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オイレス工業6282

OILES CORPORATION

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 85円
安全性
安定
自己資本比率 72.5%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 30%

この会社ってなに?

あなたが毎日乗るかもしれない自動車。そのエンジンやドア、サスペンションなどがきしむことなくスムーズに動くのは、オイレス工業の「オイルレスベアリング」という特殊な部品のおかげかもしれません。この部品は、油を差さなくても滑らかに動き続けることができるスゴい技術です。また、地震が来たときに高層ビルやマンション、橋が大きく揺れるのを防ぐ「免震・制震装置」も作っています。普段は目にすることのない場所で、あなたの安全と快適な暮らしを静かに支えている会社です。

オイルレスベアリング国内トップの部品メーカー。2025期は売上高676.0億円、営業利益69.42億円と堅調な業績を維持しました。しかし、2026期の会社予想では売上高712.0億円と増収を見込む一方、営業利益は64.0億円へと減益を計画しており、先行投資の影響が注視されます。主力の自動車向け軸受に加え、建築向け免震・制震装置が収益の二本柱となっており、安定した事業基盤を築いています。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
神奈川県藤沢市桐原町8番地

サービスの実績は?

11.1
売上高成長率 (5年平均)
2021期-2025期
85
1株当たり配当金
2025期実績
+13.3% YoY
34.0
配当性向
2025期実績
2.33億円
従業員一人当たり売上高
2025期時点 (連結)
2,900件超
国内外保有特許数
PRTimes記事より
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
5.7%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.1%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
9.9%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期4.0%3.1%-
2022/03期6.7%5.2%-
2023/03期6.1%4.8%-
2024/03期7.6%6.0%10.6%
2025/03期8.3%6.7%10.3%
3Q FY2026/35.7%(累計)4.1%(累計)9.9%

収益性の指標は改善傾向にあり、特に営業利益率は2021/03期の5.9%から、2024/03期および2025/03期には10%を超える水準まで向上しました。製品ポートフォリオの最適化や高付加価値な免震装置の寄与が大きく、ROE(自己資本利益率)も2025/03期には8.2%に上昇しています。今後も資本効率を意識した経営を進めることで、安定した収益性を確保する見通しです。

儲かってるの?

まあまあです
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期530億円25.3億円80.6円-
2022/03期599億円43.3億円137.6円+13.0%
2023/03期629億円41.3億円132.4円+5.1%
2024/03期688億円72.9億円54.8億円177.8円+9.4%
2025/03期676億円69.4億円63.1億円208.4円-1.7%

売上高は自動車軸受および免震・制震装置の堅調な需要に支えられ、2021/03期の約530億円から2024/03期には約688億円まで順調に拡大しました。2025/03期は微減収となったものの、利益面では収益性の改善により純利益が過去最高水準を維持しています。次期はさらなる売上成長を見込み、約712億円の売上高を計画するなど、強固な事業基盤を背景に安定的な成長軌道を維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上498億円(通期予想比70%)、営業利益49億円(同77%)、純利益39億円(同82%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
5.7%(累計)
業界平均
8.5%
営業利益率下回る
この会社
9.9%
業界平均
10.2%
自己資本比率上回る
この会社
72.5%
業界平均
56.2%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

2億6,400万円
取締役5名の合計

オイレス工業は「軸受機器」「構造機器」「建築機器」の3つのセグメントを展開し、オイルレスベアリングで国内シェアトップの強固な地位を確立しています。主な事業リスクとして、自動車業界の生産動向や原材料価格の変動、海外拠点の事業展開に伴う為替リスクなどが挙げられます。

会社の計画は順調?

B
総合評価
利益目標は順調に進捗しているが、売上目標の達成にはもう一段の成長加速が必要。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画2024-2026
2024期~2026期
売上高: 目標 750億円 順調 (676.0億円)
90.13%
営業利益: 目標 75億円 順調 (69.42億円)
92.56%
ROE: 目標 8.0% 順調 (8.8%)
110%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期677億円676億円-0.1%
2024期675億円688億円+1.9%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期57億円69億円+21.8%
2024期61億円73億円+19.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

現行の「中期経営計画2024-2026」では、最終年度の2026期に売上高750億円、営業利益75億円を目標に掲げています。直近の2025期実績では、営業利益が計画に対し92.6%と高い進捗率を示す一方、売上高は90.1%とややビハインドしています。業績予想は保守的な傾向があり、期中に上方修正されることもありますが、売上目標達成に向けた施策の実行力が今後の焦点となります。

どんな話題が多い?

決算・業績50%
IR・経営戦略25%
DX・健康経営15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
18
日経電子版, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, ダイヤモンドオンライン ほか
業界内ランキング
上位 30%
機械業種 1,223社中 367位
報道のトーン
30%
好意的
35%
中立
35%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年2月好材料

個人投資家向け会社説明会を開催し、事業の成長性と中期経営計画について詳細を解説。

2025年11月減益発表

第2四半期累計の連結経常利益が前年同期比15.3%減となり、業績の先行きに警戒感。

2026年3月人事発表

代表取締役の異動および役員体制の刷新に関する適時開示を実施。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率72.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
15.8億円
借金(有利子負債)
Net Assets
783億円
会社の純資産

財務状況は極めて健全であり、自己資本比率は一貫して80%前後の高い水準を維持しています。2024/03期より有利子負債の活用を開始しましたが、依然として潤沢な自己資本を保有しており、極めて強固な財務基盤を構築しています。この安定したバランスシートは、将来に向けた積極的な設備投資や研究開発を支える重要な裏付けとなっています。 【3Q 2026/03期】総資産950億円、純資産783億円、自己資本比率72.5%、有利子負債16億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+87.7億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-24.5億円
投資に使ったお金
Financing CF
-68.9億円
借入・返済など
Free CF
+63.3億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期41.4億円41.7億円10.3億円3,200万円
2022/03期58.5億円31.4億円33.6億円27.1億円
2023/03期79.9億円22.0億円40.7億円57.9億円
2024/03期72.0億円11.7億円43.1億円60.2億円
2025/03期87.7億円24.5億円68.9億円63.3億円

営業キャッシュフローは本業の好調さを反映して増加基調にあり、2025/03期には約88億円の営業収入を確保しました。設備投資を適切にコントロールしつつ、継続して60億円規模のフリー・キャッシュ・フローを創出する力があります。潤沢なキャッシュは、配当や株主還元、および将来成長に向けた戦略的投資へ柔軟に充てられています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 9名)
女性 1名(11.1% 男性 8
11%
89%
監査報酬
6,000万円
連結子会社数
17
設備投資額
45.1億円
平均勤続年数(従業員)
17.6
臨時従業員数
471

女性役員比率は11.0%であり、更なる多様性の推進が期待される段階です。監査等委員会設置会社を採用し、高い透明性と監査体制の強化を図っており、連結子会社17社を擁するグループ全体での適正な経営管理に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主37.3%
浮動株62.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関18.2%
事業法人等19.2%
外国法人等8.4%
個人その他52.9%
証券会社1.4%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は東京中小企業投資育成・みずほ銀行・日本生命保険相互会社。

東京中小企業投資育成㈱(2,966,000株)10.06%
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)(2,411,000株)8.17%
㈱みずほ銀行(1,200,000株)4.07%
日本生命保険相互会社(969,000株)3.29%
川崎 景介(829,000株)2.81%
オイレス東日本共栄会(812,000株)2.75%
オイレス従業員持株会(727,000株)2.47%
川崎 景太(721,000株)2.44%
群栄化学工業㈱(528,000株)1.79%
㈱三菱UFJ銀行(387,000株)1.31%

大株主には東京中小企業投資育成や大手金融機関が名を連ねており、安定株主の比率が一定程度存在します。創業家関連や従業員持株会も重要な株主として存在しており、経営の安定性に寄与している一方、浮動株比率は限定的であると推測されます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1景気後退による需要減少のリスク 当企業グループの製品は、自動車をはじめ各種産業機械や建築・建設物等に多く採用されております
2公共投資縮減のリスク 当企業グループにおける構造機器事業の売上高は、全体の16.7%となっております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
784万円
従業員数
2,069
平均年齢
44.5歳
平均年収従業員数前年比
当期784万円2,069-

従業員の平均年収は784万円であり、製造業の水準と比較しても比較的安定した高水準を維持しています。長年の技術蓄積とシェアトップの地位が安定した収益基盤となっており、これが従業員の待遇に反映されていると考えられます。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

過去5年間のTSR(株主総利回り)は、一貫して市場平均であるTOPIXを下回る「アンダーパフォーム」という結果になっています。2025期時点の自社TSRは186.8%に対しTOPIXは213.4%でした。これは、安定した配当を提供しているものの、株価成長が市場全体の勢いに追いついていないことを示唆しており、PBRが1倍を割れる一因とも考えられます。株価上昇を通じた企業価値向上策が、今後の経営課題と言えるでしょう。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
85
方針: 配当性向40%目標
1株配当配当性向
2016/03期5033.2%
2017/03期50107.8%
2018/03期5043.7%
2019/03期5041.8%
2020/03期5045.6%
2021/03期4049.6%
2022/03期5540.0%
2023/03期5541.5%
2024/03期7542.2%
2025/03期8540.8%
4期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、配当性向40%程度を目標に掲げています。業績の拡大とともに1株あたり配当金は2021/03期の40円から2025/03期には85円まで大幅な増配を継続しています。株主優待と合わせた高い利回り水準を維持しており、株主還元に対して積極的な姿勢を貫いています。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 186.8万円 になりました (86.8万円)
+86.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期126.8万円26.8万円26.8%
2022期117.7万円17.7万円17.7%
2023期133.8万円33.8万円33.8%
2024期182.2万円82.2万円82.2%
2025期186.8万円86.8万円86.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残53,400株
売り残697,200株
信用倍率0.08倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬

業界平均と比較してPBRが0.96倍と1倍を割り込んでおり、資産価値の観点からは割安と評価される可能性があります。一方で、信用倍率は0.08倍と極端に低く、売り残が買い残を大幅に上回る「売り長」の状態です。これは将来の株価下落を見込む投資家が多いことを示唆しており、短期的な需給の悪化が懸念されます。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期37.6億円12.4億円32.9%
2022/03期65.1億円21.9億円33.6%
2023/03期57.3億円16.0億円27.9%
2024/03期77.9億円23.1億円29.7%
2025/03期73.8億円10.7億円14.5%

法人税等の支払額は各期の税引前利益に連動していますが、2025/03期については税効果会計等の要因により実効税率が一時的に低下しました。通常期はおおむね30%前後で推移しており、健全な納税を行っています。将来の予想税率も一般的な水準を見込んでおり、税務上の大きな懸念はありません。

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もっと知る

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オイレス工業 まとめ

業績
普通
営業益 前年比↓
配当
少なめ
1株 85円
安全性
安定
自己資本比率 72.5%
稼ぐ力
普通
ROE 5.7%(累計)
話題性
不評
ポジ 30%

「『摩擦をなくす』技術で自動車から高層ビルまで支える、縁の下のトップ企業」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU