(株)コシダカホールディングス
KOSHIDAKA HOLDINGS Co.,LTD.
最終更新日: 2026年3月25日
カラオケで日本を元気に。まねきねこが届ける、みんなの笑顔と歌声
エンターテインメントを通じて、人と街を元気にする
この会社ってなに?
街中で見かける「カラオケまねきねこ」や「ワンカラ」は、コシダカグループの店舗です。業界最安値水準の料金と持ち込み自由のサービスで若者を中心に圧倒的な人気を誇ります。また「JOYSOUND」ブランドの店舗も加わり、全国約700店舗を展開。温浴施設「まねきの湯」も運営しており、日常のレジャーの身近な存在です。
コシダカホールディングスは「カラオケまねきねこ」を全国展開するカラオケ業界のリーディングカンパニーです。FY2025/8は売上高694億円(前年比+9.7%)、営業利益114億円とコロナ禍からのV字回復を遂げ、過去最高益を更新しました。中期経営ビジョン「EIP(Entertainment Infrastructure Plan)」のもと、売上高1,000億円を目標に国内出店加速と海外展開を推進しています。PER 17.0倍・PBR 2.55倍と成長株の特徴を持ち、配当も4期連続増配中です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 8月
- 本社
- 東京都渋谷区道玄坂2丁目25番12号 道玄坂通10階
- 公式
- www.koshidakaholdings.co.jp
社長プロフィール
「歌」は人を元気にし、人と人をつなぐ最高のエンターテインメントです。コシダカグループは、カラオケを通じて日本中に笑顔と活力を届け、エンターテインメントのインフラとして社会に貢献してまいります。国内1,000店舗、そしてアジアへ。まねきねこの挑戦は続きます。
この会社のストーリー
腰髙家がビリヤード場を開業し、レジャー産業への第一歩を踏み出した。地方都市からの挑戦が始まった。
「カラオケまねきねこ」1号店をオープン。低価格・持ち込み自由の革新的なサービスモデルで急成長を開始した。
JASDAQ市場に上場し、資金調達力を強化。全国展開と海外進出に向けた成長基盤を確立した。
新型コロナウイルスの影響でカラオケ業界が壊滅的な打撃を受ける。営業赤字76億円を計上するも、守りの経営で耐え抜いた。
コロナ禍からの劇的な回復を果たし、営業利益77億円で過去最高益を更新。反転攻勢の象徴的な年となった。
中期経営ビジョン「EIP」のもと、M&Aと積極出店で売上高1,000億円を目指す。海外展開も本格化し、グローバル企業への進化が始まった。
注目ポイント
「カラオケまねきねこ」は全国約700店舗を展開する業界最大級のチェーン。低価格・持ち込み自由の革新的モデルで、若者を中心に圧倒的な支持を獲得しています。
コロナ禍で営業赤字76億円を記録するも、わずか3年で過去最高益を更新する驚異的な復活力。営業利益率16%超の高い収益性も魅力です。
配当利回り2.39%に加え、100株保有で「まねきねこ」等で使える2,000円相当の施設利用券がもらえます。3年以上の継続保有で2倍にグレードアップする長期保有優遇も。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 7.3円 | 30.4% |
| FY2017/3 | 8.8円 | 20.5% |
| FY2019/3 | 12円 | 15.7% |
| FY2020/3 | 12円 | - |
| FY2021/3 | 4円 | - |
| FY2022/3 | 8円 | 17.9% |
| FY2023/3 | 12円 | 13.8% |
| FY2024/3 | 18円 | 21.8% |
| FY2025/3 | 24円 | 37.5% |
| 必要株数 | 100株以上(約11万円) |
| 金額相当 | 2,000円〜10,000円相当 |
| 権利確定月 | 8月 |
| 長期特典 | 3年以上継続保有で優待額2倍 |
配当は4期連続増配を実施し、FY2026/8は1株26円(予想)とコロナ前の水準を大きく上回る過去最高の配当額を計画しています。配当性向は25%前後と増配余力があり、業績成長に伴う更なる増配が期待できます。加えて、株主優待として「カラオケまねきねこ」等で使える施設利用券がもらえ、長期保有で金額が2倍になる点も魅力です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
コシダカHDの業績は、コロナ禍で大打撃を受けたFY2021/8(営業赤字76億円)から劇的なV字回復を遂げました。FY2025/8は売上高694億円・営業利益114億円と過去最高の営業利益を記録。FY2026/8は売上高825億円・営業利益130億円を予想し、中期経営ビジョンの売上高1,000億円達成に向けて着実に成長を続けています。
事業ごとの売上・利益
「カラオケまねきねこ」「JOYSOUND」「ワンカラ」を全国約700店舗展開。業界最安値水準の料金と持ち込み自由サービスで圧倒的な集客力。売上構成比86%を占める主力事業。
韓国・マレーシア・シンガポール・タイ等のアジア諸国で展開。海外でのカラオケ文化の浸透に伴い成長を加速中。売上構成比7%。
「まねきの湯」ブランドで温浴施設を運営。安定した収益基盤として位置づけ。売上構成比4%。
デジタル関連子会社等の事業。新規事業開発を含む。売上構成比2%。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 13.3% | 5.7% | 9.4% |
| FY2017/3 | 14.4% | 7.5% | 11.1% |
| FY2018/3 | 16.6% | 6.5% | 12.7% |
| FY2019/3 | 19.6% | 8.6% | 14.4% |
| FY2020/3 | -1.0% | -0.5% | 2.6% |
| FY2021/3 | -22.8% | -9.9% | -36.7% |
| FY2022/3 | 18.7% | 7.7% | 5.8% |
| FY2023/3 | 28.0% | 12.5% | 14.0% |
| FY2024/3 | 22.2% | 10.9% | 16.1% |
| FY2025/3 | 15.0% | 7.7% | 16.4% |
営業利益率はFY2022/8の5.8%からFY2025/8には16.4%へと大幅に改善しており、サービス業としてはトップクラスの収益性を実現しています。ROEはFY2023/8に28.0%のピークを記録した後も15%以上を維持しており、資本効率の高い経営を継続しています。カラオケ事業の店舗オペレーション効率化が利益率向上に大きく貢献しています。
財務は安全?
総資産はFY2021/8の約420億円からFY2025/8には約686億円へと拡大し、積極的な店舗投資に伴い事業規模が着実に成長しています。自己資本比率は43.3%から51.2%へ改善しており、実質無借金経営を継続しながら成長投資を行う極めて健全な財務体質を誇っています。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 57.4億円 | -61.2億円 | 5.3億円 | -3.9億円 |
| FY2017/3 | 92.1億円 | -63.2億円 | 46.6億円 | 28.9億円 |
| FY2018/3 | 83.3億円 | -234億円 | 133億円 | -151億円 |
| FY2019/3 | 126億円 | -87.3億円 | -31.9億円 | 38.5億円 |
| FY2020/3 | 43.8億円 | -91.2億円 | 57.8億円 | -47.5億円 |
| FY2021/3 | -19.4億円 | -44.7億円 | 22.9億円 | -64.2億円 |
| FY2022/3 | 116億円 | -78.9億円 | -23.3億円 | 37.2億円 |
| FY2023/3 | 134億円 | -92.3億円 | -27.4億円 | 41.6億円 |
| FY2024/3 | 126億円 | -104億円 | -31.2億円 | 21.7億円 |
| FY2025/3 | 128億円 | -82.9億円 | -7.9億円 | 44.8億円 |
営業キャッシュフローはFY2022/8以降、毎年120億円前後の安定した資金創出力を維持しています。投資キャッシュフローは新規出店やスクラップ&ビルドの店舗投資を反映しており、積極的な成長投資を行いつつもFCF(フリーキャッシュフロー)はプラスを継続。FY2025/8のFCFは45億円と過去最高水準を記録しました。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 47.0億円 | 28.0億円 | 59.6% |
| FY2017/3 | 63.5億円 | 31.0億円 | 48.8% |
| FY2018/3 | 82.1億円 | 37.8億円 | 46.1% |
| FY2019/3 | 95.6億円 | 33.4億円 | 34.9% |
| FY2020/3 | 17.0億円 | 19.3億円 | 113.6% |
| FY2021/3 | -30.9億円 | 0円 | - |
| FY2022/3 | 53.3億円 | 16.9億円 | 31.7% |
| FY2023/3 | 77.7億円 | 6.6億円 | 8.5% |
| FY2024/3 | 109億円 | 42.0億円 | 38.4% |
| FY2025/3 | 116億円 | 63.4億円 | 54.7% |
税引前利益はFY2025/8に116億円と過去最高を記録しました。FY2023/8の実効税率8.5%は繰越欠損金の活用による一時的な税効果が影響しています。FY2025/8の54.7%は特別損失の計上や海外子会社の税務影響により高水準となっており、FY2026/8以降は正常化が見込まれます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/8 | 530万円 | 450人 | - |
持株会社であるため従業員数は少なく、連結ベースでは約4,000名の従業員を擁しています。カラオケ業界の中では安定した給与水準を提供しており、積極的な店舗展開に伴い人材採用と育成に注力しています。
誰がこの会社の株を持ってる?
創業家関連の資産管理会社(ヨウザン、ふくる)と創業者個人が合計42%超を保有し、経営基盤は非常に安定。オーナー企業としてのスピード経営が強み。
筆頭株主は創業家の資産管理会社「ヨウザン」(26.94%)で、「ふくる」(9.98%)と創業者・腰髙博氏個人(5.50%)を合わせると創業家が42%超を保有するオーナー企業です。機関投資家(信託銀行等)も約11%を保有しており、従業員持株会も参画。創業家の強いリーダーシップと機関投資家の評価が両立した株主構成です。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| カラオケ事業(国内) | 600億円 | 100億円 | 16.7% |
| カラオケ事業(海外) | 50億円 | 5億円 | 10.0% |
| 温浴事業 | 30億円 | 4億円 | 13.3% |
| その他事業 | 13億円 | 2億円 | 15.4% |
カラオケ事業(国内)が売上の86%を占める圧倒的な主力事業で、営業利益率16.7%の高い収益性を実現しています。海外カラオケ事業はアジアを中心に拡大中で、中期経営ビジョンでは海外売上1,000億円を長期目標に掲げています。温浴事業は安定収益基盤として貢献し、事業ポートフォリオ全体としてバランスの取れた構成です。
この会社のガバナンスは?
取締役8名中、女性が1名(12.5%)を占めています。12社の連結子会社を統括するグループ経営において、オーナー経営のスピード感と適切なガバナンスの両立を図っています。設備投資は年間83億円と積極的で、新規出店とスクラップ&ビルドを推進しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 710億円 | — | 694億円 | -2.3% |
| FY2024 | 620億円 | — | 633億円 | +2.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
コシダカHDは中期経営ビジョン「EIP」のもと、売上高1,000億円・国内1,000店舗を最終目標に掲げています。FY2025実績は売上高694億円(進捗69%)と順調に推移し、営業利益率16.4%は目標の15%をすでに上回っています。スタンダードからの約70店舗承継やJOYSOUNDブランド取得など、M&Aも活用した成長戦略が着実に進展しています。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
コシダカHDのTSRは5年間で195%と大幅な株価上昇を実現しましたが、TOPIX(213%)をやや下回るパフォーマンスとなっています。ただし、コロナ禍で一時的に大きく下落した後のV字回復を含む数値であり、FY2022以降に限れば市場を上回る成長力を示しています。中期経営計画の達成がTSR改善の鍵となるでしょう。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 65.0万円 | -35.0万円 | -35.0% |
| FY2022 | 110.0万円 | +10.0万円 | 10.0% |
| FY2023 | 145.0万円 | +45.0万円 | 45.0% |
| FY2024 | 170.0万円 | +70.0万円 | 70.0% |
| FY2025 | 195.0万円 | +95.0万円 | 95.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
コシダカHDの株価指標は、PER 17.0倍とサービス業平均(22.5倍)を下回る水準にあり、成長性を考慮すると割安感があります。信用倍率は32.79倍と買い残が多く、投資家の期待が高いことを示しています。配当利回り2.39%はサービス業平均を上回り、成長株でありながら配当妙味も兼ね備える銘柄です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
FY2025/8通期決算で営業利益114億円と過去最高益を更新。売上高694億円、3期連続の最高益達成。
スタンダードから会社分割により約70店舗のカラオケ事業を承継。JOYSOUNDブランドを含むポートフォリオ拡充。
ブランド・業態の合わせ技による積極出店戦略を発表。2026年度に向けて店舗網を大幅拡充。
最新ニュース
(株)コシダカホールディングス まとめ
ひとめ診断
「カラオケまねきねこで業界トップクラス。エンタメの力で人と街を元気にするプライム企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
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