 2018/11期 | 0.5% | 0.3% | 3.0% |
| 2019/11期 | 2.2% | 1.6% | 4.7% |
| 2020/11期 | 2.8% | 2.1% | 4.7% |
| 2021/11期 | 25.6% | 16.2% | 1.8% |
| 2022/11期 | 4.7% | 2.7% | 4.4% |
| 2023/11期 | 1.4% | 0.8% | 1.8% |
| 2024/11期 | 3.9% | 2.5% | 3.0% |
| 2025/11期 | 4.0% | 2.5% | 2.2% |
| 1Q FY2026/11 | 0.1%(累計) | 0.1%(累計) | 2.5% |
同社の収益性は、生鮮流通という取扱高に左右されやすい事業特性から、営業利益率は2%から4%前後で推移しています。2021/03期の赤字局面を脱却して以降は着実に黒字を確保しており、効率的な経営体制の構築を図っています。今後は高付加価値なシステムソリューションの拡販を通じて、利益率のさらなる向上と安定した収益基盤の確立が求められる段階にあります。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/11期 | 51.9億円 | 9,500万円 | 9.4億円 | -212.9円 | -8.2% |
| 2022/11期 | 48.5億円 | 2.1億円 | 1.6億円 | 35.1円 | -6.5% |
| 2023/11期 | 45.6億円 | 8,200万円 | 4,600万円 | 10.6円 | -5.9% |
| 2024/11期 | 54.1億円 | 1.6億円 | 1.4億円 | 30.6円 | +18.5% |
| 2025/11期 | 64.7億円 | 1.4億円 | 1.5億円 | 33.2円 | +19.7% |
イーサポートリンクの業績は、主力である生鮮青果流通向けのシステム開発および業務受託サービスが堅調に推移し、2025/03期の売上高は前期比19.7%増の約64.7億円と過去最高水準を維持しています。一時的な収益低迷期を経て、新規顧客の獲得や既存業務の受託量拡大により売上は成長基調にあります。今後はさらなる規模拡大を目指し、2026/03期には売上高約70.3億円、営業利益約2.2億円への増収増益を見込んでいます。 【1Q 2026/11期実績】売上16億円(通期予想比23%)、営業利益40百万円(同18%)、純利益4百万円(同3%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
事業は生鮮青果物向けの物流システム開発や、農産物の調達・販売を担う農業支援事業の二本柱で構成されています。特にイオングループ等の大手流通との連携が強みですが、一方で気候変動や青果価格の変動といった農業特有の不確実性が事業上のリスク要因として開示されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 63億円 | — | 65億円 | +3.5% |
| 2024期 | 56億円 | — | 54億円 | -2.7% |
| 2023期 | 50億円 | — | 46億円 | -9.2% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 2億円 | — | 1億円 | -25.4% |
| 2024期 | 1億円 | — | 2億円 | +50.9% |
| 2023期 | 2億円 | — | 1億円 | -50.9% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2025年7月に発表された新中期経営計画では、最終年度2027期に売上高80億円、営業利益3.5億円を目指しています。初年度の2025期実績は売上高64.7億円と順調な滑り出しを見せたものの、営業利益は1.41億円と目標に対する進捗がやや遅れています。過去の業績予想は売上・利益ともにブレが大きい傾向があり、計画達成の確実性が今後の評価ポイントとなるでしょう。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
新規事業体制強化のため子会社を設立し、組織再編を実施。
2027年11月期を最終年度とする中期経営計画を発表、純利益成長を目標に掲げる。
株式会社フロンティアから一部事業を譲受し、サプライチェーン機能の拡充を図る。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は非常に高く、自己資本比率は60%超の水準を維持しており、極めて安定した財務基盤を有しています。長年にわたり有利子負債ゼロの無借金経営を継続しており、外部環境の変化に対する高い耐性を備えているのが特徴です。潤沢な自己資本を背景に、今後は成長投資や株主還元策のバランスをどのように最適化するかが経営上の注目点となります。 【1Q 2026/11期】総資産59億円、純資産37億円、自己資本比率61.7%、有利子負債7.7億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/11期 | 3.8億円 | 1.2億円 | 3.2億円 | 2.5億円 |
| 2017/11期 | 7.5億円 | 1.0億円 | 3.5億円 | 6.4億円 |
| 2018/11期 | 4.2億円 | 4.5億円 | 1.6億円 | 2,500万円 |
| 2019/11期 | 6.7億円 | 4.6億円 | 4,000万円 | 2.1億円 |
| 2020/11期 | 5.7億円 | 9,300万円 | 1.7億円 | 4.7億円 |
| 2021/11期 | 2.9億円 | 1.8億円 | 12.3億円 | 1.0億円 |
| 2022/11期 | 5.0億円 | 1.7億円 | 2.7億円 | 6.8億円 |
| 2023/11期 | 2.5億円 | 2.9億円 | 3.5億円 | 4,400万円 |
| 2024/11期 | 2.2億円 | 4.5億円 | 3.8億円 | 6.7億円 |
| 2025/11期 | 2.3億円 | 4.5億円 | 1.2億円 | 6.8億円 |
営業キャッシュフローは、事業規模の拡大に伴う運転資本の変動や先行的な投資の影響により、直近でマイナス圏となるなど変動の大きい推移を見せています。投資キャッシュフローは、将来の成長に向けたシステム開発や設備投資により恒常的に支出が続いています。今後は本業でのキャッシュ創出力を高め、投資と回収のサイクルを安定させることが安定成長の鍵となります。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/11期 | 5円 | 7.5% |
| 2017/11期 | 5円 | 9.9% |
| 2018/11期 | 5円 | 120.8% |
| 2019/11期 | 5円 | 24.8% |
| 2020/11期 | 5円 | 18.9% |
| 2021/11期 | 0円 | 0.0% |
| 2022/11期 | 5円 | 14.2% |
| 2023/11期 | 5円 | 47.1% |
| 2024/11期 | 5円 | 16.4% |
| 2025/11期 | 5円 | 15.1% |
| 権利確定月 | 11月 |
同社は利益還元を重視しつつも、成長投資とのバランスを考慮した安定配当の継続を基本方針としています。近年は年間5円の配当を継続しており、利益の成長に応じた還元策の拡充が期待されます。株主優待を活用した総合的な利回り向上にも注力しており、中長期的な株主価値の向上を目指しています。
株の売買状況と今後の予定
PERは30.8倍と業界平均に比べやや割高な水準にあり、市場からの成長期待が織り込まれていると考えられます。一方、PBRは1.20倍と割安感があります。信用取引では買い残のみで売り残はなく、短期的な売り圧力は限定的です。時価総額は44億円と小型株に分類され、今後の業績次第で株価が大きく変動する可能性があります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/11期 | 3.7億円 | 7,400万円 | 20.0% |
| 2017/11期 | 2.0億円 | 0円 | 0.0% |
| 2018/11期 | 1.3億円 | 1.1億円 | 85.7% |
| 2019/11期 | 2.5億円 | 1.6億円 | 64.8% |
| 2020/11期 | 2.4億円 | 1.2億円 | 50.6% |
| 2021/11期 | -1.3億円 | 0円 | - |
| 2022/11期 | 2.2億円 | 6,200万円 | 28.6% |
| 2023/11期 | 7,600万円 | 3,000万円 | 39.5% |
| 2024/11期 | 1.8億円 | 4,700万円 | 25.8% |
| 2025/11期 | 1.6億円 | 1,100万円 | 7.0% |
法人税等の支払額は、税引前利益の変動に合わせて推移しています。2023/03期には利益水準に対して税負担率が高まりましたが、2025/03期は一時的に税負担が軽減されました。業績予想に基づくと、次期は正常な税率水準へ戻る見通しです。
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イーサポートリンク まとめ
「イオンの野菜売り場の裏側を独占する、生鮮食品DXの黒子企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。