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椿本チエイン6371

TSUBAKIMOTO CHAIN CO.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 55.9円
安全性
安定
自己資本比率 55.7%
稼ぐ力
普通
ROE 7.4%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段運転する自動車のエンジン、実はその心臓部で椿本チエインのチェーンが正確に時を刻んでいます。また、駅やショッピングモールで使うエスカレーターがスムーズに動くのも、同社の技術のおかげかもしれません。さらに、ネット通販で注文した商品がすぐに自宅へ届く、その裏側にある巨大な物流倉庫でも、商品を素早く運ぶコンベヤシステムなどで同社の製品が活躍しています。私たちの目に見えないところで、社会の『動き』を支えている会社です。

自動車・産業用チェーンで世界首位を誇る機械メーカー。2025期は売上高2,791.9億円、営業利益228.5億円と堅調な業績を維持しています。近年は中核のチェーン事業に加え、KDDIとの合弁による物流DX事業や、競合の大同工業を完全子会社化するなど、M&Aや提携を通じて事業領域を積極的に拡大。既存事業の安定性を基盤に、新たな成長ドライバーを育成できるかが今後の焦点となります。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
大阪府大阪市北区中之島3丁目3番3号

サービスの実績は?

2,792億円
連結売上高
2025/03期期 実績
+4.6% YoY
228.5億円
連結営業利益
2025/03期期 実績
+7.5% YoY
160
1株当たり配当金
2024/03期期 実績
+30円 YoY
221.2億円
親会社株主に帰属する当期純利益
2025/03期期 実績
+19.2% YoY
1
自動車エンジン用タイミングチェーン世界シェア
会社資料より
首位維持
1
産業用スチールチェーン世界シェア
会社資料より
首位維持
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.4%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.0%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.6%2.8%-
2022/03期7.3%4.5%-
2023/03期6.3%4.1%-
2024/03期7.6%5.0%8.0%
2025/03期8.5%5.8%8.2%
3Q FY2026/37.4%(累計)4.2%(累計)7.0%

収益性は着実に改善傾向にあり、2025/03期にはROEが8.4%へと向上しました。営業利益率も8%台を安定して確保しており、製造業としての高付加価値な製品提供と効率的な生産体制が利益を押し上げています。今後はコスト転嫁の進展とDX関連事業の収益化により、さらなる利益率の向上が期待されます。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期1,934億円87.1億円235.2円-
2022/03期2,159億円145億円392.9円+11.6%
2023/03期2,516億円137億円371.1円+16.5%
2024/03期2,668億円213億円186億円170.6円+6.1%
2025/03期2,792億円229億円221億円212.7円+4.6%

椿本チエインの業績は、自動車・産業用チェーンの世界的な需要を背景に右肩上がりの成長を維持しています。2025/03期の売上高は2,792億円、当期純利益は221億円と過去最高水準を更新し、堅調な拡大基調にあります。2026/03期も物流自動化システムの需要取り込みにより、売上高2,900億円とさらなる増収を見込んでいます。 【3Q 2026/03期実績】売上2094億円(通期予想比72%)、営業利益147億円(同69%)、純利益158億円(同79%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.4%(累計)
業界平均
8.5%
営業利益率下回る
この会社
7.0%
業界平均
10.2%
自己資本比率下回る
この会社
55.7%
業界平均
56.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億9,500万円
取締役3名の合計

チェーンや搬送システムなどの機械事業が連結68社の広範なグループで展開されており、グローバルな事業ポートフォリオが強みです。リスク要因として、原材料価格の変動や為替、さらには製造業固有の市場競争や海外拠点の地政学リスクを重要視しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
売上目標はほぼ達成も、収益性目標は未達。業績予想精度は比較的安定。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2025
2022期〜2025期
売上高: 目標 2,800億円以上 達成 (2,791.9億円)
99.7%
営業利益率: 目標 11%以上 未達 (8.2%)
74.5%
ROE: 目標 10%以上 達成 (10.5%)
105%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期2,800億円2,792億円-0.3%
2024期2,550億円2,668億円+4.6%
2023期2,400億円2,516億円+4.8%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期230億円229億円-0.6%
2024期190億円213億円+11.9%
2023期200億円190億円-5.1%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

「中期経営計画2025」では、最終年度の売上高目標2,800億円に対し実績2,791.9億円と肉薄し、ほぼ目標を達成しました。一方で、収益性の目標であった営業利益率11%以上に対しては実績8.2%と未達に終わっており、原材料価格の高騰などを価格転嫁で吸収しきれなかった点が課題として残ります。業績予想の精度については、期初予想からの乖離が小さく、比較的安定した経営管理が行われていると評価できます。

最新ニュース

ポジティブ
12/23 · 椿本チエイン公式サイト
ポジティブ
植物工場を新設しアグリ事業への取り組みを強化
9/15 · 日本経済新聞
ポジティブ
大同工業の完全子会社化を発表しチェーン事業の統合を推進
5/14 · 日本経済新聞

どんな話題が多い?

業績・決算30%
業務提携・買収35%
物流DX・新製品25%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
48
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 日刊工業新聞 ほか
業界内ランキング
上位 15%
機械業種 1,200社中 180位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年1月子会社化

大同工業を完全子会社化し、グローバルなチェーン事業の競争力を強化。

2025年12月技術展示

国際ロボット展にて人機一体との新世代電動シリンダを初公開。

2024年4月合弁設立

KDDIとの合弁会社Nexa Wareが物流倉庫の自動化ソリューションを開始。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率55.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
250億円
借金(有利子負債)
Net Assets
2,661億円
会社の純資産

財務基盤は強固であり、自己資本比率は2025/03期時点で約70%という極めて高い水準を維持しています。有利子負債は一時的な増加が見られるものの、潤沢な資産背景により財務の健全性は十分に保たれています。強固なバランスシートを活かした積極的な研究開発や設備投資が、同社の継続的な成長を支えています。 【3Q 2026/03期】総資産3820億円、純資産2661億円、自己資本比率55.7%、有利子負債250億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+213億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-118億円
投資に使ったお金
Financing CF
-217億円
借入・返済など
Free CF
+94.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期279億円95.6億円43.5億円183億円
2022/03期210億円90.8億円77.8億円119億円
2023/03期214億円92.8億円99.6億円121億円
2024/03期386億円91.6億円157億円294億円
2025/03期213億円118億円217億円94.6億円

営業キャッシュフローは毎期安定して200億円以上のプラスを創出しており、本業での高い稼ぐ力が示されています。投資キャッシュフローは成長に向けた設備投資やDX推進のための支出が継続的に発生しています。十分なフリーキャッシュフロー(FCF)を確保しつつ、株主還元や事業再編に資金を割り当てるバランスのとれた運用を行っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
6,500万円
連結子会社数
68
設備投資額
124.4億円
平均勤続年数(従業員)
16.8

女性役員比率は10.0%と改善の余地がありますが、指名・報酬委員会の活用などガバナンス体制の強化に注力しています。連結子会社68社を抱える大企業として、監査体制の充実に努め、適切な経営監視を行っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.2%
浮動株53.8%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関36.6%
事業法人等9.6%
外国法人等29%
個人その他23.2%
証券会社1.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主は太陽生命保険・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY505001(常任代理人 みずほ銀行決済営業部)・日本生命保険相互会社。

日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)(11,608,000株)11.32%
太陽生命保険株式会社(9,130,000株)8.9%
椿本チエイン持株共栄会(4,873,000株)4.75%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(4,203,000株)4.1%
日本生命保険相互会社(4,137,000株)4.03%
椿本興業株式会社(3,476,000株)3.39%
株式会社三井住友銀行(3,000,000株)2.93%
株式会社日本カストディ銀行 (信託口)(2,170,000株)2.12%
THE BANK OF NEW YORK,TREATY JASDEC ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(1,696,000株)1.65%
野村信託銀行株式会社(投信口)(1,568,000株)1.53%

安定株主が多く、日本マスタートラスト信託銀行や太陽生命保険などが上位を占める盤石な株主構成です。椿本チエイン持株共栄会や椿本興業など、創業家や取引関係の深い法人が一定の株式を保有しており、中長期的な安定性を重視した資本政策が特徴です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1為替レート変動のリスク当社グループがグローバルに事業展開を行う中、想定を超える急激な為替変動があった場合には、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
664万円
従業員数
8,768
平均年齢
43.4歳
平均年収従業員数前年比
当期664万円8,768-

従業員の平均年収は664万円で、製造業の平均と比較して一定の水準を維持しています。長く安定した成長を続ける企業体質が反映されており、勤続年数16.8年というデータからも、従業員が腰を据えて働ける環境が整っていることが推察されます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、2024期以降にTOPIXを上回るパフォーマンス(アウトパフォーム)に転じています。これは、安定的な増配と株価上昇が両立していることを示唆します。特に2024期(配当160円)以降の積極的な株主還元策と、物流DXやM&Aといった成長戦略への市場の評価が、TSRを押し上げる要因になっていると考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
55.9
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/03期2029.3%
2017/03期2430.8%
2018/03期2431.0%
2020/03期43.338.9%
2021/03期7531.9%
2022/03期12030.5%
2023/03期13035.0%
2024/03期55.931.3%
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として、安定的な利益還元を重視しつつ、連結配当性向30%以上を目標とした利益成長に見合った増配を継続しています。高水準の配当を維持することで株主への積極的な還元姿勢を示しており、投資家にとって魅力的なインカムゲインを提供しています。中長期的な企業価値向上を通じて、持続的な還元強化を目指す方針です。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 255.0万円 になりました (155.0万円)
+155.0%
年度末時点評価額損益TSR
2021期127.0万円27.0万円27.0%
2022期132.1万円32.1万円32.1%
2023期143.9万円43.9万円43.9%
2024期229.1万円129.1万円129.1%
2025期255.0万円155.0万円155.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残89,600株
売り残799,600株
信用倍率0.11倍
2026年3月19日時点
今後の予定
第1四半期決算発表2026年8月上旬
第2四半期決算発表2026年11月上旬

PBRが1倍を割り込み、PERも業界平均を下回っていることから、現在の株価は割安圏にある可能性が示唆されます。配当利回りは業界平均を大きく上回っており、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的です。信用倍率は0.11倍と極端に低く、売り残が買い残を大幅に上回っており、将来的な買い戻しによる株価上昇(踏み上げ)への期待感も内包しています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期110億円23.2億円21.0%
2022/03期200億円55.0億円27.4%
2023/03期210億円72.2億円34.4%
2024/03期235億円49.0億円20.9%
2025/03期253億円32.1億円12.7%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、近年は税効果会計や繰越欠損金の活用等により実効税率が低下傾向にあります。2025/03期の実効税率は12.7%となっており、税務上の最適化が図られています。今後も国際的な事業展開に伴う各国の税制影響を考慮しながら、適正な納税が行われる見込みです。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

椿本チエイン まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 55.9円
安全性
安定
自己資本比率 55.7%
稼ぐ力
普通
ROE 7.4%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「世界首位のチェーンメーカーが、物流DXとM&Aを両輪に未来の“動き”を創造中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU