6364プライム

AIRMAN

AIRMAN CORPORATION

最終更新日: 2026年3月28日

ROE11.7%
BPS136円
自己資本比率63.7%
FY2025/3 有報データ

現場の"空気"を変える!可搬式コンプレッサー国内トップの老舗メーカー

空気と電気の力で世界中のインフラを支え、人と社会の持続可能な未来を創造する企業グループを目指します。

この会社ってなに?

あなたが普段目にする道路工事やビルの建設現場、その裏側でAIRMANの機械が活躍しています。例えば、大きな音を立てて道路を掘削する機械に圧縮空気を送り込んでいるのが、同社の主力製品であるエンジンコンプレッサーです。また、夏祭りや野外コンサートで使われる照明や音響設備の電源となっている移動式の発電機も、実はAIRMAN製かもしれません。街のインフラを整え、人々の楽しみを陰で支える、まさに「縁の下の力持ち」のような存在なのです。

AIRMANは、可搬式エンジンコンプレッサーで国内首位を誇る建設機械メーカーです。2025年3月期(FY2025)は売上高548.3億円、営業利益69.18億円と、前期比で増収減益を達成しました。主力製品は建設現場やイベント、災害復旧など幅広い場面で利用されており、安定した需要が強みです。2026年3月期の会社予想は売上高550.0億円、営業利益69.20億円とほぼ横ばいを見込んでおり、高収益体質を維持しつつ、持続的な成長を目指しています。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
新潟県燕市下粟生津3074
公式
www.airman.co.jp

社長プロフィール

佐藤 豪一
佐藤 豪一
代表取締役社長
ビジョナリー
当社は創業以来、空気・電気・水に関する技術を磨き、社会インフラを支える製品を提供してきました。今後も「AIRMAN」ブランドのもと、高品質な製品とサービスをグローバルに展開し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1938
北越工業株式会社として創業

新潟県にて創業。80年以上にわたる歴史の第一歩を踏み出し、日本の産業発展と共に歩み始める。

1952
国産初のロータリーコンプレッサー開発

画期的な国産初のロータリーコンプレッサーを開発・製造開始。後の主力事業となる礎を築く。

1980
東京証券取引所に上場

新潟証券取引所に続き、東京証券取引所市場第二部に上場。企業としての信頼性と知名度を高める。

2000s
事業の多角化とグローバル展開

コンプレッサーに加え、エンジン発電機や高所作業車などへ事業を拡大。海外にも販売網を広げ、AIRMANブランドを世界へ浸透させる。

2018
創業80周年と社名変更

創業80周年を機に、世界で親しまれてきたブランド名「AIRMAN」を正式な社名とし、グローバル企業として新たなスタートを切る。

2025
新中期経営計画「中期ビジョン 2027」始動

持続的な成長を目指し、海外事業の拡大や新規事業の創出、人的資本経営の強化を柱とする新たな中期経営計画を策定。

2027
未来へ:売上高750億円を目指す

中期ビジョン2027の最終年度目標として、売上高750億円、営業利益率13.5%の達成を掲げ、さらなる企業価値向上を目指す。

注目ポイント

国内シェアNo.1のコンプレッサー事業

建設現場で不可欠な可搬式エンジンコンプレッサーで国内トップシェアを誇ります。80年以上の歴史で培った高い技術力と信頼性が強みです。

安定した財務基盤と株主還元

堅実な経営により安定した財務基盤を構築。配当利回りが比較的高く、社名変更を記念したQUOカードの株主優待も実施しており、株主還元にも積極的です。

グローバル市場への積極展開

「中期ビジョン 2027」を掲げ、北米や欧州、アジア市場での販売網・サービス体制を強化。世界中のインフラ整備を支えるグローバル企業へと成長を目指しています。

サービスの実績は?

+5.6%
売上高成長率
FY2025実績 (YoY)
+5.6% YoY
1.06億円
従業員一人当たり売上高
FY2025実績ベース
57
1株当たり配当金
FY2025実績
+26.7% YoY
101,300
自己株式取得数
2026年2月実施分
2.14億円
自己株式取得総額
2026年2月実施分

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 57円
安全性
安定
自己資本比率 63.7%
稼ぐ力
高い
ROE 11.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
57
方針: 配当性向30%以上目標
1株配当配当性向
FY2021/32232.7%
FY2022/33031.3%
FY2023/34534.0%
FY2024/35731.3%
FY2025/35732.8%
4期連続増配
株主優待
あり
QUOカード(1,000円分)
必要株数100株以上(約23万円)
金額相当約1,000円相当
権利確定月3月

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、業績連動による増配実績が豊富です。配当性向30%以上を目安とした還元姿勢を打ち出しており、利益成長がそのまま株主への配当向上に直結する仕組みです。今後も安定した収益基盤を背景に、持続的な株主還元が期待できる企業です。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
11.7%
業界平均
9.1%
営業利益率上回る
この会社
12.6%
業界平均
11.5%
自己資本比率上回る
この会社
63.7%
業界平均
52.9%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3367億円
FY2023/3490億円
FY2024/3519億円
FY2025/3548億円
営業利益
FY2022/335.7億円
FY2023/348.4億円
FY2024/361.9億円
FY2025/369.2億円

当社の売上高は、建設現場等で使用される可搬式エンジンコンプレッサーの安定した需要を背景に、FY2021/3の約329億円からFY2025/3には約548億円まで右肩上がりで成長を続けています。営業利益も売上拡大に伴い大幅に伸長しており、収益基盤の強化が明確です。FY2026/3も微増ながら過去最高水準の業績を維持する見通しであり、堅調な事業運営が続いています。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
11.7%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
7.5%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
12.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/36.5%4.5%7.6%
FY2022/38.8%6.0%9.7%
FY2023/311.0%7.0%9.9%
FY2024/313.6%9.0%11.9%
FY2025/311.7%7.5%12.6%

売上高営業利益率はFY2021/3の7.6%からFY2025/3には12.6%へと大幅に改善しており、製品の付加価値向上や効率的な生産体制が寄与しています。ROE(自己資本利益率)も10%を超える水準で安定的に推移しており、資本効率を重視した経営が定着しています。今後は更なる収益性向上と、グローバルな需要獲得による利益率の維持が重要な鍵となります。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率63.7%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
226億円
会社の純資産
410億円

総資産はFY2021/3の約434億円からFY2025/3には約642億円まで増加し、積極的な事業拡大を裏付けています。長年無借金経営を続けてきましたが、近年は成長投資に伴い有利子負債を適度に活用する財務戦略へ移行しました。自己資本比率は約64%と高い水準を維持しており、極めて強固な財務体質を保っています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+39.1億円
営業CF
投資に使ったお金
-10.8億円
投資CF
借入・返済など
+43.7億円
財務CF
手元に残ったお金
+28.3億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/341.0億円-20.2億円-17.3億円20.8億円
FY2022/322.8億円-6.2億円-22.2億円16.6億円
FY2023/328.7億円-8.7億円-1.6億円20.0億円
FY2024/339.7億円-27.6億円-24.9億円12.1億円
FY2025/339.1億円-10.8億円43.7億円28.3億円

営業キャッシュフローは本業の好調により年間約30億円から40億円規模で安定的に創出されており、強固な稼ぐ力を証明しています。投資活動には継続的な設備投資を充てていますが、フリーキャッシュフロー(自由に使える現金)は安定的に黒字を確保しています。FY2025/3には資金調達により財務キャッシュフローがプラスとなりましたが、これは今後の成長に向けた戦略的な動きと言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1原材料価格の変動 当社グループ製品は、鉄、銅、原油等を素材とする原材料を多く使用しております
2公的規制等の影響 当社グループ製品は、安全や環境等の公的規格や規制及び輸出入規制、税制の影響をそれぞれの国において受けております
3製造物責任について 当社グループ製品について、万が一、予期せぬ製品不具合により製造物責任の事象が発生した場合、製造物責任保険で補えず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/329.2億円9.8億円33.4%
FY2022/340.5億円13.1億円32.2%
FY2023/353.8億円16.3億円30.3%
FY2024/373.2億円22.3億円30.4%
FY2025/368.9億円20.8億円30.1%

法人税等の支払額は、業績の拡大に伴いFY2021/3の約10億円からFY2024/3には約22億円へと増加傾向にあります。実効税率は概ね30%前後で推移しており、日本の標準的な税率に近い適正な納税状況です。業績が安定しているため、税負担による利益のブレは少なく、経営の予測可能性は高い水準にあります。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
682万円
従業員数
807
平均年齢
37.1歳
平均年収従業員数前年比
当期682万円807-

従業員の平均年収は682万円となっており、機械業界の平均と比較しても一定の水準を確保しています。利益率の改善やグローバル展開による事業成長が、従業員への安定した報酬還元を支える背景となっています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.3%
浮動株54.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関22.5%
事業法人等22.9%
外国法人等19.4%
個人その他34.4%
証券会社0.9%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はGOLDMAN, SACHS&CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券)・千代田産業・北越工業持株会。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,710,000株)9.62%
バイオグリーン有限会社(2,444,000株)8.67%
GOLDMAN, SACHS&CO.REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)(2,227,000株)7.9%
千代田産業株式会社(1,748,000株)6.2%
佐藤美武(1,444,000株)5.13%
北越工業持株会(1,043,000株)3.7%
CITCO TRUSTEES (CAYMAN)LIMITED SOLELY IN ITS CAPACITY AS TRUSTEE OF THE VPL1 TRUST (常任代理人 立花証券株式会社)(1,000,000株)3.55%
株式会社みずほ銀行(932,000株)3.31%
株式会社第四北越銀行(932,000株)3.31%
NORTHERN TRUST CO. (AVFC)RE NON TREATY CLIENTS ACCOUNT (常任代理人 香港上海銀行東京支店)(801,000株)2.84%

大株主には日本マスタートラスト信託銀行などの機関投資家が名を連ねており、上位10株主の持株比率合計が50%を超えており、安定した株主構造を維持しています。創業家ゆかりの法人や個人株主も一定の比率を保持しており、経営の継続性と安定性を重視する傾向が伺えます。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億2,369万円
取締役3名の合計

建設・産業機械事業を中心に構成されており、特に可搬式エンジンコンプレッサーは高い市場シェアを誇ります。グローバルな販売網の拡充が成長を牽引する一方で、為替変動や原材料価格の高騰といった外部環境のリスク要因を注視する必要があります。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 2名(22.2% 男性 7
22%
78%
監査報酬
5,804万円
連結子会社数
6
設備投資額
10.5億円
平均勤続年数(従業員)
13.1
臨時従業員数
122

取締役会における女性役員比率は25.0%と、上場企業の中でも多様性を意識した構成となっています。監査等委員会設置会社として監査体制を強化し、持続的な成長と透明性の高い経営を両立させるためのガバナンス体制を構築しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初予想に対しては慎重だが、過去には大幅な上方修正実績もあり、計画達成への意欲は見える。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧・中期経営計画
FY2022〜FY2024
売上高: 目標 500億円 達成 (519.0億円)
103.8%
営業利益: 目標 50億円 達成 (61.87億円)
123.7%
中期経営計画「中期ビジョン 2027」
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 660億円 順調 (548.3億円)
83.1%
営業利益: 目標 80億円 順調 (69.18億円)
86.5%
ROE: 目標 12.0%以上 順調 (10.7%)
89.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025560億円548億円-2.1%
FY2024470億円519億円+10.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202571億円69億円-2.9%
FY202436億円62億円+70.9%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の中期経営計画「中期ビジョン 2027」では、最終年度(FY2027)に売上高660億円、営業利益80億円を目標に掲げています。初年度であるFY2025実績は売上高548.3億円(進捗率83.1%)、営業利益69.18億円(進捗率86.5%)と、目標達成に向けて順調な滑り出しを見せています。特にFY2024には期初予想を大幅に上回る実績を叩き出しており、市場環境が追い風となれば目標の前倒し達成も視野に入ります。一方で、FY2025は期初予想をわずかに下回っており、今後の進捗が注視されます。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、ほぼ一貫してTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」となっています。これは、同社の安定した業績成長や配当にもかかわらず、市場全体の成長率、特にグロース株への資金集中と比較すると、株価の伸びが緩やかであったことを示唆しています。安定配当を重視する株主構成である一方、株価の飛躍的な上昇が限定的だったことが、TOPIXに対する劣後の主な背景と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+95.2%
100万円 →195.2万円
95.2万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021102.1万円+2.1万円2.1%
FY202285.5万円-14.5万円-14.5%
FY2023138.0万円+38.0万円38.0%
FY2024200.4万円+100.4万円100.4%
FY2025195.2万円+95.2万円95.2%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残62,900株
売り残62,900株
信用倍率1.11倍
2026年3月27日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年7月下旬
定時株主総会2026年6月下旬

市場評価を見ると、PERは11.3倍と業界平均(約15倍)に比べて割安な水準にあります。一方で、PBRは1.34倍と業界平均をやや上回り、資産価値は評価されていると言えます。信用倍率は1.11倍と拮抗しており、短期的な需給の偏りは見られません。配当利回りが2.86%と比較的高いことも、株価の下支え要因となりそうです。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
24
日本経済新聞, 株探, PR TIMES, Yahoo!ファイナンス, 会社四季報オンライン
業界内ランキング
上位 30%
機械セクター 1,200社中 360位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・財務40%
新製品・事業展開30%
株主還元20%
CSR・その他10%

最近の出来事

2025年12月新製品投入

コールドチェーン向けリーファーコンテナ用発電機を発売し、新規市場への進出を果たした。

2026年2月記念優待

社名変更を記念した株主優待の実施を発表し、投資家層へのアピールを強化した。

2026年3月自社株買い

取得総額2億1,402万円の自己株式取得を完了し、資本効率の改善を推進した。

AIRMAN まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑
配当
少なめ
1株 57円
安全性
安定
自己資本比率 63.7%
稼ぐ力
高い
ROE 11.7%
話題性
好評
ポジティブ 65%

「『現場の空気を作る』コンプレッサー国内首位、建設・イベント需要を追い風に高収益を叩き出す新潟の優良メーカー」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU