ガリレイ6420
GALILEI CO.LTD.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが普段スーパーやコンビニで手に取る、キンキンに冷えた飲み物やアイスクリーム。その鮮度を保っているのが、ガリレイの業務用冷蔵庫やショーケースです。実は、スーパーのバックヤードや飲食店の厨房など、食品が安全に保管・調理される裏側で、同社の「冷やす」技術が欠かせない役割を果たしています。あなたが美味しい食事を楽しめるのも、ガリレイのような会社が食のインフラをしっかりと支えているからなのです。
2025期は売上高1,306.4億円、営業利益165.72億円と過去最高を更新し、好調を維持しています。主力の業務用冷凍冷蔵庫が、スーパーやコンビニにおける省エネ需要の高まりを背景に大きく伸長しました。今後は、M&Aや東南アジアを中心とした海外展開でさらなる成長を目指しており、安定したキャッシュフロー創出力が魅力です。来期は若干の減収減益を見込むものの、高水準の利益を維持する計画です。
会社概要
- 業種
- 機械
- 決算期
- 3月
- 本社
- 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 9.7% | 6.5% | - |
| 2022/03期 | 12.0% | 8.1% | - |
| 2023/03期 | 11.4% | 8.0% | - |
| 2024/03期 | 14.2% | 10.1% | 13.2% |
| 2025/03期 | 12.3% | 8.8% | 12.7% |
| 3Q FY2026/3 | 9.0%(累計) | 6.0%(累計) | 12.1% |
収益性については、営業利益率が10%から13%台で推移しており、同業他社と比較しても高い水準を確保しています。ROE(自己資本利益率)も10%から13%前後の高い水準を維持しており、株主資本を効率的に活用して利益を生み出せていることが分かります。高付加価値な製品開発やサービス提供が、安定した利益率を下支えする構造となっています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 825億円 | — | 63.0億円 | 157.2円 | - |
| 2022/03期 | 961億円 | — | 81.7億円 | 203.9円 | +16.5% |
| 2023/03期 | 1,050億円 | — | 86.5億円 | 215.8円 | +9.3% |
| 2024/03期 | 1,158億円 | 153億円 | 123億円 | 307.8円 | +10.3% |
| 2025/03期 | 1,306億円 | 166億円 | 120億円 | 299.8円 | +12.8% |
ガリレイは、業務用冷凍冷蔵庫およびショーケースの国内大手として安定した成長を継続しており、2025年3月期には売上高が約1,306億円に達しました。強みである冷やす技術を核に食のインフラを支え、直近数年間は売上高・営業利益ともに堅調な拡大基調を維持しています。2026年3月期は微減益を予想していますが、これは先行的な投資や市場環境の変化を考慮した保守的な見通しです。 【3Q 2026/03期実績】売上1016億円(通期予想比79%)、営業利益123億円(同81%)、純利益89億円(同82%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
機械の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
業務用冷凍冷蔵庫を核とした厨房機器事業を主力としており、近年は食の安全やフードロス低減を背景に海外市場や新領域での売上を拡大させています。連結子会社を19社有し、製品開発から販売、メンテナンスまでを網羅する体制が強固な事業リスクへの耐性を生んでいます。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 1,194億円 | — | 1,306億円 | +9.4% |
| 2024期 | 1,031億円 | — | 1,158億円 | +12.4% |
| 2023期 | 972億円 | — | 1,050億円 | +8.1% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 132億円 | — | 166億円 | +25.6% |
| 2024期 | 101億円 | — | 153億円 | +52.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
同社は明確な中期経営計画を開示していませんが、毎期の業績予想に対する達成度は非常に高い評価ができます。特に、2024期と2025期は期初予想を大幅に超過する好決算を叩き出しており、営業利益の乖離率はそれぞれ+52.0%、+25.6%と驚異的な数字です。これは、省エネ需要や人手不足対応という社会的な追い風を確実に捉え、主力の業務用冷凍冷蔵庫事業を伸ばしている証左と言えます。来期予想はやや保守的ですが、これまでの実績から上振れする可能性も期待されます。
最新ニュース
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メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
シンポ株式会社と東南アジア市場での販路拡大に向けた業務提携契約を締結。
2026年3月期通期の連結経常利益予想を上方修正し、最高益更新を見込む発表を実施。
持続的成長の指針をまとめた統合報告書2025を発行し公開。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、自己資本比率は70%を超え、有利子負債ゼロの実質無借金経営を長年継続しています。総資産は1,400億円規模に拡大していますが、その大部分が潤沢な自己資本で賄われており、極めて強固な財務体質です。この高い支払い能力により、不透明な経済環境下でも安定した事業運営と積極的な成長投資が可能です。 【3Q 2026/03期】総資産1547億円、純資産1098億円、自己資本比率65.8%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 112億円 | 16.5億円 | 10.9億円 | 95.2億円 |
| 2022/03期 | 65.7億円 | 15.0億円 | 10.6億円 | 50.7億円 |
| 2023/03期 | 55.1億円 | 22.6億円 | 12.4億円 | 32.5億円 |
| 2024/03期 | 126億円 | 28.8億円 | 22.9億円 | 97.1億円 |
| 2025/03期 | 104億円 | 95.2億円 | 21.2億円 | 8.5億円 |
営業キャッシュフローは恒常的にプラスで推移しており、本業による稼ぐ力が非常に安定していることがわかります。2025年3月期は積極的な設備投資や拠点強化に伴い投資キャッシュフローがマイナス約95億円となりましたが、これは将来の成長に向けた戦略的な支出です。財務キャッシュフローは主に配当金の支払いや自己株式の取得などに充てられており、株主還元への姿勢も明確です。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は9.1%であり、多様性確保の観点では今後のさらなる登用が期待される段階です。監査報酬の額や連結経営体制を考慮すると、内部統制と監査体制は上場企業として十分な機能を果たしており、企業規模に応じたガバナンス体制が整備されています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 664万円 | 2,829人 | - |
従業員の平均年収は664万円であり、業務用厨房機器という製造業の平均水準と比較しても堅実かつ安定的な賃金体系といえます。業績拡大に伴い成長投資を継続する一方で、社員の処遇向上にも継続的に取り組んでいることが推察されます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
同社のTSR(株主総利回り)は、過去5年間でTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、安定成長はしているものの、市場全体の成長率を超える爆発的な株価上昇には至っていないことを示唆します。株価は着実に上昇していますが、同期間のTOPIXの上昇ペースがそれを上回っていた形です。今後の海外展開や新規事業で、市場平均を超える成長を実現できるかが、TSR向上の鍵となるでしょう。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/03期 | 30円 | 12.5% |
| 2017/03期 | 35円 | 11.7% |
| 2018/03期 | 40円 | 14.1% |
| 2019/03期 | 48円 | 14.5% |
| 2020/03期 | 48円 | 15.4% |
| 2021/03期 | 53円 | 16.9% |
| 2022/03期 | 62円 | 15.2% |
| 2023/03期 | 73円 | 16.9% |
| 2024/03期 | 52.5円 | 17.1% |
| 2025/03期 | 74円 | 24.7% |
| 権利確定月 | 3月 |
ガリレイは、DOE(株主資本配当率)3.0%程度を配当の目安としており、資本効率を意識した安定的かつ継続的な還元方針を掲げています。利益成長に応じて配当額を調整する柔軟性を持ちつつ、財務の健全性を維持しながら株主還元を強化しています。配当性向は20%台で推移しており、将来の成長投資とバランスを取りながら適正な配分が行われています。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 129.8万円 | 29.8万円 | 29.8% |
| 2022期 | 116.5万円 | 16.5万円 | 16.5% |
| 2023期 | 146.0万円 | 46.0万円 | 46.0% |
| 2024期 | 182.1万円 | 82.1万円 | 82.1% |
| 2025期 | 175.0万円 | 75.0万円 | 75.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
PER・PBRともに業界平均(ホシザキなど)と比較してやや割安な水準にあり、株価にはまだ上昇の余地があると考えられます。信用倍率は1.01倍と拮抗しており、過熱感は見られません。安定した業績成長と割安な株価指標を考慮すると、投資妙味のある銘柄の一つと評価できます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/03期 | 86.5億円 | 23.5億円 | 27.2% |
| 2022/03期 | 113億円 | 30.9億円 | 27.5% |
| 2023/03期 | 123億円 | 36.4億円 | 29.6% |
| 2024/03期 | 162億円 | 38.5億円 | 23.8% |
| 2025/03期 | 172億円 | 51.7億円 | 30.1% |
実効税率は概ね法定実効税率に近い水準で推移しており、税負担は適正です。2024年3月期に税率が一時的に低下したのは、税効果会計の影響や特定の控除項目によるものです。各期において税引前利益に対して安定して法人税等を納税しており、経営の透明性は確保されています。
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ガリレイ まとめ
「業務用の『冷やす』を極め、食のインフラから先端医療まで支える技術屋集団」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。