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サムコ6387

SAMCO INC.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 73.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

スマートフォンやパソコン、ゲーム機、そして電気自動車など、私たちの生活に欠かせない電子機器。これらが動くためには「半導体」という小さな部品が不可欠です。サムコは、その半導体を作るための非常に精密な機械(製造装置)を開発・販売している会社です。特に、省エネ性能を高めて発熱を抑える「パワー半導体」や、5Gなどの高速通信を支える「光デバイス」といった最先端分野で強みを発揮しています。あなたが普段何気なく使っているハイテク製品の裏側で、サムコの「匠の技」が活躍しているのです。

半導体製造装置のニッチトップ企業。直近の2025年7月期決算では、売上高93.4億円(前期比+13.9%)、営業利益23.42億円(同+16.1%)と5期連続の増収増益を達成し、成長が続いています。AIデータセンター向け光デバイスやEV向け次世代パワー半導体関連の需要が旺盛で、受注高は過去最高水準で推移。この力強い成長期待を背景に、株価は52週高値を更新し、上場来の高値圏で推移しています。

機械プライム市場

注目ポイント

AI時代を支える光デバイス製造技術

AIデータセンターで使われる光デバイスなど、次世代通信に不可欠な化合物半導体向け製造装置に強みを持っています。急拡大するAI市場の成長を直接取り込める技術力が魅力です。

驚異的な受注の伸びと成長性

2025年度には受注高が前年同期比で大幅に増加し、過去最高を記録しました。世界的な半導体需要を背景に、高い成長トレンドに乗っている点が注目されます。

独創性を追求する研究開発型企業

京都大学発の技術を源流に持ち、常に独創的な技術開発を追求しています。売上高に占める研究開発費の比率も高く、未来への投資を惜しまない姿勢が強みです。

会社概要

業種
機械
決算期
7月
本社
京都市伏見区竹田藁屋町36番地
公式
www.samco.co.jp

サービスの実績は?

93.4億円
売上高
2025年7月期実績
+13.9% YoY
23.42億円
営業利益
2025年7月期実績
+16.1% YoY
60
1株当たり配当金
2025年7月期実績
+33.3% YoY
25.1%
売上高営業利益率
2025年7月期実績
+0.5pt YoY
4,890万円
従業員一人当たり売上高
2025年7月期時点
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.5%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
22.4%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2016/07期4.2%3.3%13.9%
2017/07期3.2%2.6%8.9%
2018/07期5.0%3.9%11.7%
2019/07期2.6%2.0%6.6%
2020/07期7.4%5.7%15.4%
2021/07期8.3%6.5%17.2%
2022/07期10.8%8.3%21.4%
2023/07期12.9%9.7%23.7%
2024/07期12.5%9.5%24.6%
2025/07期13.1%10.0%25.1%
2Q FY2026/75.5%(累計)4.1%(累計)22.4%

収益性は非常に高く、2025/03期時点での営業利益率は25.1%と極めて高い水準を維持しています。ROEも12%台で推移しており、限られた経営資源で効率的に利益を生み出す体制が整っています。付加価値の高い製造装置を直販体制で提供する独自のビジネスモデルが、この高収益性を支えています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/07期57.5億円9.9億円7.5億円94.1円-2.1%
2022/07期64.0億円13.7億円10.5億円131.1円+11.4%
2023/07期78.3億円18.6億円13.7億円170.1円+22.3%
2024/07期82.0億円20.2億円14.7億円183.3円+4.8%
2025/07期93.4億円23.4億円17.0億円211.3円+13.9%

サムコは、半導体製造装置の需要拡大を背景に継続的な増収増益を達成しており、2025/03期には売上高が約93億円、営業利益が約23億円に達しました。独自の薄膜技術を核にパワー半導体や光デバイス分野で強みを発揮し、2026/03期も売上高102億円という過去最高水準の成長を見込んでいます。堅調な受注を背景に、成長トレンドが維持されている点が同社の強みです。 【2Q 2026/07期実績】売上46億円(通期予想比45%)、営業利益10億円(同42%)、純利益7.5億円(同44%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.5%(累計)
業界平均
8.4%
営業利益率上回る
この会社
22.4%
業界平均
10.0%
自己資本比率上回る
この会社
73.0%
業界平均
56.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、同社は半導体・電子部品製造装置に特化した事業構造を有し、化合物半導体やパワー半導体向け装置で独自の地位を築いています。地政学的リスクやサプライチェーンの変動が経営環境のリスク要因として挙げられ、海外売上高比率の向上が重点課題となっています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
定性目標は達成、業績予想は保守的ながらも利益は上振れ傾向で信頼性は高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営目標
2022年8月〜
売上高営業利益率: 目標 25%以上 達成 (25.1%)
100.4%
海外売上高比率: 目標 50%以上 順調
90%
装置製造原価率: 目標 46%以下 順調
95%
旧中期経営計画
〜2016年7月期
売上高: 目標 64億円 未達 (52.8億円)
82.6%
営業利益: 目標 8.3億円 未達 (5.8億円)
69.8%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期95億円93億円-1.7%
2024期85億円82億円-3.5%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期22億円23億円+5.5%
2024期20億円20億円+1.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は具体的な売上・利益の数値目標を掲げる中計は公表していませんが、「売上高営業利益率25%以上」などの定性的な経営目標を掲げています。直近2025期実績で営業利益率は25.1%となり、高収益体質の確立という目標は達成しました。期初業績予想は保守的な傾向があり、特に営業利益は近2期連続で上振れて着地しており、市場からの信頼は厚いと考えられます。

どんな話題が多い?

業績・決算45%
受注動向30%
株価・市況15%
技術・戦略10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +24.5%
メディア数
22
株探, 日本経済新聞, 会社四季報オンライン, トレーダーズ・ウェブ
業界内ランキング
上位 12%
機械業種 1,150社中 138位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

1979
創業、独創的技術への挑戦

京都市伏見区にて、創業者である辻理がサムコインターナショナル研究所を設立。独創的な薄膜技術の研究開発をスタートさせる。

1982
CVD装置の販売開始

プラズマ重合装置に続き、プラズマCVD装置を開発し販売を開始。薄膜形成技術の分野で着実に実績を積み重ねていく。

2001
JASDAQ市場へ上場

技術力と将来性が評価され、ジャスダック市場(現・東証スタンダード)に上場。企業としての信頼性を高め、さらなる成長への基盤を築く。

2014
東証二部への市場変更

事業規模の拡大と安定した経営基盤を背景に、東京証券取引所市場第二部へ市場変更を果たす。

2015
欧州企業買収と海外展開の加速

リヒテンシュタインの半導体洗浄装置メーカーを買収し、欧州市場への本格的な足がかりを築く。グローバル展開を加速させる転換点となる。

2021
配当重視への転換と東証一部へ

株主優待制度を廃止し、配当による利益還元を重視する方針へ転換。同年、東京証券取引所市場第一部(現・プライム市場)へ指定される。

2025
AI需要を追い風に業績拡大

AI投資の活況を背景に光デバイス関連装置の受注が急拡大。高い技術力が評価され、過去最高の受注高を記録し、株価も最高値圏へ。

2026
高付加価値経営のさらなる推進

中期経営計画に基づき「売上高営業利益率25%以上」などの高い目標を掲げ、収益性と成長性を重視した経営で、次世代技術への貢献を目指す。

出来事の年表

2026年3月受注高急増

半導体需要の追い風を受け、上半期の受注高が前年同期比で大幅に拡大し、株価がストップ高となるなど市場の注目を集めました。

2025年12月新技術開発

原子層レベルのエッチング制御が可能なパワー半導体向け加工装置を開発し、技術力の高さを改めて市場に証明しました。

2025年8月増収増益

2025年7月期単独決算において、売上高93.4億円、営業利益23.42億円を達成し、高い成長トレンドを維持していることが確認されました。

社長プロフィール

川邊 史
代表取締役社長
テクノロジスト
私たちは社員一人ひとりの創造性を源泉とし、常に独創的な薄膜技術を世界へ提供することを使命としています。お客様のニーズに直結する直販体制を強みに、持続可能な社会の実現に貢献できる製品開発を推進してまいります。
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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率73.0%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
10.4億円
借金(有利子負債)
Net Assets
139億円
会社の純資産

同社は非常に強固な財務基盤を有しており、自己資本比率は2025/03期時点で76.3%と極めて健全です。interestBearingDebt(有利子負債)は0となっており、実質無借金経営を継続しているため、外部環境の変化に対しても高い耐性があります。潤沢なネットキャッシュを背景に、将来の成長投資や研究開発を柔軟に遂行できる財務状況です。 【2Q 2026/07期】総資産188億円、純資産139億円、自己資本比率73.0%、有利子負債10億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+12.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-4.1億円
投資に使ったお金
Financing CF
-4.0億円
借入・返済など
Free CF
+7.9億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2016/07期11.8億円1.9億円7.6億円9.9億円
2017/07期3.0億円1.5億円1.6億円1.5億円
2018/07期2.2億円2,300万円2.3億円2.0億円
2019/07期8.6億円4.0億円1.7億円4.6億円
2020/07期8.7億円3,300万円1.7億円9.0億円
2021/07期4.9億円8.2億円2.1億円3.2億円
2022/07期11.8億円2.1億円6,400万円9.7億円
2023/07期1.9億円7,500万円3.3億円2.6億円
2024/07期16.4億円2.9億円1.0億円13.5億円
2025/07期12.1億円4.1億円4.0億円7.9億円

営業キャッシュフローは概ね安定してプラスを維持しており、本業による稼ぐ力が着実に強化されています。投資活動については、将来の成長を見据えた設備投資を継続しつつも、FCFは安定してプラスを確保する局面が増えています。財務活動では無借金経営を背景に配当などを通じた株主還元を重視しており、キャッシュの配分も適切に管理されています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
60
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/07期2045.2%
2017/07期15-
2018/07期2039.4%
2019/07期2074.5%
2020/07期2531.6%
2021/07期3031.9%
2022/07期3526.7%
2023/07期4526.5%
2024/07期4524.6%
2025/07期6028.4%
8期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針は安定的な成長還元を掲げており、業績の拡大に合わせて継続的な増配傾向にあります。配当性向は30%程度を意識した水準で管理されており、株主への還元と成長投資のバランスが取れています。2021年1月を最後に株主優待制度は廃止されており、今後は現金配当による利益還元へ完全にシフトしています。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残173,000株
売り残6,700株
信用倍率25.82倍
2026年3月13日時点
今後の予定
第2四半期決算発表2026年3月12日(実績)
第3四半期決算発表2026年6月中旬(予定)
通期決算発表2026年9月中旬(予定)

PER・PBR共に業界平均を大きく上回っており、市場から高い成長期待を寄せられていることが分かります。一方で配当利回りは業界平均より低く、株価上昇によるキャピタルゲイン狙いの投資家が多いと考えられます。信用倍率は25.82倍と高く、信用買い残が積み上がっているため、将来的な需給悪化には注意が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2016/07期5.5億円2.1億円37.3%
2017/07期-2.1億円0円-
2018/07期6.4億円2.4億円36.6%
2019/07期3.0億円9,000万円29.5%
2020/07期9.3億円2.9億円31.6%
2021/07期10.4億円2.9億円27.7%
2022/07期14.8億円4.3億円29.0%
2023/07期19.3億円5.6億円29.1%
2024/07期20.9億円6.2億円29.5%
2025/07期23.7億円6.8億円28.5%

実効税率は概ね30%前後で推移しており、標準的な税負担率の範囲内で安定しています。税引前利益の着実な成長に伴い、法人税等の納税額も年々増加傾向にあります。業績拡大が納税額の増加に直結しており、企業としての社会貢献が着実に進んでいます。

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サムコ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 60円
安全性
安定
自己資本比率 73.0%
稼ぐ力
普通
ROE 5.5%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「京都発、ニッチな半導体製造装置でAI・パワー半導体の未来を切り拓く技術者集団」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU