インソース6200
Insource Co.,Ltd.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが会社で受ける新入社員研修やリーダー研修、最近よく聞くDXやAIのスキルアップ講座の裏側で、インソースが活躍しているかもしれません。同社は全国の企業や官公庁向けに、年間87万人以上が受講する多種多様な研修プログラムを提供しています。ビジネススキルを学ぶセミナーや、オンラインで受講するeラーニングコンテンツなど、働く人々の成長を支えるサービスを手掛けています。まさに、日本のビジネスパーソンにとって「学びのインフラ」を提供する会社です。
インソースは企業向け研修サービスを主力とし、安定した成長を続ける高収益企業です。2025年9月期の業績は売上高145.1億円、営業利益59.78億円と増収増益を見込んでおり、特にDXやAI関連の人材育成需要を的確に捉えています。営業利益率40%超という高い収益性と、配当性向50%を目標とする積極的な株主還元姿勢が特徴です。M&Aも活用しながら事業領域を拡大しており、今後の成長持続性が投資家から注目されています。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 9月
- 本社
- 東京都荒川区西日暮里四丁目19番12号
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 22.3% | 15.3% | 15.8% |
| 2017/09期 | 29.7% | 19.2% | 16.5% |
| 2018/09期 | 29.4% | 20.2% | 20.7% |
| 2019/09期 | 28.0% | 18.7% | 23.2% |
| 2020/09期 | 14.9% | 9.6% | 15.3% |
| 2021/09期 | 42.6% | 28.3% | 32.0% |
| 2022/09期 | 42.0% | 28.8% | 35.8% |
| 2023/09期 | 38.1% | 27.4% | 36.5% |
| 2024/09期 | 37.6% | 28.0% | 39.6% |
| 2025/09期 | 36.8% | 28.2% | 41.2% |
| 1Q FY2026/9 | 8.1%(累計) | 6.3%(累計) | 37.2% |
収益性は非常に高く、営業利益率は2021/03期の32.0%から2025/03期には41.2%へと大きく改善しており、高収益なビジネスモデルがさらに磨かれていることが分かります。ROE(自己資本利益率)は一貫して30%を超えており、資本を効率的に活用して大きな利益を生み出す能力が極めて高いといえます。この強力な収益基盤は、研修業界の中でも卓越した競争力を物語っています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/09期 | 75.0億円 | 24.0億円 | 15.7億円 | 18.7円 | +46.5% |
| 2022/09期 | 94.2億円 | 33.7億円 | 22.3億円 | 26.5円 | +25.6% |
| 2023/09期 | 108億円 | 39.4億円 | 26.8億円 | 31.8円 | +14.5% |
| 2024/09期 | 125億円 | 49.4億円 | 33.5億円 | 40.0円 | +15.7% |
| 2025/09期 | 145億円 | 59.8億円 | 41.3億円 | 49.2円 | +16.3% |
インソースは、企業研修や公開講座といった社会人教育事業を軸に、売上高が2021/03期の約75億円から2025/03期には約145億円まで着実に成長を続けています。DX人材育成などの新たな需要を取り込み、各年度で2ケタ成長を維持しており、2026/03期も増収増益の予測を掲げています。徹底した効率化と教育サービスの高付加価値化により、利益面でも非常に高い成長性を証明しています。 【1Q 2026/09期実績】売上38億円(通期予想比22%)、営業利益14億円(同21%)、純利益9.6億円(同21%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
EDINET開示情報に基づくと、インソースは企業研修およびIT生産性向上支援を主力事業としており、両セグメントでの高い収益性が特徴です。特に講師派遣型研修における高い市場シェアが安定収益の源泉ですが、景気動向による企業研修予算の変動が業績上の主要なリスク要因として認識されています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 145億円 | — | 145億円 | +0.1% |
| 2024期 | 125億円 | — | 125億円 | -0.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 55億円 | — | 60億円 | +8.3% |
| 2024期 | 46億円 | — | 49億円 | +7.6% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
現行の中期経営計画「Road to Next 2025」では、売上高・営業利益ともに目標達成が射程圏内です。特に、営業利益は期初予想を大幅に上回るペースで進捗しており、高い収益力を示しています。過去の業績予想も売上高はほぼ計画通り、利益は上振れする傾向が見られ、経営陣の計画精度と実行力は高く評価できます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
製造業・不動産・IT業界に特化した部下指導研修を新たに開発し、市場ニーズに対応。
M&Aを通じたAI活用力の強化やIP確保を推進し、5年連続の2ケタ成長を維持。
第1四半期において経常利益が38%増を達成し、研修事業の堅調さが示された。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は極めて高く、有利子負債がゼロの実質無借金経営を継続しており、リスク耐性の高い安定した基盤を有しています。自己資本比率は2025/03期時点で77.3%に達しており、盤石な財務構造を構築しています。蓄積された利益剰余金が総資産の拡大を支えつつ、極めて強固な財務体質を維持していると言えます。 【1Q 2026/09期】総資産143億円、純資産113億円、自己資本比率79.1%。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 3.6億円 | 1.4億円 | 3.0億円 | 2.2億円 |
| 2017/09期 | 5.8億円 | 800万円 | 3.1億円 | 5.7億円 |
| 2018/09期 | 7.5億円 | 1.5億円 | 8.0億円 | 6.0億円 |
| 2019/09期 | 13.4億円 | 2.4億円 | 6.4億円 | 11.1億円 |
| 2020/09期 | 1.9億円 | 6.2億円 | 6.4億円 | 4.3億円 |
| 2021/09期 | 23.6億円 | 15.4億円 | 4.1億円 | 8.1億円 |
| 2022/09期 | 25.4億円 | 6.9億円 | 6.5億円 | 18.6億円 |
| 2023/09期 | 29.0億円 | 23.0億円 | 9.1億円 | 6.0億円 |
| 2024/09期 | 40.3億円 | 4.5億円 | 13.9億円 | 35.9億円 |
| 2025/09期 | 44.0億円 | 2.3億円 | 16.8億円 | 41.6億円 |
営業キャッシュフローは研修事業の好調により着実に増加しており、2025/03期には約44億円の純現金を生み出しています。投資活動は比較的小規模に抑制されており、本業で稼ぎ出したキャッシュの大半がフリーキャッシュフローとして蓄積されています。潤沢な現金は配当や成長投資に回されており、非常に効率的なキャッシュ管理がなされています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/09期 | 1.1円 | 29.3% |
| 2017/09期 | 1.7円 | 34.6% |
| 2018/09期 | 2.4円 | 31.3% |
| 2019/09期 | 4円 | 40.3% |
| 2020/09期 | 4.6円 | 86.7% |
| 2021/09期 | 7.8円 | 41.7% |
| 2022/09期 | 10.8円 | 40.7% |
| 2023/09期 | 13円 | 40.9% |
| 2024/09期 | 20円 | 50.0% |
| 2025/09期 | 25円 | 50.8% |
現在、株主優待制度は廃止されており、実施されていません。
インソースは株主還元を重視しており、配当性向50%および株主資本配当率(DOE)18%を目標に掲げています。業績の拡大に合わせて増配を実施しており、株主への積極的な利益還元姿勢が明確です。安定的な成長と高い利益率を背景に、持続的な配当が期待できる配当方針を構築しています。
株の売買状況と今後の予定
信用取引では買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は58.22倍と非常に高い水準です。これは将来の売り圧力につながる可能性があり注意が必要です。業界比較では、PERはサービス業平均(18.5倍)より割安ですが、PBRは平均(1.8倍)よりかなり割高で、市場からは資産価値よりも成長性を高く評価されていることが示唆されます。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/09期 | 4.5億円 | 1.5億円 | 34.1% |
| 2017/09期 | 6.1億円 | 2.0億円 | 32.2% |
| 2018/09期 | 9.3億円 | 3.0億円 | 31.9% |
| 2019/09期 | 13.0億円 | 4.6億円 | 35.7% |
| 2020/09期 | 8.0億円 | 3.5億円 | 44.0% |
| 2021/09期 | 24.2億円 | 8.4億円 | 35.0% |
| 2022/09期 | 33.5億円 | 11.1億円 | 33.3% |
| 2023/09期 | 39.4億円 | 12.6億円 | 32.0% |
| 2024/09期 | 49.4億円 | 15.8億円 | 32.1% |
| 2025/09期 | 60.0億円 | 18.7億円 | 31.1% |
実効税率は概ね31%から35%の範囲で推移しており、国内の標準的な法人税水準と整合的です。利益成長に伴い法人税等の支払額も増加しており、2025/03期には約19億円の税金を納めています。税務処理は適切に行われており、特筆すべき特殊要因は見当たりません。
もっと知る
まとめと、関連情報・似た会社へ
インソース まとめ
「社会人の『学び直し』をDXの波に乗せて全国展開する、人材育成のインフラ企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。