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エラン6099

ELAN Corporation

プライムUpdated 2026/03/28
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まずこの会社は何者?

事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ

ひとめ診断

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 15円
安全性
安定
自己資本比率 55.1%
稼ぐ力
高い
ROE 20.6%
話題性
好評
ポジ 60%

この会社ってなに?

もし、あなたやあなたのご家族が入院することになったら、パジャマやタオル、歯ブラシなど、身の回りのものをたくさん用意しなければならず、大変ですよね。エランは、そうした入院生活の「困った」を解決する会社です。同社の「CSセット」というサービスを使えば、月々定額を支払うだけで、必要な衣類やタオル、日用品がすべてレンタル・提供されます。患者さんは「手ぶらで入院」が可能になり、ご家族も洗濯や買い出しの手間から解放されます。普段はあまり意識しませんが、日本の多くの病院の裏側で、エランが快適な療養生活を支えているのです。

病院や介護施設向けに衣類・タオル等のレンタルと日用品をセットで提供する「CSセット」が事業の柱。2025年12月期は売上高554.5億円(前期比16.7%増)、営業利益42.72億円(同19.4%増)と増収増益を達成しました。しかし2024年12月期はコスト増で一時的に減益となるなど、収益性の維持が課題です。2024年にエムスリーの連結子会社となり、今後はグループのネットワークを活かした顧客基盤の拡大とサービス拡充による成長が期待されます。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
12月
本社
長野県松本市出川町15-12

サービスの実績は?

554.5億円
連結売上高
2025年12月期実績
+16.7% YoY
42.72億円
連結営業利益
2025年12月期実績
+19.4% YoY
608.0億円
連結売上高予想
2026年12月期会社予想
+9.7% YoY
50.0億円
連結営業利益予想
2026年12月期会社予想
+17.0% YoY
15
1株当たり配当金
2025年12月期実績
+2円 YoY
32.8%
配当性向
2025年12月期実績
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なぜ伸びるの?

売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く

稼ぐ力はどのくらい?

効率よく稼いでいます
ROE
20.6%
株主資本の利回り
ROA
11.5%
総資産の活用度
Op. Margin
7.7%
営業利益率
会計期ROEROA営業利益率
2021/12期25.5%13.7%-
2022/12期25.3%13.9%-
2023/12期25.4%14.4%-
2024/12期20.2%11.6%7.5%
2025/12期20.4%11.5%7.7%
2025/12期20.6%11.5%7.7%

ROE(自己資本利益率)は20%前後を維持する高水準で推移してきましたが、近年は先行投資やコスト増の影響により18%台へとやや落ち着きを見せています。営業利益率は7〜9%台で推移しており、安定したサブスクリプションモデルによる収益基盤が強みです。今後は売上規模の拡大に伴う効率的なコスト管理による利益率の改善が、収益性向上の鍵となります。

儲かってるの?

順調に稼いでいます
会計期売上高営業利益当期純利益EPSYoY
2021/12期316億円19.1億円31.5円-
2022/12期363億円20.8億円34.5円+14.6%
2023/12期414億円25.2億円41.7円+14.2%
2024/12期475億円35.8億円23.6億円38.9円+14.7%
2025/12期554億円42.7億円27.7億円45.8円+16.7%

エランは病院や介護施設向けの生活用品レンタル「CSセット」を主力事業としており、全国的な新規開拓の推進により売上高は年々着実な成長を遂げています。2025年3月期には売上高554億円、営業利益42億円を記録し、市場ニーズの取り込みが拡大を牽引しました。足元ではエムスリーグループとの連携強化によるシナジー発揮が期待されており、次期も成長軌道を維持する見通しです。 【2025/12期実績】売上554億円(前期比16.7%)、営業利益43億円、純利益28億円。

業績の推移

売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE上回る
この会社
20.6%
業界平均
11.1%
営業利益率下回る
この会社
7.7%
業界平均
9.6%
自己資本比率上回る
この会社
55.1%
業界平均
53.5%
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将来どうなりそう?

公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く

会社の公式開示情報

役員報酬

9,210万円
取締役5名の合計

主な事業は病院・介護施設向けの「CSセット」提供事業であり、入院・入所生活の利便性を高める定額制サービスが収益の柱です。エムスリーのネットワーク活用による成長戦略の一方で、感染症リスクや施設側の経営環境変化などが主要な事業リスクとして挙げられています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
売上・利益ともに期初予想を下回る傾向が続き、計画達成力には課題が残る。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

旧中期経営計画
〜2022期
売上高: 目標 370億円 未達 (362.6億円)
98%
営業利益率: 目標 8.1% 達成 (9.35%)
115.4%
経営目標 (FY2026)
2026期
売上高: 目標 608.0億円 順調 (554.5億円)
91.2%
営業利益: 目標 50.00億円 順調 (42.72億円)
85.4%
純利益: 目標 32.00億円 順調 (27.67億円)
86.5%
旧経営目標 (FY2022)
2022期
売上高: 目標 370億円 未達 (362.6億円)
98%
営業利益率: 目標 8.1% 達成 (9.35%)
115.4%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

売上高
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期590億円555億円-5.9%
2024期500億円475億円-5.0%
2023期437億円414億円-5.2%
営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
2025期47億円43億円-9.5%
2024期42億円36億円-14.8%
2023期36億円37億円+1.8%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

同社は明確な中期経営計画を常時公表していませんが、期初の業績予想が実質的な単年度計画として機能しています。しかし、ここ数年は売上・利益ともに期初予想を未達で終えるケースが散見されます。これは、人件費や物流費などのコスト増が利益を圧迫していることが主な要因です。2024年のエムスリー傘下入りを機に、より精度の高い計画策定と実行力が求められます。

最新ニュース

中立
エムスリー、エランに対してTOB(株式公開買い付け)を行うと発表
9/19 · M&A Online

どんな話題が多い?

決算・業績40%
M&A・提携30%
株価・市況20%
その他10%

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや好調
報道件数(30日)
48
前月比 +12.5%
メディア数
22
株探, 日本経済新聞, PR TIMES, M&A Online ほか
業界内ランキング
上位 15%
サービス業 2400社中 360位
報道のトーン
60%
好意的
30%
中立
10%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

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この会社のストーリー

創業から現在までの歩みと、代表者の姿

創業ストーリー

出来事の年表

2025年3月事業譲渡

電気人材紹介事業を株式会社ONEへ事業譲渡し、主力のCSセット事業へ経営資源を集中。

2025年8月上期増益

2025年12月期第2四半期累計で連結経常利益が前年同期比5.1%増の20.4億円を達成。

2025年9月TOB発表

エムスリーによる株式公開買い付け(TOB)が公表され、連結子会社化が決定。

社長プロフィール

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安心して投資できる?

財務・透明性・株主構成・リスクを点検

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率55.1%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
Interest-bearing Debt
7.7億円
借金(有利子負債)
Net Assets
147億円
会社の純資産

総資産は積極的な事業拡大に伴い増加傾向にありますが、自己資本比率は50%を超えており強固な財務健全性を保持しています。有利子負債は極めて低水準に抑えられており、借入に頼らない自律的な成長が可能な財務体質です。将来的な成長投資や株主還元を加速させるための十分な余力がある状態といえます。 【2025/12期】総資産262億円、純資産147億円、自己資本比率55.1%、有利子負債7.7億円。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
Operating CF
+43.0億円
本業で稼いだお金
Investing CF
-34.6億円
投資に使ったお金
Financing CF
-8.5億円
借入・返済など
Free CF
+8.4億円
手元に残ったお金
会計期営業CF投資CF財務CFFCF
2021/12期21.1億円3.6億円6.1億円17.5億円
2022/12期15.8億円6.3億円5.5億円9.6億円
2023/12期17.8億円16.6億円6.7億円1.2億円
2024/12期45.0億円22.3億円8.5億円22.7億円
2025/12期43.0億円34.6億円8.5億円8.4億円

事業活動によるキャッシュフローは安定してプラスを維持しており、ビジネスモデルの稼ぐ力は強力です。成長に向けたシステム開発や設備投資のための投資キャッシュフローが増加傾向にあるものの、本業の利益で十分に賄えています。今後も潤沢な営業CFを原資として、さらなるサービス強化と株主還元を両立させていく構えです。

この会社のガバナンスは?

役員構成(取締役 10名)
女性 3名(30.0% 男性 7
30%
70%
監査報酬
3,000万円
連結子会社数
6
設備投資額
1.1億円
平均勤続年数(従業員)
4.8
臨時従業員数
188

女性役員比率が30.0%と高く、多様性を重視した経営体制が構築されています。連結子会社6社を抱える企業規模に対し、適正な監査報酬(3,000万円)を支払うなど、コーポレート・ガバナンスと内部統制の強化に努めています。

誰がこの会社の株を持ってる?

安定株主69.6%
浮動株30.4%
所有者別内訳(有価証券報告書)
金融機関7.4%
事業法人等62.2%
外国法人等6.5%
個人その他23.2%
証券会社0.7%

金融機関・事業法人を中心に安定株主比率が高く、経営の安定性が際立ちます。 事業法人の持合い比率が高く、安定した株主構成が特徴です。 主な安定株主はエムスリー・SAKURAコーポレーション。

エムスリー株式会社(33,329,490株)55%
櫻井 英治(2,721,100株)4.49%
中島 信弘(2,422,600株)4%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(2,276,100株)3.76%
株式会社SAKURAコーポレーション(1,841,000株)3.04%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)(1,517,300株)2.5%
株式会社UH5(932,500株)1.54%
光通信KK投資事業有限責任組合(913,200株)1.51%
MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)(881,800株)1.46%
株式会社N-Style(827,400株)1.37%

エムスリー株式会社が議決権の55%を保有する親会社であり、経営上の支配的な地位を占めています。残る株式は創業者関連や機関投資家、個人株主に分散していますが、実質的な経営権はエムスリーとの提携関係に強く依存しています。

この会社のリスク

有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。

1人材の確保と育成について 当社グループが今後事業をさらに拡大し、成長を続けていくためには、優秀な人材の確保が重要課題となっております

社員の給料はどのくらい?

平均年収
532万円
従業員数
974
平均年齢
35歳
平均年収従業員数前年比
当期532万円974-

従業員の平均年収は532万円で、サービス業界の平均と比較して標準的な水準にあります。事業成長に伴う人材確保や、専門性の高い「CSセット」事業の運営を支えるための適正な人件費配分がなされています。

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株主リターン・投資成果

リターン・配当・市場データを確認

平均よりも稼げてる?

この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。

TSR(株主総利回り)は、配当と株価上昇を合わせた総合的な投資リターンを示す指標です。2021期から2025期までの5年間、エランのTSRは一貫してTOPIX(東証株価指数)のリターンを下回る「アンダーパフォーム」状態が続いています。これは、安定した増配を続けているものの、それを上回る株価の軟調な推移が主な要因です。特に市場全体が好調だった2023期以降、TOPIXとのパフォーマンス差が拡大しており、株主価値向上が経営の重要課題となっています。

※ 配当を含まない株価ベースのリターンです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
15
方針: 配当性向30%目標
1株配当配当性向
2016/12期1217.6%
2017/12期818.1%
2018/12期748.6%
2019/12期927.6%
2020/12期1458.7%
2021/12期928.6%
2022/12期1131.9%
2023/12期1331.2%
2024/12期1333.4%
2025/12期1532.8%
4期連続増配
株主優待
なし

現在、株主優待制度は実施していません。

配当方針として安定的な利益還元を重視しており、配当性向30%程度を目安に持続的な増配を目指しています。業績の拡大とともに一株当たりの配当金を着実に積み上げており、株主への還元姿勢を強化しています。今後も事業成長による利益の増大に合わせて、さらなる増配の継続が期待されます。

もし5年前に投資していたら?

2021期初めに100万円を投資した場合
100万円が 52.3万円 になりました (-47.7万円)
-47.7%
年度末時点評価額損益TSR
2021期74.7万円25.3万円-25.3%
2022期63.9万円36.1万円-36.1%
2023期76.7万円23.3万円-23.3%
2024期52.3万円47.7万円-47.7%
2025期52.3万円47.7万円-47.7%

※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残335,500株
売り残147,300株
信用倍率2.28倍
2026年3月20日時点
今後の予定
2026年12月期 第1四半期決算発表2026年5月上旬
定時株主総会2026年3月26日

同社のPERは13.7倍とサービス業平均と比較して割安な水準にあります。一方でPBRは3.03倍とやや割高感があり、市場からは資産価値よりも将来の成長性を評価されていることが伺えます。信用倍率は2.28倍と標準的な水準で、短期的な需給の偏りは限定的です。最大の注目点は、発行済株式の55%を保有するエムスリーの動向であり、今後のグループ戦略が株価に大きく影響を与える可能性があります。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
2021/12期28.2億円9.1億円32.4%
2022/12期34.1億円13.3億円39.0%
2023/12期36.8億円11.6億円31.6%
2024/12期35.4億円11.9億円33.5%
2025/12期41.9億円14.2億円33.9%

法人税等の支払いは税引前利益の伸びに概ね連動しており、適正な納税が行われています。実効税率は概ね30%台前半から中盤で推移しており、大きな変動は見られません。企業の成長に伴う利益拡大により、納税額も年々増加傾向にある健全な状況です。

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まとめと、関連情報・似た会社へ

エラン まとめ

業績
好調
営業益 前年比↑
配当
少なめ
1株 15円
安全性
安定
自己資本比率 55.1%
稼ぐ力
高い
ROE 20.6%
話題性
好評
ポジ 60%

「『手ぶらで入院』を全国に広げるニッチ王者、エムスリー傘下で次なる成長ステージへ」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

DISCLAIMER

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最終更新: 2026/05/22 / データ提供: OSHIKABU