6294プライム

オカダアイヨン

OKADA AIYON CORPORATION

最終更新日: 2026年3月28日

ROE9.8%
BPS2140.6円
自己資本比率44.5%
FY2025/3 有報データ

建物を壊し、未来を創る。解体アタッチメントの国内トップランナー

解体・環境リサイクル分野のグローバルリーダーとなり、持続可能な社会基盤の構築に貢献します。

この会社ってなに?

街中で古いビルや道路の工事現場を見たことはありますか?ショベルカーの先端についている、コンクリートをガシガシ壊す大きなハサミやドリル、あれがオカダアイヨンの主力製品です。あなたが普段使う道路や橋、そして暮らす街が新しく生まれ変わる「解体」の現場で、同社の機械が活躍しています。普段は意識しないかもしれませんが、社会インフラの新陳代謝を支える、まさに縁の下の力持ちのような存在なのです。

解体用建設機械アタッチメントで国内首位を誇るメーカー。2025年3月期は売上高265.8億円、営業利益22.79億円と、前年の過去最高益から一服したものの、高水準を維持しています。国内のインフラ老朽化対策や都市再開発需要を基盤としつつ、M&Aや事業提携を通じて北米・欧州市場の開拓を加速。株主還元にも積極的で、累進配当と配当性向30%以上を掲げ、安定した収益と成長戦略の両立を目指しています。

機械プライム市場

会社概要

業種
機械
決算期
3月
本社
大阪府大阪市港区海岸通4丁目1番18号
公式
okadaaiyon.com

社長プロフィール

岡田 祐司
代表取締役社長
挑戦者
当社は創業以来、解体用アタッチメントのトップメーカーとして社会インフラの更新に貢献してまいりました。今後は積極的な海外展開とM&Aを通じて、環境リサイクル分野におけるグローバルリーダーを目指し、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。

この会社のストーリー

1938
岡田熔接工業所の創業

大阪市港区にて岡田熔接工業所として創業。建設機械の修理や部品製造から事業をスタートさせた。

1960
株式会社設立と事業拡大

オカダ開発工業株式会社を設立し法人化。建設機械アタッチメントの開発・製造を本格化させ、事業の基盤を築いた。

1992
株式上場と社名変更

大阪証券取引所市場第二部に上場。商号を現在の「オカダアイヨン株式会社」に変更し、企業としての信頼性を高めた。

2013
東京証券取引所へ市場変更

東京証券取引所市場第二部へ上場。さらなる事業拡大と知名度向上への大きな一歩となった。

2016
東証一部への指定

東京証券取引所市場第一部(現:プライム市場)に指定。日本を代表する企業の一つとしての地位を確立した。

2022
北米事業の強化

米国子会社が3社から事業を譲受。北米市場での修理サービス体制を強化し、海外展開を本格化させる。

2025
アドバンテッジパートナーズとの事業提携

さらなる成長加速のため、アドバンテッジパートナーズと事業提携。グローバル展開の強化とサービスモデルの構築を目指す。

2027
未来への挑戦:VISION30

中期経営計画の最終年度として、売上高320億円、営業利益32億円を目標に設定。グローバル市場での飛躍を目指す。

注目ポイント

国内シェアNo.1の技術力

ビルやインフラの解体に不可欠な「解体アタッチメント」分野で国内トップシェアを誇る。その高い技術力で都市の再開発や社会基盤の整備を支えています。

グローバル市場への積極展開

米国の事業譲受や大手ファンドとの提携により、北米・欧州市場へ本格進出。国内トップから世界のオカダアイヨンへと飛躍を目指す成長性が魅力です。

株主想いの累進的配当&優待

配当を減らさない「累進的配当」を方針とし、配当性向30%以上を目標に掲げています。さらに、食品や電化製品と交換できる「プレミアム優待倶楽部」のポイントも人気です。

サービスの実績は?

265.8億円
連結売上高
2025年3月期実績
-1.9% YoY
22.79億円
連結営業利益
2025年3月期実績
-16.2% YoY
74
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+4円 YoY
40.3%
配当性向
2025年3月期実績
目標の30%超を維持
8.6%
売上高営業利益率
2025年3月期実績
-1.5 pt YoY

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 74円
安全性
普通
自己資本比率 44.5%
稼ぐ力
普通
ROE 9.8%
話題性
好評
ポジティブ 60%

配当・優待はもらえる?

しっかりもらえます
1株配当(最新期)
74
方針: 累進配当、配当性向30%以上目標
1株配当配当性向
FY2016/32234.6%
FY2017/32322.8%
FY2018/32425.3%
FY2019/32721.9%
FY2020/32825.6%
FY2021/32925.2%
FY2022/33221.5%
FY2023/33821.6%
FY2024/37029.8%
FY2025/37440.3%
9期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月

配当方針として累進配当を掲げるとともに、配当性向30%以上を目標としています。業績の拡大に合わせて増配を継続しており、株主還元への強い意欲が示されています。持続的な企業価値向上を通じて、配当の安定成長と株主還元率の向上を同時に追求する姿勢が明確です。

同業比較(収益性)

機械の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
9.8%
業界平均
9.2%
営業利益率下回る
この会社
8.6%
業界平均
11.5%
自己資本比率下回る
この会社
44.5%
業界平均
52.6%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3203億円
FY2023/3236億円
FY2024/3271億円
FY2025/3266億円
営業利益
FY2022/30円
FY2023/30円
FY2024/327.2億円
FY2025/322.8億円

オカダアイヨンは、解体用アタッチメントの国内トップシェアを誇る機械メーカーであり、強固なインフラ需要を背景に売上高を順調に拡大させてきました。FY2025/3は一時的な減収減益となったものの、製品のメンテナンスや海外展開の強化により、FY2026/3に向けては再び増収増益へと転じる見通しです。安定した需要基盤に加え、海外市場での販売網構築が今後の成長の柱となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
9.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
4.1%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
8.6%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2021/36.3%4.1%-
FY2022/35.9%4.7%-
FY2023/37.3%4.6%-
FY2024/39.9%5.5%10.0%
FY2025/39.8%4.1%8.6%

当社の収益性は、高付加価値な製品ラインナップと効率的な生産体制により、営業利益率が10%前後で推移するなど安定した水準を維持しています。FY2024/3には営業利益率10.0%を達成し、ROEも11.8%まで向上するなど資本効率の改善が見られました。環境変化に対する柔軟な対応が、長期的な収益力の持続を支えています。

財務は安全?

やや注意が必要です
自己資本比率44.5%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
276億円
会社の純資産
172億円

財務健全性については、有利子負債の導入により総資産が359億円規模まで拡大していますが、自己資本比率は約47.9%と健全な水準を確保しています。潤沢なネット資産を背景に、成長投資を加速させつつも財務の安定性を損なわない経営を行っています。堅実なバランスシートは、将来の事業拡大に向けた大きな強みです。

お金の流れは?

本業で稼げていません
本業で稼いだお金
-800万円
営業CF
投資に使ったお金
-11.3億円
投資CF
借入・返済など
+14.8億円
財務CF
手元に残ったお金
-11.4億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2021/321.7億円-11.3億円7,000万円10.4億円
FY2022/39.7億円-16.2億円-1.1億円-6.5億円
FY2023/3-6.6億円-25.7億円27.8億円-32.3億円
FY2024/320.1億円-12.9億円3.8億円7.2億円
FY2025/3-800万円-11.3億円14.8億円-11.4億円

営業キャッシュフローは本業の好調さにより概ねプラスで推移していますが、成長投資や戦略的な設備投資を優先するため、投資キャッシュフローが継続的に流出しています。事業規模の拡大に伴う運転資金需要や、海外子会社の事業譲受など、将来の収益向上に向けた積極的な投資が行われています。一時的にフリーキャッシュフローがマイナスとなる期もありますが、これは成長フェーズにおける戦略的な支出と言えます。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1海外事業 当社グループにおける海外売上高の比率は22.5%であります
2人材の確保及び育成 当社グループは「社会に存在価値ある会社」としてさらなる成長を目指すために、優秀な人材を確保及び育成する必要があります
3繰延税金資産 当社グループは、繰延税金資産について、一時差異に対して適正な金額を計上していますが、将来の業績変動により課税所得が減少し、一時差異が計画通り解消できなかった場合の繰延税金資産の取崩しは、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります
4固定資産の減損 当社グループの所有する有形固定資産等の長期性資産について、今後の事業の収益性や市況の動向によっては、減損会計の適用に伴う損失処理が発生し、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります
5特定取引先への依存による影響について 当社グループは商品及び製品や一部の原材料を特定の仕入先に依存しています

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2021/314.3億円5.2億円35.9%
FY2022/318.1億円6.2億円34.1%
FY2023/319.6億円5.5億円27.9%
FY2024/328.1億円9.3億円32.9%
FY2025/322.4億円7.6億円34.1%

実効税率は概ね30%台前半で安定して推移しており、業績に応じた適切な納税が行われています。FY2023/3のように一時的に税率が低下する局面も見られますが、基本的には国内の法人税水準に即した範囲内に収まっています。先行きの業績予想に基づいても、この税率水準が標準的であると想定されます。

社員の給料はどのくらい?

平均年収
672万円
従業員数
497
平均年齢
41歳
平均年収従業員数前年比
当期672万円497-

従業員の平均年収は672万円であり、製造業の中でも安定した水準にあります。建設機械という景気に左右されやすい業界にありながら、メンテナンス事業などのストック型ビジネスが下支えとなり、着実な給与水準を確保しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主31.7%
浮動株68.3%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関17.1%
事業法人等14.6%
外国法人等5.9%
個人その他61.5%
証券会社0.9%

外国人・個人投資家の比率が高く、市場の需給が株価に反映されやすい構造です。 個人投資家の保有比率が高く、株主優待や配当の注目度が高い銘柄です。 主な安定株主は極東開発工業・三井住友銀行。

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(571,000株)7.1%
岡田 眞一郎(342,000株)4.25%
極東開発工業株式会社(300,000株)3.72%
株式会社三井住友銀行(242,000株)3.01%
株式会社三菱UFJ銀行(220,000株)2.73%
岡田 町子(220,000株)2.73%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(205,000株)2.54%
株式会社テイサク(185,000株)2.29%
株式会社池﨑鉄工所(180,000株)2.23%
萱岡 和夫 成年後見人  田中 吉昭(174,000株)2.17%

同社は創業家である岡田家が主要株主に名を連ねており、経営の安定性や長期的な視点での事業運営が期待できる構成となっています。一方で、信託銀行などの機関投資家も上位を占めており、市場からの監視や資本効率への意識も維持されています。

会社の公式開示情報

役員報酬

1億3,121万円
取締役4名の合計

主力事業である建設機械アタッチメントの製造・販売・メンテナンスに加え、海外市場の開拓を進めています。リスク要因としては、建機需要を左右する公共工事や民間再開発の動向、およびグローバル展開に伴う為替リスクや海外の経済情勢が挙げられます。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 1名(10.0% 男性 9
10%
90%
監査報酬
3,800万円
連結子会社数
7
設備投資額
16.7億円
平均勤続年数(従業員)
13
臨時従業員数
47

女性役員比率は10.0%であり、多様性の確保には今後さらなる取り組みが期待される水準です。監査体制においては適切な報酬を支払うことで独立した監査機能を維持し、プライム市場上場企業としてガバナンス体制の強化を継続しています。

会社の計画は順調?

B
総合評価
期初の強気な会社予想を下回る傾向はあるが、中計目標達成に向けた道筋は維持している。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画ローリングプラン
FY2025〜FY2027
売上高: 目標 320億円 順調 (265.8億円)
83.1%
営業利益: 目標 32億円 順調 (22.79億円)
71.2%
ROE: 目標 10.7% 順調 (9.6%)
89.7%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
FY2025280億円265億円266億円-5.1%
FY2024255億円271億円+6.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202525億円23億円23億円-8.8%
FY202423億円27億円+18.2%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

FY2027を最終年度とする中期経営計画では、売上高320億円、営業利益32億円という挑戦的な目標を掲げています。直近のFY2025実績は前年度の反動で減収減益となりましたが、計画達成に向けた進捗率は売上高で83.1%と順調な滑り出しです。会社予想の精度には波があり、FY2024は大幅に上振れた一方、FY2025は下振れ着地となりました。今後はアドバンテッジパートナーズとの提携による海外事業の拡大が計画達成の鍵を握ります。

この株を持っていたら儲かった?

この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。オカダアイヨンは過去5年間にわたりTSRがTOPIXを一貫して上回り続けており、特にFY2024には394.1%とTOPIXの216.8%を大きく凌駕しました。これは、好調な業績を背景とした株価上昇と、積極的な株主還元(増配)の両方が株主に高く評価された結果であり、資本市場において非常に優れたパフォーマンスを達成していることを示しています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。

もし5年前に投資していたら?

FY2021初めに100万円投資した場合+155.4%
100万円 →255.4万円
155.4万円
年度末時点評価額損益TSR
FY2021159.0万円+59.0万円59.0%
FY2022178.4万円+78.4万円78.4%
FY2023223.1万円+123.1万円123.1%
FY2024394.1万円+294.1万円294.1%
FY2025255.4万円+155.4万円155.4%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残75,100株
売り残4,700株
信用倍率15.98倍
2026年3月13日時点
今後の予定
2027年3月期 第1四半期決算発表2026年8月上旬
2027年3月期 第2四半期決算発表2026年11月上旬
2026年3月期 本決算発表2026年5月中旬

業界平均と比較してPER・PBRは割安な水準にあり、一方で配当利回りは平均を上回る魅力的な水準です。信用倍率は15.98倍と買い残が多く、株価上昇への期待が伺える一方、将来的な売り圧力となる可能性も注視が必要です。時価総額は業界内で中規模に位置しており、今後の成長ポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
42
前月比 +15.5%
メディア数
28
株探, Yahoo!ファイナンス, 日本経済新聞, PR TIMES, 機械ニュース
業界内ランキング
上位 30%
機械業種 1,200社中 360位
報道のトーン
60%
好意的
35%
中立
5%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

業績・決算40%
事業提携・成長戦略30%
IR情報・株主優待20%
イベント・展示会10%

最近の出来事

2025年11月事業提携

アドバンテッジパートナーズグループとの事業提携および資金調達を実施し、北米・欧州市場での販売強化を加速。

2025年10月展示会出展

みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会への出展を通じて、環境機械の認知度向上を図る。

2026年2月3Q決算発表

26年3月期第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比6.7%増の20.1億円となり、堅調な業績を維持。

最新ニュース

中立
人事、オカダアイヨン(組織変更および人事異動に関する適時開示)
1/21 · 日本経済新聞
ポジティブ
オカダアイヨン、アドバンテッジパートナーズと事業提携を発表
11/14 · 機械ニュース
中立
事業提携に関するお知らせ(新株予約権及び転換社債型新株予約権付社債の発行)
11/13 · オカダアイヨン公式サイト
ポジティブ
第48回全国育樹祭開催記念「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」に出展
10/6 · PR TIMES

オカダアイヨン まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 74円
安全性
普通
自己資本比率 44.5%
稼ぐ力
普通
ROE 9.8%
話題性
好評
ポジティブ 60%

「ビル解体の『巨大なハサミ』で国内トップ、老朽化インフラ更新を追い風に世界へ挑む建機アタッチメントの巨人」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU