ライク2462
LIKE,Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたが街中で目にする光景の裏側で、ライクは活躍しています。例えば、お子さんを預ける認可保育園や学童クラブ、その多くをライクグループが運営しているかもしれません。また、携帯ショップやアパレル店で親切に対応してくれる店員さん、実はライクから派遣された人材サービスのプロフェッショナルである可能性があります。さらに、ご家族が利用する介護施設も、同社が質の高いケアを提供している場所かもしれません。このように、ライクは子育てからキャリア支援、シニアケアまで、人生の様々なステージを支えるサービスを提供している会社です。
保育・人材・介護サービスを全国展開し、安定した収益基盤を築く。2025年5月期は売上高623.4億円(前期比3.1%増)と増収を確保したものの、人件費や運営コストの増加により営業利益は29.51億円(同11.5%減)と減益着地。しかし、2026年5月期は売上高652.0億円、営業利益34.0億円と増収増益への回帰を予想しており、事業環境の改善が期待される。配当は着実に増配傾向にあり、株主還元への意識も高い。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 5月
- 本社
- 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウェスト17階
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 23.4% | 8.0% | 3.0% |
| 2017/05期 | 10.4% | 3.5% | 3.8% |
| 2018/05期 | 17.1% | 5.8% | 4.2% |
| 2019/05期 | 14.5% | 5.5% | 3.7% |
| 2020/05期 | 13.7% | 5.1% | 3.9% |
| 2021/05期 | 25.0% | 8.4% | 6.7% |
| 2022/05期 | 25.2% | 8.5% | 7.4% |
| 2023/05期 | 17.4% | 6.5% | 6.0% |
| 2024/05期 | 15.2% | 6.3% | 5.5% |
| 2025/05期 | 12.1% | 5.3% | 4.7% |
| 3Q FY2026/5 | 5.6%(累計) | 2.5%(累計) | 2.4% |
収益性については、事業拡大に伴う先行投資や人件費等のコスト増加により、営業利益率は2022年3月期の7.4%から2025年3月期の4.7%へと段階的に低下傾向にあります。ROEも同様に27.3%から11.8%へ推移していますが、これは健全な財務体質を維持しつつ過度なレバレッジを抑えている結果でもあります。今後は生産性の向上と高収益事業の育成により、利益率の再改善が期待されます。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/05期 | 543億円 | 36.1億円 | 32.6億円 | 171.1円 | +6.3% |
| 2022/05期 | 576億円 | 42.4億円 | 32.7億円 | 170.9円 | +6.2% |
| 2023/05期 | 600億円 | 35.8億円 | 25.7億円 | 133.9円 | +4.1% |
| 2024/05期 | 605億円 | 33.3億円 | 24.5億円 | 127.5円 | +0.8% |
| 2025/05期 | 623億円 | 29.5億円 | 21.0億円 | 109.3円 | +3.1% |
ライクは保育・人材・介護という生活支援サービスを柱として安定的な成長を維持しており、2026年3月期には売上高652億円、純利益27.5億円を見込んでいます。近年の業績は売上規模が600億円台で高止まりしつつ、各事業のコスト構造最適化を進めることで底堅さを維持してきました。今後はグループ内での連携強化や戦略的なM&Aによる事業領域の拡大が、さらなる成長の鍵を握っています。 【3Q 2026/05期実績】売上480億円(通期予想比74%)、営業利益11億円(同33%)、純利益9.9億円(同36%)。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
保育、人材、介護を3本柱とする生活総合支援グループとして展開しています。主な事業リスクとして少子化に伴う保育需要の変動や人材採用コストの増大が挙げられ、これら外部環境の変化が業績に直結しやすい構造を持っています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 630億円 | — | 623億円 | -1.0% |
| 2024期 | 633億円 | — | 605億円 | -4.5% |
| 2023期 | 616億円 | — | 600億円 | -2.6% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 34億円 | — | 30億円 | -11.9% |
| 2024期 | 45億円 | — | 33億円 | -25.1% |
| 2023期 | 44億円 | — | 36億円 | -17.7% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2027年5月期に売上高1,000億円、営業利益80億円を目指す中期経営計画を推進中です。しかし、直近の業績は人件費高騰などの影響を受け、期初計画を未達で終えるケースが散見されます。2025期実績ベースでの進捗率は売上高62.3%、営業利益36.9%と、特に利益面での目標達成ハードルは高い状況です。今後のコストコントロールと、M&Aを含めた成長戦略の実行力が問われます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
2026年5月期中間決算において、経常利益1,052百万円を達成し成長継続を証明。
子会社のチームライクがラクスルグループへの参画を発表し、事業ポートフォリオの最適化を推進。
デジタルディフェンス社を完全子会社化し、新たな成長エンジンとしてのDX領域の強化を狙う。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
財務健全性は着実に向上しており、自己資本比率は2021年3月期の31.7%から2025年3月期には44.0%まで改善しました。負債面では2024年3月期から有利子負債を約164億円抱える形となりましたが、総資産の拡大と純資産の積み増しがバランスよく行われています。潤沢な自己資本を背景に、成長投資に向けた機動的な資金活用が可能な状態が維持されています。 【3Q 2026/05期】総資産395億円、純資産176億円、自己資本比率44.1%、有利子負債92億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 16.4億円 | 16.7億円 | 29.5億円 | 2,900万円 |
| 2017/05期 | 28.6億円 | 17.4億円 | 4.8億円 | 11.2億円 |
| 2018/05期 | 39.7億円 | 29.9億円 | 4.1億円 | 9.8億円 |
| 2019/05期 | 34.5億円 | 29.0億円 | 2.3億円 | 5.5億円 |
| 2020/05期 | 34.5億円 | 36.5億円 | 56.7億円 | 2.0億円 |
| 2021/05期 | 57.0億円 | 18.1億円 | 74.4億円 | 38.9億円 |
| 2022/05期 | 47.1億円 | 16.7億円 | 19.6億円 | 30.4億円 |
| 2023/05期 | 48.0億円 | 14.8億円 | 32.7億円 | 33.2億円 |
| 2024/05期 | 36.4億円 | 14.3億円 | 34.1億円 | 22.1億円 |
| 2025/05期 | 37.9億円 | 21.6億円 | 22.9億円 | 16.3億円 |
営業キャッシュフローは安定してプラスを維持しており、中核事業から継続的にキャッシュを創出できていることが分かります。投資活動については、新規施設開設やM&Aを伴う設備投資等により年間15億円から20億円規模の流出が続いています。財務キャッシュフローは借入金の返済や株主還元を優先しているためマイナスとなっていますが、全体として健全なキャッシュ循環が構築されています。
この会社のガバナンスは?
女性役員比率は25.0%と一定水準を確保しており、多様性を重視した経営体制を構築しています。監査報酬は3,850万円と事業規模に見合った監査体制を維持しており、連結子会社5社を統括する持株会社体制のもとでガバナンスの強化を図っています。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 2025/05期 | 509万円 | 5,367人 | - |
従業員平均年収は509万円であり、人材サービスおよび保育業界の平均水準と概ね合致しています。事業の多角化に伴う人件費の増加が利益を圧迫する局面もありますが、持続的な成長に向けた人材確保を継続しています。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、株価変動と配当を合算した投資家リターンを示す指標です。2023期以降、同社のTSRはTOPIXのパフォーマンスを下回る「アンダーパフォーム」が続いています。これは、増収は確保しているものの利益率が低下傾向にあり、成長期待が株価に反映されにくかったことが主な要因と考えられます。一方で、安定的な増配はTSRを下支えしており、今後の収益性改善がTOPIXを上回るリターン実現への鍵となります。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/05期 | 19.5円 | 20.5% |
| 2017/05期 | 17.6円 | 41.5% |
| 2018/05期 | 29円 | 35.6% |
| 2019/05期 | 26円 | 30.7% |
| 2020/05期 | 28円 | 29.7% |
| 2021/05期 | 50円 | 29.2% |
| 2022/05期 | 52円 | 30.4% |
| 2023/05期 | 58円 | 43.3% |
| 2024/05期 | 58円 | 45.5% |
| 2025/05期 | 60円 | 54.9% |
| 権利確定月 | 5月 |
ライクは利益成長と連動した株主還元を基本方針としており、継続的な増配を通じて株主への利益配分を強化しています。配当性向は近年上昇傾向にあり、持続的な配当支払いを維持する意欲が強く感じられます。株主優待と合わせた総合利回りは投資家にとって魅力的な水準にあり、今後も業績成長に合わせた安定的な還元が期待されます。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 135.4万円 | 35.4万円 | 35.4% |
| 2022期 | 144.1万円 | 44.1万円 | 44.1% |
| 2023期 | 115.3万円 | 15.3万円 | 15.3% |
| 2024期 | 110.4万円 | 10.4万円 | 10.4% |
| 2025期 | 104.6万円 | 4.6万円 | 4.6% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同業他社比較では、PER・PBRともに業界平均を下回っており、株価は割安な水準にあると評価できます。特に配当利回りは3.81%と業界平均を大きく上回っており、高配当銘柄としての魅力があります。信用倍率は0.55倍と売り残が多く、将来の買い戻し需要(踏み上げ)が期待される一方、短期的には株価の上値を抑える要因となる可能性もあります。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2016/05期 | 14.3億円 | 0円 | 0.0% |
| 2017/05期 | 24.9億円 | 16.8億円 | 67.5% |
| 2018/05期 | 38.9億円 | 23.6億円 | 60.6% |
| 2019/05期 | 37.5億円 | 21.6億円 | 57.5% |
| 2020/05期 | 40.7億円 | 22.7億円 | 55.9% |
| 2021/05期 | 53.4億円 | 20.8億円 | 38.9% |
| 2022/05期 | 52.3億円 | 19.7億円 | 37.6% |
| 2023/05期 | 42.5億円 | 16.9億円 | 39.6% |
| 2024/05期 | 39.5億円 | 15.1億円 | 38.1% |
| 2025/05期 | 35.0億円 | 14.0億円 | 40.1% |
過去の実効税率は概ね38%から40%の範囲で推移しており、国内の標準的な法人税率水準に準拠しています。2026年3月期の予想実効税率が19.1%と低いのは、繰延税金資産の取り崩しや特有の税務調整による一時的な会計上の影響が含まれている可能性があります。納税は企業の社会的責任の一環として適切に遂行されており、将来の税負担率は通常水準へ回帰すると考えられます。
もっと知る
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ライク まとめ
「保育・人材・介護の三本柱で、日本の社会インフラを支える生活総合支援企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。