JUMP

マックス6454

MAX CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 114円
安全性
安定
自己資本比率 74.9%
稼ぐ力
高い
ROE 10.9%
話題性
好評
ポジ 75%

この会社ってなに?

あなたがオフィスや学校で書類を『カチャン』ととじるとき、そのホッチキスはマックス製かもしれません。マックスは日本で初めてホッチキスを作った会社で、今でも国内トップシェアを誇る、文房具の隠れた主役です。それだけではありません。あなたが普段利用するビルやマンションの建設現場の裏側では、鉄筋を素早く結束するマックスのプロ用電動工具が職人さんの仕事を支えています。普段は目にしない場所でも、マックスの技術が社会の土台作りに貢献しているのです。

マックスは2025期に売上高918.4億円、営業利益144.68億円を達成し、5期連続の増収増益と好調を維持しています。特に建築現場で使われる鉄筋結束機などインダストリアル機器部門が国内外で成長を牽引しており、収益性の向上に大きく寄与。株主還元にも積極的で、2025期には1株あたり114円と、4期連続での大幅な増配を実施しており、安定成長と還元姿勢が両立している点が投資家から評価されています。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
東京都中央区日本橋箱崎町6-6

サービスの実績は?

229億円
コンクリート構造物向け工具売上高
2024期時点
計画前倒し達成
5.9%
売上高成長率 (YoY)
2025期実績
+5.9% YoY
14.8%
営業利益成長率 (YoY)
2025期実績
+14.8% YoY
114
1株当たり配当金
2025期実績
+12.9% YoY
47.1%
配当性向
2025期実績
FY2024から-3.2pt
9,647万円
従業員一人当たり売上高
2025期実績ベース
YoY +5.9%
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.9%
株主資本の利回り
ROA
9.0%
総資産の活用度
Op. Margin
15.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.5%5.0%-
2022/03期7.5%5.8%-
2023/03期8.9%6.7%-
2024/03期11.1%8.8%14.5%
2025/03期10.9%9.0%15.8%

収益性は年々着実に向上しており、営業利益率は2021/03期の10.4%から2025/03期には15.8%まで大幅に改善しました。効率的な生産体制の構築と高付加価値製品へのシフトが功を奏し、資産効率を示すROE(自己資本利益率)も10%台に乗せています。適切なコスト管理と売上の拡大が、高水準の収益性を支える鍵となっています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期640億円51.5億円105.8円-
2022/03期740億円60.9億円128.4円+15.5%
2023/03期843億円76.2億円161.1円+14.0%
2024/03期866億円126億円104億円222.6円+2.8%
2025/03期918億円145億円112億円241.8円+6.0%

マックスはホッチキス等の文具や建築工具の安定した需要を背景に、増収増益のトレンドを維持しています。2025/03期には売上高が約918億円、純利益が約112億円に達し、鉄筋結束機などのインダストリアル機器部門が業績を強く牽引しました。2026/03期も引き続き堅調な事業展開が見込まれ、利益成長が継続する見通しです。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.9%
業界平均
8.4%
営業利益率上回る
この会社
15.8%
業界平均
10.1%
自己資本比率上回る
この会社
74.9%
業界平均
56.2%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億3,500万円
取締役5名の合計

文具・オフィス機器および建築工具が主力セグメントであり、特に鉄筋結束機などの建設関連事業が業績を牽引しています。海外売上比率も高まっており、為替や海外の建設市況が事業リスクとして開示されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
主要KPIを前倒しで達成し、業績予想も上振れ傾向が続いており、計画達成能力は高いと評価。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

現行計画(FY2026 会社予想)
2026期
売上高: 目標 941億円 順調 (918.4億円)
97.6%
営業利益: 目標 147億円 順調 (144.68億円)
98.4%
当期純利益: 目標 113億円 順調 (112.25億円)
99.3%
(旧)中期経営計画目標
〜2024期
コンクリート構造物向け工具売上高: 目標 220億円 前倒し達成 (229億円)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期941億円918億円-2.4%
2024期878億円866億円-1.3%
2023期781億円843億円+8.0%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期147億円145億円-1.6%
2024期107億円126億円+17.8%
2023期82億円99億円+21.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

マックスは中期経営計画の主要KPIであった「コンクリート構造物向け工具売上高220億円」を2期前倒しで達成するなど、計画遂行能力の高さを示しています。近年の業績予想は、売上高は期初予想にやや届かないケースがあるものの、営業利益は大幅に上振れて着地する傾向があり、収益性改善が計画以上に進んでいることがうかがえます。今後もインダストリアル機器部門を軸とした成長戦略と、安定した計画達成が期待されます。

どんな話題が多い?

決算・業績45%
株価・市況30%
M&A・買収15%
CSR・その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.4%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, M&A Online
業界内ランキング
上位 12%
機械業種 1,200社中 144位
報道のトーン
75%
好意的
20%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年3月事業拡大

欧州の建材・工具商社Bo Fasteningを買収し、グローバルでの販売網を強化。

2026年3月業績上方修正

鉄筋結束機の海外販売が好調に推移し、通期純利益見通しを136億円へ上方修正。

2026年1月3Q決算

連結経常利益が前年同期比19.4%増の145億円となり、成長基調を維持。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率74.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
8.8億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,060億円
会社の純資産

同社の財務基盤は極めて強固であり、自己資本比率が83.7%という高い健全性を誇ります。有利子負債は極めて限定的で、無借金に近いクリーンなバランスシートを実現しています。十分な資本余力があるため、新規事業への投資や安定した株主還元を行うための強力なバックボーンとなっています。 【2025/03期】総資産1266億円、純資産1060億円、自己資本比率74.9%、有利子負債8.8億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+146億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-17.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-76.1億円
借入・返済など
Free CF
+128億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期88.0億円53.5億円44.8億円34.5億円
2022/03期56.3億円24.4億円32.7億円31.9億円
2023/03期82.5億円10.8億円33.3億円71.6億円
2024/03期121億円37.1億円72.0億円84.0億円
2025/03期146億円17.5億円76.1億円128億円

営業活動によるキャッシュフローは安定して創出されており、2025/03期には約146億円のインフローを記録しました。十分な手元資金を確保しつつ、積極的な株主還元や設備投資を行っており、フリーキャッシュフローも大幅なプラスで推移しています。強固な稼ぐ力が継続的な投資と還元を両立させる原動力となっています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
5,600万円
連結子会社数
19
設備投資額
6.2億円
平均勤続年数(従業員)
16.3
臨時従業員数
611

女性役員比率が20.0%と一定の多様性を確保しており、ガバナンス改革に注力しています。連結子会社19社を擁し、監査報酬に5,600万円を投じるなど、グループ全体で厳格な監査・統治体制を整備しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主54.9%
浮動株45.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関45.3%
事業法人等9.6%
外国法人等13.6%
個人その他29.8%
証券会社1.8%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は第一生命保険・日本生命保険相互会社・マックス共栄会第一持株会。

第一生命保険株式会社(4,284,000株)9.32%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,895,000株)8.48%
日本生命保険相互会社(3,762,000株)8.19%
マックス共栄会第一持株会(3,699,000株)8.05%
マックス共栄会第二持株会(3,330,000株)7.25%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(2,879,000株)6.26%
株式会社みずほ銀行(1,834,000株)3.99%
株式会社群馬銀行(1,714,000株)3.73%
マックス従業員持株会(1,168,000株)2.54%
日本製鉄株式会社(1,044,000株)2.27%

大株主に第一生命保険や日本生命保険といった金融機関が名を連ねており、安定株主が一定割合を占める構造です。また、従業員持株会が複数存在し、合計で17%以上の株式を保有していることから、従業員の経営参画意識が高い堅実な資本構成といえます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1組織当社は、取締役会決議により「経営関連会議規程」を定め、定期的に開催される「コーポレートガバナンス委員会」を設置し、全社のリスクを抽出、把握、対応する体制を取っております
2外部環境 1)マクロ環境リスク 高 大 2)為替レートの変動リスク 高 大 3)金利の変動リスク 高 大 4)国際政治経済に関するリスク 高 大 5)自然災害、事故、感染症等に関するリスク 中 大 6)環境に関連するリスク 低 大
3事業 1)業界構造に関連するリスク 低 大 2)調達に関連するリスク 中 中 3)製品品質に関するリスク 低 大 4)知的財産に関するリスク 低 中
4人的資本に関するリスク 中 中
5情報に関するリスク 中 中
6コンプライアンスに関するリスク 中 中

社員の給料はどのくらい?

平均年収
934万円
従業員数
2,458
平均年齢
41.3歳
平均年収従業員数前年比
当期934万円2,458-

平均年収は934万円と、製造業の中でも非常に高い水準を維持しています。ホッチキスや鉄筋結束機といった国内首位製品を持つ高い収益性が、高水準の待遇を支える原動力となっています。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2024期まではTOPIXの上昇率を下回る(アンダーパフォーム)状況が続いていましたが、2025期には自社TSRが279.3%とTOPIXの213.4%を大きく上回り、アウトパフォームに転じました。これは、インダストリアル機器部門の好調を背景とした大幅な増配と、アクティビストの大量保有報道を受けた株価急騰が主な要因と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
114
方針: 連結配当性向45〜50%を目安とした利益還元
1株配当配当性向
2016/03期3954.7%
2017/03期4243.8%
2018/03期4244.5%
2019/03期4442.8%
2020/03期4640.8%
2021/03期4845.4%
2022/03期6449.8%
2023/03期7848.4%
2024/03期10145.4%
2025/03期11447.1%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として利益成長に応じた株主還元を重視しており、近年は増配基調が続いています。配当性向を約45〜50%の範囲に設定し、業績に連動した配当支払いを実践しています。今後も強固な財務体質を背景に、安定的な配当維持と更なる還元拡大が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 279.3万円 になりました (179.3万円)
+179.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期101.2万円1.2万円1.2%
2022期109.0万円9.0万円9.0%
2023期138.7万円38.7万円38.7%
2024期213.0万円113.0万円113.0%
2025期279.3万円179.3万円179.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残36,900株
売り残66,600株
信用倍率0.55倍
2026年3月27日時点時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026年4月下旬
株主総会2025年6月24日

市場の評価指標を見ると、マックスのPERは6.8倍、PBRは0.73倍と、機械セクターの平均(PER 22.6倍、PBR 2.82倍)と比較して著しく割安な水準にあります。一方で配当利回りは6.76%と業界平均を大幅に上回っており、高配当利回り銘柄としての魅力があります。信用倍率は0.55倍と売り残が多く、将来の買い戻し需要(踏み上げ)への期待がある一方、短期的な下落圧力も警戒されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期68.3億円16.7億円24.5%
2022/03期82.8億円21.9億円26.5%
2023/03期105億円28.9億円27.5%
2024/03期137億円32.8億円23.9%
2025/03期148億円35.8億円24.2%

法人税等の支払額は、税引前利益の増加に伴い順調に拡大しており、2025/03期には約36億円を計上しました。実効税率は概ね23〜27%の範囲内で推移しており、適切に納税義務を果たしています。今後も業績拡大に応じて納税を通じた社会貢献が続く見込みです。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

マックス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 114円
安全性
安定
自己資本比率 74.9%
稼ぐ力
高い
ROE 10.9%
話題性
好評
ポジ 75%

「『たかがホッチキス』と侮るなかれ、建築現場のプロ向け工具でも国内首位を走る”とじる”技術の巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/24 / データ提供: OSHIKABU