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ダイコク電機6430

DAIKOKU DENKI CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 120円
安全性
安定
自己資本比率 80.4%
稼ぐ力
高い
ROE 14.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

この会社ってなに?

あなたがパチンコ店に入ったとき、それぞれの台の横で大当たり回数や過去の出玉グラフを表示している機械を見たことはありませんか?あれがダイコク電機の主力製品「データランプ」です。多くの人があのデータを参考に次に座る台を選んでいます。さらに、お店側もダイコク電機のコンピュータシステムを使って、どの台の設定を良くするか、どの新台を導入するかといった経営判断をしています。つまり、あなたが普段目にするパチンコ店の賑わいの裏側で、ダイコク電機の技術がお店の運営とプレイヤーの遊技体験の両方を支えているのです。

ダイコク電機はパチンコホール向け情報システムで国内最大手。スマート遊技機(スマスロ・スマパチ)への移行特需を追い風に、2024年3月期は売上高538.6億円、営業利益120.01億円と過去最高益を達成しました。続く2025年3月期も売上高574.1億円、営業利益122.12億円と高水準を維持。しかし、特需の一巡により2026年3月期は営業利益53億円への大幅な減益を予想しており、株価も調整局面に入っています。今後は円谷フィールズHDとの協業によるAIを活用したホール経営支援サービスなど、データ事業を新たな収益の柱に育成できるかが焦点となります。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
愛知県名古屋市中村区那古野1丁目43番5号

サービスの実績は?

574.1億円
連結売上高
2025年3月期実績
+6.6% YoY
122.1億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+1.8% YoY
526.8
1株当たり当期純利益 (EPS)
2025年3月期実績
-8.0% YoY
120
1株当たり配当金
2025年3月期実績
±0% YoY
21.3%
営業利益率
2025年3月期実績
-1.0 pt YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
14.2%(累計)
株主資本の利回り
ROA
11.3%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
21.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期2.0%1.5%-
2022/03期4.0%3.0%-
2023/03期9.1%6.5%-
2024/03期22.8%15.7%22.3%
2025/03期18.0%13.3%21.3%
3Q FY2026/314.2%(累計)11.3%(累計)21.8%

収益性は2021/03期の営業利益率2.1%から大幅に改善しており、特に主力製品の拡販が奏功した2024/03期には営業利益率22.3%、ROE(自己資本利益率)20.8%という極めて高い収益性を達成しました。2025/03期も引き続き20%を超える高い営業利益率を維持しており、効率的な経営体制が定着しています。今後は、高付加価値なホール経営支援サービスやデータ活用ビジネスの拡大により、安定的な利益創出を目指す見通しです。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期233億円6.1億円41.4円-
2022/03期244億円12.3億円83.1円+4.5%
2023/03期318億円29.3億円198.1円+30.5%
2024/03期539億円120億円84.7億円572.6円+69.2%
2025/03期574億円122億円77.3億円526.8円+6.6%

当社の業績は、パチンコホール向けコンピュータシステムおよび遊技機ユニットの需要拡大を背景に、2024/03期に売上高538.6億円、営業利益120.0億円と飛躍的な成長を遂げました。2025/03期は高水準を維持しましたが、2026/03期予想では市場環境の変化や先行投資の影響により、売上高440.0億円、営業利益53.0億円への減益を見込んでいます。今後はスマート遊技機などの新製品やDX支援サービスによる収益基盤の多角化が成長の鍵となります。 【3Q 2026/03期実績】売上456億円(通期予想比104%)、営業利益99億円(同188%)、純利益68億円(同194%)。営業利益は既に通期予想を超過しており、上振れの可能性が高い。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
14.2%(累計)
業界平均
8.4%
営業利益率上回る
この会社
21.8%
業界平均
10.1%
自己資本比率上回る
この会社
80.4%
業界平均
56.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

3億3,186万円
取締役4名の合計

主な事業としてパチンコホール向けコンピュータシステムや遊技機周辺機器を展開しており、円谷フィールズHDとの協業によるAI活用サービスを成長戦略の柱としています。業界特有の規制変更や遊技人口の減少といったリスクを抱えつつも、デジタル化を通じたホール経営支援で収益の多角化を図っています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
スマート遊技機特需を捉え旧中計は大幅超過達成。新中計は初年度から高いハードルが課せられる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2026期〜2028期
売上高: 目標 490億円 順調 (574.1億円)
117.2%
ROE: 目標 8%超 順調 (14.6%)
182.5%
新規事業売上構成比: 目標 13% 大幅遅れ
15%
(旧)中期経営計画
2022期〜2024期
売上高: 目標 260億円 前倒し達成 (538.6億円)
207.2%
営業利益: 目標 8.5億円 前倒し達成 (120.0億円)
1411.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期124億円122億円-1.5%
2024期42億円120億円+185.7%
2023期9億円40億円+372.8%
2022期9億円12億円+40.1%
2021期9億円5億円-42.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2024年3月期を最終年度とする旧中期経営計画は、スマート遊技機への移行という業界全体の追い風に乗り、目標を圧倒的に上回る「前倒し達成」となりました。特に営業利益は目標8.5億円に対し実績120億円と驚異的な数字を記録しています。一方で、この特需を織り込み、2026年3月期からの新中期経営計画では、初年度(2026期)の会社予想を売上高440億円、営業利益53億円と減収減益で見込んでおり、特需後の成長持続性が問われます。株主還元と成長投資のバランスを取りながら、データ活用などの新規事業で目標ROE8%超を達成できるかが焦点です。

どんな話題が多い?

決算・業績修正40%
新サービス・協業30%
株主還元15%
株価動向15%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
28
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, ログミーFinance, アミューズメントジャパン
業界内ランキング
上位 15%
機械業種 1,200社中 180位
報道のトーン
60%
好意的
30%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年5月中計策定

2026年3月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定し、事業基盤の拡大方針を公表。

2026年2月業務提携

円谷フィールズHDとの協業により、AIを活用したホール経営支援サービスなどの詳細を発表。

2026年3月上方修正

2026年3月期の通期連結業績予想を上方修正し、あわせて株主優待制度の拡充と区分見直しを実施。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率80.4%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
0円
借金(有利子負債)
Net Assets
506億円
会社の純資産

財務状況は極めて良好であり、実質無借金経営を継続しつつ、自己資本比率は2025/03期時点で79.1%に達する強固な財務体質を誇ります。利益の積み上げにより純資産は着実に増加しており、BPS(1株当たり純資産)は2021/03期の約2,074円から、2025/03期には約3,127円まで上昇しました。潤沢な手元資金を背景に、将来の成長に向けた積極的な先行投資や株主還元を両立できる盤石な基盤があります。 【3Q 2026/03期】総資産628億円、純資産506億円、自己資本比率80.4%。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+76.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-78.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-33.0億円
借入・返済など
Free CF
-1.8億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期34.0億円22.4億円8.9億円11.5億円
2022/03期32.2億円5.7億円18.1億円26.6億円
2023/03期29.8億円19.8億円6.7億円10.1億円
2024/03期84.3億円17.3億円31.8億円67.0億円
2025/03期76.7億円78.5億円33.0億円1.8億円

営業キャッシュフローは本業の好調さにより2024/03期に約84億円のプラスを記録するなど、高い稼ぐ力を示しています。2025/03期は投資活動によるキャッシュアウトが約78億円と一時的に増加したためFCFはマイナスとなりましたが、これは将来の成長に向けた積極的な設備投資や研究開発によるものです。全体として負債がゼロであるため財務キャッシュフローは主に配当等の還元に充てられており、安定したキャッシュ創出能力が継続しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
4,000万円
連結子会社数
11
設備投資額
58.8億円
平均勤続年数(従業員)
19.2

女性役員比率は10.0%と依然として男性比率が高い状況ですが、ガバナンス強化に向けた開示体制を整えています。監査体制や内部統制の整備に注力しつつ、連結子会社11社を通じた効率的なグループ経営を推進しており、プライム市場上場企業として継続的な体制改善を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主48.3%
浮動株51.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.2%
事業法人等38.1%
外国法人等4%
個人その他45.2%
証券会社2.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は円谷フィールズホールディングス・KCプラス・公益財団法人栢森情報科学振興財団。

円谷フィールズホールディングス株式会社(1,989,000株)13.44%
株式会社KCプラス(1,199,000株)8.1%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(965,000株)6.52%
栢森 雅勝(904,000株)6.11%
公益財団法人栢森情報科学振興財団(750,000株)5.06%
株式会社大黒屋(750,000株)5.06%
栢森 新治(510,000株)3.44%
栢森 美智子(490,000株)3.31%
栢森  健(445,000株)3%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(444,000株)3%

筆頭株主である円谷フィールズホールディングス株式会社が13.44%を保有するほか、創業者一族(栢森氏関連)や資産管理会社が上位株主の多くを占めています。同族経営の色彩が残る一方で、信託銀行の保有比率も高く、長期的な安定株主による強固な経営体制が築かれています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1減損会計適用の影響当社グループは、事業用の不動産をはじめとする固定資産及びのれんを保有しております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
951万円
従業員数
736
平均年齢
46.7歳
平均年収従業員数前年比
当期951万円736-

平均年収は951万円と、製造業や機械業界の平均と比較しても非常に高い水準にあります。パチンコホール向けシステムというニッチで高収益な市場で長年安定した地位を築いており、高い技術力と専門性を有する人材に対して高水準な報酬が還元されています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、株価上昇と配当を合わせた投資家リターンを示す指標です。2023期から2025期にかけて、ダイコク電機のTSRはTOPIXを大幅にアウトパフォームしました。これは、スマート遊技機への移行特需による記録的な業績拡大と株価上昇、そして積極的な増配が主な要因です。特に2024期にはTSRが335.1%に達し、TOPIXの216.8%を大きく上回りました。この期間の優れたパフォーマンスは、市場の期待を大きく超える業績を達成した結果と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
120
方針: 安定配当
1株配当配当性向
2016/03期50-
2017/03期50147.0%
2018/03期4075.3%
2019/03期4046.8%
2020/03期4055.7%
2021/03期4096.5%
2022/03期6072.2%
2023/03期7035.3%
2024/03期12021.0%
2025/03期12022.8%
7期連続増配
株主優待
あり
デジタルギフト
必要株数100株以上(約25万円)
金額相当1,000円相当~
権利確定月3月

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、業績拡大に合わせて配当金を増額し、2024/03期以降は年間120円の高水準を維持しています。配当性向は20%台前半と低めに抑えられており、将来の成長投資を確保しつつ株主還元を行うバランスのとれた方針です。今後は安定配当をベースにしつつ、業績に応じた柔軟な還元策が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 246.8万円 になりました (146.8万円)
+146.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期86.9万円13.1万円-13.1%
2022期106.9万円6.9万円6.9%
2023期276.1万円176.1万円176.1%
2024期335.1万円235.1万円235.1%
2025期246.8万円146.8万円146.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残151,000株
売り残14,400株
信用倍率10.49倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 本決算発表2026/05/15
定時株主総会2026/06予定

信用倍率は10倍を超え、信用買い残が積み上がっており、将来的な需給悪化のリスクが窺えます。これは、株価下落局面で利益確定や損切りの売りが出やすい状況を示唆します。一方、PER・PBRは業界平均と比較して割安な水準にあり、配当利回りは4.8%と高いため、バリュー株としての側面も持ち合わせています。今後の決算で示される特需後の業績見通しが、割安感と需給リスクのどちらに市場の注目が集まるかを決定づけるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期9.9億円3.7億円37.9%
2022/03期13.7億円1.4億円10.2%
2023/03期42.6億円13.3億円31.3%
2024/03期121億円36.4億円30.1%
2025/03期122億円45.0億円36.8%

法人税等の支払額は、業績の急拡大に伴い2025/03期には約45億円と増加しています。実効税率は概ね30%台前半で推移しており、法令に基づき適正に納税が行われています。今後も安定した利益水準を維持することで、納税を通じた社会貢献が継続される見通しです。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

ダイコク電機 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 120円
安全性
安定
自己資本比率 80.4%
稼ぐ力
高い
ROE 14.2%(累計)
話題性
好評
ポジ 60%

「パチンコホールの頭脳を握る老舗が、スマート遊技機特需を経てAIデータカンパニーへの脱皮を図る変革期」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU