6379プライム

レイズネクスト

RAIZNEXT Corporation

最終更新日: 2026年3月28日

ROE10.3%
BPS1576.1円
自己資本比率71.2%
FY2025/3 有報データ

プラントメンテナンスの巨人が描く、カーボンニュートラル時代の未来

プラントライフサイクル全般にわたる卓越した技術力でエネルギーの安定供給を支え、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するリーディングカンパニーを目指します。

この会社ってなに?

あなたがガソリンスタンドで車に給油するとき、そのガソリンは巨大な製油所で作られています。レイズネクストは、そうした製油所や発電所といった、日本のエネルギーを支える大規模プラントが安全に動き続けるための「お医者さん」のような存在です。普段目にすることはない工場の裏側で、定期的な点検や修理(メンテナンス)を行い、私たちの生活に不可欠なエネルギーが安定して供給されるよう、日々支えています。つまり、あなたが電気をつけたり、車を運転したりする日常の裏には、レイズネクストの技術力が隠れているのです。

ENEOS系の石油精製プラントメンテナンスで国内首位を誇る企業。直近の2025年3月期決算では、売上高1573.7億円、営業利益108.58億円と増収増益を達成しました。2026年3月期も売上高1575.0億円、営業利益116.0億円と堅調な成長を見込んでおり、配当性向60%以上という高い株主還元方針も魅力です。今後は、既存の石油関連事業で培った技術力を活かし、再生可能エネルギーや水素など、カーボンニュートラル社会実現に向けた新領域での事業拡大が成長の鍵を握ります。

建設業プライム市場

会社概要

業種
建設業
決算期
3月
本社
神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1番地8
公式
www.raiznext.co.jp

社長プロフィール

毛利 照彦
毛利 照彦
代表取締役社長
堅実派
当社はプラントエンジニアリングとメンテナンスで培った技術力を基盤に、エネルギーの安定供給という社会的使命を果たし続けます。今後はカーボンニュートラル社会の実現に貢献する事業変革を推進し、デジタル技術の活用を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を目指してまいります。

この会社のストーリー

1938
新興プランテックの前身、新興工事株式会社設立

プラントエンジニアリング事業の礎を築く。日本の産業発展と共に歩み始める第一歩。

1961
東京証券取引所に上場

企業としての信頼性を高め、さらなる成長に向けた基盤を確立。多くの投資家から支持を得る。

2015
東証一部(現:プライム市場)へ市場変更

日本を代表する企業の一社として認知され、事業規模と社会的責任がさらに拡大。

2019
JXエンジニアリングと経営統合、レイズネクスト誕生

両社の強みを融合し、国内No.1のメンテナンス企業として新たなスタートを切る。

2021
ENEOSトレーディングのSS工務事業を譲受

事業領域をサービスステーション分野へ拡大し、シナジー効果の創出を加速させる。

2024
AIアシスタントを全社導入

全従業員約3,500名を対象に生成AIを導入し、業務効率化とDXを本格的に推進する。

2025
第3次中期経営計画スタート

カーボンニュートラル社会実現への貢献を掲げ、再生可能エネルギー分野やDXを活用した新事業への挑戦を開始。

注目ポイント

株主還元に超積極的!配当性向60%以上

株主への利益還元を経営の最重要課題と位置づけ、連結配当性向60%以上という高い目標を掲げています。安定した配当が期待できる、投資家にとって魅力的な企業です。

国内No.1のプラントメンテナンス力

ENEOSグループを主要顧客とし、石油精製プラントのメンテナンスで国内首位を誇ります。日本のエネルギーインフラを支える高い技術力と実績が、安定した事業基盤となっています。

脱炭素社会へ!未来への事業変革

従来のエネルギープラントに加え、再生可能エネルギーや水素関連など、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する新分野へ積極的に事業を拡大。持続的な成長を目指します。

サービスの実績は?

1,523億円
受注高
2025年3月期
+5.7% YoY
1,487億円
完成工事高
2025年3月期
+12.2% YoY
91
1株当たり配当金
2025年3月期実績
-32.6% YoY
60.3%
連結配当性向
2025年3月期実績
目標の60%以上を達成
12.1%
売上高成長率(YoY)
2025年3月期
4,496万円
従業員一人当たり売上高
2025年3月期時点

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 91円
安全性
安定
自己資本比率 71.2%
稼ぐ力
高い
ROE 10.3%
話題性
普通
ポジティブ 45%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
91
方針: 配当性向60%以上目標
1株配当配当性向
FY2016/33035.6%
FY2017/34240.9%
FY2018/33940.5%
FY2019/34640.7%
FY2020/35322.6%
FY2021/35540.6%
FY2022/35840.5%
FY2023/37250.4%
FY2024/3135100.6%
FY2025/39160.3%
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

レイズネクストは、株主への利益還元を経営の最重要課題と位置づけ、60%以上の連結配当性向を目標に掲げています。収益に即した継続的かつ安定的な配当実施に注力しており、必要に応じて特別配当なども検討する柔軟な方針です。株主優待制度と合わせ、株主価値の向上を積極的に図っています。

同業比較(収益性)

建設業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
10.3%
業界平均
9.2%
営業利益率上回る
この会社
6.9%
業界平均
6.4%
自己資本比率上回る
この会社
71.2%
業界平均
50.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/31,298億円
FY2023/31,401億円
FY2024/31,404億円
FY2025/31,574億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/399.7億円
FY2025/3109億円

レイズネクストの売上高は、石油精製プラント等のメンテナンスや建設需要に支えられ、FY2025/3には1,574億円と堅調に推移しています。FY2022/3からFY2024/3にかけては横ばい圏での推移となりましたが、直近では顧客設備の更新需要を取り込み増収基調を維持しています。FY2026/3予想においても売上高1,575億円を見込むなど、安定した受注環境が業績を下支えしています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
10.3%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
7.0%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
6.9%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/310.1%7.6%-
FY2022/312.2%7.7%-
FY2023/39.8%6.8%-
FY2024/38.6%6.5%7.1%
FY2025/310.3%7.0%6.9%

当社の営業利益率は概ね7%前後で安定した水準を維持しており、プラントエンジニアリング業界における強固なコスト管理能力を示しています。ROE(自己資本利益率)は8-9%台で推移しており、資本効率への配慮が見受けられます。今後も高付加価値な保全業務や新規分野の開拓を通じて、一定の収益性を確保する見通しです。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率71.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
65.7億円
会社の純資産
857億円

自己資本比率は70%を超える高水準を維持しており、極めて強固な財務体質を有しています。長年無借金経営を継続してきましたが、直近では成長投資や事業環境の変化に対応するため有利子負債を適宜活用しています。豊富な内部留保と安定した資産構成により、長期的な事業運営に耐えうる健全なバランスシートを構築しています。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-1.1億円
営業CF
投資に使ったお金
-23.0億円
投資CF
借入・返済など
-64.9億円
財務CF
手元に残ったお金
-24.1億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/385.9億円-11.0億円-71.7億円74.9億円
FY2022/3112億円-22.3億円-28.5億円89.3億円
FY2023/3101億円-18.8億円-32.8億円81.9億円
FY2024/335.6億円-17.4億円-71.8億円18.3億円
FY2025/3-1.1億円-23.0億円-64.9億円-24.1億円

営業キャッシュフローは長年安定してプラスで推移してきましたが、FY2025/3は一時的な運転資本の変動等によりマイナスを記録しました。投資キャッシュフローは工務設備や事業環境への投資を継続して実行しており、一定の支出が続いています。潤沢な現金同等物を背景に、財務キャッシュフローを通じて株主還元や債務の最適化を図っています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1工事従事者不足 工事監督者や工事作業員等の工事従事者が不足した場合、定期修理工事や建設工事の遅延が発生する恐れがあります
2賃金高騰 工事従事者の賃金が高騰した場合には、工事原価の増加により工事採算が悪化し、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/3107億円33.1億円31.1%
FY2022/3113億円35.2億円31.3%
FY2023/3112億円35.0億円31.1%
FY2024/3103億円30.1億円29.4%
FY2025/3111億円29.9億円27.0%

法人税等の支払いは、概ね30%前後の法定実効税率に沿った水準で推移しています。FY2024/3以降、税負担率に若干の変動が見られますが、これは税効果会計の影響や税額控除の活用によるものです。安定した収益確保に伴い、適切な納税義務を果たしている状況です。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
831万円
従業員数
2,155
平均年齢
42歳
平均年収従業員数前年比
当期831万円2,155-

従業員平均年収は831万円であり、プラントエンジニアリング業界の中でも相対的に高い水準にあります。ENEOSグループの安定的な保守メンテナンス需要を背景に、長期的なキャリア形成と業績に応じた利益還元がなされていることが、この高水準の背景にあると考えられます。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主69.1%
浮動株30.9%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.5%
事業法人等58.6%
外国法人等14.2%
個人その他16%
証券会社0.7%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はENEOSホールディングス・UH Partners 2・光通信。

ENEOSホールディングス株式会社(11,658,000株)21.61%
株式会社UH Partners 2(4,904,000株)9.09%
光通信株式会社(4,054,000株)7.51%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(3,927,000株)7.28%
株式会社NIPPO(3,882,000株)7.2%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(2,671,000株)4.95%
株式会社UH Partners 3(1,919,000株)3.56%
レイズネクスト従業員持株会(1,749,000株)3.24%
株式会社エスアイエル(1,354,000株)2.51%
レイズネクスト取引先持株会(1,259,000株)2.33%

親会社であるENEOSホールディングス株式会社が21.61%の株式を保有しており、安定した経営基盤を支えています。その他、投資ファンドや光通信などの大口株主が存在し、従業員持株会や取引先持株会も一定割合を保有していることから、強固な協力関係と資本の安定性が特徴的な構成です。

会社の公式開示情報

役員報酬

2億7,600万円
取締役8名の合計

石油精製プラント等のメンテナンスや建設工事を主要事業としており、エネルギー関連の設備投資動向が業績に直結する構造です。事業リスクとして原材料価格の変動や安全管理上の不測の事態が挙げられますが、安定的なインフラ需要により強固な収益基盤を維持しています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 2名(20.0% 男性 8
20%
80%
監査報酬
6,600万円
連結子会社数
8
設備投資額
27.1億円
平均勤続年数(従業員)
15.5

女性役員比率が20.0%と一定水準を確保しており、多様性への配慮が伺えます。監査等委員会設置会社としてガバナンス体制を構築し、透明性の高い経営管理を実施しています。連結子会社を統括する企業規模として、適切なリスク管理と内部統制が図られています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上目標は堅調に達成するも、利益目標は外部環境の影響を受けやすく未達の傾向が見られる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

第3次中期経営計画
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 1,800億円 順調 (1,573.7億円)
87.4%
営業利益: 目標 130億円 順調 (108.58億円)
83.5%
ROE: 目標 9.0% 順調 (10.5%)
116.7%
旧 第2次中期経営計画
FY2021〜FY2024
売上高: 目標 1,400億円 達成 (1,403.7億円)
100.3%
営業利益: 目標 110億円 未達 (99.68億円)
90.6%
ROE: 目標 9%以上 達成 (9.1%)
100%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY20251,560億円1,574億円+0.9%
FY20241,410億円1,404億円-0.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202594億円109億円+16.1%
FY2024103億円100億円-3.2%
FY202394億円109億円+16.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

旧第2次中計では売上高目標を達成したものの、利益面では未達となりました。現在進行中の第3次中計(FY2025〜FY2027)では、最終年度に売上高1,800億円、営業利益130億円を目指しています。初年度(FY2025)は営業利益が会社予想を大幅に上回る好調なスタートを切りましたが、目標達成には利益率の改善が不可欠です。カーボンニュートラル関連など新規事業の収益化が今後の進捗を左右するでしょう。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、過去5年間(FY2021~FY2025)を通じてTOPIXを一貫して下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、同社の株価が安定配当を背景に底堅く推移する一方、相場全体の上昇率には及ばなかったことを示唆しています。特にFY2024やFY2025の株式市場が活況だった局面でもTOPIXに劣後しており、成長性への期待よりも高配当利回りのバリュー株としての側面が強いことを物語っています。企業価値向上に向けた、より積極的な成長戦略の実行と市場へのアピールが今後の課題です。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+57.0%
100万円 →157.0万円
57.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021102.1万円+2.1万円2.1%
FY202296.7万円-3.3万円-3.3%
FY2023133.9万円+33.9万円33.9%
FY2024203.3万円+103.3万円103.3%
FY2025157.0万円+57.0万円57.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残97,000株
売り残61,600株
信用倍率1.57倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

同業他社比較では、PERは業界平均並みですが、PBRはやや割高と評価されています。一方で、配当利回りは3.92%と業界平均を大きく上回っており、これが株価の下支え要因となっています。信用倍率は1.57倍と落ち着いており、需給バランスは比較的良好です。今後の決算発表で、中計目標に対する進捗が示されるかが注目されます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
建設業 500社中 75位
報道のトーン
45%
好意的
45%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
中期経営計画25%
株主還元・優待20%
DX・技術導入15%

最近の出来事

2025年5月第3次中計策定

持続的な成長を目指す第3次中期経営計画を策定し、カーボンニュートラル社会実現への貢献を掲げる。

2025年4月子会社合併

連結子会社のレイズアクトと京浜化工が合併し、経営効率の向上を図る組織再編を実施。

2025年3月AI導入

全従業員約3,500名を対象にAIアシスタント『Lightblue Assistant』を全社導入し、業務効率化を推進。

最新ニュース

ポジティブ
レイズネクスト(6379)が株価上昇、中期経営計画への期待高まる
3/25 · Yahoo!ファイナンス
ポジティブ
レイズネクストの第3四半期業績、堅調な工事進捗により増益
3/17 · 株予報Pro
中立
レイズネクストが第3四半期決算を発表、通期予想に対する進捗は良好
2/13 · 株探
中立
Walden Research Japanがレイズネクストの中期経営計画を分析
1/22 · IFIS株予報
中立
レイズネクストの中間業績が確定、通期業績予想に対して順調な推移
11/1 · IRBANK

レイズネクスト まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 91円
安全性
安定
自己資本比率 71.2%
稼ぐ力
高い
ROE 10.3%
話題性
普通
ポジティブ 45%

「日本のエネルギーインフラを支える”町医者”が、脱炭素時代の”総合病院”へと進化を目指すプラントエンジニアリング企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU