JUMP

JPホールディングス2749

JP-HOLDINGS,INC.

プライムUpdated 2026/03/27
01 / 4 sections

まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
安定
自己資本比率 60.3%
稼ぐ力
高い
ROE 15.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

この会社ってなに?

皆さんが朝の通勤途中や近所で見かける保育園や学童クラブ、そのいくつかはJPホールディングスが運営しているかもしれません。同社は、日本で最も多くの保育施設などを手掛ける子育て支援のリーディングカンパニーです。共働きのご家庭がお子さんを安心して預けられる場所を提供することで、社会を支えています。また、保育施設で提供される給食サービスの裏側でも活躍しており、子供たちの健やかな成長を食の面からもサポートしています。私たちの暮らしに欠かせない「子育て」という領域で、最も身近な存在の一つと言える会社です。

子育て支援サービスの最大手、JPホールディングスは安定成長を続けています。2025年3月期の売上高は411.5億円(前期比8.7%増)、営業利益は58.09億円(同26.7%増)と大幅な増益を達成しました。好調な業績を背景に、中期経営計画の営業利益目標を1年前倒しで達成する見込みです。株主還元にも積極的で、年間配当は12円と増配傾向にあり、今後の成長戦略としてフィリピンでの「日本式保育」の展開も発表しています。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
3月
本社
愛知県名古屋市中村区名駅2丁目38番2号 オーキッドビル7F

サービスの実績は?

411.5億円
連結売上高
2025年3月期実績
+8.7% YoY
58.09億円
連結営業利益
2025年3月期実績
+26.7% YoY
12
1株当たり配当金
2025年3月期実績
+50% YoY
34.4
1株当たり純利益 (EPS)
2024年3月期実績
+10.3% YoY
45.9
1株当たり純利益 (EPS)
2025年3月期実績
+33.4% YoY
02 / 4 sections

なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
15.0%(累計)
株主資本の利回り
ROA
8.4%(累計)
総資産の活用度
Op. Margin
15.1%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/03期5.4%1.8%-
2022/03期20.7%7.1%-
2023/03期21.1%7.7%-
2024/03期19.7%8.1%12.1%
2025/03期22.0%10.5%14.1%
3Q FY2026/315.0%(累計)8.4%(累計)15.1%

収益性は年々向上しており、2025/03期時点での営業利益率は14.1%に達し、資本効率を示すROEも20.1%と高い水準を安定的に記録しています。施設運営における効率化と規模の経済が奏功しており、限られた経営資源から高いリターンを生み出す体質への転換が完了しました。今後も既存事業の深耕に加え、高付加価値サービスの展開により利益率の維持・向上を図る見通しです。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/03期335億円5.4億円6.2円-
2022/03期344億円33.5億円22.8億円26.1円+2.6%
2023/03期355億円36.7億円27.0億円31.2円+3.3%
2024/03期379億円45.9億円29.3億円34.4円+6.6%
2025/03期411億円58.1億円39.2億円45.9円+8.7%

当社の業績は、保育所運営を中心とする子育て支援事業の堅調な拡大により、売上高および営業利益ともに過去最高水準の成長を維持しています。2025/03期には売上高が約411億円に達し、徹底したコスト管理と新規施設の受託効果が利益を押し上げました。今後は持続的な成長に向けて、日本式保育の海外展開や付加価値の高い新サービスの提供を強化する方針です。 【3Q 2026/03期実績】売上312億円(通期予想比74%)、営業利益47億円(同83%)、純利益31億円(同82%)。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
15.0%(累計)
業界平均
11.1%
営業利益率上回る
この会社
15.1%
業界平均
9.5%
自己資本比率上回る
この会社
60.3%
業界平均
53.5%
03 / 7 sections

将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

6,123万円
取締役3名の合計

売上高の大部分を占める保育園運営を中心に、子育て支援事業の最大手として安定したストックビジネスモデルを確立しています。少子化の影響を考慮しつつ、学童クラブや児童館の受託拡大、海外展開などによる収益基盤の多角化がリスク管理の要となっています。

会社の計画は順調?

A
総合評価
中期経営計画の目標を前倒しで達成する見込みであり、業績予想の精度も高く、経営陣の計画実行能力は高く評価できる。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画
2026期~2028期
営業利益 (FY2027目標): 目標 非開示 前倒し達成 (達成見込み)
100%
FY2026 業績予想
2026期
売上高: 目標 419.0億円 順調 (311.97億円 (3Q))
98.2%
営業利益: 目標 56.53億円 順調 (47.12億円 (3Q))
83.4%
純利益: 目標 37.45億円 大幅遅れ
0%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期419億円412億円-1.8%
2024期364億円379億円+4.0%
2023期356億円355億円-0.4%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期57億円58億円+2.8%
2024期38億円46億円+19.9%
2023期36億円37億円+3.0%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は現在、2028年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中です。特筆すべきは、2027年3月期の営業利益目標を1年前倒しで達成する見込みであることを公表している点です。過去の業績予想も、特に利益面では期初予想を上回る実績を出す傾向にあり、安定した経営手腕がうかがえます。これは、待機児童問題などを背景とした安定的な保育サービス需要と、効率的な施設運営が両立できている証左と言えるでしょう。

最新ニュース

ポジティブ
JPホールディングスが年初来高値を更新
2/25 · Yahoo!ファイナンス
ポジティブ
4/1 · JPホールディングス IR

どんな話題が多い?

決算・業績45%
施設運営・事業拡大30%
株式・IR15%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
142
前月比 +12.5%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES, 東洋経済オンライン
業界内ランキング
上位 15%
サービス業 450社中 68位
報道のトーン
65%
好意的
25%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

04 / 3 sections

この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年4月事業拡大

日本保育サービスを通じて全国で新たに25施設の運営を開始し、事業規模を拡大。

2025年11月業績発表

2026年3月期第2四半期決算において増収増益を達成し、中期経営計画の進捗が順調であることを示した。

2026年2月第3四半期決算

第3四半期累計の連結経常利益が前年同期比8.8%増の47.6億円となり、市場の注目を集めた。

社長プロフィール

05 / 6 sections

安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率60.3%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
33.2億円
借金(有利子負債)
Net Assets
217億円
会社の純資産

財務基盤は、利益の積み上げとキャッシュフローの改善により年々強化されており、自己資本比率は2025/03期時点で51.9%にまで改善しました。かつて必要とした有利子負債も着実に削減されており、財務的な健全性は極めて高いレベルにあります。今後も安定的かつ効率的な資本運用を通じて、さらなる企業価値の向上と自己資本の充実に努める姿勢です。 【3Q 2026/03期】総資産359億円、純資産217億円、自己資本比率60.3%、有利子負債33億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+42.1億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-1.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-42.4億円
借入・返済など
Free CF
+40.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/03期24.7億円1.9億円21.6億円26.6億円
2022/03期38.8億円4.1億円19.8億円43.0億円
2023/03期27.4億円4.1億円11.1億円31.5億円
2024/03期56.0億円600万円39.8億円55.9億円
2025/03期42.1億円1.6億円42.4億円40.4億円

事業活動によるキャッシュフローは安定的な利益創出を背景に潤沢であり、フリーキャッシュフローの創出能力が飛躍的に高まっています。獲得した資金は、財務健全性の向上を図るための借入金返済や、株主還元としての配当金支払いに優先的に充当されています。投資活動が抑制的である一方で、成長に必要なインフラ整備には機動的に資金を配分する体制を整えています。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 12名)
女性 1名(8.3% 男性 11
8%
92%
監査報酬
2,160万円
連結子会社数
5
設備投資額
2.5億円
平均勤続年数(従業員)
5.4
臨時従業員数
2404

女性役員比率は8.3%であり、多様な視点を取り入れた経営体制の強化が今後の課題です。監査体制は適切に機能しており、連結子会社5社を統括するガバナンス体制を構築。企業規模の拡大に合わせて、持続的な成長を支えるための管理基盤を整備しています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主50.3%
浮動株49.7%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関10.1%
事業法人等40.2%
外国法人等8.2%
個人その他39.5%
証券会社2%

安定株主が一定の割合を占めており、経営基盤は比較的安定しています。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はダスキン・ジェイ・ピー従業員持株会・ほがらか信託信託口A-1。

株式会社ダスキン(26,989,100株)31.55%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(5,981,700株)6.99%
ジェイ・ピー従業員持株会(5,655,504株)6.61%
ほがらか信託株式会社信託口A-1(3,219,100株)3.76%
王 厚龍(2,320,000株)2.71%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,688,500株)1.97%
山口 洋(1,496,900株)1.75%
フレシアアドバイザーズ株式会社(964,500株)1.13%
未来フィンテック株式会社(896,000株)1.05%
守屋八潮建設株式会社(874,700株)1.02%

株式会社ダスキンが31.55%を保有する筆頭株主であり、業務提携を通じた経営支援体制が構築されています。また、従業員持株会が6.61%を保有しており、経営への関与と帰属意識の高さがうかがえます。創業家や個人投資家の保有比率は比較的低く、安定的な株主構成となっています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1補助金制度に伴うリスクについて当社グループの子育て支援事業において、売上は公定価格など国・地方自治体による補助金が中心となっておりますが、国や地方自治体の方針により補助金制度の見直しが行われる場合において、当社グループの業績が影響を受ける可能性があります
2事業規模の拡大に向けたM&Aの推進について当社グループでは、持続的な成長を捉え、既存事業および新規事業に関してM&Aによる事業の拡大を図ることを計画しておりますが、投資に見合った収益が得られない場合やシナジー効果が創出できない可能性があります

社員の給料はどのくらい?

平均年収
497万円
従業員数
4,157
平均年齢
40.2歳
平均年収従業員数前年比
当期497万円4,157-

従業員平均年収は497万円であり、保育業界の平均水準に照らすと標準的ですが、福利厚生や働き方改革への投資が活発です。近年は保育士の処遇改善が社会課題となる中、賞与や手当の拡充を通じて人材の定着を図る戦略をとっています。

06 / 5 sections

株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

同社のTSR(株主総利回り)は、2024期以降、市場平均であるTOPIXを大きく上回るパフォーマンスを示しています。特に2025期にはTOPIXを約62ポイントも上回る275.8%を記録しており、アウトパフォームが顕著です。これは、安定的な業績成長に加え、増配や株主優待の新設といった積極的な株主還元策が投資家に評価され、株価上昇と配当の両面で高いリターンを生み出した結果と考えられます。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
12
方針: 利益配分を強化し継続的な増配を目指す
1株配当配当性向
2016/03期534.9%
2017/03期2.531.8%
2018/03期3.532.7%
2019/03期3.729.7%
2020/03期3.930.4%
2021/03期3.963.4%
2022/03期4.517.3%
2023/03期619.2%
2024/03期823.3%
2025/03期1226.1%
8期連続増配
株主優待
あり
権利確定月3月・9月

配当方針として、業績向上に伴う利益配分を強化し、継続的な増配を目指す還元姿勢を打ち出しています。配当性向は20%台後半を目安としつつ、株主優待と合わせたトータルリターンの向上に注力しています。今後も企業成長の果実を積極的に株主へ還元することで、中長期的な投資魅力の向上を図ります。

もし5年前に投資していたら?

+
2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 275.8万円 になりました (175.8万円)
+175.8%
年度末時点評価額損益TSR
2021期111.5万円11.5万円11.5%
2022期87.0万円13.0万円-13.0%
2023期145.3万円45.3万円45.3%
2024期226.0万円126.0万円126.0%
2025期275.8万円175.8万円175.8%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残3,388,500株
売り残356,400株
信用倍率9.5倍
2026年3月19日時点
今後の予定
通期決算発表2026年5月中旬
第1四半期決算発表2026年8月上旬

市場の評価を示すPERは16.2倍と、サービス業平均(約25倍)と比較して割安な水準にあります。これは、今後の成長ポテンシャルが株価にまだ織り込まれていない可能性を示唆します。一方で、信用買残が信用売残を大きく上回る9.5倍となっており、短期的な需給面では上値が重くなる可能性も注視が必要です。今後の決算発表で市場の期待を上回る成長を示せるかが、株価上昇のカギとなるでしょう。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/03期29.5億円24.1億円81.8%
2022/03期33.6億円10.8億円32.1%
2023/03期37.5億円10.5億円28.0%
2024/03期45.2億円15.9億円35.3%
2025/03期58.6億円19.4億円33.1%

法人税等の支払額は、税引前利益の伸長に連動して増加傾向にあります。2021/03期は一時的な税負担率の上昇が見られましたが、その後の各期は30%台前半の安定した実効税率で推移しています。適正な税務処理を通じて、今後も企業としての社会的責任を果たしていく方針です。

07 / 3 sections

もっと知る

まとめと、関連情報・似た会社へ

JPホールディングス まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 12円
安全性
安定
自己資本比率 60.3%
稼ぐ力
高い
ROE 15.0%(累計)
話題性
好評
ポジ 65%

「保育園運営のガリバーが、異業種提携と海外展開で『子育てインフラ』の座を盤石にする」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

本ページの情報は、公開されたメディア報道の定量分析およびEDINET等の公的開示情報をもとに作成しています。特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。報道件数・センチメント分析はAIによる自動分類であり、完全な正確性を保証するものではありません。記事の著作権は各メディアに帰属します。

最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU