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トーヨーカネツ6369

TOYO KANETSU K.K.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 236円
安全性
安定
自己資本比率 57.9%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

あなたが普段インターネットで注文した商品が、驚くほど速く翌日に届くことはありませんか?そのスピーディーな配送の裏側では、巨大な物流センターでトーヨーカネツが作った自動仕分けシステムやロボットが24時間休まず働いています。また、私たちが毎日使う電気やガスのエネルギーは、同社が建設した巨大なLNG(液化天然ガス)タンクに貯蔵されています。このように、トーヨーカネツの技術は、ネット通販の利便性から都市のエネルギー供給まで、私たちの現代生活に欠かせないインフラを陰で支えているのです。

トーヨーカネツは、LNGタンク等のエネルギープラント事業と、EC市場拡大を背景とした物流システム事業を両輪に成長を続ける機械メーカーです。2025年3月期決算では売上高604.7億円(前期比12.4%増)、営業利益41.31億円(同33.7%増)と大幅な増収増益を達成しました。進行中の中期経営計画では、2027年度に売上高800億円、営業利益60億円という挑戦的な目標を掲げており、物流DX関連企業のM&Aも積極的に進めています。PBRは0.56倍と依然として割安水準にあり、資本効率の改善と株主還元の強化が今後の焦点となります。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
東京都江東区南砂2丁目11番1号

サービスの実績は?

604.7億円
連結売上高
2025年3月期実績
+12.4% YoY
41.31億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+33.7% YoY
236
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+3.1% YoY
585.0億円
連結売上高予想
2026年3月期会社予想
-3.3% YoY
34.00億円
連結営業利益予想
2026年3月期会社予想
-17.7% YoY
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
3.2%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
7.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.9%3.0%-
2022/03期6.4%3.8%-
2023/03期6.4%3.7%-
2024/03期9.4%5.4%5.7%
2025/03期9.5%5.4%6.8%
3Q FY2026/35.7%(累計)3.2%(累計)7.1%

収益性は着実に向上しており、2025/03期期にはROEが9.4%、営業利益率が6.8%まで伸長しました。物流ソリューション事業での高付加価値化や、不採算案件の削減による効率化が利益率改善に寄与しています。資本効率の向上を重視する経営姿勢が数値にも明確に表れています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期436億円17.8億円212.4円-
2022/03期592億円23.3億円285.4円+35.7%
2023/03期474億円23.8億円293.6円-20.0%
2024/03期538億円30.9億円35.5億円456.1円+13.6%
2025/03期605億円41.3億円36.4億円471.6円+12.4%

トーヨーカネツは物流ソリューションとタンク事業を軸に、安定的な増収基調を維持しています。2025/03期期は売上高605億円、営業利益41億円を達成し、積極的な物流DXへの取り組みや設備投資需要を背景に成長を遂げました。2026/03期期も売上高620億円を見込むなど、堅調な受注残を背景とした底堅い業績推移が特徴です。 【3Q 2026/03期実績】売上426億円(通期予想比69%)、営業利益30億円(同82%)、純利益21億円(同86%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.7%(累計)
業界平均
8.5%
営業利益率下回る
この会社
7.1%
業界平均
10.2%
自己資本比率上回る
この会社
57.9%
業界平均
56.4%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億5,200万円
取締役5名の合計

物流ソリューション事業とエネルギー関連のタンク事業を柱としており、特に物流DXの需要拡大が収益を牽引しています。事業リスクとしては、原材料価格の変動や大型プロジェクトの工期遅延に伴うコスト増が懸念事項として挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
新中計は挑戦的だが、初年度の好調な滑り出しと予想の上方修正実績が期待を高める。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

グループ中期経営計画
2025期〜2027期
売上高: 目標 800億円 順調 (604.7億円)
75.6%
営業利益: 目標 60億円 やや遅れ (41.31億円)
68.9%
ROE: 目標 10%以上 順調 (11.1%)
111%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期585億円605億円+3.4%
2024期540億円538億円-0.4%
2023期521億円474億円-9.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期34億円41億円+21.5%
2024期33億円31億円-6.4%
2023期27億円25億円-7.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025年度から新中期経営計画を開始し、最終年度である2027年度に売上高800億円、営業利益60億円、ROE10%以上を目指します。初年度である2025年3月期は売上高604.7億円、営業利益41.31億円と、期初予想を大幅に上回り好調なスタートを切りました。過去3期は期初予想に対して未達が続いていましたが、2025年3月期は大幅な上方修正を達成しており、経営計画の確度が向上している点が評価できます。目標達成には、主力である物流ソリューション事業の継続的な成長が不可欠です。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
DX・新システム25%
M&A・提携15%
株価・市況10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 35%
機械業 240社中 84位
報道のトーン
65%
好意的
30%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月3Q好調

2026年3月期第3四半期決算にて、営業利益が前年同期比22.1%増となる大幅な増益を達成しました。

2025年11月大幅増益

2026年3月期中間決算において、経常利益が2.3倍の増益となり、業績の好調さが市場で評価されました。

2025年5月中期経営計画

2025-2027年度の新中期経営計画を策定し、物流およびエネルギー分野でのさらなる成長戦略を打ち出しました。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率57.9%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
102億円
借金(有利子負債)
Net Assets
393億円
会社の純資産

自己資本比率は57.7%と良好な水準を維持し、強固な財務基盤を構築しています。2024/03期期より有利子負債が発生しましたが、事業成長に向けた投資の側面が強く、キャッシュフローの生成能力と照らしても過度なリスクではありません。BPS(1株当たり純資産)も右肩上がりで推移しており、健全性は確保されています。 【3Q 2026/03期】総資産648億円、純資産393億円、自己資本比率57.9%、有利子負債102億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+53.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-17.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-54.2億円
借入・返済など
Free CF
+35.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期14.8億円3.4億円51.8億円11.4億円
2022/03期11.0億円8.3億円32.1億円19.3億円
2023/03期11.1億円8.3億円37.2億円19.3億円
2024/03期7.4億円10.4億円31.2億円17.8億円
2025/03期53.0億円17.6億円54.2億円35.4億円

2025/03期期には営業キャッシュフローが約53億円と大幅な黒字を記録し、高い収益獲得能力を証明しました。過去には大型案件の進捗や投資活動の影響で一時的なマイナスが生じることもありましたが、現在は安定した資金創出体制が整っています。創出した資金は有利子負債の返済や株主還元に充てられる好循環が構築されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
4,100万円
連結子会社数
14
平均勤続年数(従業員)
15.1
臨時従業員数
262

女性役員比率が22.0%と上場企業の中でも比較的高い水準を維持しており、多様な視点を取り入れた経営体制を構築しています。14社の連結子会社を擁する規模ながら、監査報酬4,100万円を投じて透明性の高い監査体制を確保しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主35.5%
浮動株64.5%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関24.4%
事業法人等11%
外国法人等16.3%
個人その他45.6%
証券会社2.6%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,010,000株)12.96%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(289,000株)3.71%
日本生命保険相互会社 (常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)(207,000株)2.65%
株式会社りそな銀行(184,000株)2.36%
トーヨーカネツ従業員持株会(132,000株)1.69%
住友生命保険相互会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)(115,000株)1.48%
大栄不動産株式会社(112,000株)1.44%
佐藤工業株式会社(111,000株)1.42%
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(100,000株)1.28%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)(94,000株)1.21%

上位株主には日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託口が名を連ねており、機関投資家の保有比率が高い構造です。また、従業員持株会が上位株主に含まれており、企業価値の向上を従業員と共有する安定的な資本体制が構築されています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

13【事業等のリスク】 当社のリスク管理体制は、取締役の中から任命されたリスク管理統括責任者が、当社及び当社グループのリスク管理を統括し、全社リスク管理部門がリスク管理統括責任者の指揮命令の下、リスクの洗い出し、評価・結果のモニタリング等を行います
2重要リスクについては、経営環境の変化やリスク対応状況等を踏まえて定期的に見直しが行われ、適切なリスク対策が適時に実行されるよう努めております
3事業活動に与える可能性のあるリスクのうち、重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります
4ただし、これらは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、予見することが困難なリスクも存在します
5文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における判断によるものです

社員の給料はどのくらい?

平均年収
730万円
従業員数
1,218
平均年齢
44.5歳
平均年収従業員数前年比
当期730万円1,218-

従業員平均年収は730万円であり、日本の製造業や機械業界の平均と比較しても高い給与水準を維持しています。好調な業績や物流DX関連事業の成長といった付加価値向上が、従業員への安定的な還元に寄与していると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。過去5年間において、トーヨーカネツのTSRは毎年TOPIXを上回る優れたパフォーマンス(アウトパフォーム)を達成しています。特に2024期はTSRが263.2%とTOPIXの197.3%を大きく超過しました。これは、堅調な業績を背景とした株価上昇に加え、積極的な増配による株主還元姿勢が投資家に評価された結果と言えます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
236
方針: 配当性向50%目標
1株配当配当性向
2016/03期528.7%
2017/03期1232.1%
2018/03期10039.8%
2019/03期10088.7%
2020/03期10051.1%
2021/03期11554.1%
2022/03期14550.8%
2023/03期14750.1%
2024/03期22950.2%
2025/03期23650.0%
9期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として配当性向50%を目標に掲げ、利益成長を直接還元する姿勢を鮮明にしています。近年の業績拡大に伴い増配傾向が続いており、高い利回り水準を維持している点が投資家にとって大きな魅力です。今後も持続可能な成長と併せて、株主還元の拡充が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 231.8万円 になりました (131.8万円)
+131.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期144.8万円44.8万円44.8%
2022期138.7万円38.7万円38.7%
2023期154.9万円54.9万円54.9%
2024期263.2万円163.2万円163.2%
2025期231.8万円131.8万円131.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残91,100株
売り残12,000株
信用倍率7.59倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2026年3月期 第1四半期決算発表2025年8月上旬
2026年3月期 第2四半期決算発表2025年11月中旬
定時株主総会2025年6月下旬

PER8.7倍、PBR0.56倍はいずれも機械業種の平均(PER15倍、PBR1.2倍)を大幅に下回っており、株価は割安と判断されます。特にPBRが1倍を大きく割り込んでいる点は、資産価値に対して株価が評価されていないことを示唆しています。一方で、信用買い残が売り残の7.59倍と高く、将来の売り圧力となる可能性には注意が必要です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期30.5億円12.8億円41.8%
2022/03期34.7億円11.4億円32.8%
2023/03期29.0億円5.2億円17.9%
2024/03期35.8億円2,500万円0.7%
2025/03期44.0億円7.7億円17.4%

実効税率は年度によって変動が大きく、特に2024/03期期は税効果会計の適用等により一時的に低い水準となりました。平常時は概ね30%前後の水準で推移しており、業績に応じた適正な納税が行われています。今後も税制改正や繰延税金資産の増減により変動する可能性があるため、注視が必要です。

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もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

トーヨーカネツ まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 236円
安全性
安定
自己資本比率 57.9%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「社会インフラの巨大タンク屋が、EC時代の物流自動化ニーズを追い風に再成長する古くて新しい企業」

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DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU