6323プライム

ローツェ

RORZE CORPORATION

最終更新日: 2026年4月7日

ROE25.4%
BPS668.5円
自己資本比率56.2%
FY2025/3 有報データ

「世の中にないものをつくる――広島から世界の半導体工場を動かすEFEMの王者」

世の中にないものをつくる

この会社ってなに?

あなたのスマートフォンやPC、ゲーム機に搭載されている半導体チップ。その製造工程で、極めて精密なウエハ(半導体の薄い円盤)を汚さず・割らずに運ぶのがローツェのロボットです。TSMCの最先端工場でもローツェの搬送装置が稼働しており、AIチップからメモリまで、世界中のデジタル製品の製造を裏側から支えています。最近ではiPS細胞の自動培養装置も手がけ、医療の未来にも貢献し始めています。

ローツェは1985年に崎谷文雄氏が広島県福山市で創業した半導体搬送装置メーカーです。半導体製造工程で不可欠なEFEM(Equipment Front End Module)で世界シェア25〜35%を握り、ウエハ搬送ロボット(大気用・真空用)でもトップクラス。主要顧客にはTSMCやApplied Materialsなどグローバル半導体大手が並びます。FY2025/2期は売上高1,244億円・営業利益320億円(営業利益率25.7%)と高い収益性を誇ります。2024年6月には米Nanoverse Technologiesを約110億円で子会社化し、先端パッケージング分野にも進出。ベトナムに大規模生産拠点を持ち、連結子会社14社・従業員約4,400名を擁します。創業者の崎谷文雄氏(取締役相談役)が35%を保有するオーナー企業で、義理の息子である藤代祥之氏が代表取締役社長を務めています。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
2月
本社
広島県福山市神辺町字道上1588番地の2
公式
www.rorze.com

社長プロフィール

藤代 祥之
藤代 祥之
代表取締役社長
技術者魂の継承者
当社は「世の中にないものをつくる」をモットーに、半導体製造の現場で求められる搬送技術の最前線を切り拓いてきました。EFEM世界シェアNo.1の地位に甘んじることなく、先端パッケージングやライフサイエンスなど新たな成長領域への挑戦を加速し、技術革新で社会に貢献してまいります。

この会社のストーリー

1985年
崎谷文雄が広島県福山市で創業

半導体製造装置メーカーに勤務していた崎谷文雄が、自ら考案したモータ制御技術の製品化を目指して独立。資本金1,000万円でローツェ株式会社を設立し、モータ制御機器の開発に着手した。

1990年代
ウエハ搬送ロボットで半導体業界に参入

半導体ウエハやFPDガラス基板の搬送ロボットを開発。精密で高速な搬送技術が半導体メーカーに評価され、急速に受注を拡大。ベトナムに生産拠点を設立しコスト競争力も確保した。

2000年代
EFEM開発で世界シェアトップへ

半導体製造装置の入り口となるEFEM(Equipment Front End Module)を開発。Applied MaterialsやTSMCなどグローバル大手に採用され、EFEM世界シェア25-35%のトップポジションを確立した。

2017年
東証一部上場(現プライム)

東証一部(現プライム市場)に昇格。JPX日経400にも選定され、機関投資家からの注目が集まった。創業者の崎谷氏は引き続き筆頭株主として経営を支える。

2024年
米Nanoverse買収で先端パッケージ参入

米国Nanoverse Technologiesを約110億円で子会社化し、先端パッケージング製造装置分野に参入。同年、崎谷氏の義理の息子である藤代祥之氏が代表取締役社長として経営を牽引。

2026年〜
訴訟リスクを乗り越え次の成長ステージへ

川崎重工との特許訴訟で76億円の支払い命令を受けるも、EFEM需要の構造的成長と先端パッケージ事業の立ち上げにより、売上高1,300億円・営業利益率25%超の持続を目指す。ライフサイエンス事業の育成も加速。

注目ポイント

EFEM世界シェアNo.1(25-35%)

半導体製造装置の「玄関口」であるEFEMで世界トップシェア。TSMCやApplied Materialsなど大手半導体メーカーが採用し、一度採用されると切り替えコストが高いため、参入障壁が極めて高いビジネスモデル。

営業利益率25%超の高収益体質

5年間の平均営業利益率は24%超。ニッチトップの搬送装置は価格競争に陥りにくく、ベトナム生産によるコスト競争力と合わせて、機械セクター屈指の高収益を実現している。

創業家35%保有のオーナー経営

創業者・崎谷文雄氏が35%を保有し、長期的視点での経営判断が可能。無借金経営・低配当性向による内部留保の蓄積で、M&A(Nanoverse買収110億円)を自己資金で実行できる財務余力。

サービスの実績は?

25-35%
EFEM世界シェア
業界トップクラス
安定
1,244億円
売上高
FY2025/2実績
過去最高
25.7%
営業利益率
FY2025/2実績
高水準維持
14
連結子会社数
ベトナム・米国等
4,402
従業員数
連結ベース
1,019万円
平均年収
有価証券報告書より

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑(営業利益率25%超を維持するも、FY2026/2は特許訴訟76億円で純利益下振れ)
配当
少なめ
1株 17円(配当性向12%台と極めて低い。成長投資を優先するオーナー企業の方針)
安全性
安定
自己資本比率 56.2%(実質無借金、自己資本比率62.8%。創業家35%保有で安定経営)
稼ぐ力
高い
ROE 25.4%(ROE 18.4%、営業利益率25.7%と機械セクターではトップクラス)
話題性
不評
ポジティブ 30%(特許訴訟リスクと半導体需要回復期待が綱引き。ボラティリティが高い)

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
17
方針: 成長投資を優先しつつ安定的な増配を志向
1株配当配当性向
FY2016/31.512.0%
FY2017/32.313.0%
FY2018/3212.6%
FY2019/32.59.8%
FY2020/339.5%
FY2021/338.0%
FY2022/36.58.8%
FY2023/313.510.9%
FY2024/313.512.2%
FY2025/31712.7%
7期連続増配
株主優待
なし

なし

配当金は株式分割(1:10)調整後で3円→17円と5年間で約5.7倍に増加。ただしFY2023/2→FY2024/2は13.5円で据え置きでした。配当性向は8〜13%と極めて低く、利益の大半を成長投資に充当しています。配当利回りは0.6%台とインカムゲーム狙いには不向きですが、高い利益成長率(EPS 5年CAGR 29%)によるキャピタルゲインが主な投資妙味です。株主優待制度はありません。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
25.4%
業界平均
9.0%
営業利益率上回る
この会社
25.7%
業界平均
11.4%
自己資本比率上回る
この会社
56.2%
業界平均
53.0%

業績推移

儲かってるの?

順調に稼いでいます
売上高
FY2022/3670億円
FY2023/3945億円
FY2024/3932億円
FY2025/31,244億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/3241億円
FY2025/3320億円

FY2022/2〜FY2023/2に半導体投資ブームを背景に2期連続で売上高30%超の成長を遂げました。FY2024/2は半導体市場の調整で一時減収となったものの、FY2025/2は台湾・中国向けEFEM需要の回復により売上高1,244億円と過去最高を更新。営業利益率は一貫して18〜28%と極めて高水準を維持しています。FY2026/2は売上微増の見通しですが、2026年3月に米国特許訴訟で約76億円の特別損失を計上し純利益は下振れの見込みです。なお、本決算は2026年4月9日発表予定。

事業ごとの売上・利益

半導体・FPD関連装置
約1,200億円96.5%)
ライフサイエンス
約44億円3.5%)
半導体・FPD関連装置約1,200億円
利益: 約310億円利益率: 約25.8%

EFEM(世界シェア25-35%)、ウエハ搬送ロボット(大気用・真空用)、ウエハソータ、FPDガラス基板搬送装置。台湾(TSMC)・米国(Applied Materials)・中国が主要市場。

ライフサイエンス約44億円
利益: 約10億円利益率: 約23%

自動細胞培養装置(iPS細胞等)。再生医療の産業化に向けた成長事業。売上規模はまだ小さいが将来性に期待。

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
25.4%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
12.6%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
25.7%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/316.8%10.9%-
FY2022/337.8%14.5%-
FY2023/329.4%16.9%-
FY2024/329.6%12.5%25.9%
FY2025/325.4%12.6%25.7%

営業利益率は一貫して18〜28%と機械セクターでは圧倒的な高水準です。EFEM・ウエハ搬送装置は参入障壁が高く価格競争に陥りにくいため、安定した高利益率を実現しています。ROEは18〜29%で推移し、PBR 4倍超の高バリュエーションを正当化する資本効率の高さが特徴。FY2023/2にROE 28.6%のピークを記録し、FY2025/2は18.4%とやや低下しましたが、依然として高水準を維持しています。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率56.2%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
621億円
会社の純資産
1,287億円

総資産は5年間で3.2倍(595億円→1,877億円)に拡大し、急成長を裏付けています。実質無借金経営(有利子負債ゼロ)を維持しながら自己資本比率は62.8%に上昇。BPSは株式分割(1:10)調整後で178.5円→668.5円と5年で3.7倍に成長しました。Nanoverse買収(110億円)を含むM&Aや設備投資をすべて自己資金で賄える強固な財務基盤が特徴です。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+368億円
営業CF
投資に使ったお金
-64.5億円
投資CF
借入・返済など
-91.6億円
財務CF
手元に残ったお金
+303億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/381.6億円-26.6億円-14.5億円55.0億円
FY2022/330.2億円-9.2億円35.8億円21.0億円
FY2023/3-19.2億円-51.5億円107億円-70.7億円
FY2024/3155億円-59.1億円-7.9億円96.4億円
FY2025/3368億円-64.5億円-91.6億円303億円

FY2025/2は営業CF 368億円・FCF 303億円と潤沢なキャッシュを創出しました。FY2023/2に営業CFが▲19億円のマイナスに転落したのは、半導体受注急増に伴う棚卸資産・売上債権の大幅増加が原因。FY2024/2以降はこの運転資本が回収に転じ、営業CFが急回復しています。投資CFは年間▲30〜65億円で設備投資とM&A(FY2024/2のイアス、FY2025/2のNanoverse)に充当。財務CFのFY2023/2プラスは増資やストックオプション行使によるものです。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1半導体市場の景気循環リスク。半導体設備投資の増減はEFEM・搬送装置の受注に直結し、市場の調整局面では業績が大きく変動する可能性がある
2顧客集中リスク。売上の約3分の1をTSMCとApplied Materialsの2社に依存しており、主要顧客の投資計画変更が業績に与える影響が大きい
3米中半導体摩擦・地政学リスク。中国向けEFEM出荷が好調だが、米国の対中輸出規制の強化により中国市場へのアクセスが制限されるリスクがある
4特許訴訟リスク。2026年3月に川崎重工との米国特許侵害訴訟で約76億円の支払い命令を受けた。今後も知的財産関連の訴訟が経営に影響を及ぼす可能性がある
5為替変動リスク。海外売上比率が高く、円高局面では連結業績にマイナスインパクト。ベトナムドン建てコストもあり、複数通貨の変動に晒される
6人材確保リスク。半導体搬送装置のニッチ技術に精通した専門人材は限られており、グローバルな技術者の獲得競争が激化している

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/384.9億円20.2億円23.8%
FY2022/3178億円49.9億円28.0%
FY2023/3303億円89.6億円29.5%
FY2024/3271億円75.0億円27.7%
FY2025/3355億円118億円33.3%

実効税率は23〜33%で推移しています。FY2025/2の33.3%はベトナム子会社等の海外所得に係る税負担増が影響。FY2026/2予想の22.6%は特別損失(米国訴訟76億円)計上による課税所得の減少が反映されている可能性があります。ベトナムの生産拠点では投資優遇税制の適用を受けており、海外所得比率の変動が実効税率に影響します。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
1,019万円
従業員数
4,402
平均年齢
43.8歳
平均年収従業員数前年比
当期1,019万円4,402-

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主45.9%
浮動株54.1%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関16%
事業法人等8%
外国法人等30%
個人その他45%
証券会社1%

創業者・崎谷文雄35.1%+CEO藤代祥之3.0%+バルンリバー合同会社4.7%(創業家関連と推定)+衣香園1.2%+中国銀行1.8%。創業家が実質40%超を保有するオーナー企業。

崎谷 文雄(61,942,000株)35.12%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(12,810,200株)7.26%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(8,787,300株)4.98%
バルンリバー合同会社(8,360,000株)4.74%
藤代 祥之(5,276,000株)2.99%
株式会社中国銀行(3,200,000株)1.81%
株式会社衣香園(2,100,000株)1.19%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505025(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(1,770,300株)1%
GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)(1,487,009株)0.84%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)(1,333,700株)0.76%

筆頭株主は創業者の崎谷文雄(取締役相談役)が35.12%を保有し、圧倒的な支配株主です。第2位以下は日本マスタートラスト信託銀行(7.26%)、日本カストディ銀行(4.98%)と機関投資家系信託口。バルンリバー合同会社(4.74%)は創業家関連の資産管理会社と推定されます。CEO藤代祥之氏(崎谷氏の義理の息子)が2.99%を保有。株式会社衣香園(1.19%)も創業家関連と見られ、中国銀行(1.81%)は福山市の地元金融機関として安定的な関係を維持。創業家が実質40%超を支配する典型的なオーナー企業です。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億4,100万円
取締役4名の合計

事業別の稼ぎ

事業名売上利益利益率
半導体・FPD関連装置約1,200億円約310億円約25.8%
ライフサイエンス約44億円約10億円約23%

売上の96%以上を半導体・FPD関連装置が占めるほぼ単一事業の構造。EFEM世界シェア25-35%の圧倒的ポジションと営業利益率26%の高収益が特徴です。役員報酬は取締役4名に対し総額1億4,100万円(1人あたり推定約3,500万円)。Nanoverse買収による先端パッケージ参入が成長の次の柱として期待されています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 3名(30.0% 男性 7
30%
70%
監査報酬
3,200万円
連結子会社数
14
設備投資額
22.6億円
平均勤続年数(従業員)
16.1
臨時従業員数
99

会社の計画は順調?

A
総合評価
保守的な予想を安定的に上回る実績。予想精度は高く上振れ傾向

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

半導体装置は受注変動が大きいため会社予想は保守的に設定される傾向があり、実績は一貫して上振れしている。経営の実行力は高い。
中長期成長戦略
2024年3月〜2027年2月
売上高成長率: 目標 年率10%以上 やや遅れ
60%
営業利益率: 目標 25%以上維持 順調
80%
EFEM世界シェア: 目標 30%以上 順調
70%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024/2930億円932億円+0.2%
FY2025/21,140億円1,244億円+9.1%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2024/2240億円241億円+0.4%
FY2025/2270億円320億円+18.5%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FY2024/2・FY2025/2ともに会社予想を上回って着地。特にFY2025/2は売上高+9.1%、営業利益+18.5%の上振れと大幅超過。ローツェの予想は半導体サイクルの不確実性を織り込んで保守的に設定される傾向があり、上振れが常態化しています。FY2026/2は経常利益を306億円→326億円に上方修正するなど、堅実な予想運営です。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

5年累積TSRは480%(投資元本が約4.8倍)とTOPIXの200.2%を大幅にアウトパフォーム。FY2024/2期末には646.7%まで上昇しましたが、2025年の市場調整で480%まで後退。それでもTOPIXの2.4倍のリターンを達成しており、半導体需要の構造的成長をフルに享受したパフォーマンスです。ただしFY2023/2→FY2024/2は横ばいで、半導体サイクルへの感応度が高いことも示されています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+380.0%
100万円 →480.0万円
380.0万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021223.0万円+123.0万円123.0%
FY2022326.1万円+226.1万円226.1%
FY2023326.9万円+226.9万円226.9%
FY2024646.7万円+546.7万円546.7%
FY2025480.0万円+380.0万円380.0%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残3,438,400株
売り残133,700株
信用倍率25.72倍
2026年3月下旬時点
今後の予定
本決算発表(FY2026/2)2026年4月9日(予定)
第1四半期決算発表2026年7月中旬(予定)

PER 20.2倍はセクター平均をやや上回り、PBR 4.04倍は機械セクター平均の2.7倍と高い評価を受けています。これはROE 18%超の資本効率と、EFEM世界シェアNo.1のポジションが評価された結果。信用買い残343万株と多く、貸借倍率25.72倍は需給面でやや重い。配当利回りは0.63%とセクター平均を大きく下回りますが、成長株としてのバリュエーションです。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや慎重
報道件数(30日)
130
前月比 +20%
メディア数
40
日本経済新聞, 東洋経済オンライン, 株探, Yahoo!ファイナンス, マイナビニュース, PR TIMES
業界内ランキング
上位 15%
機械 120社中 18位
報道のトーン
30%
好意的
40%
中立
30%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績30%
半導体需要・EFEM25%
特許訴訟(川崎重工)20%
M&A(Nanoverse)15%
その他10%

最近の出来事

2026年3月訴訟リスク

米国で川崎重工から提起された特許侵害訴訟で、陪審が約76億円の損害賠償支払いを命じる評決。通期業績予想を下方修正し純利益は前期比19%減の見通しに。

2026年3月業績修正

FY2026/2通期の連結経常利益予想を306億円→326億円に6.5%上方修正。一方、特別損失計上により純利益予想は下方修正。

2026年1月Q3好決算

FY2026/2 Q3累計(3-11月)を発表。売上高945億円(+5.9%)で、9-11月期は経常益が急回復し株価急騰。

2025年6月セキュリティ強化

CrowdStrike Falcon Completeを導入し、グローバル拠点のサイバーセキュリティを大幅強化。半導体製造現場の安全性向上を図る。

2024年6月海外M&A

米国の半導体製造装置メーカーNanoverse Technologiesを約110億円で子会社化。先端パッケージング製造装置分野に参入し成長領域を拡大。

最新ニュース

ネガティブ
特別損失の計上及びFY2026/2通期業績予想の修正を発表
3/25 · TDnet
ネガティブ
米陪審が川崎重工の特許侵害訴訟で約76億円の支払いを命じる評決
3/17 · 日本経済新聞
ポジティブ
FY2026/2 Q3決算:9-11月期の経常益が急回復し株価急騰
1/09 · 東洋経済
中立
FY2026/2 Q2決算説明会を開催、台湾向けウエハソータ好調
10/10 · 自社IR
ポジティブ
米Nanoverse Technologiesを約110億円で子会社化、先端パッケージ参入
6/25 · 日本経済新聞

ローツェ まとめ

ひとめ診断

業績
好調
営業利益 前年比↑(営業利益率25%超を維持するも、FY2026/2は特許訴訟76億円で純利益下振れ)
配当
少なめ
1株 17円(配当性向12%台と極めて低い。成長投資を優先するオーナー企業の方針)
安全性
安定
自己資本比率 56.2%(実質無借金、自己資本比率62.8%。創業家35%保有で安定経営)
稼ぐ力
高い
ROE 25.4%(ROE 18.4%、営業利益率25.7%と機械セクターではトップクラス)
話題性
不評
ポジティブ 30%(特許訴訟リスクと半導体需要回復期待が綱引き。ボラティリティが高い)

「半導体ウエハ搬送装置で世界シェアNo.1、広島発の創業者企業が先端半導体の成長を丸ごと取り込む」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU