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ソシオネクスト6526

Socionext Inc.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 77.4%
稼ぐ力
普通
ROE 3.7%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

この会社ってなに?

あなたが毎日使うスマートフォンや、最新の自動車に搭載されている自動運転技術。その頭脳にあたるのが「SoC(システム・オン・チップ)」という超高性能な半導体です。ソシオネクストは、まさにこのSoCを、顧客の要望に合わせてオーダーメイドで設計・開発している会社。普段私たちが目にする製品やサービスの「賢さ」や「速さ」の裏側で、ソシオネクストの技術が活躍しているのです。インターネットで動画を見たり、オンラインゲームをしたりするときも、そのデータを処理する巨大なデータセンターで同社の半導体が働いています。

ソシオネクストは、自動車やデータセンター向けに顧客専用の半導体(SoC)を開発するファブレス企業。2025期は売上高1,885.3億円、営業利益250.0億円と、前年度比で減収減益となった。続く2026期も売上高1,750.0億円、営業利益140.0億円と厳しい見通しだが、これは特定顧客からの大規模案件の売上計上タイミングによる影響が大きい。中長期的には、最先端プロセスを用いた製品開発を推進しており、今後の成長回復が期待される。

電気機器プライム市場

会社概要

業種
電気機器
決算期
3月
本社
神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目10番23

サービスの実績は?

2,500億円以上
年間商談獲得金額
2023年3月期以降
構造改革後2倍以上
8,818万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績
-14.8% YoY
50
1株当たり配当金
2025期実績
前期比 -160円
13.3%
営業利益率
2025期実績
-2.8pt
2,138
従業員数
2025年6月時点
横ばい
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
3.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
2.9%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
5.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期1.8%1.4%-
2022/03期8.7%6.7%-
2023/03期19.8%12.7%-
2024/03期21.7%13.7%16.1%
2025/03期14.6%11.0%13.3%
3Q FY2026/33.7%(累計)2.9%(累計)5.1%

収益性については、2024/03期に営業利益率16.1%およびROE19.9%と高い水準を記録しましたが、直近では減益傾向により営業利益率は13.3%、ROEは14.3%へ低下しています。ファブレス(工場を持たない)形態での設計開発に特化することで固定費を抑制し、高付加価値なSoC開発による高収益体制を目指しています。今後は、開発効率の向上とチップレット技術などの先端技術の実装による利益率の再改善が鍵となります。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期997億円14.7億円8.7円-
2022/03期1,170億円74.8億円44.4円+17.3%
2023/03期1,928億円198億円117.4円+64.7%
2024/03期2,212億円355億円261億円148.4円+14.8%
2025/03期1,885億円250億円196億円109.8円-14.8%

ソシオネクストの売上高は2024/03期に約2,212億円まで成長しましたが、2025/03期以降は先端半導体市場の需要変動等の影響により売上高および営業利益が減少傾向にあります。2026/03期予想では売上高1,750億円、営業利益140億円を見込んでおり、事業環境の変化に合わせた収益構造の適正化が求められています。開発受託の特性上、特定の大型案件や顧客需要の動向が直接的に業績を左右する構造となっています。 【3Q 2026/03期実績】売上1421億円(通期予想比81%)、営業利益72億円(同51%)、純利益48億円(同46%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

電気機器の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
3.7%(累計)
業界平均
7.5%
営業利益率下回る
この会社
5.1%
業界平均
8.0%
自己資本比率上回る
この会社
77.4%
業界平均
54.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億9,800万円
取締役7名の合計

EDINET開示データによると、同社はデータセンターや自動車向けを中心としたSoC(System-on-Chip)の設計受託でグローバルに展開しています。リスク要因として、特定顧客への依存度や半導体市場の景気循環、為替レートの変動などが挙げられ、これらが連結業績に直接的な影響を及ぼす可能性があります。

会社の計画は順調?

C
総合評価
明確な中期経営計画は非開示。単年度の業績予想は市況変動を受けやすく、下方修正が目立つ。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

FY2026 会社業績予想
2026期
売上高: 目標 1,750億円 順調 (1,885.3億円)
107.7%
営業利益: 目標 140億円 順調 (250億円)
178.6%
当期純利益: 目標 105億円 順調 (196億円)
186.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想(予想)2,000億円1,750億円-12.5%
FY2025 実績2,000億円1,885億円-5.7%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2026 予想(予想)270億円140億円-48.1%
FY2025 実績225億円250億円+11.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、具体的な数値目標を掲げた中期経営計画を開示していません。代わりに単年度の業績予想を公表していますが、2026期予想は売上高・営業利益ともに大幅な下方修正がなされました。これは、半導体市場の変動や特定顧客の大規模案件のタイミングに業績が大きく左右される同社の事業特性を示しています。安定的な成長軌道を描けるかが今後の課題です。

どんな話題が多い?

業績・財務40%
技術・製品30%
株価・市況20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
482
前月比 -12.5%
メディア数
42
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 15%
電気機器業界 250社中 38位
報道のトーン
45%
好意的
35%
中立
20%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年7月提携

ステランティス傘下のaiMotiveと次世代ADAS向けSoCの共同開発を発表。

2025年10月新技術発表

チップレット設計エコシステム「Flexlets」を発表し技術的優位性をアピール。

2025年10月業績修正

2026年3月期の通期業績予想において利益水準を下方修正し市場の懸念を招いた。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率77.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,289億円
会社の純資産

同社は強固な自己資本を背景に、有利子負債ゼロの実質無借金経営を継続しており、財務健全性は非常に高い状態にあります。2025/03期時点での自己資本比率は80.5%に達しており、外部環境の変化に対しても高い耐性を持つ盤石な財務基盤を構築しています。潤沢な自己資本は、中長期的な研究開発投資や新規事業への成長投資を支える源泉となっています。 【3Q 2026/03期】総資産1633億円、純資産1289億円、自己資本比率77.4%。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+319億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-146億円
投資に使ったお金
Financing CF
-138億円
借入・返済など
Free CF
+173億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期107億円14.5億円4.1億円92.5億円
2022/03期164億円79.4億円4.6億円84.2億円
2023/03期180億円197億円3.3億円17.1億円
2024/03期529億円232億円66.2億円297億円
2025/03期319億円146億円138億円173億円

2024/03期には営業活動によるキャッシュフローが約529億円の大幅なプラスとなり、本業での高いキャッシュ創出能力が確認されました。投資活動では先端SoC開発のための設備・ソフトウェア投資が継続的に行われていますが、フリーキャッシュフローは安定してプラスを維持しています。財務活動では株主還元や借入金返済等による流出が見られ、バランスの取れた資金運用が行われています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
7,500万円
連結子会社数
6
設備投資額
166.6億円
平均勤続年数(従業員)
8.8

ガバナンス体制においては、女性役員比率が20.0%と東証プライム上場企業として一定の多様性を確保しています。監査体制についても独立社外取締役の登用を進めており、グローバルな事業運営に見合う強固な経営監督機能の構築に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主37.2%
浮動株62.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関34.4%
事業法人等2.8%
外国法人等26.3%
個人その他33.2%
証券会社3.4%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(43,454,400株)24.44%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(15,174,500株)8.53%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)(3,302,308株)1.85%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(3,124,236株)1.75%
STATE STREET BANK WEST CLIENT – TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(2,316,700株)1.3%
HSBC-FUND SERVICES CLIENTS A/C 500 (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(1,812,500株)1.01%
HSBC HONG KONG-TREASURY SERVICES A/C ASIAN EQUITIES DERIVATIVES(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ事業部)(1,697,400株)0.95%
野村信託銀行株式会社(投信口)(1,650,500株)0.92%
NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE UKUC UCITS CLIENTS NON LENDING 10PCT TREATY ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)(1,534,700株)0.86%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,343,532株)0.75%

同社は機関投資家を中心とした株主構成となっており、日本マスタートラスト信託銀行(信託口)および日本カストディ銀行(信託口)で発行済株式の合計約33%を保有する安定的な状況です。かつて富士通とパナソニックの半導体部門が統合して発足した経緯から創業者の影響力は残るものの、現在はグローバルなファブレスメーカーとして幅広い投資家から注目されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1当社グループの経営指標について 上記「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

社員の給料はどのくらい?

平均年収
926万円
従業員数
2,490
平均年齢
50.2歳
平均年収従業員数前年比
当期926万円2,490-

従業員平均年収は926万円と、日本の製造業やIT業界の水準と比較しても高い給与水準を維持しています。これは先端ロジック半導体という高度な専門性が求められる職種において、優秀なエンジニアを確保するための競争力を反映した結果と言えます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

2025期のTSR(株主総利回り)は98.9%と、TOPIXの139.2%を大幅に下回るアンダーパフォームとなりました。これは、2026期の業績予想が下方修正されたことなどを背景に、配当を含めても株価がTOPIXの上昇率に追随できなかったことが主な要因です。一方で、2024期はTSRが222.5%とTOPIXを大きく上回っており、業績期待が高い局面では市場平均を大きく超えるパフォーマンスを示すポテンシャルも持っています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
50
方針: 配当性向目標
1株配当配当性向
2023/03期39.335.7%
2025/03期5045.5%
1期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として、業績の成長に伴う利益配分を基本としつつ、中長期的な企業価値の向上と株主還元の強化を重視しています。配当性向の目安を設けるとともに、資本効率を意識した安定的かつ継続的な還元を目標としています。現在は業績見通しに応じて配当額を決定しており、将来的な利益成長がさらなる還元原資となる見込みです。

もし5年前に投資していたら?

2024期初めに100万円を投資した場合
100万円が 98.9万円 になりました (-1.1万円)
-1.1%
年度末時点評価額損益TSR
2024期222.5万円122.5万円122.5%
2025期98.9万円1.1万円-1.1%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残7,789,600株
売り残587,300株
信用倍率13.26倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

信用倍率は13.26倍と高く、将来の株価上昇を見込んだ信用買い残が積み上がっている状況です。これは将来的な売り圧力となる可能性も秘めています。PER、PBRともに業界平均と比較して割高感があり、市場からの高い成長期待が株価に織り込まれていることを示唆しています。次回の決算発表は7月下旬に予定されています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期19.7億円5.0億円25.4%
2022/03期90.5億円15.7億円17.3%
2023/03期234億円36.8億円15.7%
2024/03期371億円110億円29.6%
2025/03期251億円55.2億円22.0%

法人税等の支払額は税引前利益の変動に応じて推移しています。2023/03期には税効果会計等の影響により実効税率が一時的に低下しましたが、その後は概ね法定実効税率に近い水準で推移しています。2026/03期予想においても利益見通しに応じた適切な税負担を見込んでいます。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

ソシオネクスト まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 50円
安全性
安定
自己資本比率 77.4%
稼ぐ力
普通
ROE 3.7%(累計)
話題性
普通
ポジ 45%

「富士通とパナソニックの半導体事業を継承、特定顧客向けカスタムチップで世界と渡り合うファブレスメーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU