6050プライム

イー・ガーディアン

E-Guardian Inc.

最終更新日: 2026年3月28日

ROE7.8%
BPS1039.6円
自己資本比率87.8%
FY2025/3 有報データ

ネット社会の"守護神"。AI活用で進化する総合セキュリティパートナー

AI技術を活用し、BPOの枠を超えた革新的なサービスを創出することで、あらゆる企業活動のDXを支援し、安全で豊かなデジタル社会の実現をリードします。

この会社ってなに?

あなたが普段SNSや掲示板を見ているとき、不快な投稿や誹謗中傷が目に入らないようになっているのは、イー・ガーディアンのような会社が裏側で24時間365日監視しているおかげかもしれません。また、オンラインゲームで不正行為をするプレイヤーが退場させられたり、ネットショッピングで使うサービスの裏で個人情報が守られていたりするのも、彼らの仕事です。イー・ガーディアンは、私たちが安全にインターネットを楽しむための「縁の下の力持ち」として、様々なサービスの裏側を支えています。

SNS投稿監視やサイバーセキュリティを主力とする総合ネットセキュリティ企業。2023年にチェンジホールディングスの連結子会社となり、DX推進とAI活用を加速させています。直近の2025年9月期決算では、売上高113.2億円(前期比0.6%減)、営業利益15.04億円(同11.8%減)と減収減益で、成長の踊り場にあります。今後は親会社とのシナジーを活かした新規事業開発と、AI導入コンサルティング領域の拡大が再成長の鍵となります。

サービス業プライム市場

会社概要

業種
サービス業
決算期
9月
本社
東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
公式
www.e-guardian.co.jp

社長プロフィール

高谷 康久
高谷 康久
代表取締役社長
挑戦者
私たちは、ネット社会の健全な発展を守るため、投稿監視からサイバーセキュリティまで一気通貫のサービスを提供しています。今後は親会社であるチェンジホールディングスとの連携を深め、AI技術への投資を加速させ、BPOの枠を超えた新たな価値創造に挑戦し、持続的な成長を目指します。

この会社のストーリー

1998
ホットポットとして設立、インターネット黎明期に事業開始

インターネット関連の新規事業開発を手掛ける株式会社ホットポットとして設立。ここからネット社会の安全を守る旅が始まる。

2005
掲示板監視事業に特化し、イー・ガーディアンへ商号変更

増大するネット上の課題に対応するため、事業を掲示板投稿監視に一本化。現在の社名に変更し、ネットセキュリティ専門企業としての基盤を築く。

2010
東証マザーズへ上場、事業拡大を加速

社会的な需要の高まりを背景に、東証マザーズ市場へ上場。資金調達により、サービス拡充と技術開発のスピードを上げる。

2016
東証一部へ市場変更、社会的信用の獲得

安定した成長を続け、東証一部(現プライム市場)へ市場変更。大手企業からの信頼も厚くなり、取引が拡大していく。

2020
AI活用の本格化と新サービスの展開

AI技術を活用した監視・審査サービスを次々とリリース。人の目とAIを組み合わせたハイブリッド体制で、より高度で効率的なサービス提供を実現する。

2023
チェンジホールディングスの連結子会社へ

株式会社チェンジホールディングスによるTOBを受け、連結子会社となる。両社の強みを活かし、DXとセキュリティを融合した新たな事業展開を目指す。

2024
AI導入コンサルティング領域へ本格進出

BPOの枠を超え、顧客企業の業務へのAI導入を支援するコンサルティング事業を強化。これまでの知見を活かし、企業のDX推進をサポートする。

2026
新中期経営計画スタート、再成長への挑戦

2028年9月期までの新中期経営計画を策定。売上高の再成長と収益性改善を最重要課題とし、AI開発投資を積極的に行い、次なる飛躍を目指す。

注目ポイント

ネット世界の安全を守る「守護神」

SNSやゲームの投稿監視、広告審査、カスタマーサポートなど、インターネットの裏側を支える多様なサービスを提供。安全で快適なネット利用に不可欠な存在です。

AI活用で進化するBPOサービス

長年培ったノウハウとAI技術を融合させ、監視業務の効率化や精度向上を実現。近年はAI導入コンサルティングも手掛け、企業のDXパートナーとしても成長中です。

株主還元への意識も高い!魅力的な株主優待

配当に加え、保有期間に応じて最大5,000円相当のデジタルギフトがもらえる株主優待制度を導入。個人投資家にとっても魅力的な銘柄です。

サービスの実績は?

113.2億円
売上高
2025年9月期実績
-0.6% YoY
15.04億円
営業利益
2025年9月期実績
-11.8% YoY
35
1株当たり配当金
2025年9月期実績
+4円 YoY
42.9%
配当性向
2025年9月期実績
+9.3pt YoY
2,547
従業員数
2025年9月時点

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 35円
安全性
安定
自己資本比率 87.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.8%
話題性
普通
ポジティブ 45%

配当・優待はもらえる?

少しもらえます
1株配当(最新期)
35
方針: 配当性向30%〜40%目標
1株配当配当性向
FY2016/3411.3%
FY2017/3610.6%
FY2018/3811.1%
FY2019/3910.9%
FY2020/31010.3%
FY2021/31413.0%
FY2022/32414.3%
FY2023/32621.2%
FY2024/33133.7%
FY2025/33542.9%
9期連続増配
株主優待
あり
デジタルギフト
必要株数100株以上(約16万円)
金額相当5,000円相当
権利確定月9月

配当方針として安定的な株主還元を重視しており、利益成長に合わせて増配を継続する姿勢を明確にしています。配当性向も漸進的に引き上げられており、FY2025/3期には40%を超える水準となりました。株主優待と合わせたトータルリターンの向上に努めています。

同業比較(収益性)

サービス業の同業他社平均と比べると…

ROE下回る
この会社
7.8%
業界平均
12.4%
営業利益率上回る
この会社
13.3%
業界平均
11.8%
自己資本比率上回る
この会社
87.8%
業界平均
51.2%

業績推移

儲かってるの?

まあまあです
売上高
FY2022/3118億円
FY2023/3119億円
FY2024/3114億円
FY2025/3113億円
営業利益
FY2022/322.7億円
FY2023/317.8億円
FY2024/317.1億円
FY2025/315.0億円

イー・ガーディアンはSNS等の監視・運用支援を主力とする総合ネットセキュリティ企業であり、近年の業績は競争激化や先行投資の影響で踊り場を迎えています。FY2022/3期には過去最高水準の売上117億円を記録しましたが、その後は微減収が続いており、FY2025/3期の純利益は約9.4億円となりました。今後はAI活用やサイバーセキュリティ領域の強化により、FY2026/3期には約120億円の売上高成長を目指す予測となっています。

稼ぐ力はどのくらい?

まあまあの効率です
ROE
7.8%
株主のお金でどれだけ稼いだか
ROA
6.9%
会社全体の資産の活用度
営業利益率
13.3%
売上のうち利益になった割合
ROEROA営業利益率
FY2016/320.7%14.9%14.7%
FY2017/325.5%17.9%16.0%
FY2018/325.8%19.5%17.6%
FY2019/324.1%18.3%17.9%
FY2020/322.6%17.4%17.1%
FY2021/322.1%15.9%19.8%
FY2022/326.1%20.1%19.3%
FY2023/316.6%13.5%14.9%
FY2024/39.3%7.9%15.0%
FY2025/37.8%6.9%13.3%

収益性に関しては、投稿監視等の高付加価値サービスにより高い利益率を維持してきましたが、近年は先行投資やコスト増により指標が低下傾向にあります。営業利益率はかつての約20%水準から直近では13%程度まで緩やかに推移しており、ROEも20%超から10%を下回る水準へと変化しました。成長維持のためには、AI導入支援等の新規領域における効率的な利益創出が課題となります。

財務は安全?

財務は安定しています
自己資本比率87.8%
0%30% (注意ライン)50% (安全ライン)100%
借金(有利子負債)
0円
会社の純資産
121億円

同社の財務健全性は極めて高く、実質無借金経営を継続しており自己資本比率は80%台後半という強固な基盤を有しています。FY2025/3期時点の総資産約137億円に対し純資産が約120億円を占め、経営の安定性は業界内でもトップクラスです。手元資金を厚く持ちながら無借金で運営することで、機動的なM&Aや新規技術投資が可能な体制を維持しています。

お金の流れは?

健全なお金の流れです
本業で稼いだお金
+10.4億円
営業CF
投資に使ったお金
-1.2億円
投資CF
借入・返済など
-3.4億円
財務CF
手元に残ったお金
+9.2億円
FCF
営業CF投資CF財務CFFCF
FY2016/34.9億円-7,600万円1,500万円4.2億円
FY2017/36.9億円-2.4億円-1.7億円4.5億円
FY2018/38.0億円-2.3億円-1.4億円5.7億円
FY2019/39.3億円-2.4億円-2.6億円6.9億円
FY2020/311.0億円-1.9億円-1.8億円9.0億円
FY2021/316.3億円-8.4億円-4.7億円7.9億円
FY2022/316.6億円-2.8億円-1.4億円13.8億円
FY2023/312.6億円-1.4億円-3.3億円11.2億円
FY2024/317.4億円-4,800万円29.6億円16.9億円
FY2025/310.4億円-1.2億円-3.4億円9.2億円

営業活動によるキャッシュフローは安定的にプラスを維持しており、本業による稼ぐ力は健在です。投資キャッシュフローについてはM&AやAI技術開発への投資が伴うものの、営業CFの範囲内でコントロールされています。財務活動での変動はあるものの、全体としてフリーキャッシュフローは安定して創出されており、健全な資金繰りが行われています。

税金はいくら払ってる?

税引前利益法人税等実効税率
FY2016/35.5億円2.0億円36.8%
FY2017/38.4億円2.7億円31.9%
FY2018/310.5億円3.1億円29.8%
FY2019/312.0億円3.6億円30.1%
FY2020/313.8億円4.0億円29.0%
FY2021/320.4億円9.5億円46.8%
FY2022/323.1億円6.3億円27.0%
FY2023/318.1億円5.8億円31.9%
FY2024/317.1億円6.5億円38.1%
FY2025/315.3億円5.9億円38.4%

法人税等の支払いは税引前利益の変動に連動しており、概ね適正な実効税率の範囲内で推移しています。FY2021/3期には一時的に税率が高まりましたが、以降は30%台前半から後半で安定しています。今後も業績予想に基づく利益水準に応じた適切な納税が行われる見込みです。

会社の公式開示情報

EDINET開示情報によると、同社はSNS監視やデバッグ、サイバーセキュリティなど多岐にわたるネット関連サービスを一気通貫で提供する体制を構築しています。AI技術を活用した新規サービスの創出やセキュリティ対策の強化を成長ドライバーとして掲げ、BPO(業務代行)領域における高い競争力を維持する戦略を採っています。

会社の計画は順調?

C
総合評価
近年の業績予想は大幅な未達が続いており、計画達成力には課題が見られます。

※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません

中期経営計画(FY2026-2028)
FY2026〜FY2028
売上高: 目標 200億円 やや遅れ (113.2億円)
56.6%
営業利益: 目標 30億円 やや遅れ (15.04億円)
50.1%
2026年9月期 会社計画
FY2026
売上高: 目標 120.1億円 順調 (113.2億円)
94.3%
営業利益: 目標 16.04億円 順調 (15.04億円)
93.8%
EPS: 目標 89.4円 順調 (81.5円)
91.2%

年度別の予想精度(計画を守れてる?)

営業利益
年度当初予想修正予想実績乖離
FY202518億円15億円15億円-17.4%
FY202419億円17億円-12.1%
FY202325億円18億円-27.7%
FY202222億円23億円+4.7%

当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)

2025年12月に新たに策定した中期経営計画では、2028年9月期に売上高200億円、営業利益30億円という野心的な目標を掲げています。これは親会社チェンジHDとのシナジーを前提としたもので、AI活用によるBPOサービスの高度化や新規事業開発が成長ドライバーとなります。しかし、直近3期のうち2期で営業利益予想を大幅に下方修正しており、計画の蓋然性を見極める必要があります。まずは2026年9月期の会社計画(売上高120.1億円、営業利益16.04億円)を達成し、増収増益基調へ回帰できるかが当面の焦点です。

株の売買状況と今後の予定

信用取引の状況
買い残32,900株
売り残214,000株
信用倍率0.15倍
2026年3月5日時点
今後の予定
2026年9月期 第2四半期決算発表2026年5月中旬
2026年9月期 第3四半期決算発表2026年8月中旬
2026年9月期 本決算発表2026年11月中旬

信用倍率は0.15倍と売り残が買い残を大幅に上回っており、将来の株価下落を見込む投資家が多い状況です。これは「空売り」が積み上がっている状態で、将来的な買い戻し(踏み上げ)のエネルギーともなり得ます。業界平均と比較するとPER・PBRは割安な水準にありますが、これは近年の業績停滞を反映していると考えられます。一方、配当利回りは業界平均を上回っており、株主還元への意識は評価できます。

メディアでどれくらい注目されてる?

報道のトーンは「やや懸念
報道件数(30日)
142
前月比 -12.4%
メディア数
28
日本経済新聞, 株探, Yahoo!ファイナンス, PR TIMES
業界内ランキング
上位 35%
サービス業 450社中 158位
報道のトーン
45%
好意的
30%
中立
25%
否定的

メディア露出

メディア分布

競合比較

どんな話題が多い?

決算・業績40%
サービス開発・AI30%
M&A・提携20%
その他10%

最近の出来事

2025年12月中計策定

2026年9月期からの3カ年の中期経営計画を策定し、収益性改善とAI投資の強化を表明。

2025年10月下方修正

2025年9月期の連結経常利益を18.2億円から15.2億円へ下方修正を発表。

2025年3月増収増益

第2四半期決算にて、売上高58.68億円を計上し増収増益を達成

イー・ガーディアン まとめ

ひとめ診断

業績
普通
営業利益 前年比↓
配当
少なめ
1株 35円
安全性
安定
自己資本比率 87.8%
稼ぐ力
普通
ROE 7.8%
話題性
普通
ポジティブ 45%

「ネットの"門番"が、親会社チェンジHDと共にAIを活用したBPOコンサルへ進化中」

※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。

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最終更新: 2026/04/07 / データ提供: OSHIKABU