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鶴見製作所6351

TSURUMI MANUFACTURING CO.,LTD.

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 54円
安全性
安定
自己資本比率 66.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
不評
ポジ 45%

この会社ってなに?

大雨や台風で道路が水浸しになった時、ニュースで巨大なポンプが水を川に排出しているのを見たことはありませんか?あのポンプ、実は鶴見製作所の製品かもしれません。同社は「水中ポンプ」の国内トップメーカーで、私たちの生活に欠かせないインフラを陰で支えています。普段は目立たない工事現場や下水処理場、ビルの地下など、水がある場所のほとんどでツルミのポンプが活躍し、浸水被害から街を守ったり、安全な工事を可能にしたりしているのです。

水中ポンプ国内首位の鶴見製作所は、業績が絶好調です。2025年3月期は売上高680.6億円、営業利益102.51億円と過去最高を更新し、5期連続の増収増益を達成しました。現在は新中期経営計画「Transformation 2027」を推進中で、イタリアのポンプメーカーZENIT社の完全子会社化や、大型水中ポンプのレンタル・工事を手掛ける富士丸産業の買収など、国内外で積極的なM&Aを展開し成長を加速させています。安定した国内インフラ需要を基盤に、グローバル市場でのシェア拡大が今後の焦点となります。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
大阪市鶴見区鶴見4-16-40

サービスの実績は?

680.6億円
連結売上高
2025年3月期実績
+8.7% YoY
102.5億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+14.6% YoY
54
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+8.0% YoY
30
国内水中ポンプ市場シェア
会社四季報より推定
国内トップ
2
直近の主なM&A件数
2024年以降
成長加速
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
6.9%(累計)
株主資本の利回り
ROA
4.5%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
13.8%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期6.2%5.1%-
2022/03期6.9%5.7%-
2023/03期8.3%6.7%-
2024/03期9.8%7.7%14.3%
2025/03期9.4%7.1%15.1%
3Q FY2026/36.9%(累計)4.5%(累計)13.8%

収益性については、水中ポンプという高シェア・高付加価値製品を武器に営業利益率は10%台後半まで向上し、筋肉質な収益体質が整っています。ROE(自己資本利益率)も9%超の水準まで高まっており、資本効率を重視した経営が数字に表れています。売上規模の拡大に伴い生産効率の改善も進んでおり、安定して高い利益率を確保できる体制が構築されています。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期453億円41.6億円166.0円-
2022/03期512億円48.2億円192.5円+13.0%
2023/03期562億円62.6億円254.0円+9.8%
2024/03期626億円89.4億円82.9億円337.6円+11.4%
2025/03期681億円103億円87.8億円358.7円+8.7%

鶴見製作所は、水中ポンプ専業トップメーカーとして強固なブランドを築いており、インフラ整備や建設需要の底堅さを背景に売上高・営業利益ともに右肩上がりの成長を遂げています。2025/03期には売上高が約681億円に達し、水中ポンプ製品の安定した需要が収益の拡大を牽引しました。足元では資材高騰の影響はあるものの、国内および海外市場での着実な拡販により増収増益基調を維持しています。 【3Q 2026/03期実績】売上533億円(通期予想比75%)、営業利益74億円(同71%)、純利益60億円(同79%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
6.9%(累計)
業界平均
8.5%
営業利益率上回る
この会社
13.8%
業界平均
10.1%
自己資本比率上回る
この会社
66.6%
業界平均
56.3%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

1億8,100万円
取締役7名の合計

主力である水中ポンプ等の環境関連機器が業績を牽引しており、国内外でのインフラ整備需要が安定した収益源となっています。主なリスク要因として、原材料価格の変動や為替リスク、および建設機械市場における設備投資の停滞などが開示されています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
期初予想を大幅に上回る着地が続いており、計画達成能力は非常に高い。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

新中期経営計画「Transformation 2027」
2026期〜2028期
連結売上高: 目標 710億円 順調 (680.6億円)
95.8%
連結営業利益: 目標 104億円 順調 (102.51億円)
98.5%
旧・中期経営計画
2023期〜2025期
連結売上高: 目標 563億円 前倒し達成 (680.6億円)
120.9%
連結営業利益: 目標 67億円 前倒し達成 (102.51億円)
153%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期650億円681億円+4.7%
2024期563億円626億円+11.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期80億円103億円+28.1%
2024期67億円89億円+33.4%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

鶴見製作所は、新中期経営計画「Transformation 2027」を掲げ、2026期に売上高710億円、営業利益104億円を目指しています。過去の中計や業績予想は期初予想を大幅に超過して達成する傾向が強く、会社の計画達成能力には高い信頼がおけます。特に2025期は営業利益で期初予想を28%も上回る実績を叩き出しており、M&Aによるシナジー効果や好調なポンプ需要が業績を押し上げています。

どんな話題が多い?

決算・財務40%
M&A・提携30%
株価・市況20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「中立
報道件数(30日)
42
前月比 +12.5%
メディア数
18
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, M&A速報, 会社四季報オンライン ほか
業界内ランキング
上位 30%
機械業種 230社中 68位
報道のトーン
45%
好意的
25%
中立
30%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2026年2月子会社化

富士丸産業株式会社の株式を取得し完全子会社化を完了。

2025年8月増配

アロイテクノロジー工場竣工を記念した記念配当の実施を発表。

2025年5月制度改定

取締役の業績連動報酬制度を含む報酬体系の改定を実施。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率66.6%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
150億円
借金(有利子負債)
Net Assets
1,028億円
会社の純資産

同社の財務健全性は極めて高く、長年維持してきた実質無借金経営から、近年は積極的な成長投資に伴い有利子負債を活用する戦略へシフトしています。自己資本比率は70%超を維持しており、依然として盤石な財務基盤を有しています。豊富な純資産を活用し、M&Aや生産能力増強など将来の成長に向けた資本配分を戦略的に進めています。 【3Q 2026/03期】総資産1334億円、純資産1028億円、自己資本比率66.6%、有利子負債150億円。

お金の流れは?

本業は稼げていますが投資が多めです
Operating CF
+70.3億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-79.9億円
投資に使ったお金
Financing CF
+25.3億円
借入・返済など
Free CF
-9.6億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期48.7億円33.6億円2.3億円15.1億円
2022/03期20.0億円25.1億円19.6億円5.0億円
2023/03期29.7億円26.5億円30.1億円3.1億円
2024/03期95.3億円59.1億円14.8億円36.2億円
2025/03期70.3億円79.9億円25.3億円9.6億円

営業活動によるキャッシュフローは本業の安定成長により概ね黒字を維持していますが、戦略的な設備投資や子会社取得のための投資キャッシュアウトが拡大しています。特に足元では、将来的な成長に向けた新工場建設や技術提携への支出が先行しており、キャッシュポジションを適宜管理しています。財務キャッシュフローは必要に応じた調達を行い、経営基盤の維持と成長投資の両立を図っています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
3,600万円
連結子会社数
17
設備投資額
69.7億円
平均勤続年数(従業員)
14.9
臨時従業員数
257

女性役員比率は10.0%であり、多様性推進に向けた体制整備が課題です。監査体制は適切に機能しており、企業規模に見合った内部統制のもと、リスク管理の強化とガバナンスの透明性向上を図っています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主46.9%
浮動株53.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.7%
事業法人等29.2%
外国法人等18.9%
個人その他33.8%
証券会社0.5%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 主な安定株主はT'sコーポレーション・三井住友銀行・STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 みずほ銀行決済営業部)。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(1,775,000株)7.33%
株式会社T'sコーポレーション(1,775,000株)7.32%
ツルミ共栄会(1,662,000株)6.86%
株式会社三井住友銀行(1,138,000株)4.69%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(1,013,000株)4.18%
THE BANK OF NEW YORK-JASDECTREATY ACCOUNT (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)(813,000株)3.36%
株式会社三菱UFJ銀行(700,000株)2.89%
デンヨー株式会社(648,000株)2.67%
株式会社ダイコウ(579,000株)2.39%
有限会社ツルミ興産(547,000株)2.26%

大株主には信託銀行の信託口のほか、同族関係や取引先企業の関連法人が名を連ねており、安定株主による堅実な経営体制がうかがえます。創業家や関連団体が一定の比率を保持しており、長期的な視点に基づいた経営が期待される構成です。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1研究開発について 当社グループは、市場ニーズに合致した新製品の開発を行っておりますが、かかる新製品を提供することができない可能性があります
2訴訟等について 当社グループは、国内及び海外事業に関連して、訴訟、紛争、その他の法律的手続の対象となるリスクがあります
3有価証券投資による影響について 有価証券の投資は、価格変動リスク、信用リスク、為替金利変動リスク、元本毀損リスク等のさまざまなリスクを有しており、有価証券投資が当社グループの業績、キャッシュ・フローに悪影響を与える可能性があります
4為替変動による影響について 当社グループは、外貨建輸出入取引において主に米貨建で決済しており、為替レートの変動による影響を受け易くなっております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
669万円
従業員数
1,484
平均年齢
41.3歳
平均年収従業員数前年比
当期669万円1,484-

従業員の平均年収は669万円であり、製造業および機械セクターの平均と比較しても安定した水準を維持しています。過去の推移を見ても堅調に推移しており、業績連動要素を取り入れた報酬体系が従業員のモチベーションを支えています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。鶴見製作所のTSRは、2021期から2025期までの5年間、一貫して市場平均であるTOPIXを下回る(アンダーパフォーム)結果となっています。これは、同期間にTOPIXが大きく上昇した一方で、鶴見製作所の株価上昇が相対的に緩やかであったことが主な要因です。しかし、近年の増配傾向や、M&Aによる成長戦略が株価に織り込まれてくれば、将来的にはTSRが改善する可能性も秘めています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
54
方針: 配当性向20-30%を目標とした利益還元を掲げ、継続的な配当向上を目指す方針
1株配当配当性向
2016/03期2518.8%
2017/03期2419.6%
2018/03期2418.5%
2019/03期3119.3%
2020/03期3421.5%
2021/03期3621.7%
2022/03期4020.8%
2023/03期4417.3%
2024/03期5014.8%
2025/03期5415.1%
8期連続増配
株主優待
なし

株主優待制度は現在実施されておりません。

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、業績の成長に合わせて継続的に増配を行う株主還元姿勢を鮮明にしています。配当性向は相対的に低い水準を維持しつつも、1株あたり配当金は着実に増加しています。強固な財務体質を背景に、長期的かつ安定的な利益分配を今後も継続することが期待されます。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 171.3万円 になりました (71.3万円)
+71.3%
年度末時点評価額損益TSR
2021期95.4万円4.6万円-4.6%
2022期97.6万円2.4万円-2.4%
2023期113.0万円13.0万円13.0%
2024期201.7万円101.7万円101.7%
2025期171.3万円71.3万円71.3%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残47,600株
売り残61,300株
信用倍率0.78倍
2026年3月19日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
定時株主総会2026年6月下旬

現在の株価はPER12.3倍、PBR0.99倍と、機械セクターの平均(PER約25倍、PBR約1.5倍)と比較して割安な水準にあると考えられます。配当利回りは2.59%と業界平均を上回っており、株主還元にも積極的です。信用倍率は0.78倍と売り残が多く、将来の買い戻し需要(踏み上げ)が期待される一方、短期的には下落圧力も意識される需給状況です。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期64.0億円22.5億円35.1%
2022/03期73.7億円25.5億円34.6%
2023/03期89.9億円27.3億円30.4%
2024/03期126億円43.5億円34.4%
2025/03期105億円17.1億円16.3%

実効税率は概ね法定税率に近い水準で推移してきましたが、期によって税務上の調整や一時的な要因により変動が見られます。2025/03期は一時的な税務効果により低く抑えられましたが、基本的には利益水準に応じた適正な納税が行われています。今後も業績拡大に伴い、安定した法人税等の支払いが継続する見通しです。

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鶴見製作所 まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 54円
安全性
安定
自己資本比率 66.6%
稼ぐ力
普通
ROE 6.9%(累計)
話題性
不評
ポジ 45%

「『災害大国の縁の下の力持ち』創業100年の水中ポンプ王者が、海外M&Aで次の100年を狙う」

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU