IBJ6071
IBJ,Inc.
まずこの会社は何者?
事業内容や経営者、企業の魅力をひと目でつかむ
ひとめ診断
この会社ってなに?
あなたがもし結婚を考え、婚活サービスを探したことがあるなら、IBJのサービスに触れている可能性は非常に高いです。例えば、街の結婚相談所の多くは、IBJが運営する国内最大級の「日本結婚相談所連盟」というネットワークに加盟しており、そのお相手検索システムを使っています。また、婚活パーティーの「PARTY☆PARTY」や婚活アプリの「ブライダルネット」もIBJが運営しています。さらに、「ZWEI(ツヴァイ)」や「サンマリエ」といった有名な結婚相談所も、実はIBJグループの一員。あなたの真剣な出会いのすぐそばで、IBJがその仕組みを支えているのです。
婚活サービスの最大手。結婚相談所連盟を中核に、直営店、婚活アプリ、イベント事業を多角展開し、日本の成婚数の4.3%を創出しています。2025年12月期は売上高201.7億円、営業利益36.08億円と大幅な増収増益を達成。ツヴァイやサンマリエ等のM&Aをテコに規模を拡大し、少子化対策という国策の追い風も受けて、2026年12月期も過去最高益の更新を見込んでいます。
会社概要
- 業種
- サービス業
- 決算期
- 12月
- 本社
- 西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト 12F
サービスの実績は?
なぜ伸びるの?
売上・利益・成長性の数字から、稼ぐ力を読み解く
稼ぐ力はどのくらい?
| 会計期 | ROE | ROA | 営業利益率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 15.9% | 7.9% | - |
| 2022/12期 | 20.5% | 11.0% | - |
| 2023/12期 | 20.4% | 10.2% | - |
| 2024/12期 | 17.9% | 8.3% | 14.5% |
| 2025/12期 | 19.9% | 8.1% | 17.9% |
| 2025/12期 | 22.1% | 8.1% | 17.9% |
同社は効率的なプラットフォーム運営により、営業利益率は10%台から直近では約17.9%へと着実に向上しており、高い収益性を実現しています。ROE(自己資本利益率)も15%から20%の高水準で推移しており、株主資本を効率的に活用して成長を図る経営姿勢が示されています。今後も成婚プラットフォームのネットワーク効果により、利益率を維持・拡大できる体質が整っています。
儲かってるの?
| 会計期 | 売上高 | 営業利益 | 当期純利益 | EPS | 増収率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 141億円 | — | 10.5億円 | 26.3円 | — |
| 2022/12期 | 147億円 | — | 14.9億円 | 37.2円 | +4.5% |
| 2023/12期 | 176億円 | — | 16.3億円 | 40.8円 | +19.9% |
| 2024/12期 | 177億円 | 25.8億円 | 15.2億円 | 40.2円 | +0.5% |
| 2025/12期 | 202億円 | 36.1億円 | 20.8億円 | 54.9円 | +13.7% |
IBJは、結婚相談所プラットフォームおよび直営結婚相談所事業の拡大により、売上高は2021/03期の約141億円から2025/03期には約202億円へと順調に成長しています。M&Aによる事業領域の拡大や婚活アプリ・パーティー事業の多角化が奏功し、2026/03期には過去最高水準となる約288億円の売上高を見込んでいます。利益面でも、成婚数の増加に伴うプラットフォーム収益が安定し、継続的な増益基調を維持しています。 【2025/12期実績】売上202億円(前期比13.7%)、営業利益36億円、純利益21億円。
業績の推移
売上高(青)と営業利益(緑)の年度別の伸び。バーが右肩上がりなら成長中。
同業比較(収益性)
サービス業の同業他社平均と比べると…
将来どうなりそう?
公式情報・ニュース・メディアから今後を読み解く
会社の公式開示情報
役員報酬
結婚相談所プラットフォーム事業を核に、婚活アプリやライフデザイン事業を多角展開しています。積極的なM&Aや提携により競争優位性を確保する成長戦略をとる一方で、市場環境の変化や買収先との統合リスクが主な事業上の留意点です。
会社の計画は順調?
※ 会社が公表した計画に対する達成度の評価であり、投資についての評価・推奨ではありません
年度別の予想精度(計画を守れてる?)
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 194億円 | 194億円 | 202億円 | +3.9% |
| 2024期 | 182億円 | — | 177億円 | -2.5% |
| 年度 | 当初予想 | 修正予想 | 実績 | 乖離 |
|---|---|---|---|---|
| 2025期 | 31億円 | 31億円 | 36億円 | +15.5% |
| 2024期 | 23億円 | — | 26億円 | +11.0% |
当初予想 = 期初に会社が発表した数字 / 乖離 = 予想と実績のズレ(+なら上振れ)
2027年12月期を最終年度とする中期経営計画を推進中です。売上高400億円、営業利益60億円、年間成婚組数2.7万組という高い目標を掲げています。初年度である2025年度は、営業利益が期初予想を15.5%上回るなど好調なスタートを切っており、計画達成への期待が高まります。過去の業績予想も、売上高は若干の未達があるものの、利益面では予想を上回る傾向にあり、収益性を重視した経営姿勢がうかがえます。
最新ニュース
どんな話題が多い?
メディアでどれくらい注目されてる?
メディア露出
メディア分布
競合比較
この会社のストーリー
創業から現在までの歩みと、代表者の姿
出来事の年表
年間成婚組数が2万組を突破し、国内結婚の4.3%を創出する過去最多の実績を達成。
持分法適用関連会社であるデコルテHDに対してTOBを実施し、資本業務提携を強化。
介護福祉事業に特化したブティックス株式会社とM&A支援において業務提携を締結。
社長プロフィール
安心して投資できる?
財務・透明性・株主構成・リスクを点検
財務は安全?
事業拡大に伴うM&A資金調達の影響で有利子負債は増加傾向にありますが、成長投資を加速させながらも一定の財務健全性を維持しています。総資産は2025/03期時点で約325億円へと大きく拡大し、投資回収期に向けた資産基盤を構築しました。現在は有利子負債を用いた戦略的投資と、キャッシュフローの創出を通じた財務安定化の両立を図る段階にあります。 【2025/12期】総資産325億円、純資産119億円、自己資本比率31.7%、有利子負債72億円。
お金の流れは?
| 会計期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | FCF |
|---|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 10.6億円 | ▲9.0億円 | ▲17.5億円 | 1.6億円 |
| 2022/12期 | 21.4億円 | ▲19.4億円 | ▲7.3億円 | 2.0億円 |
| 2023/12期 | 35.2億円 | ▲41.7億円 | 16.1億円 | ▲6.5億円 |
| 2024/12期 | 13.1億円 | ▲3.6億円 | ▲13.9億円 | 9.5億円 |
| 2025/12期 | 26.5億円 | ▲32.6億円 | 13.1億円 | ▲6.1億円 |
営業キャッシュフローは本業の好調さから堅調に推移しており、安定した稼ぐ力を維持しています。一方で、将来の成長を見据えたM&Aや事業投資に伴う投資キャッシュフローのマイナスが一時的にフリーキャッシュフローを圧迫する局面もあります。調達した資金を効率的に再投資することで、プラットフォームの競争力を高める戦略的な資本配分を継続しています。
この会社のガバナンスは?
取締役会における女性役員比率は33.3%と高く、多様な視点を取り入れた経営体制が構築されています。9つの連結子会社を統括し、適切な監査報酬(4,080万円)を支払うことで、ガバナンスと内部統制の維持に努めています。
この会社のリスク
有価証券報告書に記載されている主なリスク要因です。投資判断の参考にしてください。
社員の給料はどのくらい?
| 期 | 平均年収 | 従業員数 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 当期 | 473万円 | 1,469人 | - |
従業員平均年収は473万円と、婚活サービスという専門領域の平均水準に位置しています。業績の拡大に伴い人材採用や組織体制の強化が図られており、成果を給与へ反映させる成長企業特有の柔軟な評価制度が期待されます。
株主リターン・投資成果
リターン・配当・市場データを確認
平均よりも稼げてる?
この会社の株を持っていた場合のリターン(青)を、日本株全体の平均(TOPIX、灰)と比較。青い線が上にあれば、平均より良い成績です。
TSR(株主総利回り)は、過去5年間で2021期と2022期はTOPIXを上回りましたが、2023期以降はTOPIXの上昇率に及ばず、アンダーパフォームが続いています。これは、同社の業績が堅調に推移する一方で、市場全体の株価上昇、特に大型株への資金集中にキャッチアップできていないことを示唆しています。婚活市場の成長性と同社の収益性向上が、再び市場平均を上回る株主還元に繋がるかが、今後の焦点となります。
※ 配当を含む株主総利回り(TSR)ベースです。過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。
配当・優待はもらえる?
| 期 | 1株配当 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2016/12期 | 6円 | 30.1% |
| 2017/12期 | 9円 | 31.9% |
| 2018/12期 | 9円 | 34.1% |
| 2019/12期 | 9円 | 23.4% |
| 2020/12期 | 6円 | 35.0% |
| 2021/12期 | 6円 | 22.8% |
| 2022/12期 | 6円 | 16.1% |
| 2023/12期 | 6円 | 14.7% |
| 2024/12期 | 8円 | 19.9% |
| 2025/12期 | 10円 | 18.2% |
| 権利確定月 | 6月・12月 |
同社は成長投資を優先しつつも、株主への利益還元を重要な経営課題と位置づけています。業績の拡大に合わせた増配を継続する方針であり、配当性向20%程度を目安に安定的な還元を目指しています。今後も事業成長と配当・優待を組み合わせた総合的な株主還元策を強化していく姿勢です。
もし5年前に投資していたら?
| 年度末時点 | 評価額 | 損益 | TSR |
|---|---|---|---|
| 2021期 | 116.5万円 | 16.5万円 | 16.5% |
| 2022期 | 126.7万円 | 26.7万円 | 26.7% |
| 2023期 | 93.0万円 | ▲7.0万円 | -7.0% |
| 2024期 | 82.5万円 | ▲17.5万円 | -17.5% |
| 2025期 | 105.0万円 | 5.0万円 | 5.0% |
※ 有価証券報告書記載のTSR(株主総利回り)に基づく仮定の計算です。配当再投資を含みます。将来のリターンを保証するものではありません。
株の売買状況と今後の予定
同業他社比較では、PERが11.2倍と業界平均の25.0倍を大きく下回っており、株価は割安な水準にあると考えられます。信用倍率は10.65倍と買い残が多く、株価上昇への期待感が強い一方、将来的な売り圧力となる可能性も注視が必要です。次の決算発表は5月中旬に予定されており、中期経営計画の進捗が確認される見込みです。
税金はいくら払ってる?
| 期 | 税引前利益 | 法人税等 | 実効税率 |
|---|---|---|---|
| 2021/12期 | 14.3億円 | 3.7億円 | 26.1% |
| 2022/12期 | 20.5億円 | 5.6億円 | 27.2% |
| 2023/12期 | 22.9億円 | 6.6億円 | 28.9% |
| 2024/12期 | 25.6億円 | 10.4億円 | 40.5% |
| 2025/12期 | 34.7億円 | 13.9億円 | 40.2% |
法人税等の支払額は、業績拡大に伴い増加しており、2025/03期には約14億円を計上しました。税引前利益に対して実効税率が上昇傾向にありますが、これは税務上の調整や課税所得の増加に伴うものです。今後も堅実な事業運営による利益創出を通じて、適切な納税を行っていく見通しです。
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※ 本ページの情報は投資助言ではありません。掲載データは正確性を保証するものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。