(株)学情
GAKUJO CO.,Ltd.
最終更新日: 2026年3月25日
20代の未来をつなぐ。若者と企業の出会いを創り続ける採用支援のプロフェッショナル
20代の若者に未来の選択肢を届け、若者と企業の最適なマッチングを実現する
この会社ってなに?
就活や転職活動で「Re就活」や「Re就活キャンパス」を利用したことがある方も多いのではないでしょうか。合同企業セミナー「就職博」「転職博」は全国主要都市で開催され、企業と求職者を直接つなぐ場を提供しています。20代の若手人材に特化したサービスは、慢性的な人手不足を抱える企業にとって欠かせない存在となっています。
学情は1976年に大阪で創業し、20代に特化した就職・転職支援サービスを展開する人材サービス企業です。主力の「Re就活」は20代専門転職サイトとして高い知名度を誇り、新卒向け「Re就活キャンパス」や合同企業セミナー「就職博」「転職博」も運営しています。FY2025/10は売上高110億円、FY2026/10予想は売上高133億円(前期比+20.7%)・営業利益32.5億円(同+39.3%)と過去最高益の更新を見込んでいます。PER 9.0倍・配当利回り4.56%と、高配当バリュー株の特徴を持つ銘柄です。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 10月
- 本社
- 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 9階
- 公式
- company.gakujo.ne.jp
社長プロフィール
私たちは20代の若者に「未来の選択肢」を届けることを使命としています。Re就活を通じて、一人でも多くの若者が自分らしいキャリアを見つけ、輝ける社会を実現してまいります。
この会社のストーリー
大阪市北区にて創業。就職情報誌の発行からスタートし、学生と企業をつなぐ事業を開始した。
社名を株式会社学情に変更し、インターネットを活用した就職情報サービスの提供を本格化。
東京証券取引所JASDAQに株式を上場。IPO価格700円、初値800円でスタートした。
20代専門の転職サイト「Re就活」をローンチ。若手人材に特化した独自のポジショニングを確立。
東京証券取引所の市場再編に伴い、プライム市場に移行。企業としての信頼性・ブランド力が向上。
FY2026/10に売上高133億円・営業利益32.5億円を目標とする中期経営計画をスタート。過去最高業績更新へ。
注目ポイント
6期連続増配を予定しており、FY2026/10は年間75円の配当を計画。PER 9.0倍と割安で、配当利回り4.56%は業界トップクラス。インカムゲイン重視の投資家に最適な銘柄です。
有利子負債ゼロ・自己資本比率87%という鉄壁の財務体質。景気変動にも耐えうる安全性の高さが長期保有の安心感につながります。
「Re就活」は20代専門の転職サイトとして独自のポジションを確立。慢性的な人手不足を背景に、若手人材へのニーズは今後も拡大が見込まれます。
サービスの実績は?
ひとめ診断
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| FY2016/3 | 28円 | 40.8% |
| FY2017/3 | 32円 | 39.4% |
| FY2018/3 | 34円 | 44.9% |
| FY2019/3 | 37円 | 38.6% |
| FY2020/3 | 30円 | 46.7% |
| FY2021/3 | 37円 | 37.9% |
| FY2022/3 | 43円 | 43.3% |
| FY2023/3 | 51円 | 40.6% |
| FY2024/3 | 65円 | 40.4% |
| FY2025/3 | 67円 | 47.9% |
| 必要株数 | 500株以上(約82万円) |
| 金額相当 | 3,000円相当 |
| 権利確定月 | 10月 |
配当は6期連続増配を予定しており、FY2026/10には1株75円(予想)と過去最高の配当額を計画しています。配当性向は約40%を目安に安定的な還元を実施。配当利回りは4.56%と高配当銘柄として注目されています。株主優待のQUOカードと合わせた総合利回りも魅力です。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
業績推移
儲かってるの?
学情の業績は、20代向け人材サービスの需要拡大を背景にFY2024/10で売上高107億円・営業利益26.6億円と過去最高を記録しました。FY2025/10は一時的に営業減益となりましたが、FY2026/10には売上高133億円・営業利益32.5億円と過去最高益の更新を計画しています。「Re就活」を中心とした注力商品の拡販が成長を牽引しています。
事業ごとの売上・利益
「Re就活」「Re就活キャンパス」等の求人メディア運営。20代特化型の転職・就職サイトとして圧倒的なブランド力を持つ。売上構成比約77%を占める主力事業。
「就職博」「転職博」等の合同企業セミナーを全国主要都市で開催。対面での企業と求職者のマッチングを実現。売上構成比約16%。
20代専門の人材紹介事業および公的事業(自治体からの委託事業)を展開。売上構成比約7%。
稼ぐ力はどのくらい?
| 期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 11.2% | 10.1% | 27.2% |
| FY2017/3 | 12.4% | 11.2% | 24.9% |
| FY2018/3 | 11.1% | 9.9% | 22.6% |
| FY2019/3 | 12.9% | 11.5% | 27.6% |
| FY2020/3 | 8.5% | 7.7% | 20.8% |
| FY2021/3 | 11.6% | 10.3% | 29.2% |
| FY2022/3 | 11.4% | 10.1% | 23.9% |
| FY2023/3 | 13.2% | 11.2% | 26.3% |
| FY2024/3 | 15.4% | 13.3% | 24.8% |
| FY2025/3 | 12.7% | 11.1% | 21.2% |
営業利益率は20%超の高水準を安定的に維持しており、人材サービス業界の中でもトップクラスの収益性です。ROEも11〜15%台と資本効率の高い経営を実践しています。FY2025/10は先行投資の影響で一時的に利益率が低下しましたが、FY2026/10にはV字回復が見込まれます。
財務は安全?
有利子負債ゼロの完全無借金経営を継続しており、自己資本比率は84〜89%と極めて高い水準です。BPSはFY2021/10の839円からFY2025/10には1,107円まで着実に増加しており、株主資本の充実が進んでいます。財務の健全性は業界トップクラスです。
お金の流れは?
| 期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 11.9億円 | -12.6億円 | -6.2億円 | -7,500万円 |
| FY2017/3 | 8.4億円 | -3.9億円 | -7.3億円 | 4.4億円 |
| FY2018/3 | 12.4億円 | 5.9億円 | -7.0億円 | 18.3億円 |
| FY2019/3 | 13.9億円 | -3.4億円 | -8.2億円 | 10.5億円 |
| FY2020/3 | 7.1億円 | -2,700万円 | -7.5億円 | 6.8億円 |
| FY2021/3 | 16.9億円 | -4.0億円 | -6.8億円 | 12.9億円 |
| FY2022/3 | 14.9億円 | -14.2億円 | -7.9億円 | 6,200万円 |
| FY2023/3 | 22.8億円 | -6.8億円 | -6.8億円 | 16.0億円 |
| FY2024/3 | 16.3億円 | 1.8億円 | -12.6億円 | 18.1億円 |
| FY2025/3 | 19.0億円 | 3.7億円 | -15.1億円 | 22.7億円 |
営業キャッシュフローは毎期安定的にプラスを維持しており、FY2025/10には19億円まで拡大しました。FCFも22.7億円と潤沢で、無借金経営のもと配当・自己株買いなどの株主還元に充当しています。FY2024/10・FY2025/10は投資CFがプラスとなっており、有価証券の売却益が寄与しています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| FY2016/3 | 15.0億円 | 4.5億円 | 30.3% |
| FY2017/3 | 15.2億円 | 3.0億円 | 19.8% |
| FY2018/3 | 15.9億円 | 4.7億円 | 29.4% |
| FY2019/3 | 20.3億円 | 6.3億円 | 31.0% |
| FY2020/3 | 13.7億円 | 4.5億円 | 32.4% |
| FY2021/3 | 20.1億円 | 6.3億円 | 31.3% |
| FY2022/3 | 20.4億円 | 6.4億円 | 31.5% |
| FY2023/3 | 25.6億円 | 8.1億円 | 31.6% |
| FY2024/3 | 30.5億円 | 8.2億円 | 27.0% |
| FY2025/3 | 26.5億円 | 7.6億円 | 28.7% |
税引前利益は堅調に推移しており、FY2024/10に30億円台に到達しました。実効税率は27〜32%で安定しています。FY2026/10予想では32.5億円の税引前利益を見込んでおり、過去最高の納税額が予想されます。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| FY2025/10 | 580万円 | 422人 | - |
平均年収は580万円、平均年齢30.5歳と非常に若い組織構成が特徴です。20代向けサービスを展開する企業らしく、若手社員が中心となって事業を推進しています。人材業界の中では平均的な給与水準ですが、若い年齢構成を考慮すると充実した水準といえます。
誰がこの会社の株を持ってる?
創業家(中井家)とアンビシャスが合計約30%を保有し、経営基盤は安定。朝日新聞グループも10%を保有する安定株主。
筆頭株主はアンビシャス(14.49%)で、代表取締役会長の中井清和氏(10.28%)・代表取締役社長の中井大志氏(4.85%)と合わせて創業家が約30%を保有する安定したオーナー企業です。朝日新聞社・朝日学生新聞社が各5%を保有しており、資本業務提携を通じた事業シナジーが期待されます。社員持株会も3.2%を保有しています。
会社の公式開示情報
役員報酬
事業別の稼ぎ
| 事業名 | 売上 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|
| メディア(求人広告) | 85億円 | 22億円 | 25.9% |
| イベント(合同企業セミナー) | 18億円 | 5億円 | 27.8% |
| 人材紹介・その他 | 8億円 | 1.5億円 | 18.8% |
メディア事業(求人広告)が売上の約77%を占める主力セグメントで、営業利益率25.9%と高い収益性を誇ります。イベント事業も利益率27.8%と好調で、対面イベントの回復が業績を押し上げています。人材紹介事業は規模は小さいものの成長余地が大きく、今後の収益拡大が期待されます。
この会社のガバナンスは?
取締役6名中、女性が1名(16.7%)を占めています。連結子会社を持たない単体経営でシンプルなガバナンス体制を構築。平均勤続年数7.8年は平均年齢30.5歳の若い組織構成を反映しています。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 123億円 | — | 110億円 | -10.5% |
| FY2024 | 100億円 | — | 107億円 | +7.3% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
学情は3ヶ年中期経営計画のもと、FY2026/10に売上高133億円・営業利益32.5億円を最終目標に掲げています。FY2025/10実績は売上高110億円・営業利益23.3億円と中間年度としてはやや物足りない結果でしたが、FY2026/10の会社計画は中計目標と完全に一致しており、達成に向けた経営の意志が明確です。
この株を持っていたら儲かった?
この会社の株主総利回り(TSR)を、日本株全体の平均(TOPIX)と比較したグラフです。青い線が上にあるほど、平均より良い成績を出しています。
学情のTSRは5年間で98%とほぼ横ばいであり、TOPIX(213%)を大きく下回るパフォーマンスとなっています。ただし、PER 9.0倍・配当利回り4.56%という割安な水準を考慮すると、今後のリレーティングの余地は大きいといえます。中期経営計画の目標達成と連続増配の継続が株価上昇の鍵となるでしょう。
※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証・示唆するものではありません。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| FY2021 | 100.0万円 | +0.0万円 | 0.0% |
| FY2022 | 105.0万円 | +5.0万円 | 5.0% |
| FY2023 | 112.0万円 | +12.0万円 | 12.0% |
| FY2024 | 120.0万円 | +20.0万円 | 20.0% |
| FY2025 | 98.0万円 | -2.0万円 | -2.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
学情の株価指標は、PER 9.0倍とサービス業平均(18.5倍)を大きく下回る割安水準にあります。配当利回り4.56%は業界平均を大幅に上回り、高配当・低PERのバリュー株として注目されます。信用倍率0.23倍と売り残が多く、踏み上げの可能性も意識される水準です。
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
どんな話題が多い?
最近の出来事
FY2026/10第1四半期決算を発表。季節要因で一時的に赤字も、通期計画は据え置き。
FY2025/10通期決算を発表。6期連続増配を計画し、FY2026/10は年間配当75円を予定。
3ヶ年中期経営計画(FY2024〜FY2026)の最終年度に突入。過去最高業績更新を目指す。
最新ニュース
(株)学情 まとめ
ひとめ診断
「20代の就職・転職に強い!Re就活を軸に成長する人材サービスのプライム企業」
※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。
同じ業種の企業
「サービス業」に分類される他の企業
葬儀業界のガリバーが、M&Aを連発して『終活プラットフォーマー』へと変貌を遂げている最前線
『後継者不足』という社会課題をビジネスチャンスに変え、高収益を実現するM&Aのプロ集団
『エレベーター保守』という超安定市場で、メーカーの牙城を崩し続ける独立系の風雲児
健康経営のインフラ企業が、大手との提携をテコに『健康管理のデパート化』を加速中
『働く』をアップデートするPeople Tech企業、転職サイトと組織改善SaaSの二刀流で成長中
人材派遣の総合商社が、M&Aによる領域拡大とDX化で収益源の多角化を急いでいる
PR業界の巨人が、M&Aを駆使してデジタルマーケティングのコングロマリットへと変貌中
『個別指導』のパイオニアが、少子化時代を生き抜くためM&Aで保育・人材領域へも触手を伸ばす総合教育企業