6238プライム

フリュー

FURYU CORPORATION

最終更新日: 2026年3月28日

ROE8.1%
BPS846.9円
自己資本比率79.7%
FY2025/3 有報データ

プリ機から世界へ!Z世代の心を掴む世界観ビジネスのプロ

プリントシール事業で培った企画力とマーケティング力を核に『世界観ビジネス』をグローバルに展開し、世界中の人々に感動と喜びを提供するリーディングカンパニーを目指します。

この会社ってなに?

あなたが友達とゲームセンターで撮る「プリクラ」、その機械の多くはフリューが作っています。さらに、UFOキャッチャーで目にする人気アニメキャラクターのぬいぐるみやフィギュア、これもフリューが企画・製造しているものがたくさんあります。最近では、あなたが見ているアニメ作品そのものに出資したり、家庭用ゲームソフトを開発したりもしています。フリューは、プリクラで培った「かわいい」や「楽しい」を創り出すノウハウを活かして、あなたの「推し活」を様々な形で支えている会社なのです。

FY2024に売上高427.7億円、営業利益37.71億円と増収増益を達成したものの、続くFY2025は売上高443.1億円と増収を確保する一方で、営業利益は22.39億円へと大幅な減益を見込んでいます。これは主力のクレーンゲーム景品等を扱う「世界観ビジネス」が好調を維持するものの、先行投資やコスト増が利益を圧迫するためです。アニメ事業の分社化や中国市場への本格進出など、次の成長に向けた布石を打っており、これらの投資が将来の収益にどう繋がるかが投資家の注目点となります。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
東京都渋谷区鶯谷町2-3 COMSビル2F
公式
www.furyu.jp

社長プロフィール

榎本 雅仁
代表取締役社長
挑戦者
当社は『人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する』という理念のもと、プリントシール機事業で培った強みを活かし、多様な事業を展開しています。今後は世界観ビジネスをさらに成長させ、グローバル展開も加速させることで、持続的な企業価値向上を目指します。

この会社のストーリー

2007
フリュー株式会社、設立

オムロンのエンタテインメント事業部門がMBO(マネジメント・バイアウト)により独立し、フリュー株式会社として新たなスタートを切る。

2012
キャラクター&MD事業の躍進

プリントシール事業で培った若者向けマーケティング力を活かし、クレーンゲーム景品など高品質なキャラクター商品を展開。世界観ビジネスの基盤を築く。

2015
東京証券取引所第一部に上場

設立から8年で東証一部への上場を果たす。これにより社会的信用を高め、さらなる事業拡大に向けた資金調達力とブランド力を獲得した。

2018
ゲーム・アニメ事業の本格化

男性向けスマホゲーム事業強化のためコアエッジを子会社化。アニメ事業への投資も積極的に行い、IP創出力を高める。

2021
アニメ事業を分社化

アニメ事業の専門性と機動性を高めるため、フリュー・ピクチャーズ株式会社を設立。IPプロデュース体制を強化し、成長を加速させる。

2023
海外展開の加速

中国やタイなどアジア市場へプリントシール機やキャラクター商品の展開を本格化。グローバル市場でのプレゼンス向上を目指す。

2025
「推し活」ニーズへの新展開

プリント技術を活かし、ペンライトなどを装飾できる透明シール印刷サービスを開始。「推し活」という巨大市場の需要を取り込み、新たな収益源を確立。

2026
次なる成長ステージへ

中期経営計画で掲げる売上高600億円、営業利益60億円の達成に向け、世界観ビジネスとグローバル展開を両輪に、新たなエンタテインメントの創出を目指す。

注目ポイント

「かわいい」を創るプロ集団

プリントシール機でトップシェアを誇り、Z世代のトレンドを熟知。その企画力を活かしたクレーンゲーム景品やキャラクターグッズは国内外で大人気です。

成長エンジン「世界観ビジネス」

アニメ製作、ゲーム、キャラクターグッズ展開などを連携させた「世界観ビジネス」が好調。国内外でファンを増やし、会社の成長を力強く牽引しています。

株主想いの「プレミアム優待倶楽部」

株主優待として、保有株数に応じたポイントで1,500種類以上の商品と交換できる「プレミアム優待倶楽部」を提供。投資の楽しみが広がります。

サービスの実績は?

443.1億円
売上高
FY2025実績
+3.6% YoY
22.39億円
営業利益
FY2025実績
-40.6% YoY
39
1株当たり配当金
FY2025実績
±0.0% YoY
8.25億円
従業員一人当たり売上高
FY2025時点 (537名)
1
アニメ事業子会社設立
フリュー・ピクチャーズ
1
海外子会社設立(中国・広州)
2026年3月決議

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 39円
安全性
安定
自己資本比率 79.7%
稼ぐ力
普通
ROE 8.1%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
39
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
FY2016/32527.1%
FY2017/33030.3%
FY2018/33049.2%
FY2019/33045.1%
FY2020/34036.9%
FY2021/33653.4%
FY2022/35255.9%
FY2023/33870.9%
FY2024/33941.4%
FY2025/33963.4%
2期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

フリューは株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、配当性向30%以上を目安に安定的かつ継続的な配当を実施しています。優待制度と組み合わせた総合的な還元策を講じており、長期保有を促進する姿勢を明確にしています。今後も業績成長を通じた増配や、資本効率に見合った還元水準の維持を目指す方針です。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
8.1%
業界平均
9.6%
営業利益率下回る
この会社
5.1%
業界平均
11.6%
自己資本比率上回る
この会社
79.7%
業界平均
50.2%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3341億円
FY2023/3364億円
FY2024/3428億円
FY2025/3443億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/337.7億円
FY2025/322.4億円

フリューはプリントシール機事業やキャラクターグッズなどの世界観ビジネスを中核に展開し、FY2024/3には売上高が約428億円に達するなど堅調に推移しています。FY2025/3は一時的な減益となったものの、FY2026/3予想では売上高450億円、営業利益30億円を見込み、成長基調を維持する計画です。国内外での新たなプリントビジネスの展開や推し活需要の取り込みにより、継続的な収益拡大を目指しています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
8.1%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
5.8%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
5.1%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/39.5%7.7%-
FY2022/313.0%9.0%-
FY2023/37.8%5.6%-
FY2024/38.7%8.8%8.8%
FY2025/38.1%5.8%5.1%

当社の収益性は、プリントシール機事業の安定収益とホビー関連の成長により、ROE(自己資本利益率)が10%前後で推移する高い資本効率を維持しています。FY2025/3は先行投資や一時的な要因により営業利益率が5.1%へ低下しましたが、過去には10%超を記録するなど高い稼ぐ力を備えています。今後は高収益なコンテンツ展開とコスト効率の改善を通じ、利益率の再向上を図る方針です。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率79.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
224億円

フリューの財務体質は極めて強固であり、自己資本比率が約80%という高い水準を維持し、実質無借金経営を継続しています。潤沢なネットキャッシュを背景に、成長事業への投資や株主還元を機動的に実施できる財務基盤を有している点が特徴です。資産の大部分が安定的な現預金と事業基盤であるため、外部環境の変化に対しても高い耐性を備えています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+38.6億円
営業CF
投資に使ったお金
-26.0億円
投資CF
借入・返済など
-10.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+12.5億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/327.9億円-21.5億円-11.0億円6.5億円
FY2022/356.9億円-22.8億円-10.1億円34.2億円
FY2023/39.0億円-23.4億円-24.4億円-14.3億円
FY2024/339.4億円-22.5億円-10.1億円16.9億円
FY2025/338.6億円-26.0億円-10.4億円12.5億円

本業で得られる営業キャッシュフローは安定しており、年間で約30億円から50億円規模の潤沢なキャッシュを生み出せる収益モデルを構築しています。継続的な投資活動を行う一方で、借入金に依存せず手元資金で賄っているため財務の健全性が高く保たれています。財務キャッシュフローは主に配当金の支払いに充てられており、資本効率を意識した資金運用が行われています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1事業領域の競合関係の変化について 当社グループは、特色ある製品やサービスの提供により競争力の向上を図っております
2新しい技術への対応について 当社グループが提供する製品及びサービスの開発には、今後AIをはじめとする新技術の活用が不可欠と考えております
3国内の少子化問題 当社グループのプリントシール事業は、日本国内の若年女性層を主要なターゲットとしております
4為替変動リスクについて 当社グループでは、前述した通りクレーンゲーム景品・高価格帯ホビー商品を中心に大半を中国で生産しているため、これらの大部分が米ドル建取引となっており、実需の一定割合は為替予約を行っているものの、為替レートの変動は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/327.2億円8.7億円32.1%
FY2022/337.1億円11.6億円31.3%
FY2023/321.8億円7.4億円33.8%
FY2024/337.4億円12.4億円33.3%
FY2025/322.8億円6.5億円28.7%

当社の法人税負担率は概ね30%前後で推移しており、日本の標準的な実効税率に即した適正な納税が行われています。税引前利益の変動に応じて税額も増減する構造ですが、近年は税効果会計等の影響により実効税率が一時的に低下する局面も見られます。今後も業績の成長に伴い、安定した納税を通じて社会貢献を果たす見込みです。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
710万円
従業員数
537
平均年齢
37.7歳
平均年収従業員数前年比
当期710万円537-

従業員平均年収は710万円となっており、エンターテインメント業界や玩具・ゲーム関連企業の平均と比較しても比較的高水準を維持しています。ヒット作を生み出す企画力やマーケティング力が重要視される社風であり、人材への投資が積極的に行われていることが推測されます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主36.7%
浮動株63.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.6%
事業法人等26.1%
外国法人等11.2%
個人その他51%
証券会社1%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は風流商事・TM・フリュー社員持株会。

風流商事株式会社(4,340,000株)16.32%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,338,200株)8.79%
TM株式会社(1,415,000株)5.32%
フリュー社員持株会(924,900株)3.48%
田坂 吉朗(840,000株)3.16%
吉田 眞人(800,000株)3.01%
稲毛 勝行(750,000株)2.82%
中村 真司(511,300株)1.92%
YOSHIDA株式会社(493,000株)1.85%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(444,900株)1.67%

上位株主には風流商事株式会社(16.32%)などの事業関連会社や創業者一族と見られる個人名が並んでおり、安定株主が一定の比率を占める構成です。一方で、信託銀行などの機関投資家も上位に入っており、経営の安定と市場からの監視機能が両立している状況です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,601万円
取締役6名の合計

プリントシール機事業を核としつつ、アニメ事業や世界観ビジネスを推進する構成となっており、リスク要因として市場トレンドの変化や知的財産権(IP)のライセンス状況が業績に与える影響を強く受ける傾向があります。連結子会社数は2社とコンパクトながら、機動的な事業展開を可能にしています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
4,260万円
連結子会社数
2
設備投資額
5,682万円
平均勤続年数(従業員)
8
臨時従業員数
170

女性役員比率は22.0%と一定の多様性が確保されており、ガバナンス体制の改善が進んでいます。監査報酬も適正に支払われており、コンパクトな企業規模ながら内部統制と経営の透明性維持に注力している姿勢が見て取れます。

会社の計画は順調?

C
総合評価
高い目標を掲げるも、利益面の進捗が遅れており、業績予想のブレも大きい。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画 目標
FY2027
売上高: 目標 600億円 順調 (443.1億円)
73.8%
営業利益: 目標 60億円 大幅遅れ (22.39億円)
37.3%
営業利益率: 目標 10.0%以上 やや遅れ (5.05%)
50.5%
ROE: 目標 15.0%以上 やや遅れ (9.74%)
64.9%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025450億円443億円-1.5%
FY2024390億円428億円+9.7%
FY2023370億円364億円-1.6%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202530億円22億円-25.4%
FY202425億円38億円+50.8%
FY202338億円21億円-43.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FY2027をターゲットとする新中期経営計画では売上高600億円、営業利益60億円という高い目標を掲げています。直近のFY2025実績ベースでは売上高の進捗率が73.8%であるのに対し、営業利益の進捗率は37.3%と大幅に遅れています。近年の業績予想は期初計画から大きく変動する傾向があり、特に利益面での下方乖離が目立ちます。計画達成には、成長投資と収益性の両立が急務です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

同社のTSR(株主総利回り)は、FY2022およびFY2023にはTOPIXを上回りましたが、他の年度ではTOPIXを下回っており、特にFY2024以降は大きくアンダーパフォームしています。これは、株価がIPO以来、長期的に低迷していることが主な要因です。配当による株主還元は行っているものの、株価の上昇が伴わず、TSRは市場平均に劣後する結果となっています。今後のTSR改善には、継続的な増配と共に、中期経営計画の達成による成長期待を高め、株価を上昇させることが不可欠です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+41.9%
100万円 →141.9万円
41.9万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021135.0万円+35.0万円35.0%
FY2022144.9万円+44.9万円44.9%
FY2023160.4万円+60.4万円60.4%
FY2024176.1万円+76.1万円76.1%
FY2025141.9万円+41.9万円41.9%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残245,100株
売り残748,200株
信用倍率0.33倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬(予定)
定時株主総会2026年6月下旬(予定)

信用倍率は0.33倍と売り残が買い残を大きく上回っており、将来の株価下落を見込む投資家が多い一方、株価が上昇した際の「踏み上げ」への期待もあります。業界平均と比較するとPER・PBRは割安な水準にあり、配当利回りは平均を上回る魅力的な水準です。株主優待(プレミアム優待倶楽部)も個人投資家からの人気を集めています。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
34
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 38%
機械セクター 1,200社中 456位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
新商品・コラボ30%
海外展開・戦略20%
その他10%

最近の出来事

2025年8月新サービス

推し活ニーズに応える新たなプリントビジネスを開始し、「かわいい」のマーケティング力を強化。

2025年12月プリ30周年

プリントシール機30周年を記念した体験型プロジェクトを始動し、若年層のブランド再認識を促進。

2026年3月海外子会社設立

中華人民共和国広州市への海外子会社設立を決議し、グローバルでのプリントシール機展開を加速。

フリュー まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 39円
安全性
安定
自己資本比率 79.7%
稼ぐ力
普通
ROE 8.1%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「プリ機の覇者が、クレーンゲーム景品とアニメ事業で『推し活』経済圏を丸ごと押さえるコングロマリット」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU